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2008年7月31日 (木)

自A隊がファンタジー世界に遭遇したら

   なんかイロイロ面白かった。

   どこか忘れたけど、リンクをたどって紹介されたのが「自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた」http://fwsdf.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?FrontPage

   現在の自衛隊の皆さんが剣と魔法のファンタジー世界に出会って、どうする、といった仮想戦記のようなものを皆さんが書いてみておもしろがるといった趣向のところのようです。ホラ、「戦国自衛隊」みたいな。最初は近代兵器で圧倒するでしょうけど、そのうち人的含む補給が途切れて悲惨なことになるかもよと。ま、大まじめにバカなことを論議するのは楽しいことです。

   「メイド」という話では、領主の趣味で編成された武装メイドさんが取り残された城館を、ヘタレ新任自衛官さんが占領して統治するすることになっちゃうのでした。でも、「マのつく」シリーズのユーリ陛下のようにニッポンで平和で平等で人権を重んじる教育を受けてきた人からすると、中世っぽいファンタジー世界の被支配階級は想像を絶する悲惨さで。彼らが「ヒドイ敵と思われないように紳士的に」振る舞えば振る舞うほどに感嘆され、懐かれてしまうのでした。全然エロエロな展開でなくてこっちがビックリしましたよ。ううむ、本当にこうなればいいけど。

   「サキュバス娘」なんて作品では、センセーショナルなタイトルで、きっとエロエロで過激なのねと開けてみると、確かに同僚達をたらし込んで「食らい」尽くしたサキュバス(え~と、女の淫魔です)を退治したところがその娘を保護しなくちゃならなくなった自衛官さんのお話で、多少ヴァイオレンスなシーンがありますが、かれは多少のトラウマがあり、女性を近づけないんですな。その辺、ややドタバタ的で面白かったです。彼を気に入っているたぶん吸血鬼(作中そういう文言はないですが、自衛隊に協力することによって血液パックの配給を受けているような記述があることから)の女性領主がもう絵に描いたようなツンデレレディーで、いじらしくて、「YOU,契っちゃえよ」と声を掛けてやりたいぐらい。なかなか男らしい結末だったのですが、きっとわたくしと同様の感想を寄せた方が多かったのでしょう、パート2が連載中のようです。
   これは、そのサキュバスの少女に女性吸血鬼の領主にさらにパート1クライマックスで彼を迎えに来たいわゆるヴァルキリーのひと、さらに魔法学校の女性教師など女性キャラが(いや、彼を愛するヘルマフロデュトス的上官もいたな)盛りだくさんになって、男性の夢♪ 的展開になっております。その分、文中誰が誰だか分かんなくなって読みにくくなってますけど、華やかは華やかですね。あ、そんでもって健全だし。

   ん、なんか面白かったです。

   やっぱり自衛隊に詳しい人が書いてるのでしょうか、装備やなんかの詳しい描写はありましたけど、現実世界でぶっ放すことができないからという欲求不満解消、イケイケどんどん、やったぁやっぱり強いぞニッポンといった描き方ではなかったですね。中身はヘタレな日本の若者である自衛官たちがその優しさや身についた平等意識でその国の被支配層に受け入れられるといった描き方の方が多かったです。読み手の方でそういうものをより好んでいるとしたら、自衛隊ファンの皆さんもそんなに恐ろしい人たちじゃないんですね。イヤ「桃太郎」の昔から、恐ろしい侵略者より心優しい解放者としての軍隊をみんな期待しておるのだよ。

   どうせ世論やら市民団体とかがうるさくて積極的な作戦行動が取れないとか、補給が続かないとか、状況の悲惨さをよく解ってない民間人がしゃしゃり出てきて迷惑だとか結局在日米軍だのみとかいったネタがいちいち重くって、これはなかなか興味深かったです。

   待て、こんなの喜んで読んでるおかあさんも「自衛隊ファンのコワイ人」になるのかしら?

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2008年7月30日 (水)

メモリアル夏のデザート

   おかあさんワルイ大人だから、ふと思いついて子供をうらやましがらせちゃう。

   「かき氷なんてのは昔はうちで作って食べたナァ」
   「えーっ?」おお、乗ってくる乗ってくる。

   「付属のアルミカップに水を張って、プラスチックのギアパーツを浮かべて凍らせるんだ。そうすると。ギアパーツ付の氷ができる。それをかき氷器に載っけて、上からハンドルをかぶせると、ハンドルの方にもかみあうギアが付いてるから、回すとあ~ら不思議、かき氷がしょりしょりできるのだ」
   「どこにあるの!?」
   「お里のじいちゃんち。でももう回す方の機械が壊れたからできないぞ」

   「シロップはイチゴやらメロンを買ってきて掛けるんだが、お勧めはカルピスだな。フルーツカルピスだともう最高」
   これが自家製の醍醐味。もう、娘の顔にはうらやましいと 明 朝 体 で書いてあります。

   「じいちゃんは、シロップが残り少なかったりするとおかあさんたちに譲って白砂糖を山盛り
   「スゴイ!」うん、それについてはわたしも思いますね。旦那様はここまでやって(3時のネスカフェには山盛り3倍白砂糖がデフォルトとか)どうしてこの一族には糖尿が出ないんだろうと恨めしくお思いかも知れませんが。いや、でも今になってしみじみ思う親の愛。
   「かと思えばアイスデザート用の抹茶を買ってきてオリジナル宇治かき氷とか」
   「削り終わってギアパーツの方に少し残った氷を割り取って食べるのがまたいいんだ、つららみたいで」

   「いいなー。虎ちゃん今までかき氷って4回ぐらいしか食べたことない」って、数えるな! 覚えるな! 早乙女おじいちゃんが怖くてホントに食べさせないできたんだよ! おかあさんだってフビンだよな~って思ってたって!

