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2008年4月25日 (金)

「図書館戦争」#3

   手塚の爆弾告白からの引きで第3話。Gコード予約もちゃんとできたようで、また朝ゆっくり見ますか。

   寮での柴崎嬢との対話シーンも毎回恒例のようで。働くおねーさんとはいえ、アニメで毛穴パックを鼻に貼った美女が出てくるとは思いませんでした。だだだっという足音とともに視点が入り口の方に動いたから、ここで来客だったっけ? と思えば、反対側、ヴェランダに出て柴崎が叫んでいたのでした。
   「乙女が! 乙女がここにいます!」いやこの台詞はあったけどさ。こういう画面にするとは思わなかったなあ。

   成績優秀、まじめ、ルックスもよいし、親の地位もよい、と手塚の「いい条件」を数え上げる柴崎嬢。でも、付き合うってのはそういうことで決めるんじゃないと思う、とつぶやく郁ちゃん。同感ですな。でも、そういうことしてるとチャンス逃すよ、と柴崎嬢は言いたいようですが。だいたい、タスクフォース配属以来何かと言えば突っかかってきたという過去をそういういい条件で塗りつぶせると思う方が甘いとおもいますね。自信喪失ぎみの郁ちゃんでは、「そういういい男を自分は魅了した」という見方はできないだろうし。

   シリアスパートは急ぎ足。原作で1章ぐらい割いてあった筈の「なにか凶悪な事件の犯人の考え方を知るためにその図書貸し出し歴を警察が照会に来るのを図書館は拒絶する」というエピソードが訳分かんないうちに流れていってしまいました。この辺で、図書館の原理派と行政派という上の方のオジサンたちの難しい綱引きとかも書かれてたと思ったんだけど。アニメだけのひとはこれで解ったかなあ? 図書館長もいて、稲嶺司令とは権限がどう違うのか、優越するのかというオジサン事情、解りやすく絵にして一度出した方がいいんじゃないかな?

   そして、その刑事が帰り際に稲嶺司令のプロフィールにからめて、さらっと日野の悪夢は語っちゃいましたね。呼んでも警察も消防も来ない絶望とか、脱出してはすぐ撃たれる図書館員とか、入れ込んで読んだ「悪夢」そのものの情景が、これまたあっさりで。それも、「攻撃してきたのは良化特務機関じゃないことになってる」とかいういやらしいごまかしとか、そういうごちゃごちゃした世界観をすぽーんと抜いてくれてて。

   解るのかなあ?

   そして、動き出した車のラジオから流れるニュースが、野辺山氏の訃報で、小田原作戦へのイントロになっていくんですね。
   つなぎは上手いと思うけど。

   階段状の大会議室で、玄田隊長からの作戦の概要説明に入ります。意識しちゃってる郁ちゃんのわざわざ隣に座る手塚も、やっぱり返答を期待してるんでしょうか。高所恐怖症、というより精神的に不安定な状態におかれることを苦手とするって、どこに書いてあったんだったかな。今回、作戦実行中は狙撃班に配備されて、高いところから活躍してましたけど。精神的に安定してれば高いところも平気? そういえば、降下訓練は、郁ちゃんがさっさと下りたのに比べ、最後の最後までヘリの中に残ってるという描写でした。いちいち細かい。

   郁ちゃんは作戦行動から外されて、要人警護に回されることになりました。

   原作では「女性の方が公式の場での介助には見栄えがいい」というもっともらしい言い訳が付いてましたが、そういうのはフェミニズム的にTVで言うとまずいんでしょうか? その後、郁ちゃんは結構女性であることを利用して囮作戦にどしどし使われるようになってましたけどねえ。

   そういうもっともらしい言い訳がカットされたぶん、連れてってもらえなくてへこむ郁ちゃんが可哀相になります。堂上教官に直談判をしても「なにか役に立つところを見せたのか」なんて厳しく斬り捨てられて。

   

また泣いちゃったよ。

   これは泣かせすぎでしょう。
   わたしも涙もろい方ですが、こう、上司の前で何度もボロボロ泣く女性はまずいんじゃないかな。女性の同僚にも嫌われそうですよ(いないけど)。

   落ち込む郁ちゃんに、柴崎嬢は「あんたが悪い」と突き放します。
   郁ちゃんは図書隊員になったことを親に告白してないのです。それは、第1話で教官達にもばれてます。そりゃー、女性隊員を怪我の予想される大規模作戦に参加させるのはただでさえ疑問なのに、親には内緒じゃあねえ、上官も二の足踏みますね。

   どこで聞いたんだったかな。
   イスラエルは、女性にも徴兵義務があるそうで。でも、女性を前線に出したらば(そんでもってあの国戦争やってることが多いからありうるんだ、そういう場合も)、敵さんは敵さんで、「女のくせに!」つってエキサイトしてやりにくくなる上に、味方もその女性兵士が怪我しても、捕虜にされてもエキサイトして、もう大変なさわぎになってしまうので、女性を前線に出すのはやめたんだそうな。

   わたしも、雇用機会均等法施行から間もないころの採用で、「女性の感性を生かして」とか言われまくって、持ち上げられまくって、(でも、女らしくもなければ細やかな心配りもできないんです、すいません)と肩身が狭かったので、郁ちゃんに「女性であることを生かせる任務でがんばって」とは口が裂けても言いたくないです。だいたい、郁ちゃんは女性らしさというより、男性に負けない身体能力が取り柄なんですもん。

   不服ながらも自分に割り当てられた職務を全うしようとする郁ちゃんでした。

   そして、手塚はもう教官の部屋に上がり込んでいるし。
   そんで、笠原を外すのはおかしいと突っ込んでるのでした。つい先週まで、笠原がタスクフォースにいるのはおかしいていってたその口で。
   変わり身はやすぎ。
   でも、恋じゃないんだよね。

   訓練に余念のないタスクフォース、そこへ折口さん登場。おや、思ってたよりスレンダーで若かったわ。もう少し、おばちゃん入ったカンジかと思ってました。だって玄田隊長と同学年ぐらいでしょ? 声の落ち着きはキャリア組の大きいおねえさんという感じがぴったりでした。

   ドンパチが始まりました。
   良化委員会の制服については、よくものを知る方が「ナチスの制服そっくりで、印象操作っぽい」とか言っていてビックリ。あのいやらしい小豆色(色はどうでもいい!)の制服って、ナチス風なんだ? ナチスの制服なんて存じません事よ。皆さん物知りねえ。

   狙撃手の進藤一正……このときはまだ階級は下だったかしら。出てましたね(このひと渋くって結構好き)。でも、印象に残らない顔立ちでした。この作品、みんなのっぺりしたややイケメンばっかりで。体を動かす組織だからかみんな同じような年回りで、変化付けにくいんでしょうけど、もうちょっとなんとかなりませんかね。利き腕を撃たれてたのはこの作戦じゃなかったですか? カットされたのかな。その彼をかばって代わりに狙撃手をこなすというのが手塚の初陣だったと記憶してるんだけど(いや、初陣は先週済んでるか)。この手柄で、彼は必要時には狙撃班に引っ張っていかれるようになったんですよね? ……アニメだけでは因果が繋がらない! 

   小田原の作戦は今回1話で終わり。なんとか目的は果たしたところで連絡が入ります。
   告別式に参加の稲嶺司令が襲撃を受けました
   郁ちゃんの冒険は来週!

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