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2008年5月10日 (土)

今週のジャイキリ #65

   盛り上がっております「ジャイアント・キリング」大阪ガンナーズ戦でございます。

   例によって気合い十分、敵FWに食いついて行ってるDF黒田ですが……。
   「釣られんな 黒田(クロ)!」
   「ハウアー見てろ!!」
   珍しくまなじりを決して叫んだ達海監督の声は届かず、切り込んだ片山に注意を取られた瞬間、190㎝超のハウアーの空中殺法が炸裂、豪快なワンバン・ヘッドを決められてしまったのでありました。
   これはクロちゃんだめでしょう。
   唖然とするちびっ子サポーター、ブラン代表監督、フロントオジサントリオ、「ちっ」と吐き捨てる達海監督、そして目を見開くダルファー監督と続けざまにアップになって、タイトルページ。

   「ゴォォォォール!!」
   「大阪ガンナーズ先制ーーー!!

   一枚絵のタイトルページ、ゴール方面からの絵で、真ん中に立ちつくす杉江(お耳が目立つ!)、身を起こす失意の緑川、尻餅ついて、まだちょっと呆然? の黒田をはじめ、動きの止まったETUのイレヴンに対し、ゴールを決めたハウアーを祝福して手を挙げたり、もう駆けだしているガンナーズイレヴンが対照的です。

   めくると、両手を広げ、感無量のハウアー、そこに、パスを出した片山が駆けつけ、
   「今のパスは貸しやぞ!!」と実にオーサカらしいノリ。さらに、
   「なんやねんハウアー! 俺にももっとパスよこさんかい!」と畑。この2人が頭をぐしゃぐしゃと荒っぽい祝福を致しますと当然、
   「ボクの頭に触るなあ!!」とハウアーが怒るわけだ。

   ベタベタな展開です。笑ったけど。

   そしてさらに。

   「自己陶酔型の陽気なオランダ人」と欄外紹介文を更新されてしまったダルファー監督が、
   「ああ!! なんて美しい ゴールなんだ!」
   「ボクは 感動の余り 涙してしまい そうだよ!」とやると、すかさず、ソノダくんが、
   「ハンカチなら 用意してますよ ダルファー監督」と、こちらもベタベタ。

   なんて名コンビ。
   次のページに行ってもまだ漫才やってるし。

   達海監督! こいつらこれ以上調子に乗せちゃダメですよ!

   で、ETUはどうかというと、監督の直接の指示は要(カナメ)の杉江へ。
   「すまねえ」という黒田には、緑川が、
   「お前はしっかりやれてるよ」フォロー。
   「俺が片山さんに抜かれたから……」と下を向く清川には(こういうときにも石浜と2人で映る清川、仲良しさんね)、赤崎が、
   「ホラ… だから 言ったじゃ ないスか」と神経逆撫で

   ヤバイよ、ザッキー!

   「別に 絶対1対1で 勝てって言ってるじゃ ないっスよ」
   「ただ 足止める くらいは できるでしょ?」
   「そしたら 俺達だって フォローに 行けるんだ」
   「死にものぐるいで やれって話っスよ」

   FW生き残りが一段落つき、SB開眼がこの試合でなされるとしたら、次はザッキーの浮き上がりエピソードになるんじゃないかと心配!

   村越の場合、今までの期待と実績がプラスの状態からゼロに落ちて、そこからの這い上がりでした。椿はゼロがマイナスに落ちて、かな?
   ザッキーの場合、マイナス5くらい(元々生意気)がマイナス10(最近思い上がってないか、対して活躍してないのに!)にまで落ちてからのはい上がりっぽくって。周りも、今までの例だと好意的に引いてるか、心配してるぐらいだったのに、もう嫌われかけてるカンジがします。
   心配よ、心配だわ~~~~!

