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2008年6月17日 (火)

草月いけばな展行きました

   で、花瓶の話。

   お花の先生からチケットを頂いて、新宿高島屋でやってる「草月いけばな展」に行って来ました。お稽古ごとのこういう展覧会というのはお弟子さんはチケットを買い取って行くのがノルマ、コレが学生時代はイヤ(貧乏学生には負担!)で、やめてくお友達がいっぱいいたもんですが、虎ちゃん金の卵扱いだから、こういうのも免除らしく、ただ
   「お花器をみていらっしゃい」と。

   オシャレして新宿を目指しますが、
   (ハテ、新宿に高島屋はあったっけ?)
   東京は15年ぶりの浦島花子さんなおかあさんは首をひねったりして。地図を頼りに南口に出たら、
   (そういえばなんか作ってたよ、昔)という辺りが美々しく開けているのでした。

   で、懸案のお花器!

   すんごいどっしりした焼き物とか、切れ目の入った鉄枠の中にガラスを入れて、その切れ目からたゆん、とガラスがはみ出してもう一体化したわよという不思議な(エリザベス朝のお洋服! 服の切れ目から下着のリネンを引っ張り出してたあのファッションに通じるセンス!)器やら、果ては、
   (これってガレ風だよな)と思って近づくと本当に「作者:エミール・ガレ」とか書いてあるガラスの花瓶! 一番奥に偉そうに飾ってある南欧風の花瓶と思ったら「作者:ピカソ」って!! 本人に頂いたのかしら、お金で買ったのかしら、そこんとこは不明。あ、魯山人のもありました。

   「代々受け継がれてきた花器もあるんだって」と、先生から教わった鑑賞のポイントを娘に教わって。ハアそりゃすごいですね。こういう展覧会でその有名なお花器を使わせてもらえるかどうかとかいうことで熾烈な争いとかあるんでしょうか、2時間ドラマみたいに。でも、責任重大で怖くって、活けてる最中も緊張するでしょうね。

   で、いろいろ活けたヒトの名札なんか見ながら虎美は、
   「この人は男のひとだけどお花の先生なの。で、コッチのヒトなんだって」と、また先生からの知識をとうとうと。「コッチ」というときにどこで覚えたんだか手を立てて反対がわの頬に添えるし。
   「……男のひとであえてお花を志すんだからやっぱりソッチなんだろうか。いや、だからといって全てがそういうわけではないだろう。カリー(假屋崎省吾)だって……」とおかあさんはブツブツ。
   「カリーもほものヒトなんだよ! おかあさん知らないの!?」(子供の言うことですので。要確認!
   「い?」
   「おねえマンズに出てるヒトはみんなそうなんだよ!」(子供の言うことですので。以下同文)
   「……髪を長くしていてああいう格好でああいう仕事だからと言って決めつけてはいけないと思っていたのだが。出てるか? アレに」
   「おねえマンズのお花はみんなカリーが活けてるんだよ!」どこで聞いてくるんだよそんな情報。
   「活け花をやってる男の人がみんなゲイだったら池坊は代々ゲイってことになるぞ。滅多なことを言うんじゃない!」いや、池坊に限らないですが。
   「なにそれ?」
   「池坊は今度はじめておんなのヒトがお家元になるんだ。それ以前はみんなお坊さんだ!」草月だって、勅使河原宏さんは男性で、今のお家元はお嬢さんの茜さんですよね?

   頭を抱えながら会場を出ると、売店になっていて、面白いものを売ってました。

   「折りたたみ花瓶 ドルチェ」
   塩化ヴィニルでできたまち付の袋のようなもので、お水を入れると立つようになっています。口のところが折り込んでお花を支えるようになっていて、ウマイ具合に即席花瓶になると言うわけ。牛乳瓶より少し大きく牛乳パックには負けるサイズでパテント料込みで440円税別。もっと小さな一輪挿し(この催事場限定販売)だと390円のものもありました。ヴィニルだけに色はさまざまで、赤・青。緑・黄・灰・金に銀。
   「黄色は西に置いていただくと風水にいいですよ」って、もう、たくましいんだから。大きいサイズは草月会館でも取り扱いがあるそうですが、一輪挿しサイズはこの催事場限定だそうで。売店だけなら展覧会に入らなくても横から入れますから、話のネタに見るだけ行ってみればどうでしょう? あ、会期は17日(火)まで。
   草月会館に限らず、デパート・有名花店・インテリアグッズ店・病院売店にも置いているそうです。(03-3408-9121 株式会社 蘭)あ、宣伝しちゃった。

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