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2008年4月30日 (水)

「篤姫」 16 一点突破

    お江戸でもやっぱりマイペースでどんどん邪魔者を撃破していく篤姫であります。

    今回の敵は、再婚をしぶる将軍、ではなくて、島津家から嫁取りをすることによって外様である島津家が影響力を持つことを恐れる将軍近辺、とりあえず水戸の斉昭さんですね。
    いや、今時「異国船など打ち払え!」と強硬論を唱える江守斉昭さんなんかが声の大きい「有識者」だったりする方が危ういと思うんだけど、と、思ってるのはおかあさんだけじゃなく、悩める宰相、老中の草刈阿部くんも。いや、ちゃんと幕閣で老中首座なんて職に就いてるひとを宰相呼ばわりはまずかったか。実際の阿部正弘君は従四位下侍従だそうで。意外に官位は低いのね(この辺も外様と譜代の違い。斉彬パパとやかましい江守斉昭は従三位権中納言)。実際の日本の朝廷での「宰相」とは参議のことです。たしか相当位はなく、参議(または三位)以上から公卿。
   また脱線しちゃった。幕末のWナリアキラ(実は2人とも本名はナリアキラらしい。訳分かんなくなるから水戸の方はナリアキと読むことになってるそうな)に片や人間味あふれんばかりな高橋英樹、方や俺がこんなに教養高くてなにが悪い江守徹を持ってきたのはもうベストの選択。そして、この2人に挟まれて苦労してるんだろうナァという老中阿部正弘に草刈正雄を持ってくるし。

   

神キャスティングでしょうここは。

   眉間の皺は日本海溝級。見ていて、早死にをナットクしたよ。

   で、秘めたる目的のためには斉昭取り込みが不可欠、と、ぐっと下手に出る高橋パパなのでした。

   「病気快癒を祝って花見の宴を張る」

   パーティに斉昭君をご招待、「うちの子ほんとにいい子だから逢ってみて」作戦に出るのです。そんな、大丈夫? でも、前回、あの斉興じいじに突撃して見事好感を得た戦績をもって、「大丈夫、篤姫ならやってくれる」とGOサインを出すのでした。

   イヤ確かに、原作でも対面してたと思うよ。
   そんで、「歴史書スキッ! お宅の『大日本史』も読みました! こっちの方が日本書紀より読みやすかったワ」とかいってイチコロにしちゃったんだ(やっぱり心臓)。

   え~と、原作通りの運びとなりました。さらに、時事問題も絡めて痛いところを突いてるし。篤姫の得意技は懐に飛び込んでのクリティカルな一撃なのね。

   で、バカ殿の方は、このひと芋を焼いて食べたり、パティシエごっこをやっては失敗作をムリヤリひとに食わせる変な趣味があったらしいですが、この日はせんべい焼いてましたね。失敗してかんしゃく起こして踏みつぶしてたのは前の週? 
   「せんべいが上手く焼けたら再婚の件、OKね」なんてお軽い。で、焦がしちゃうんだ。
   オイ! そこに侍って居るご生母! お前も製造物責任を感じて諫言したらどうだ!
   と思ってたら、
   「上手く焼けたではありませぬか。どうぞわたしにそれを。この焦げが香ばしくてよいのです」なんていいながら、箸で摘んだままバリバリ囓ってたりして。

   よし。それが大人のすることです。

   いや、これが大の大人で征夷大将軍なんだから情けない。

   阿部くんの憂いいや増さんばかり、いや、でもとりあえず嫁入りはGOだから。

   ってところで、先週分はいいかな? 宿題が溜まっちゃってしょうがないわ。

   今回は、その斉昭君との面談のための予習の「大日本史」、提供はマスクド貴婦人英姫様だったのです。
   「アンタの為じゃないんだからネッ! アンタがしくじると島津家の恥になるからなんだからネッ!」これは、今流行りのツンデレというものですか!?