   と、おかあさんの余計な心配を余所に、村越キャプテンは、
   「そのくらいに しとけ」と場を収拾するのですが。

   「圧倒的に 攻められて 失点なんて」
   「去年 何度となく あったじゃないか」
   10番の大きな背中が映ります。

   「今さら 気に病むほどの ことじゃないよ」
   「さあ 攻めよう」と、吉田のアップ。力を入れて美形に描いてます。

   

かあ~~~~~~っこええ
   え~っと、往年のモーニング看板漫画、「蒼天航路」、官渡大戦で膠着状態を打破するために夏侯惇さま(他曹操下の諸将軍)が一兵卒として前線に出たエピソードを思いだしますね。まさか、あの偉大な将軍が俺達の前に下りてくるとは、と一兵卒の山ちゃんが半信半疑でいるのに、夏侯惇さまは自然体で一兵卒をやっている(マジメなんです)。ところが戦闘にはいると、さすが、凡人とは格が違う、100人力で雑兵を蹴散らしてくれる、それを見た山ちゃんの感想が、「かあ~~~~~っこええ」。
   凡人が、明らかに自分たちとは格の違う戦士を見たときの心からの感想ということで。
   いやでも、言ってることは、「ワンピース」の弱虫凡人代表、ウソップと同じくらい情けない内容なんですけど。

   一瞬魂を抜かれたETUのみんなも、ハッと我に返って、
   「そんなんでモチベーション上がるかー!!」と叫んでます。

   ああ、これだ、吉田のトラブル解決能力。初登場時の黒田と赤崎の乱闘をなし崩しにしちゃったやつ。
   別に本人も誰をかばおうとか考えてる訳じゃないだろうけど。
   いやな雰囲気はとりあえず消えたな。
   村越が正論で押さえ、吉田が不思議パワーで強制的にガス抜きする。ETUが去年2部落ちしなかったのはこういうメンタル面の調整をしてたからでしょうか?
   吉田、意外な使いでのある選手であります。

   さて、「これで 勝った気に なってんなら」
   「笑うぜ ダルファー」達海監督の顔も全然追い込まれた感じじゃないですよ。

   ここで視点の転換。シーズン開幕からETUを追うことにした女性記者、藤澤さんへ。ETU番としては先輩の山井記者から話を振られます。
   「さすがに あんたでも 知ってるだろ?」
   「ETUが 相手に先制される ことの意味」

   そうか、藤澤さんはサッカーに興味がなかった読者へのサーヴィス、「初心者代表」なんだ。(デリカシーがないのよっ!)と内心どつき回しつつも、藤澤さん(と読者)は大きなお世話な解説をしてもらえるんですね。

   いわく、「上手くいった 経験が乏しいから 正解のビジョンが イメージできない」。

   ナルホド。負け癖ついちゃってる上に、「ガッチリ固めてカウンター」戦術しか採ってこなかったから、劣勢を吹き飛ばす大攻勢をどうやってかけたらいいか判らないんだ。

   ヴィクトリーとのプレシーズン・マッチでも、2点まで取られちゃったら終わった気になってましたもんね。綱本さん(原作者)、考えて物語作ってあるなあ。
   あのときは、村越の奮起で何とかなってましたけど。
   さあ、どうなるんだろう?
   「だから 期待 するんじゃない」
   「 監 督 の 力 ってものに……」さすが、藤澤さんは読者代表だ!

   吉田がはじめます。
   「さっ」
   「そろそろ いくよ ナッツ」

   試合前から異様なテンションだった夏木の出番です。

   なにを指示されてるんだろう? ってとこで以下次号!?

                                 ……脚本上手すぎ。

   * * * < 今週のザッキー >  * * *

   前述の通り。アップで出てうれしいけど、これじゃ悪役です。試合に勝てたとしても、この先が心配。黒田ほど単純じゃないからチームにちゃんと戻ってこられるか。黒田みたいに、ちゃんと判ってくれてる相棒もいないみたいだし……。


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