   「それはもっといいものを食べておるだろうが。おかあさんだって、それ以降はちゃんとした2ドア冷蔵庫がうちに来たからアイスばっかりだ」  

   冷凍庫にいつもアイスがある生活がどんなに豊かなものかこの仔猫ちゃんたちはわかってないですね。わたくしは昭和50年代、お買い物に行った小春日和の小松でアイスがふと食べたくなってそこら中回ったけど(暑かったんだよ!)、11月の石川県でアイスを置いてる店はなくって哀しかったことを今でも覚えてます(なんて食い意地だ!)。

   「手作りアイスの素をおじいちゃんが取引先から調達してきたから、牛乳と混ぜて大きなタッパに作って30分おきにかき混ぜて、もう自分で掬って食べ放題……」

   「いいなー!」

   そりゃ太るよな。いやいや、活田家(仮名)はアルコール分解酵素を持たない分甘いものには目がないのでした。
   「ママそっくり」と各方面から太鼓判を押されている豹太はともかく、虎ちゃんは糖尿家系の早乙女家の血が濃く出てますから、やっぱり今頃から節制させた方がいいかな?

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にゃろめーたー

   

降りませんねえ。
   あ、金沢とか、神戸とか、鳥取とか、局所的にはわっと降って大変なことが起きたようで、お見舞い申し上げます。ホント、気候が熱帯化しておりますな。
   今日の午後、ごろごろ、とまた雷の音がしたので洗濯物を入れ、ヤッタ~! キタ~! と小躍りしておったのですが(それから読書タイムで暗くなるまで外のことは忘れました)。

   お買い物に出たら、外は乾いておるではないですか。

   嗚呼、またか。

   いつものパンやさんに行って、
   「降らなかったでしょ?」と話を振りますと、
   「ええ、全然」って。
   ただ、
   「小麦粉の配達に来たお兄ちゃんが言うには、同じ頃横浜の方へ出た同僚が、土砂降りで荷物下ろせないと泣いてきたらしい」そうで。

   やっぱり粉は湿気を吸ったらまずいから雨の日は気をつけるのね。

   一つお利口になったから皆さんにもお知らせ。

   ちなみに、台風は台湾を過ぎて中国の南海岸の方に行ったらしいですが(ん、もう消えた?)、2,3日前からうちの猫科のひとは、
   「超~ねむい」とごろごろしてました。いや、喉を鳴らしてたんじゃなくて、横になってだらだらしておったのです。かれはもとより喘息持ちで低気圧が来ると元気がなくなる男でしたが、台風も察することができるのかも知れません。

   「大阪豆ゴハン」にもそういうひと出てきませんでした? 3女の菜奈子さん。台風が来るととにかくねちゃう人で、彼女の周囲の人たちはそれで天気予報をしていたとか。あれはフィクションでしたが、作者の周囲の人を観察してネタにしていたところもあるそうなので、じっさいそういうひとはいるのかも知れません。

   豹太もくだもの電池なんかをやってないで夏休みの宿題はこれにすればいいのに。

   あ、おかあさんの裏研究にしよう。

   とりあえず、台風が温帯低気圧になり、日本列島の上の低気圧もある程度通過した今日になってからは比較的スッキリとお友達と遊んでいた模様。

   明日は降ってくれるかな?

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2008年7月28日 (月)

「犯人に告ぐ」トリックスターの安息

   世間一般に小説を映画化! というときには、原作ファンが見てくれることを期待して企画されるんでしょうね。また、映画を見、また、映画化のの噂を聞きつけて原作に興味を持った方が本を手に取ることも考慮に入っておるのでしょう。たぶんこの本は、トヨエツ主演で映画化されたという線でとむ影さんのお手に触れ、そしてわたくしのところに回ってきたという因果でありましょう。いやでもこの主人公はトヨエツじゃ若いだろう。小泉純一郎元総理をちょっと想定して読んでいたかも。若い頃アイドル顔のやり手警視、今はすっかりおじいちゃん、だもんな。

   この「犯人に告ぐ」  雫井 脩介は警察もののミステリであります。発端の事件は幼児誘拐。あ、地元だ。神奈川と東京都の、山際の国境の入り組んだところ。被害者の関係もあって、警視庁は出張ってくるし、やりにくい。被害者は非協力的だし。結果、捜査は失敗、哀れ、誘拐された子は無言の帰宅、主人公の巻島警視、プライヴェイトも難しい時期だったので、うっかり記者会見で切れてしまいます。結果、左遷。

   

警察社会で捜査に失敗するってこういうことなんだ? 「聖母の暗き淵」柴田よしき、RIKOシリーズのこの作品も、誘拐事件でうっかりミスで犯人を逃してしまった刑事の背負った十字架がひとつのテーマにありました。最善を尽くしたつもりでも、指からこぼれ落ちることはある、それがひとの命だったとき、どう責任を取るか。刑事というのは因果な商売であります。

   それから6年、その事件をきっかけに奈落の底に転がり落ちるように不祥事が表出して威信に傷が付きっぱなしの神奈川県警、幼児・男児連続殺人事件の捜査が暗礁に乗り上げて参ってました。そこへ新しく着任の切れ者キャリア、心機一転の策をぶちあげます。