   正しくその心を解した篤姫は、高橋パパにそのことをご注進、マスクに隠した奥の心は激ラヴであると明らかにするのです。

   まさか。今更。

   といいつつも、そなたと2人で夜桜を見ようと思う、なんて誘う高橋パパはやっぱり器が大きい。そして、少しずつかたくなな心もほぐれ、マスクド貴婦人は、マスクの紐をほどいてはじめて素顔を見せるのです。

   でも、視聴者にはそれは見えないよ。やっぱり、疱瘡のあとは女性としては見せたくないレヴェルでたしかにあったのでしょう。

   しっとりといいシーンでした。って、うまうまと騙されております。

   そして御国元では、せっかく側小姓に抜擢されても殿がいないんじゃ意味ないじゃん! とまたしても愚痴り倒す尚五郎ちゃんでした。

   お近さんにとうとう一喝されて。

   わーい、ザマミロ

   でも、目が覚めました! とお礼に行っちゃう辺り、やっぱり嫌いにはなれません。史実に向けて着実に距離を縮めて行ってる2人です(ネタバレ禁止!)

   ああ、そうそう、特に手を尽くさなくても斉昭君自慢の「大日本史」がすぐ出てきた辺り、まとめて出版してそこいら中のお家に配って歩いたんだろうな。で、付き合いで読んだひとは少数で、書庫の肥やしになってたんだろうな。

   まるで定年したお父さんの 自 費 出 版 郷 土 史 本 みたいな! 
   実家の老父はさすがにここまでは行ってないけど!

   ますます江守徹、じゃない水戸斉昭君が好きになったおかあさんでした。

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2008年4月28日 (月)

メイ曲アルバム Caro mio ben

   病臥の徒然にまた先月新しい着メロを落としまして。
   オペラをよけて、民謡とか唱歌のたぐい、と検索していきますと見つかったのがこれ。Caro mio ben 「いとしい女よ」と邦題が付いてました。作曲者はジョルダーノね
   これはルネサンスの頃の歌なんじゃないでしょうか、声楽の入門者が歌わされる歌と認識してます。

   大学の合唱団の、オフシーズンは1~3月です。
   定期演奏会は12月にあって、幹部はそのあとの納会までが任期で、だいたいそこで引退します(幹部学年は当時で3年)。新しい体制になって、まじめな学生は試験期間を睨んで休みがちになる頃、ちょっとウオーミングアップに、演奏会に関係ない曲をやったりしました。2年の時の新しいパートリーダーさんは
   「じゃ、4月に後輩を迎える前に上手くなりましょうね」なんていって、一人で歌う練習を課したのでした。その時に渡されたうちの1曲がこれでした。わたしはなんでこの曲選ばなかったんだろう? ♪ドーシーラソー、ラーソファミー とリズミカルに下りてくる明るい曲でしたが、起伏が激しかったので、当時のわたしにはむつかしかったのかも知れません。わたしが選んだ曲は O’ce sate 、♪ラーララーラ、ラ#ーラ#ラ#ーラ と一本調子でしたからねえ(出だしだけは)。

   アルトの新2,3年生たちが春休みまでコッソリ練習して、3月末にパート内で披露しあったとき、同期のみんながわたしと違う曲を選んでいたことを初めて知ったのでした。
   「うん、練習したことあったからなんとなく」って、同期の子たちはみんな合唱の盛んな高校で、みっちり基礎ができてたんですよね。だから上手かったんだよなあ。で、みんな美声で「♪カーロ ミオ ベーン」と歌ったのでした。下降調のAメロに比べ、Bメロは♪ドーレミレー、レーミファミーと微妙に上がり下がりがあって、そしてまたAメロに戻って終わるというチャーミングな構造でした。
   起伏の激しい曲も、歌い込めばキレイに響き、「確かに名曲だ、これは」とうなずいたのですが、どさくさで楽譜をもらわないまま新入生達を迎えてしまって。
   メロディは何となく知ってるし、出だしは歌えるけど、途中、歌詞が抜けて、どんな内容の歌かは知らないママなんです。

