備えあればうれしいな
こう世界各地で天変地異が続くと。
昔は「有事のドル買い」とかいって、ドルが世界の基軸通貨であることから、なんかあったときに頼りになるのは米ドルだと言われてましたね。「塩の街」でも、流通しているのは米ドルだけとか言う描写がありました。情けないぞ、大蔵省(今は財務省!)
今は亡き河島英五がコンサートで語ったのを聞いたのですが。
その昔、いろんな国を身一つで渡り歩いていた英五青年、とうとう不審者として捕まった。こういうときは、官憲に多少の袖の下を掴ませたものだけれど、あいにく持ち合わせがない。ここに母の愛、旅先で息子が困ったときのために、おかんがジーンズにお金を縫い込んでいてくれているというのを思いだして、もう何ヶ月も穿きっぱなしのジーンズのそれらしきところを切り開いてみたら。
出てきたのは聖徳太子の1万円札。
おかん、うれしいけどな、日本円は世界では通用せぇへンねん。
ほらやっぱり、そこは住友銀行(懐かしい。バブル前は、外貨と言ったらスミトモでした)とか行って、米ドルに両替してもらって、それを入れといてもらわないと。
困った英五青年、結局日本大使館の人呼んでもらって、その聖徳太子を正しく使って(?)、自由の身になったとかならなかったとか。
ううむ、今の福沢さんなら通用するかしら?
とりあえず、「日本沈没」で、いよいよ沈没が公表されて、パニックとなった町のスーパーマーケットで出遅れて何も買えなかった奥さんが「石のついた指輪、ある?」とスーパーのご主人に言われて、泣く泣く旦那様からのプレゼントのオパールの指輪とインスタントラーメンとを引き替えたところが、お腹の空いてた高校生のお兄ちゃんがそれを知らないでぺろりんと食べちゃったエピソードとともに、わたくしの脳裏には刻まれているのであります。
有事には、宝石・貴金属!
オール・オーヴァー・ザ・ワールドで通用するのは米ドル!
で、バブルの頃貴金属店のショウケースに手垢を付けまくっては、
「クルーガーランド金貨は流通性はいいが、欠けないようにかなり純度を落として固くしてあるから資産価値的にはイマイチ」
「中国のパンダ金貨は毎年デザインも変わるし、純度も高いし、コレクションするならこれか?」
「オーストリアから、純度も高くデザインもきれいなハーモニー金貨というのが出るらしい」とナマイキに資産運用の真似事を画策しておったのですが。
ちなみに、オイルショックを小学生になる直前に経験し、公害やらノストラダムスの大予言ブームやら、それで就職して甘い汁を多少吸ったところでバブルの崩壊を経験してますので、このまま何事もなく80まで長生きして年金もらって死ねると思ってません。
世 の 中 そ ん な に 甘 く な い っ て。
結婚したらバブル崩壊して、とってもそんな余裕ナッシング。
ああ、残業代で二束三文の指輪なんて買ってないで(いやそれでも、石のついた指輪買わなくっちゃという強迫観念だったのよ)、コインペンダントにしておけばよかった!?
とりあえず、着物は今は中古市場活発化してるから大丈夫かな?(だから無法地帯になったらそんなもん無価値だって!)
質屋さん情報によると、それこそルパンやキッドが盗むくらいの宝石(それなりの大きさがあって、有名な二つ名がついている)でないと、資産価値なんかないそうですね。質屋さんの店頭に並ぶ石のついた指輪の哀れなほどの値崩れっぷりったら! 今や、プロフェッショナルのおねえさんも、貢がせるなら指輪じゃなくてカバンなんだそうですね。買い取りの価格が高いから。でも、「北斗の拳」みたいな世界になってまでヴィトンのカバンぶら下げて歩いてもね~。いや、天下のヴィトンやエルメスなら、水くみや野菜運びとかに使ってもやっぱり持ちが違うのかしら?
地球温暖化やら世界情勢が厳しくなってきておるので、またぞろいろいろ妄想をめぐらせておるのであります。
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