  

 「劇場型犯罪には劇場型捜査だ」

   足柄署で地道に検挙率を上げておった巻島警視に、白羽の矢が立ちます。この足柄ってところがまた臆面もなく「山奥」で笑っちゃうよね? え? 土地鑑ないですか? 「金太郎」の足柄山ですよ? 小田急の特急ロマンスカーの名前が「あしがら号」ですよ?  熊でも出そうな田舎と思ってください。実際出ないにしても。

   で、自分の背負った十字架の重さをはねのけようとあがき続けていた巻島警視、二つ返事で引き受けます。ちょうど、犯人を煽る発言をしたと言って犯人から脅迫状をもらったキャスターのいるTVニュースショウに定期的に出演、事件を解説しつつ一般視聴者からの目撃情報を求める作戦、と見せつつ、犯人を煽り、ぼろを出させる罠を張るのでした。
   「小田急百貨店にアルマーニのスーツを買いに行く」とか、じつに判りやすい固有名詞をちりばめてあるのでイメージがしやすいですね。さっきの足柄もそう。

   マスコミに足を掬われた男がマスコミを利用して立ち上がる、これは壮大な駆け引きのお話で、打った手が効いてさまざまな反響がかえってくる、またそれにさまざまな対応を取るさまが非常に興味深かったです。

   そして、現れる獅子身中の虫
   やり手キャリアの甥。巻島警視の上司として付けられて。
   「引き立ててやってくれ」って、まともなキャリアなら身内をそんな近くで使いません。昔の外務省か? ここでこの部長の株5円安。
   で、この坊ちゃん課長の昔のどうにもなびかなかった青春のほろ苦い幻影的女性が、そのライヴァル番組のキャスターをしておるのだな。
   彼女に対し、再度挑戦のための武器として、坊ちゃん課長は捜査情報をリークするという手段を取るのです。

   まさかこんな色ボケ坊ちゃんに脚を掬われるとは思わず。

   情けないよなあ。

   しかし、最後の最後に糸はホンボシに繋がっておったのでした(この、主人公には直接関わってこない脇役ちゃんがナイスでした。いや、1度となく、こいつが犯人だったりしてと思ったことも)。

   正義は勝つ……?

   しかしながら、6年前の事件の影はまだ色濃く残っていて。

   「劇場型捜査」の短所、巻島警視本人に対するバッシングが暴発……。

   最後まで息をつかせぬ展開、非常に高度であったと思います。

   TVを中心とするマスコミの過剰報道、視聴率競争的側面も面白く掘り下げてありました。未央子たんはファム・ファタルというにはまだ腰が据わってない、やっぱり「女子アナ」な女の子なんでしょうとちょっと悔しかったり、うまく捉えてるなァと兜を脱ぎたいような気もしたり。

   やっぱ、結局は誠実さ、たゆまぬ努力が全てに勝利する、というのが、テーマとしてはひねりがないかもだけど、良かったと思いますよ。社会はこうあるべきと思います。

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2008年7月27日 (日)

逆転生活

   先ほど、お食事を終えられた旦那様に連絡事項など語っておりまして。
   「アイスがまた3割引でしたので……ん?」
   左後方から話しかけておった旦那様のお口元が、なにやら……。

   「旦那様おひげをたてたんですかぁ~?」

   例によって週末は無精、なのかと思いましたが、たしか今日散髪に言ってきたと聞いたばかりでした。

   「それとも1000円カットだからおひげまでは剃ってくれないの? でも、もみあげはきれいですねぇ~?」と、すり寄って肩に手を掛けてじっくりと検分。
   「それは自分で。髭なんか剃ってくれません、1000円カットじゃ」と、ややご機嫌斜めです。
   「じゃあホントにおひげを伸ばしてるんだ~?」
   「……たが……ボソボソ」
   「この週末でですか? 凄いな、レット・バトラーだ、渋ぅ~」こちらはおもしろがって、あっちからもこっちからも見て。お鼻の下に、唇に添ってハの字型に、8ミリぐらいのおひげが揃ってきてます。方向はてんでんばらばらで。やっぱり櫛とか入れたりしないとダメなのかしら?
   イマドキの若い者のオシャレ無精髭はあんまり好きませんが、一昔前の紳士の黒光りする口ひげなんか、もう旦那様も不惑を過ぎましたからよろしいんじゃないかとかねて思っておりましたのよ。そういえば、今日の午後は、ファンファン→岡田真澄→レーニンと立て続けに検索して「いや~ん、おひげが渋~い」とのたうち回っておりました。

   「って、あれ?」
   「先週から伸ばしてます」と、非常に憮然としておられます。
   「会社の方では何も言われないんですか? やっぱりえぐぜくてぃう゛だから?」
   「もう俺は誰からも構われないんです」
   「またまた~一週間もそんな……ん?」
   ……それはもしや?
   「って、先週、わたくしが申しましたところの……?」
   「この際髭を剃るなとあんたが言ったから……」
   そう。先週の昼下がり、週末は髭を剃らないことにしていて無精髭の旦那様を捕まえて、この際口ひげをたててみてはどうだ、威厳が備わるに違いないとか勝手なことを申したのでありました。だって若い頃も言ってみたけど、「俺は髭が薄いタイプなんです」の一言で却下されてそれっきりだったし。
   「まさか本当にするとは……本当に先週から?」
   「先週からです
   朝は寝ぼけ眼だし、夜もこっちは沈没寸前だし、なにやら顔に影が落ちておるなあとは思ってましたが、まさか口ひげ建造中とは。

