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2008年4月18日 (金)

「図書館戦争」 #2

   オバQ電鉄またしても不通で2時間かけて帰り着いた旦那様をほったらかしにして見ました。アニメ版「図書館戦争」第2話。

   

展開早っ

   タスクフォースに配属になった郁ちゃん、次のシーンにはもう野外訓練です(普段の制服は女性はスカートみたいですね。それもカワイイ。もう6月との設定からでしょうか、白地にブルーで肩に切り替えの付いたシャツが爽やかでいいなあ。その分、コミックは私服が可愛らしいとそれぞれ見るべき所が違います)。
   射撃訓練では、コミック同様、射撃の下手な郁を、銃の重さに負けているのではと察して目標レヴェルを下げる小牧教官の指導シーンがカットされててちょっと不満(見せ場を減らすな)。
   熊出没事件があまりにもあっさり流されてました
   トイレに行くのにスコップ持っていくシーンは、残ってましたが(コミックでは婉曲化)。
   「手塚は気づいてたぞ」ってところ、そういえば、この台詞は原作にあった気もします。じゃあ、コミック版の情けない悲鳴を上げてしまって後で落ち込む手塚はオリジナルだったんだ、気がつかなかった。
   ……でも、今となっては、腹を抱える先輩達から一人離れてテントで膝を抱えるコミック版の手塚の方がかわいげがあって良かったなあ。気遣ってるのかいたぶってるのか分かんない優しい悪魔な小牧教官も。

   その辺が、堂上教官実は優し~い♪ という少女漫画仕立てのコミック版との違いでしょうか。

   やっぱり半年(?)で単行本3冊分ということで急ぎ足になってるのかな。バリバリ進みます。熊を殴った後はすぐ柴崎の笑い顔になっていて、もう彼らは基地に戻って図書実務に入ってました。

   物足りない。

   役に立たない郁ちゃんの描写もすぐにきちゃって、でも、あの柴崎出前のエピソードはカット、というか改変。堂上教官の配慮とは解りづらくなってました。どうよ? でも、前回最後のロビーのシーンと同様、郁ちゃんの涙が床に零れるシーンは良かったなあ。

   いやどうかな?

   先週は、あ、この監督ウマイ、と思いましたが、2週続きでやられるとくどいかな、郁ちゃんすぐ泣く子になっちゃうし。こう、「床に涙」が続くと原作での、泣かないひとが泣いた跡が床に残る、それを他人に知られたくないだろうとぬぐってやるというしみじみしたシーンの重みが薄れるかな(わたし、あのシーンの彼らが好きなんです)。

   柴崎との特訓はかえってしっかり描かれてました。柴崎ってメガネっこだったんだ? 有名眼鏡メーカーとのコラボだそうで、作中の柴崎着用と同じ眼鏡を売り出すとかナントカ公式サイトで言ってたかな。そういうまるでトレンディドラマのような売り出し方は……効果あるんかいな???

   2週目にしてコミックスに追いつき、追い越しました。
   「所在不明の本がいっぱいある」という謎。さらに、有害(?)図書を館長もぐるになって良化委員に押収させるエピソード。図書館内でのいきなりの銃撃戦開始です。ホントに撃ってました。映像で見るとホントに違和感あります。いいのか、こんな事が許されて、という常識との違和感。警報が出て、「利用者は直ちに退去してください」ってのは解るけど、じゃあこんな、銃撃のあとアリアリの図書館に、いつから利用者を入れるのでしょうか(すぐ直しちゃうの?)。ああいうのに不発弾ってないの? 大丈夫? そういう、戦闘終了から現状復帰までのノウハウは蓄積されてるのかしら、事実上内戦状態が続いてると言うことは。そういえば、開国直後にヨーロッパを訪問してた志士達が、パリコミュ-ンの市街戦の直後だったもんだから建物に弾痕つきまくりなのにびびったとかいう話聞きましたが。日本は平和だったから、そういう生々しい戦いの後ってのに不慣れになってますね。正化年間の日本人は、そういうのには慣れちゃってるのかな。図書隊基地は襲撃されたことがそれまでなかったのでしょうか、キレイだったけど、その他の大きな図書館は、1,2度はそういう「戦火」をくぐった威容になっててもおかしくないですよね。
   しかし、図書館がそんな、いつ銃撃戦に巻き込まれるか解らないおとろしい場所になってたら、あえて図書館にいくひとはいなくなっちゃわないかな? それは実に巧妙な愚民化政策ではありますまいか? メディア良化委員会って全然公共の福祉に貢献してない団体ですよね。この辺から攻めてくれるスピンアウトは書いてくれないものか。いえ、甘~いラブコメなスピンアウトも読みたいですぅ(図書館外伝を立ち読みして、これは立ち読みできる本ではないと判断して帰ってきたところ)。

   なんとか図書を奪われることを防いだ郁ちゃんと手塚、手塚は郁ちゃんの事を認めます(それより、堂上教官が助けに来てくれて、判断を認めてくれたことを重視しようよ)。そして、いきなりの爆弾発言

   「俺たち付き合わないか?」嗚呼、ここで全国何千万の乙女が絶叫したのだろう!?(青年もですか?)

