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2008年6月24日 (火)

Der liebes Bonchi-Sitz  

   格変化ええ加減。

   日曜は雨の中で掛ける気にならずごろごろして過ごしたので、昨日はお買い物の前に少しお散歩をすることにしました。お向かいのパン屋さんに行くところを、わざとじらして(意味不明)脇の道を真っすぐ、バス通りに行き着くまで行って、そのまま1ブロック右に行って、平行して走る道を戻ってきて歩数を稼ぐだけの話。ときどきやってます。途中には市民農園はあるし、子供公園にはうっそうと木が茂っているし、両脇はエクステリアも頑張った素敵な戸建てが並んでいるし、じつにいい散歩道です……。

   「この奥さんのうちをこう、A地点と致しますと、この道をずっと行って、バス通りに行き当たる角がここです。ここで右に折れて、道なりにバス通りを戻ると交差点に出て、目的のB地点、イーヴィヒベルク中央交差点なわけですよ、山本さん。ここにはリーリエ・マートやブラセリーフジノがあって、賑やかな辺りなんですが、はいここでお知らせ」

   ♪ 地球を守るのはあなたの手から。地球にやさしいきなりっこせっけんをどうぞ 

   「はい、雨上がりの気持ちのいい夕方、歩き始めたこの奥さん、途中、暑かったのでジャージの上脱いじゃったんですが、結構歩きまして、どんどん歩いていろんなきれいなお庭とか公園とか見ながら歩いてるうちにですね、なんか変だとは思ったんですが」

   「ちょっと待ってください、なにかが起きるわけですね?」

   「はい。しばらくして、なんとなく住居表示を見ると、5丁目って書いてあるわけですよ! 奥さんのお宅は6丁目、道路を渡ったブロックは7丁目の筈なんですが、ずれちゃってるわけです」

   「それはいったい!?」

   「奥さん、イヤな予感がして、空の高圧線なんかを目でたどって、なんとか方向を確かめようとするんですね。第2公園の中には高圧線の鉄塔があるんです。この奥さん、ただ散歩してません」

   「普通でしょそれは」

   「それで、なんとか方向を定めて、バス通りらしきものに出たんです!」

   「はいはい」

   「それが、このC地点。曲がり角から左へ100メートルほど下りたところです」

   「ちょっと待ってください。奥さんは途中の角を右に折れたんですよね?」

   「そ~おなんですよ山本さん! UターンしてB地点に向かっていた筈のこの奥さんは、

   A地点からB地点までの間に

      迷   子   になっていたのです!!」

   あほらしい(BGMは「恋のぼんちシート」、もううろ覚えでした)。

   でも、見覚えのある場所とはいえ、全然想定してないところに出て、しばらくは頭がぐるぐるしました(それでも足はちゃんと家を目指した)。

   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
                                  | 
        C     折り返し点ーー  ーーー     |
                ||    ||   | バ  |
                ||    ||   | ス  |
                ||    ||   | 通  |
                ||パンや||   | り  |
               ー  ーーーー ーーー      |

              AーーーーーーーーBー|     |

  

   と、こんな感じ。絶対おかしいでしょ!? わたし、空間を曲げちゃった!?

   でも、落ち着いて考えてみると、戻った道はバス通りじゃなかったですね。
   一本内側の細い道でした。しかも、この道、途中で行き止まりになっていて……
   袋小路じゃなくて、三叉路だったので、「次の角で修正すればいいのよ」って、右に曲がっちゃった気が……。
   そんで、修正するの忘れてずんずん90度曲がった方向を直進してたような。

    C         折り返し点ーー  ーーー     |
                ||    ||   | バ  |
                ||    ||   | ス  |
           ーーーー  ーーーー ーーー  通  |
           ーーーー  ーーーーーーーー  り   |
                ||パンや     |     |
               ー  ーーーーーーーー      |

              AーーーーーーーーBー|     |

   こうだ! 

   道理で見覚えがないうちばっかりだと思った、いつも通ってる道の横にもう一本縦の道があったんだ、きっと。で、それが行き止まりだったと。
   そりゃ、途中でパニくって賑やかな方に行けば、Cに出るよなあ。
   道理で途中上り坂になったと思ったよ。

   というわけで、合理的な説明がついてほっとしたおかあさんでした。

   ご帰宅された旦那様にこの旨申しましたが、
   「長い距離が歩けて良かったじゃないか」
   の一言でした。はあ、ごもっとも。

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コメント

昔,車で通ったときには道路だけ立派で家も少なく,店なんかなかったのですけど,なんか景色がすっかり変わってしまったようですね.

投稿: 三ねんせい | 2008年6月26日 (木) 12時57分

蛇足ですけど,ボンヒじゃなかったんですね(笑)

投稿: 三ねんせい | 2008年6月26日 (木) 18時36分

 い~んです、ドイツ語は外来語の場合なんでもありだから(本当か?)。そんなことより、
「そ~おなんですよ」は「川崎さん」だったと調べて知りました(言ってる方が山本さん(のマネ)。今はもうなんでもネットに出てるから、ダメ元で当たってから書いた方が恥かかないですね。

投稿: まいね | 2008年6月27日 (金) 01時32分

 今日、お友達のうちにお届け物を持っていったまま帰らない豹太を迎えにC方向にあるお友達のうちまで豹太を探しに出たら……また迷子になりました。
 たぶんこっちへ曲がるといったと来ないところに出るなと解っていて曲がるんだから楽しんでるんですけど、刻一刻と空が黒みを増す7時過ぎに街灯の少ない住宅地山をうろつくのはちょっとお背中が寒かったかな。
 向こう側、北条新九郎どのが初陣で駆け上がったといういわれのジーク坂(郷土の歴史について語った案内板まで読んできたりして)から見下ろす街は灯りが点ってきれいでした。

投稿: まいね | 2008年7月 4日 (金) 01時21分

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