   

全 く 気 づ き ま せ ん で し た。

   「えーと、わたくしが髪を切ってきたりとかした場合には、その日のうちに気づいたりなさいますか?」
   「まあね」
   「ごめんなさいっ!!」
   いや、わたしは髪型そうそう変えませんから。行くときには子供を見て貰わなくちゃならないから宣言して出かけるし。気がつかない方がおかしい。

   でも、わたしって、結婚記念日も忘れがちで、旦那様がお花を買って帰ってきてから冷や汗かいたりってことが多いんですよね(5月30日の項参照)。

   ふつうのご家庭とだわ。

   いたくご傷心の旦那様は「どうせこれ以上濃くならないし」と、髭を落とす気満々で書斎に入られましたトサ。

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2008年7月25日 (金)

王子様といっしょ

   あーめーがーふーりーまーせーんーねー。
   胡瓜ちゃんと朝顔ちゃんが非常に水を食うので朝晩水やりをやっておるのです。こんだけ吸って吐いておったらそりゃ陰はひんやりしておって当たり前だろう。
   ホースが届かないので2リットルのペットボトルを使ってせっせとお庭を3/4周しては朝晩頑張っております。猫科の人たちは当てにならないし。
   普通お庭の水まきって子供のお手つだいすることじゃないですか!?

                              ……わたしの指導力不足ですかねえ?

   どうせ虎美のすることはいい加減だし。自分でちゃんと観察しないとバラや胡瓜の取り頃がわかんなくなるし。
   ブチブチ言いながら毎朝毎晩お水を汲んでおります。

   さて、梅雨も無事明けて、日本全国……東北はまだかな?  とにかく夏休みにも突入して夏真っ盛りです。

   冬は冬将軍、春と夏はお姫様と擬人化が一般化しておりますが、夏はあんまり聞きませんねという話を去年したかと思いますが。

   

夏はやっぱり王子でしょう。
   お育ち良くって。海に山に遊び放題! イメージは加山雄三か石原良純だ!
   暑苦しくて、ウザくって、空気読めなくって(いや上記のモデルさんたちがそうとは言ってません)。
   そんなに張りきらなくっていいから!!
   でもキミが来ないと楽しくないのよう……いつ来るか楽しみで、帰っちゃうとこっちもしゅーんとしちゃうし。おおかたのひとの一年は、彼を楽しむためにあるんじゃないですかね? 

   何度も出してきてすいませんが、わたくしの若い頃、80年代は異常気象の年代でした。夏はいつまでもぐずぐずと寒く、冬は逆にナマ温かくて、ビールが売れない、水着が売れない、冬物が売れない、スキーができない云々と不景気な話ばっかりで、
   「夏が暑くたってひとが死ぬ訳じゃない、夏はやっぱり暑くないと経済効果が期待できないからダメだわ」なんて思ってたんですが。

   暑いとひとって死ぬんだ。

   すいません、不明を恥じます。

   楽しい人生を彼と楽しむために、やっぱり地球環境は正常化してもらわないといけませんかね。

   
   

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2008年7月23日 (水)

みどりのおやゆび 成果篇3

みどりのおやゆび 収穫篇3
メキシコひまわり。なんかいろいろ思ってたのと違った。

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挑め! とりぱんライフ 隣の芝生篇

   お隣のハタケヤマさんちに回覧板を持っていったと思いねえ。
   ふと頭上を見上げると、ドアの上、鴨居と言っていいのかな、の辺りがなにやら泥が塗りつけてあるように灰色く汚れてます。拭けばいいのに、気にならないのかしらとまで思ったところで はた! と思い至りました。

   

ツバメの巣だよ!

   住人(鳥)たちにはとんとお目にかかりませんが、これはきっとあのいつも正装している鳥その1(その2はペンギンさん)ではないか、とワクワクしました。実家にいた頃は見たことなかったのよね。

   でもさあ。

   もうごはんは出してないとはいえ、なんでお隣なのよ。いや、ツバメちゃんのゴハンは人家でご用意できるようなもんじゃないから(虫とかですよね?)。   

   ハタケヤマさんちはバス停に面してる方のお隣じゃないの(うちは角地)。うるさいでしょうに。

   ヘビよけに賑やかな家を選ぶんでしたっけね?

   イロイロ考えていたのですが、今日、干し物をしようとヴェランダに出たら、チュルチュルチャッチャッとうるさいぐらいに群れて鳴いている鳥が目の前の電線に。

   それが、尻尾の先が別れていて、お腹が白い、雀より大きなスマートな鳥ではないですか、

   ああ、キミがツバメなのか!

   豹太を急いで呼んで見せました。
   「豹太! えーと……スワローズ!」(間違ってない! 間違ってないぞ!!)

