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2008年8月19日 (火)

奥様の新しいおねぐり

   戻って参りました。今年も2人とも宿題がまだ終わってません。監督者責任は……。

   

ええと、それは北京五輪が開幕したその日だったかしら。

   あんまり開会式の長いのに呆れて、中国の入場行進を見届けたところで聖火はどうせ翌朝のニュースでやるだろうと見切って蒲団に入ったのですが。

   なんか胃が痛い

   中から溶けるような痛みに耐えかね、インターホンを取ります。

   帰省中は敷地内にあります離れ(昔旦那様のおじいさんが隠居してたとかで8畳相当に板の間、トイレと簡単な洗面所付)を使っておるのですが、豹太は母屋の居間でおばあちゃんと一緒、虎美はその2階のおじいちゃんの部屋でおじいちゃんと一緒と祖父母孝行モードになっており、わたくしは一人で気楽にさせていただいておりました。

   すぐさま応答があったお姑さんに、
   「すいません胃が真剣に痛いです」と申告。救急車を呼んでもらうことになりました。

   「おじいさんがいつも使っているから」という市立病院に運んでもらうことになり、かなり揺られながら到着、その頃には胃痛はほぼ治まっておりました。

   その時着ておったのがワコールの夏用ネグリジェ、もしかしてお嫁に来る前から持ってたかもというしろもので、ほぼ貫頭衣(かんとういが一発変換できないATOKは
おばかじゃないかしら)のようなシンプルなフォルムに白とベビーピンクのぶっといストライプが簡素かつ可愛らしくて気に入っておったものです。長年のお気に入りなだけにややすり切れてきておりましたのが難で。女性ばっかりだった救急のスタッフ、気安かったけれどかえって「こんな着古したお寝間着で」と思われたかとやや残念……こんな事を考えられるくらいには回復してました。
   ボタンのないデザインだったので、そのままレントゲンが撮れたのが不幸中の幸いでした。
   すぐさま現像してもらえたお写真には不審なものは写っておらず、旦那様の家に帰省中、などの個人的なデータを問診で取られたあとは、
   「心因的なものでしょ? 自分でもそう思うんじゃない?」と決めつけられ、無罪放免。
   「明日になって、まだ続くようなら念のため胃カメラも飲んでみたらどうでしょう」なんて言われて。
   帰る前に報告の電話を入れたところが、
   「実家に連絡したからご両親が今病院に向かってる」って。
   慌てて夜間入り口に駆けつけたら、またうろたえまくったうちの親が「まいちゃ~ん!!」とガラスを割らんばかりに叩いておるではないですか。
   無事合流、送ってもらうことにしました。

   そこで出たのが、
   「まいこさんにはお留守番をしていただきます」宣言。いえ、別に立山登山がイヤで胃けいれん起こしたんじゃないですってば。やだなあとは思ってたけど。
   それで、場の雰囲気を変えるために、
   「こんなすりきれたお寝間着で救急車乗っちゃった。やっぱり何があってもいいようにお寝間着といえどもちゃんとしたものを身につけるように日頃から心がけて置かなくちゃいけなかったのね」と申したのですが……。

   例によって早乙女家一同で行きつけの温泉旅館に1泊してきた日、帰り着いてポストを開けるとなにやら袋が入っておって、母の字で「舞子様」って。中には、もう手作り感アリアリの夏のネグリジェが。実家に電話しますと、
   「まいこちゃんがみすぼらしいお寝間着で恥ずかしかったと言ったから、おかあさん3日で縫ったわね~サイズはあれで良かったかしらぁ?」って。

   古川柳に曰く、「おふくろは もったいないがだましよい」。

   「おかあさん、いやだこんなごっついボタンつけて。あたしうつぶせ寝なんだ、跡付いちゃう」
   「まいこさん、せっかくお母様がつくってくださったのにそんなことを言うものではありませんよ」とお姑さんにたしなめられたりして。

   「あら~じゃあ次からはどうしたらいいかしらねえ」と、いっこうに堪えない母でありますからして、
   「ベン・ケーシーにして」と我儘を重ねる娘でありました。

   レース地でじつに涼しげな品でしたので、さっそく次の週から使いました。使い心地は……うつぶせ寝には向かなかったかな?

   翌朝出向いた病院で気軽な気持ちで胃カメラを飲んだところが七転八倒して大恥をさらした話はまた今度。

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コメント

おかえりなさい。
大事なくてよかったですね。
胃カメラは私も何年か前に飲んだことがあります……
まあ、最近経鼻内視鏡が流行る(先月近所に開業した内科の医院では、「経鼻内視鏡やってます♪!」というキャッチフレーズの新聞チラシを入れていました)のにも理由がある、というわけですね。
さて、私もちゃんとしたパジャマを準備しようと思いました。ええ。

投稿: とむ影 | 2008年8月19日 (火) 18時07分

 ええ、そこも「お鼻から通す胃カメラはじめました」とホッコク新聞(仙台における河北新報のような地元紙)の切り抜きが貼ってあったので、安心して検査に臨んだのに。
 大嘘つき!(号泣)
 顎をしびれさせる薬やら胃液の泡を消す薬やらイロイロのまされた挙げ句に10㎝刻みに印の入った縄跳び縄ほどのものを飲まされました。ええと、70㎝ほど。
 全身拒絶反応。
 涙やらゲロやらいろんなものをいろんな所から……。
 手術着を借りて帰りました(たぶん実家の誰かが返しに行ってくれたと思う)。
 一 生 の 不 覚 !!!
 「胃カメラなんて、あたしは毎年飲んでるわね~」と申した母を信じたわたしがバカでした。いや、実母のような無神経なひとを普通と思ったわたしがバカでした。どっちにしてもバカはわたしだ。

投稿: まいね | 2008年8月19日 (火) 23時55分

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