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2008年9月 3日 (水)

百聞は一見にしかずな話

   ええと、それは「ファイブスター物語」永野護で、主人公アマテラスの帝がどうしても彼でなくてはならない要件でお忍びでよその星に出かけていた時の話。世を忍ぶ仮の姿で普通のシャトルバスに乗っていた彼は、当地に来ていた某国の軍隊に射殺されてしまうのですね。ま、異能を持つ彼のことですからすぐさま息を吹き返したんですが、イマイチいつものようにミラクル起こしまくりとは行かず、湿地帯を逃避行……その皇帝救出作戦に、この物語の目玉とも言うべき大型ロボットとその超人的パイロットではなく、一般人中心の現代と大筋で変わらない地上軍の皆さんが出張ってくるというエピソードでありました。
   一般兵に対しての「騎士」の役目、王族として戦いにでる意義などが描かれたエピソードではありましたが、作者の趣味の軍服やら戦車やらのうんちくも丸ごと面白く見ました。

   そこで書いてあったんだったかな。

   戦車は方向を変えるときには、チョーシンチセンカイという必殺技(?)があって、静止した状態で、右と左のキャタピラをそれぞれ逆に回転させると、あら不思議、その場で180度回転ができるのだそうです。あ、漢字これね「超信地旋回」。

   

まさか。

   なんでそんなことができるの?
   右が前進しようとしているのに左が後退しようとしていたら、真ん中からぱっくり! 割れちゃいません?

   

頭で考えてもどうしても理解できなかったんですが。

   それで、この前救急車で病院に行ったとき、レントゲン室に行く前、車いすに乗せられて、灯りを落とした廊下にしばらく放置されて。

   わーい、車いすってお産の時以来だから12年ぶり? とかワクワクしてたんですが(この時点でもう胃痛のことは忘れた)。

   今やってみりゃいいじゃん。

   右の車輪を前に、左を後ろに同じ力で回せばいいんでしょ?

   できます。

   表千家のお炭点前では(裏その他は知りません)、茶釜を持ち上げるとき、左右に取り外し式のわっかをはめるんですが、これ、右はたしか手前から向こうに、左は逆に回すんです(こんなことやってるから茶人は惚けないんだな)。わたし、これ得意でしたから。

   で、誰も見ていないのをいいことにやりました、ぐるんって。

   回りました。どっち周りだったかは分かんなかったけど、気がついたら180度向こうを向いてました。

   ……こんなのんきな人間は救急車に乗らなくていいです。金沢市に税金納めてないくせに……金沢市の皆さんごめんなさい。

   でも、やってみると判る事って、あるんですねえ。

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コメント

超信地旋回という不思議な言葉は知らなかったけれど,戦車がそれをやってる場面をテレビのニュースで見たことがあります.ブルドーザーや雪上車などキャタピラ駆動のものではたいていできるはず.左右のキャタピラを別々に制御する仕組みですから. 
左右それぞれのブレーキレバーがあり,ふつうに曲がりたいとき右のブレーキを引くと右へ曲がります.超信地旋回はどう操作するのか知りません.

投稿: 三ねんせい | 2008年9月 3日 (水) 10時55分

 はいはい。戦車に限らず、無限軌道のついてる車両(?)ならブルでもユンボでもできるそうです。書き終えた後でネットを調べたら出てました。
 でも、その下の地面にとっても負担を掛けるから、普通のアスファルトの上ではやらないんだって。

投稿: まいね | 2008年9月 3日 (水) 22時26分

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