   あんまり感動してもらえませんでした。

   しかし、夜には勝手口の戸にやもりさんが密着してシルエットクイズをやってくれ、虎美が玄関ドアを開ければ「いまそこをトカゲが走り去った……」と報告があるイーヴィヒベルクは……しっ自然に溢れていてスゴイですね。

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2008年7月21日 (月)

効果とタイミングの問題

   夏休み前の保護者面談で小学校に行ったときのこと。
   踊り場の上の方にある窓から、プールが見えました。でも、どうもその色がおかしい。この時期なら水が入っていてきれいな水色をしているべきが……もしかして空っぽ

   そういえば、前の日に着衣水泳をしたと言っていました。

   最近の危機管理教育の一環で、子供を普通の衣服のまま水に放り込んで、服を着たままではどんなに泳ぎにくいか、どうしたら溺れないかについて学習するというものです。

   さすがだなあ。おかあさんもいっぺんやってみたいものよ。

   で、水に浸かってもいい服をひとそろい持って行った娘は、くたくたに疲れて帰ってきたのでした。
   「ハンパない!」だそうで。半袖半ズボンでもそうなんだ?
   なんだっけ、水兵さんのラッパズボンは、誤って海に落ちたときに、脚に絡まるズボンを脱ぎ捨てて身軽になって泳いで助かるために足首の方が広がっているのだといううんちくを聞きましたけれども。それって下半身が冷えちゃってかえってじゃない? それでも脱いだ方がマシなんだ? そりゃ大変だ、覚えとこう。

   その他「ペットボトルを浮き輪の代わりにして生き残る方法」とかも教わったんだけど、「あたしは頭が重くって、ペットボトルを枕にして浮く方法はどうしてもできなかったの」だそうで。そりゃ体に力はいってるんだよ(おかあさんもどうしても背泳で浮けない人)。でも、プールの子の虎ちゃんは夏休みの短期コースに3年ほども通い倒してカエル泳ぎからラッコ泳ぎ、チョウチョ泳ぎの基礎までやったはずだけどなあ。競技水泳とはまた違うのね。

   で、やっぱりいろんな服を着て入った後だから、衛生のために抜いちゃったんでしょうね。なんだかもったいない。まだ1ヶ月しか使ってないのに。でも、夏休みには水泳教室をやると言ってたから、また水を張るんでしょうね。ああ、大変。

   仙台のM山では、着衣水泳はプール収めの前の日にやってました。お水がもったいないからでしょうね。

   

「ウオーターボーイズ」の伏線が、この「プールの水をいっぱいにするには莫大な水道料金がかかる」でしたよね。序盤のどうしてもシンクロを披露してお金を稼がねばならない理由と、クライマックスの、彼らが女子校の文化祭に招待されちゃう理由ふたつに絡んでてナイスでした。

   お金のことを考えたら、仙台方式で、終わる前の日に無礼講の一環みたいにやっちゃう方が無駄がないんでしょうけど。あ、それじゃ遊んじゃって真剣みが出ないかな?
   ただ、これから夏休みを前にして、水の事故を防ぐためというなら、やっぱりやるなら川崎のように夏休み前でしょうね。

   なんでも効果を考えてあるもんだなあ。

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みどりのおやゆび 成果篇2

みどりのおやゆび 成果篇2
今年はすごいよ。

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みどりのおやゆび 成果篇1

みどりのおやゆび 成果篇1
最近の朝顔は葉っぱがおいもみたいよ。

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ドイツ式の間違い?

   ええと、とあるミステリのネタばれがございますれば、未読の方はご注意なさってね。

   本日、例によって投稿サイト「pya!」に行って、会員諸氏の渾身のネタを見ては笑ったり和んだりしておりました。

   「親父の買ってきた土産の温泉饅頭の注意書きがふるっていた。

      なまものですのでおはやめにどうよ

   「どうぞ」 じゃなくて 「どうよ」 という誤植があったというお話。一字違いで大違い。

   それにいろんな方がコメントをつけておって、常連の方が言うには、
   「douzo」 と 「douyo」、一字違いとはいえ、YとZは場所も大違いなのになぜ間違えたのであろうと。

   そういえば、キーボードでZとYの配置が違うためにヘンな文を打ってしまうというトリックがありませんでした?

   横溝のあの有名なアレにおいて、犯人はブラインドタッチができたので、タイプライターでローマ字打ちの脅迫文を打つのですけれど、そのタイプライターがドイツ製だったのか、犯人がドイツ式で覚えたのか、どっちかの錯誤があって、打たれた脅迫文はYとZが逆になった珍妙な文になっていたというネタです。

   ドラマ化、コミック化の時には真っ先に削られる小ネタなので、もしかしたらご存じないかもね(楽しみにしていつも見ているのに描かれたのを見たことがない)。調べると、TVドラマ版、古谷一行が金田一の時にはあったそうです。

   ふっと気になったので、今調べてみたら、ホントにドイツ式のキーボードってあるんですね(そりゃそうだ。わたくしがウムラウトを打つときはEをくっつける代替法を使ってますが、そればっかもやってはおられまい)右端、0やPやLの横に、ドイツ語独自の、しかし頻繁に出てくるエスツェット(SSを一緒にしたベータのような字)やA、O、Uのそれぞれウムラウトが配置されてました。

   そして、まさしく上段、Tの横のYの来るべき所にZが、下段、一番左端にYが配置されてたのでした!

   確かにな。他のアルファベットに比べ、YとZの使用頻度はたしかに英語とドイツ語では逆転している(確かそのミステリでも説明されていた)ことだし。

   コンピュータを使うときは日本ではまず英語と思いますから、キーボードは英語にしか対応してないものと思ってましたが、やっぱり各国語に対応してるんですねえ。じゃ、あのアクサンなんとかいうへんな記号も出るようにしたフランス語対応とか、あのニョロのついたスペイン語対応とかもきっとあるんですね。世界は広いなあ(いや、アメリカのひとこそ、日本語をキーボードでどうやって入力してるんだとか思ってるだろう)。そういえば、中国語はどうしてるんだろう!? その昔、電報は、漢字全てに通番が振ってあって、その番号に電報の技術職員のひとが直して打ってたとか聞いたもんでしたが。受け取る方も見るなり漢字に逆変換してた! スゴイ!