   というわけで、なんともせつない仲間はずれの青春の名残ような曲だったのですが。

      懐かしき曲にアラームを変へければ
          夢にも同じひとに振られぬ     

   飛び起きちゃったわよ。

      おどろきて一首詠みまた寝(いぬ)るらし
          我が身はいかなる悪夢(ゆめ)に惑(まど)ひぬ

   という事態。いやそんな耽美なもんじゃなく。

   アラームの曲を変えただけで朝から物思いをしてしまったことよ。

      わたくしといふレコードのその辺り
          傷が入って居ります 春愁    舞音

      

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2008年4月26日 (土)

猫屋敷だより

   金沢早乙女家からお電話です。
   「虎ちゃんは?」
   「すいません、今お風呂です。わたしが聞いてはいけない話ですか?」  
   「いいえ、あのね、大地が昨日急に産気づいたらしく、サンルームの脇で仔猫を生んだのよ。4匹!」
   それはおめでとうございました……。この冬で2匹減ったのに4匹増えたらまた猫の多いうちになってしまいますね。
   「3匹とも親に似て黒白のぶちなんだけど、1匹だけ茶色の縞がはいってるのがいて。父親はよく出入りしてる茶色い奴だと思うのよ」ああ、マイケル・アントニオ。
   「おかあさん、本当に、今度こそは病院連れて行かないと。人間が世話に追い回されることになりますよ。猫より人間が大事!」と、嫁の分際で意見しちゃったりして。
   「ええ、今年こそは、乳離れしたらすぐにお医者に連れて行くわよ」
   是非そうしてください。
   「でも、虎子もなんとなく体が丸っこいのよ」虎子というのはミニケルですね? 去年生まれた三つ子のうちの茶虎で、夕輝だか香輝だか、派手な名前を虎美が付けたんだけど、おじいちゃんめんどくさくなって「虎子にしたから」って、春先に電話で言ってたっけ。
   「また1才になってないのにですか!?」
   「猫はもうすぐ大きくなるから。人間で言うと、高校生がお腹が大きくなったようなものよね。可哀相に」
   そう思うなら冬のうちに手術をですね……でも、エサをやるのも手術費用を払うのもわたしじゃないですから。
   「というわけで、虎ちゃんにはまた名前を考えておいてと言っておいてね」

   連休には金沢に行く予定の虎美、実物を見て、おじいちゃんにも覚えられる名前をつけて上げてください。

   しかし、猫が8匹……いよいよネズミ害のない畑になりますね。

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2008年4月25日 (金)

「図書館戦争」#3

   手塚の爆弾告白からの引きで第3話。Gコード予約もちゃんとできたようで、また朝ゆっくり見ますか。

   寮での柴崎嬢との対話シーンも毎回恒例のようで。働くおねーさんとはいえ、アニメで毛穴パックを鼻に貼った美女が出てくるとは思いませんでした。だだだっという足音とともに視点が入り口の方に動いたから、ここで来客だったっけ? と思えば、反対側、ヴェランダに出て柴崎が叫んでいたのでした。
   「乙女が! 乙女がここにいます!」いやこの台詞はあったけどさ。こういう画面にするとは思わなかったなあ。

   成績優秀、まじめ、ルックスもよいし、親の地位もよい、と手塚の「いい条件」を数え上げる柴崎嬢。でも、付き合うってのはそういうことで決めるんじゃないと思う、とつぶやく郁ちゃん。同感ですな。でも、そういうことしてるとチャンス逃すよ、と柴崎嬢は言いたいようですが。だいたい、タスクフォース配属以来何かと言えば突っかかってきたという過去をそういういい条件で塗りつぶせると思う方が甘いとおもいますね。自信喪失ぎみの郁ちゃんでは、「そういういい男を自分は魅了した」という見方はできないだろうし。

   シリアスパートは急ぎ足。原作で1章ぐらい割いてあった筈の「なにか凶悪な事件の犯人の考え方を知るためにその図書貸し出し歴を警察が照会に来るのを図書館は拒絶する」というエピソードが訳分かんないうちに流れていってしまいました。この辺で、図書館の原理派と行政派という上の方のオジサンたちの難しい綱引きとかも書かれてたと思ったんだけど。アニメだけのひとはこれで解ったかなあ? 図書館長もいて、稲嶺司令とは権限がどう違うのか、優越するのかというオジサン事情、解りやすく絵にして一度出した方がいいんじゃないかな?

