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2008年4月12日 (土)

今週のジャイキリ #62

   やああっと始まった大阪ガンナーズ戦です。敵超大型FW、髪型が大事(欄外登場人物紹介より)のハウアーに付くのは我らが燃える男1号黒田(2号は夏木)。身長差20センチはやっぱり一目で「大丈夫か?」レヴェルですよね。サポーターからも、
   「ハウアーのマーク 黒田(クロ)で大丈夫かよ!」って言われてます。それに、
   「うっせーよお前ら! 黙って見てやがれ」と返す黒田……。
   「サポーターに黙れって……」
   「つーかなんて地獄耳だよ」と、過不足ないサポーターのつぶやきでした。もう、開始3ページで笑ったな。
   もしかして、離反から詫びを入れて戻った黒田は達海監督の最終兵器? 名古屋戦といい、試合の鍵になるところに割り振られてますよね。ハッ! これが日本の漫画の特徴、「一度主人公に敗れた敵はその後名チームメイトになる」の法則の極意? 一度ギリギリまで対立したからその真価が解ってるってことですかね? で、負けてハッキリ服従してるから上下関係もハッキリしてるし。深いなあ。

   チョット見渡り合えそうにない黒田をハウアーに付けることによってある意味穴を作り、そこへ誘い込む作戦は、名古屋でも見られましたよね。
   えーと、往年のジャンプのテニス漫画「テニスボーイ」でも、あったな。
   壁打ちのスペシャリストである相手選手は、自分からはスマッシュを打たずのらりくらりとラリーを続け、相手のミスを誘うタイプでしたが、主人公飛鷹は野生児なのでスタミナでは負けない。ラリー戦法が通用しないと見た相手は、今度はランダムモードでコートの四方に球を散らせることでさらに揺さぶる。明るく軽い感じで人当たりのいいキャラクターの彼がしたたかな面を見せるという印象的なシーンでした(30年後でも覚えてるし)。で、ランダムモードに苦労した飛鷹は(まるで投球マシーンがそこら中にあって順番に球が出てくるみたいだ)から、「じゃあ、マシーンを一カ所にまとめればいいじゃん」と攻略法を思いつき、自分の返球を一カ所にまとめることで対応、ついには相手のスタミナ切れを誘って勝つのでした。で、一人で打ってばっかりいないでこんど打ち合おうよという爽やかな結末になると(その後彼らは親友になる)。
   後年魔球合戦になった感もありましたし、世界的テニスプレイヤーを育てるだけのための学校という設定がもうとんでもなかったんですが(足に錘を付けての試合で負けた方は退学とか、地上ンメートルまでせり上がったコートの上で試合とか)、初期は結構面白かったなあ(こっちも子供だったし)。

   脱線長かったな。
   というわけで、FWが4人という変幻自在の攻撃を攻略するに、4人全員自由に動かさせないで、相手にそうと悟らせずに1人に絞る作戦に出たのではないかと。実質1人にできればつぶすのも比較的楽、という計算。
   「あ、ハウアー自由じゃん、ハウアーにパス出そう」っていつも思ってくれれば。ということ。今回既にそういうシーンありました。
   それで黒田が奮起してボールを奪ってくれれば、向こうに与える心理的ダメージも大きいし「何やってんだ、俺に寄越せ!」と喧嘩を始めてくれればもっとつけ込めるという計算なんじゃないかと。……監督ってすごい心理学者ですね。

   それで、黒田とハウアーが、 相 性 抜 群 だし。

   文句を付けてくる理由が、激しいボディチェックにではなく、ヘアスタイルへのこだわりだし。

   「もうちょっと考えたら? その頭」って、オイ!(バックには落雷)黒田の頭は必ずしも生えてないというわけでは……でも、薄くなったのを未練げにしているよりはスキンヘッドにしてしまった方が受けはいいですよ。一般的に。そんでおひげなんか生やしたらう~んセクシ~。(脱線禁止)

   「なんか今 伝わったぞ……」
   「言葉の壁 越えたぞ コラ……」

   「似合って ねえんだよ この青ヒゲ!」と黒田も逆襲(再度落雷)。

   「な……なんか今 伝わったぞ……」
   「君、ボクを侮辱しただろう……」

   ハウアーの台詞は横組み、黒田の台詞は縦組みなんですけど、この言葉を越えたコミュニケーションが堪らない。名古屋戦ではぺぺ(じゃない、通訳(笑)のゼウベルト)の素直な賞賛は通じなかったのに。いや、そりゃー相手が椿だったからか?

   赤崎! 赤崎はいないかっ!?
   「そこ2人! 守備~~!」と突っ込んで欲しい!!(そんな余裕ナッシング)

   てなことをやってる間に清川はあっさり抜かれたり、吉田は珍しくパスミスをして相手にいぶかしがられたり、絶好調の快足椿がチェックされてたり。

   一見大阪ペースな試合が進んでいきます。さあ、やっぱり空気読めてない志村からハウアーにボールが出た!

   「勝負!」と達海監督がつぶやいて、次回へ引き。

   

待て! 次号!!

   * * * < 今週のザッキー> * * *

   畑にボールが行って、シュートを許すシーンで一瞬。あと、ロングで2センチぐらいの大きさでしたが、なんとなく解るところがツジトモ画。その右で吉田はあからさまにポケット手でたらたら走ってたし(どうよ、この画力)。

   しかし、清川を振り切った片山が久保田に出したシーン、MFの吉田よりFWの世良が下がって守備に行ってるってのはどうなのよ? 今日は頑張るじゃなかったんですか、王子~? 働け。

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