   でもまあ、話題のその饅頭の注意書きは、単なるうっかり間違いでしょうね。

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2008年7月19日 (土)

連続ドラマの鑑賞の仕方について

   大河ドラマをネタに言いたい放題言っておる当ブログのレヴューではございますが。

   こちらも毎年連続して試聴するのはほとんど大河ドラマのみという状況で、NHKから出ておりますドラマストーリー(公式解説本)もしっかり購入、各種サイトも参照して骨までしゃぶるつもりで見ておりますのよ。

   NHKが総力を挙げて制作しておりますドラマという位置づけですので、それなりのものを期待しております。最新の研究成果と時代の雰囲気を解釈に取り込み、スタッフも演じ手も最高の布陣で行われておりますものと信じております。

   「あんなものはどうせ『ドラマ』だから」という冷笑的見方におちいらず、不満を抱えながらもできるだけ良いところを見、しかしながら、苦言を呈するべき所は容赦なく、という立ち位置を心がけておりますが。最近はいかんせん、世間での好評を聞くにつけ、あまのじゃくな気持ちが抑えきれず、細かいところをあげつらっておったかも知れません。

   しかしながら、こちらも大河歴が長いので、最後にうっちゃられるのまで込み込みで楽しみにしておるのです。ちょうど今年の初め、どうにもヒロインのいじけた性格が気に入らないとこちらで早々に「ちりとてちん」が楽しめないと公言しておきながら、物語が進むにつれて目が離せなくなり、最後にはあっぱれ名作であったと申しましたように。
   最初はあまりにも後年の偉大なお姿とのギャップに呆れ、こちらでもヒドイ、ヒドイと申しておりましたが、だからといって見放すことはたえておこなわず、家人にも迷惑がられながらもしつこく試聴を続けておりますのは、ひとえに大河ドラマを愛し、期待しておるからです。最後には、ティッシュペーパーを箱で使いながら「嗚呼、今年もよい大河であった」と言わせて貰うつもりが十分あります。

   家定の寵愛を受けねばならぬと大奥が総出で篤姫の髪型を工夫し、打ち掛けなどを案じながら、結局の所、篤姫が前例を破り、率直に家定に声を掛けて来訪を乞うたのがいちばん効果があった回は、快哉を叫ばずにおられませんでした。これこそ篤姫の真骨頂。ここはたしかに素晴らしかったです。

   あれだけ篤姫を無視しておった家定が、最後には篤姫を頼り、心を開いて差し向かいで碁を打つまでになった姿に、しみじみとした感慨を感じたことはここでも述べたとおりです。

   ただ目に付いたあまりにも現代的な解釈であるところ、軽々しく思えるところをあげつらったからと言って、卑怯なやり方で当ブログを混乱させるような行いを受けるのは大変迷惑です。

   わたくしのはアンチ巨人のようなもの。楽天の野村監督のようにみっともなくぼやきながら、それでも大河を見ずにはおられないのです。ここはどうだ、ここに感動しなかったのかとお尋ねくだされば、包まずにそのすばらしさを申し述べさせていただきましょうに。ご覧になって不愉快に思ったとただそれだけ言い捨ててゆかれては、こちらも困惑するだけでございます。

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2008年7月16日 (水)

先生教えてください!

   中学の方で懇親会があったので出てきました。

   お弁当を作れないご家庭のための予約制ランチサーヴィスのお弁当なんか試食しながら、この際おかあさん同士聞いておきたいことなんかどうぞ、なんて言われて。

   「これから夏休みに向けて、子供同士出かけたがるかと思いますが、どの辺まで許しますか?」なんて問題提起があって。

   「とりあえず、ノイエ・リリエンベルクまではセーフですよね?」

   まあそりゃね。あそこに出ないと本もノートも買えません。
   「でもあそこシネコンがありますけど、映画もOK?」
   中学生だから、映画もOKだそうで。自分だってたのきん映画を見に金沢の真ん中の映画館いったくせに(「ねらわれた学園」も見た。ちょうどそういう角川映画が若年層をターゲットにしだした頃)。
   「だいたいあそこはレイトショウは親同伴じゃないと中学生でもいれてくれないわよ」
   「まあちゃんとしてるのねえ」
   なんでも聞いてみるもんだ。

   「ジャイアンツランド(仮名)は?」駅で言うと2駅です。あそこのプールはこの辺ではいちばん大きいでしょう。スポーツクラブは駅前にありますけど、会員じゃないひとが行って入れてくれるとは思えないし、夏休みに行くとしたらジャイアンツランドのプールでしょうね。
   「許可ー」
   「中学生だしね」
   「じゃ、花火大会は?」
   この辺は、ジャイアンツランドで開催されるのか、もっと海の方の広いところでやるのかは聞き忘れました。どうでしょう? 川崎市民の方(聞くな) 隅田川花火大会のことだったりして。
   「花火大会は夜だからヤバイでしょう」

