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2008年11月29日 (土)

王朝不倫考

   太宰府みやげのてぬぐいを見ておって。

   これは、れいの菅原道真公が日頃愛でておった梅の木に、配流(はて、太宰府は実質島流し呼ばわりされてたんだっけ?)の折詠んだという歌が書いてあります。

   東風ふかば 匂ひおこせよ 梅の花 
       主なしとて 春な忘れそ

   春を告げる東風が吹いたら、それに乗せて匂いを届けてください。
       主であるわたしがいなくなっても、春を忘れて咲かないことがないように

   やたら説明のご親切な訳になってしまいました。

   で、次の春、あの梅は咲いたろうか、と都を懐かしく思っておると、一朝、どどーんとその梅が空を飛んで太宰府は道真の宿舎の庭に咲いておったと言い伝わっておるそうですな。「飛梅」。

   

植物をも動かす道真の不思議パワー。そりゃ雷様になってもおかしくないって。

   でもこれって、梅は若い愛人のことだよね?

   「匂いをおこす」ってのは、「手紙書いてよ」ってことで。
   「春な忘れそ」だと、
   「おまえはまだ若いんだから、わたしのことは忘れて新しい恋を見つけなさい」って大人な態度にも見えますが。……手紙所望しとるんか、切れる気ないな。ズルい男です。
   あれだ、「越冬つばめ」。森昌子の。
   「♪娘盛りを無駄にするなと 時雨の宿で背を向けたひと」
   二人きりでそんなとこまでいっといて、何をカッコつけとんじゃオッサン。
   演歌だと時雨に凍えるツバメになるところが、王朝だと雪に堪える梅になるのね~。

   で、ある朝何千キロの距離を超えて、その若い愛人が道真を慕って太宰府に下ってくる訳よ。燃え上がる愛ふたたび~♪ って、奥方はどこよ?

   なんか「課長島耕作」みたいな話になっちゃったな~と頭をかいているおかあさんは妄想過多?

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コメント

九州支局へ転勤になっちゃったけどメールちょうだいっつーお話だったかしら?

投稿: 三ねんせい | 2008年11月29日 (土) 18時47分

 いえいえ。あの世界はドラ~イなので、付いてくるようなしおらしい愛人はいなかったですねえ。あ、駅まで見送りに来る部下はいたかな。でもまあ、「課長島耕作」は、流されたところ、ところで女性とヨロシクやってしまう話なので、こないだの読売の記事じゃないけどたしかに光源氏的ではあるな。

投稿: まいね | 2008年11月29日 (土) 21時43分

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