   早い! 展開早いよ!

   原作じゃあ、小牧悪魔教官(オイ)がもっと笠原さんのことを知った方がいいとか焚きつけてたからじゃなかったかなあ。小牧さんじゃなかったっけ。あまりにも唐突ですよ、手塚君!

   これは来週が楽しみだ。そんでもって、録画して虎ちゃんとぎゃーぎゃー言いながら見るべきかも! ……デッキ不調との噂もありますが、ちょっと真剣に試してみよう。

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コメント

 結局また朝まで感想サイトを探して読みあさってしまった事よ。絶対これは録画で見ないと生活壊れるわ。
 やっぱり原作を読んでない方もおられて、乙女の絶叫が所々で聞かれた模様。ほほほ~いいのよ~こちらへいらっしゃ~い♪ 「堂上が王子様だったりして、まさかな、ハハハ」なんて書いてあったり。う~ん。ご同輩、一緒にもだえましょう。
 なんで図書館を襲撃するのだ、出版社へ行けよという突っ込みもあるようで。あ、そうね。でも、このへんは法とのからみで、出版後の内容チェックと押収しかしてない、だからこれ検閲じゃないもん、憲法違反してないもんという建前を表わしてるんだと思ったんだけど、やっぱり、アニメもコミックもその辺説明が足りませんでしたかな。出版社で根こそぎやったらそれこそ民主主義国家として先進諸国から縁切りされるレヴェルだと思うから。一応市場に流通させて、出たところで狩るというのが法施行後序盤での会議室での駆け引きの結果なんでしょう。
 しかし本当に、メディア良化法を支持してる人いるのかな? 支持者のいない団体がよくもまあ存在していけてるなとそういう素朴な疑問は否定しないおかあさんでした。ああそうか、3巻でデモ隊作って茨城(?)の図書館に押しかけるような人たちが支持してるのか。有害図書は燃してもいい、有害図書を除くためなら図書館と図書館員に発砲してもいいってのは主客転倒してると思わない人間は社会正義の代理人を名乗る資格はないだろう。
 この辺の、敵の側は何を考えてやっておるのかをチョット描いてみて欲しかったなあ。でも、敵さんもつらいのよとやってしまうとスカッと爽やかなラヴコメ風味が損なわれてしまうカモだなあ。
 4巻で、郁ちゃんが豪雨の中偵察に出かけた某国大使館前、「おい(傘がないならこれを持っていけ)」と言おうとしてくれた良化委員がいました。日常ではそういう気持ちのあるひとばかりなのだとチョット思ってみたかったりして。

投稿: まいね | 2008年4月18日 (金) 10時38分

 なんだか、アニメを見て、「この設定はあり得ないだろう」と大批判大会になってるところもあるそうで。
 そこの擁護意見で、「でもあの世界は、双方、相手を殺しちゃったら警察に捕まるんだよ、そういうルールの上でやってるんだよ」というのが何度もでてきてました。ごめん、それどこに書いてあったかなあ? 割と読み飛ばすので気がつきませんでした。郁ちゃんが3巻ではじめて敵に発砲したとき、小牧教官が相手の生死を確かめてくれてたのは、ルーキーの精神状態を配慮してのことかと思ってたら、実際捕まるかどうかの心配だったのか。
 図書隊員も大変だ。

投稿: まいね | 2008年4月19日 (土) 04時19分

 うにゃ~!! この週末、いろんなサイトのレヴューを見たり、よせばいいのに大荒れという噂の2ちゃんねる当該アニメスレッドを読んだりしてぐるぐる悩んでおったのですが。
 みんな言うことが違うよう。
 キャラクターについて、薄っぺらと言うひとあり、生き生きしてるというひとあり。
 内容はライトノヴェルと切って捨てるひとあり、批判精神に感心するひとあり。
 ま、みんなが同じ意見だったら気持ち悪いんだけど。
 悩みはじめたきっかけの、図書隊員(良化委員会も)の任務上の殺傷は許されるのかという件でも、「殺したら捕まる」という説と、「司法権の適応除外」と書いたところとあって、読み取りがヘタなのはわたしだけではないのかなと。結局どっちなんだよ。
 しかし、ほんとにああいうときの2ちゃんねるはヒドイ。「アニメオタクであって常識のないおまえの話をだれが聞くか」とか「そんなこというお前はゆとり教育を受けたせいで文章の読み取りが出来てないのだろう」といった内容の(たぶん)お互いの人格批判に行っちゃってて本論が置き去りになってて。読んでる方も消耗しました。

投稿: まいね | 2008年4月21日 (月) 00時26分

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