   「じゃ、TDLなんかは?」
   「そんな! 県2つ跨ぐじゃないですか!!」絶叫するおかあさんに、周りはにやにや。でも、自分からは発言してくれないのよね。
   「TDLだめですか? じゃあなんでだめ? その辺の理由をどうぞ。県2つ跨ぐから?」この役員のおかあさんが仕切りがうまくって。
   「……でも、あそこって、ガードマンとかちゃんといそうだからいいかな? お酒とか出さないんでしょ? 健全そうだし」とおかあさんはデミュヌエンド(だんだん小さく)。自分がディズニーがキライだからとは言えません。
   「そーだよね、健全な雰囲気あるよね」 
   「それにあそこに来る男はだいたい彼女連れだよねー」ここで失笑。
   「TDLに男だけで来るってのも情けない感じ、あ、ごめん、男の子だけで行く話?」どんどん脱線してます。
   「でもあそこって、夜になったらなんだか電気つけてパレードしたり踊ったりしてない? そんな時間まで出しとくのやっぱ気にならない?」おかあさん、エレクトリカル・パレードという言葉が浮かびません。いや、やってるのか今でも?
   笑いの中になんだか話題が消えちゃいました。

   (うちの子はこの前子供同士でナイターに行ったわ)と、クラブチームの野球をやっているというオオヤマさん(仮名)。
   (それってやっぱり横浜スタジアム?)とこそこそ会話が。
   (東京ドームよ)
   (ドームはいいんじゃないの)
   (ドームは駅からすぐだし)
   (変な人に絡まれるのだけが心配だけど)
   そこで千葉マリンスタジアムや埼玉の西武球場はだめなのかと突っ込みたいのを猛烈に堪えました。だめだよ、2つながら県を2つ跨いじゃう。自分で言ったんでしょ。じゃあ神宮はどうよ?(よしなさい)

   都会は誘惑が多くて大変ですね。

   で、お弁当が来たところでまたご歓談になり、さらに、職員室から手の空いている先生方が挨拶にやってきて。新任の先生なんかはここで自己紹介。

   「わーせんせー♪」
   豹太の担任の星先生(仮名)もいらっしゃいました。担当は家庭科。
   「せんせーこの前の参観日の時の梅ジュースもうみんな飲んだんですか?」6月の日曜参観、「保存食を作ろう」という単元(?)で、2年1組のみんなは梅ジュースに挑戦しました。いや、皮に穴を開けて、梅酒用密閉瓶に同量の砂糖と一緒に詰めるだけだったから。
時間余るだろこれだけじゃ、と思ったのに、よい子の皆さんは砂糖を先に入れちゃって梅がはみ出したり、「きっちり隙間なく詰めて」という指導を墨守して中の梅がつぶれるほどにみんなして押しまくったり(豹太の班です)。時間いっぱいまでかかってました。

   なかなか性格が出て面白い授業でした。

   梅酒はさすがに学校ではまずいだろうし、梅干しは何度も干してる時間がなかったんでしょうね、なんて勝手に考察して。いやまたこれが、梅の実が大きいのにビックリ(自分では梅酒も梅干しも作らないから)。ピンポン球どころか、ビリヤードの玉ぐらいありますって、したことないのに適当に。ええと、ネクタリンとかプラムとか、スモモ系の新しいフルーツがイマドキ店頭に出てますでしょ、アレと変わらないぐらい! 梅の実ってこんな大きなものだったんだ! じゃあ、梅干しは塩で水分がずいぶん吸い出されちゃったのね(品種が違うんです、たぶん)。
   「一週間で飲めるようになりまーす」って言ってたので気になってたのですが、彼らもお年頃で、親にそんな報告なんざ一切しないので。
   「はーいちゃんとみんな飲みましたー♪」ノリのいいさばさばした先生です。

   「なんかわたしに聞きたいこととかありますかー?」
   「は、じゃ先生」と、手を挙げたのはニカイドウさん(仮名)ここまでのご歓談で、ああ、ここのうちはしつけがきっちりしてる! とみんな感動していたので、どんなキョーイク的な深い質問かと身構えると、

   「わたしハンバーグを作ると必ず肉団子になっちゃうんですけど、あれはどうしたら分解しないんでしょうか?」

   料理の話かい!?

   「捏ねがたらないんじゃないですか?」
   「いーえもうぐちゃぐっちゃとかき回して。最初はちゃんと固まるんですけど、2回、3回とひっくり返してるうちに……ちゃんと卵とパン粉とタマネギ入れてますよ」
   「そんなに返しちゃダメ! ひっくり返すのは1回だよ!」

   ……なぜそこで割り込む!(と自分に突っ込み)

   「ハンバーグはオーヴンに突っ込めばいいんだよ。フライパンだと中まで火が通ったか心配だけど、オーヴンで20分焼いてその間自分はラクすればいいんだよ」と、おかあさん語る語る。ハンバーグだけは小学生の頃からお手伝いしてましたから。下宿時代も自分でオーヴントースターで作ったし。
   「うちオーヴンないんで」
   ぐっと詰まりましたね。

   「うちは煮込みにしちゃうわよ」と、イノウエさん。ああ、そのノウハウも聞きたかったぁ!

   「じゃ、ラップでくるんでミートローフにしちゃうんだ。様子見ながら5分ぐらいチンして、あとでラップとってフライパンに転がして焼き目をつけるんだ。そんで、あとで切り分ける」

   ……なんで楽しい手作りハンバーグ教室になっちゃったんだろう?

   おかあさん多分に流されやすいよね。

   良くしゃべる2人がハンバーグの作り方に喧々囂々し始めたので、テーブルのあとの皆さんは苦笑しつつ聞き役に回るのみ……。

   

ごめんなさい、星先生に進路の話とかお勉強の話とかしたかったひと!

