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2008年12月 4日 (木)

ジョジョOVA見たよ vol.5,6

   じゃあれ~せ~によいところを見ようと思うと。

   5巻はポルナレフ&花京院の仇討ちタッグの巻。あっけないアヴドゥルの「落命」にガクゼンとする二人から始まります。してやられた無念と怒りでポルナレフの理性はもう消滅寸前。花京院はまだ冷静、敵の能力がまだ明らかになっていないのだから逸るな、と言いますが、聞くわけない。
   絵はやっぱり汚いです。
   荒れてると言うより、これはもう基本認識が、絵を描いた人とわたしとで食い違ってるとしか言えないカンジ。いつまでて経っも平行線、これは慣れるしかないのかな?

   

憤 怒 の 表 情 で も 顔 を 汚 す な ッ!

   キャラクターの顔を見るために見てるんだよ!(いけませんか?)
   影を落とすにしても、入れようというものがあるだろう! 原作絵だってここまで線を入れちゃあいないぞッ!
   それなのに、ちょっとあとの手を握りしめるシーンではその手はつるんとしておってなんの芸もしていない。
   恐ろしく筋を立てるとか。震わせてみたりとか。
   デフォルメを入れたり演技をさせるならこっちだろうがッ! 

   開始数分で怒りを抑えきれなくなったのでした。

   あとは、原作の解釈でひとつ疑問点があったぐらいで、細かいところに原作との違いがあったにしても特に気にはならなかったかな。
   ……いやあったよ。
   アヴドゥルのお墓ちゃんと建てて参ってるし。
   いやそれは大がかりに無駄だろう。後への伏線上まずいです。
   十字架なのもヤバイと思うし。アヴさんはエジプト人だから、……とりあえずクリスチャンである可能性は低いと思うし。建てた人間の心の自己満足(ヒドイ言いぐさだが)というか、心の平安のためなら、本人が見慣れたスタイルでいいのかも知れないけど。
   で、墓参りのあと急にチームワークを言い出したポルナレフに「やれやれ」といった幕切れが、あんまりポルナレフをおばか扱いしてるようでちょっと不満といったところ(いや、原作でもあったシーンだけど)。

   疑問点というのは、花京院のおしおきエメラルドスプラッシュ
   退けというのに挑発に乗ってしまい、エンペラーに至近距離から狙われ、しかも、ザ・ハングドマンにもまた迫られているポルナレフを強制的に撤退させるため、花京院は自分のエメラルドスプラッシュでポルナレフを撃ち、地に倒れ伏すポルナレフを回収、撤退するのですが。
   よくある(ないですか?)頭に血の上った味方をおとなしくさせるための当て身程度の意味合いだと理解してたんですが(それにしちゃ豪快なのが分からず屋のポルナレフに対するいらだちを現しているんだと)、OVAでは違った意味合いのようでした。

   ザ・ハングドマンに完全に後ろを取られ、逃げられない状態でエンペラーの弾丸を受けそうになっているポルナレフを救うために、あえてエメラルドスプラッシュをぶつけることで地に倒れさせる、つまり、姿勢を変えてよけさせる意味合いでの攻撃のようでした。ま、あとは、敵二人の意表を突き、撤退の間を稼ぐ意味合いもあったのかな。
   「なにぃ?」と、驚いてましたもんね。
   原作も確認しましたが、確かに原作でもザ・ハングドマンに後ろを取られてはいました。これはわたしの認識が間違ってたということなのかな。これは、いちど他の人の認識を通して原作をまた見るからこそ理解が深まるというものなので、こういうことがあるので原作が別メディアになることは嫌いじゃないのです。……裏切られることは多いけど。
   ちょっと、他の方のご意見を聞いてみたいけど、如何せん周回遅れなもので……いやかえって、いろんなところで語り尽くされてるのかも知れない、ちょっと探してみるか。
   後の感想は……主人公、出番無ぇなあ。

   6巻は、ややオリジナル展開。息子J・ガイルの死に、エンヤ(婆)が出張ってくるというのは原作通り。あやしい霧の町に迷い込むと、ホテルの女主人に化けたエンヤ婆が招き入れてくれるが、そこで……という筋書きは同じらしいのだけれど。エンヤ若返ってるし。いきなりナンパを始めるポルナレフに呆れます。まー仇討ちも済んで開放的になってたのかもしれません。
   絵はいきなりキレイになっています。やっぱりごつくはあるけど。今回、大きなアクションがないので、細かい会話での表情、「ここに泊まるか?」と聞いて「結構」といった無言のリアクションのときの顔が、どれもいい雰囲気です。そうか、アクションが負担だったのか。
   埃っぽい色合いの中で、うさんくさい人たちの醸し出すいや~な雰囲気がよく出てたと思います。バーでエンヤをナンパしたポルナレフに、エンヤが正体を明かし、スタンドの能力をも明かします。霧のスタンド、死者を操るので、1000人でも大丈夫、もはや殺すことのできない死者がおまえたちを襲う! ギャ~!! ……というところで6巻は終わり。

   ……薄気味悪いだけだったな。
   冒頭で、命からがら逃げ帰ったホル・ホースがDIOに報告に行って、出来心での暗殺未遂が描かれていたけど。あれはアクションとは言えないし。DIOの能力を出して、後半、エジプト篇へのつなぎと言ったところ。

   エンヤの霧は、ああ、こういうスタンドにはが効くだろうになあとしみじみしましたけど、解決は7巻までお預け。アヴドゥルって敵に恐れられる強い味方だったんだなあ。惜しい人を亡くした。

   7巻でエンヤを倒してエジプト入国前、タロットに暗示される能力を持つスタンド使いが出尽くすことを考えると、相当はしょられた旅になってますね。

   出番の無かったひと:          対戦相手:
   タワー オブ グレー           花京院
   ダーク ブルー ムーン         承太郎
   イエロー テンパランス         承太郎
   エンプレス                 ジョセフ
   ホイール オブ フォーチューン    承太郎
   ラバーズ                  花京院・ポルナレフ、承太郎
   ザ・サン                  花京院・承太郎
   デス(13)                 花京院
   ジャッジメント               ポルナレフ・「強力助っ人」
                               ……なんか結構削られてましたね。
   う~~~~ん、花京院の出番がいっぱい削られてる気がするのは気のせいですね、きっと。承太郎の方が、主人公なのに可哀相なことになってますもんね。

   「30日が経過した」って言ってましたが。
   西武警察並に乗り物を壊しまくってる旅です……OVAじゃあそうでもないか。
   ジェット:エンジン火災で墜落
   幽霊船:敵スタンドなので撃破
   トラック:事故で転倒(まだ壊れてない?)

   原作で飛行機が落ちたとき、ジョセフが負け惜しみなのかポジティヴ思考なのか、「『80日間世界一周』という話がある!」って言ってましたけど。アジア横断30日の旅か。なにでそんなに時間喰ったんだろう? 自家用車でインド~パキスタンを横断したからかな? いくらなんでもそんなにかからないと思うけど、満身創痍のご一行、休み休みだったのかしら?

   給油地で、電話を掛けてきたジョセフにポルナレフが尋ねます。
   「誰に電話してきたんスか?」
   「エジプトの友人に」これ、伏線ね。てっきりママさんの容態を問い合わせてるんだと思ったのに。ええ、とっても頼りになる友人ですよ……(笑)。ジョセフもにこやかでした。

   さあ、締めの7巻、どう決めてくれるか、期待してますよ。

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