   でもとっても楽しく懇親会が終えられて、
   「じゃー早乙女さんまたねー」と声も掛けてもらって。
   イイ気持ちで帰宅したのでした。

   そんで、その日はうちもハンバーグ♪(イヤ、ちょうど生協から挽肉来てたんで)

   

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「篤姫」 28 選んだ道は

   今週はきつかったな。

   NHK公式に拠れば、「はじめて家定が徳川家を残そうと動いた、つまりは自分のことも生きても良いと認めた」瞬間に、彼は……。

   

余りにも美化した家定像であると最初は違和感がありましたが、これはNHK大河史に残るよい新解釈に入れていいかも。
   わたくしが大河を毎年見始めたのは嫁いで以来ですから、ほんの10数年のキャリア(キャリアなのか?)ですけれどね。   

   予告にもありましたから心づもりはしてましたが、早かったですよ。
   開始5分ぐらいで、
   「牡丹を御台に見せよう」とかいって、手ずからハサミを持って切ろうとする(またココが泣かせる!)ときに倒れるのです。
   ってさー、武家の頭領が。源氏の氏の長者が(いやもうそういう観念はなかったでああろう)。女房にお花を見せてやろうって手前のうちの庭で倒れて死にますか。
   どんな死に方もみっともない死に方なんて言っちゃいけないんだろうけど。
   やっぱりヘタレ感を禁じ得ないですよ。
   この将軍にはふさわしいかもですが。

   じゃあどんな死に方ならいいかって、落馬して死ぬのも武士としてどうよって気もするし、鯛の天ぷらの食べ過ぎってのもアレですな。あれ、足利尊氏の死因ってなんだっけ?(なんかデキモノらしい)

   脚気衝心ってところがもうひ弱なお殿様になってしまった天下泰平の末というのを表わしていてらしいといえばらしいですかね。

   まだ死んでないって。

   その上様の一大事に、きっとママとお志賀ちゃんと篤子ちゃん三つどもえの争いが枕頭で勃発、と思いきや、それはひた隠しにされるのでありました。

   「そういえば最近上様と会ってないわ」
   「どのぐらいですかねえ」
   「ざっと半月」ってあんた! 悠長すぎ!

   なんだか、新婚の頃は毎朝篤子ちゃんのところに泊まらないまでもお仏壇の間とやらで顔ぐらい合わせてたみたいな描き方でしたが、当時は相当あっさりした夫婦仲だったようですね。2,3日顔を合わせないなんて普通なのかぁ。前回申しましたとおり、中奥っていう奥様の立ち入れないプライヴェイト・ルームもお持ちだし。あと、歴代将軍の忌日なんてのがあって、各将軍の月命日は慎むとかいって奥泊まり禁止だったらしいし。まあ、ご清潔だこと。家定は13代なのでその前は12人、一ヶ月のうち約5日に2日は子作りができないのであります。そりゃ将軍候補も少なくなろう。ちなみに、忌日が重なる将軍がいたらしい(3代家光が4月20日、8代吉宗が6月20日)ので厳密に12日ダメだったということはないそうです。ま、あとは本人の意志だな。「ダメです」と言われても「いいだろ」と言える性格か、そうでないか。家定とか家茂とかは、やっぱり押して同衾したいという性格じゃなさそう。

   脱線はおいといて。
   上様が病臥という情報は、さすがにママ本寿院の方には入っていた模様。ところが、篤姫憎しで凝り固まってしまったママは、「篤姫には内緒」とまた陰湿なことを言い出します。
   「滝山! 断れ!」娘も絶叫しました。

   結局滝山くんは自分の心とプライドに従った模様。
   「実は、上様ご病気みたいです」と告げに来てくれました。このへんはやっぱり篤子たんの人徳でしょうか。

   これと前後して、とうとう将軍継嗣が紀州慶福くんに決まり、ヒスを起こしてた幾島くんが2,3日姿を見せなくて、篤子ちゃんはそっちを気にしてました。
   「きくもっちゃんのことがトラウマなんだ。こっそり自害してないか気になるんだな」
   娘はその頃は見てなかったですから、なんで篤子ちゃんが気を揉むか理解してなかった模様。ああ、やっぱり半年見続けてきて良かった。

   久し振りに出てきた幾島くんと、そのトップシークレットを告げに来た滝山くんがバッティングして、まだその内容を知らない篤子ちゃんが滝山を待たせて幾島くんを気遣うことを優先したのがなんだかしみじみ。
   お廊下の方で控えてる、後で来た幾島くんの所へわざわざ主たる篤子ちゃんが寄っていって様子を確かめたところに、幾島くんを大切に思う気持ちを感じました。
   ああ、こんなに大切な「同志」になったのね。

   で、不吉な知らせに悲しむ篤子ちゃんに滝山くんはさらなる調査を約束。

   上様のプライヴェイト・ルームが大奥じゃないというのは善し悪しですね。

   一大事なのに、正室・側室・ご生母はお見舞いに行けないのです。

   どうなんだろ? 史実ではみんな病室は中奥だったのかしら? 過去の大河ではどう描かれていたかしら? 「葵~徳川三代」とかで家康の枕頭にはおねーちゃんたちが侍ってた気がするけど、家康の頃は大奥がまだ成立してないし。

   みんなして一致団結して訴えたら、非常時だし、大奥に病室を移したりとか、お見舞いが許可されたりとかあったかも知れないのに、ママ本寿院はそういう権力の使い方ができない人でした。
   そりゃ困るな。
   水戸ぎらいもそうだけど、なんでも好き嫌いで動きすぎ。