   そして、その刑事が帰り際に稲嶺司令のプロフィールにからめて、さらっと日野の悪夢は語っちゃいましたね。呼んでも警察も消防も来ない絶望とか、脱出してはすぐ撃たれる図書館員とか、入れ込んで読んだ「悪夢」そのものの情景が、これまたあっさりで。それも、「攻撃してきたのは良化特務機関じゃないことになってる」とかいういやらしいごまかしとか、そういうごちゃごちゃした世界観をすぽーんと抜いてくれてて。

   解るのかなあ?

   そして、動き出した車のラジオから流れるニュースが、野辺山氏の訃報で、小田原作戦へのイントロになっていくんですね。
   つなぎは上手いと思うけど。

   階段状の大会議室で、玄田隊長からの作戦の概要説明に入ります。意識しちゃってる郁ちゃんのわざわざ隣に座る手塚も、やっぱり返答を期待してるんでしょうか。高所恐怖症、というより精神的に不安定な状態におかれることを苦手とするって、どこに書いてあったんだったかな。今回、作戦実行中は狙撃班に配備されて、高いところから活躍してましたけど。精神的に安定してれば高いところも平気? そういえば、降下訓練は、郁ちゃんがさっさと下りたのに比べ、最後の最後までヘリの中に残ってるという描写でした。いちいち細かい。

   郁ちゃんは作戦行動から外されて、要人警護に回されることになりました。

   原作では「女性の方が公式の場での介助には見栄えがいい」というもっともらしい言い訳が付いてましたが、そういうのはフェミニズム的にTVで言うとまずいんでしょうか? その後、郁ちゃんは結構女性であることを利用して囮作戦にどしどし使われるようになってましたけどねえ。

   そういうもっともらしい言い訳がカットされたぶん、連れてってもらえなくてへこむ郁ちゃんが可哀相になります。堂上教官に直談判をしても「なにか役に立つところを見せたのか」なんて厳しく斬り捨てられて。

   

また泣いちゃったよ。

   これは泣かせすぎでしょう。
   わたしも涙もろい方ですが、こう、上司の前で何度もボロボロ泣く女性はまずいんじゃないかな。女性の同僚にも嫌われそうですよ(いないけど)。

   落ち込む郁ちゃんに、柴崎嬢は「あんたが悪い」と突き放します。
   郁ちゃんは図書隊員になったことを親に告白してないのです。それは、第1話で教官達にもばれてます。そりゃー、女性隊員を怪我の予想される大規模作戦に参加させるのはただでさえ疑問なのに、親には内緒じゃあねえ、上官も二の足踏みますね。

   どこで聞いたんだったかな。
   イスラエルは、女性にも徴兵義務があるそうで。でも、女性を前線に出したらば(そんでもってあの国戦争やってることが多いからありうるんだ、そういう場合も)、敵さんは敵さんで、「女のくせに!」つってエキサイトしてやりにくくなる上に、味方もその女性兵士が怪我しても、捕虜にされてもエキサイトして、もう大変なさわぎになってしまうので、女性を前線に出すのはやめたんだそうな。

   わたしも、雇用機会均等法施行から間もないころの採用で、「女性の感性を生かして」とか言われまくって、持ち上げられまくって、(でも、女らしくもなければ細やかな心配りもできないんです、すいません)と肩身が狭かったので、郁ちゃんに「女性であることを生かせる任務でがんばって」とは口が裂けても言いたくないです。だいたい、郁ちゃんは女性らしさというより、男性に負けない身体能力が取り柄なんですもん。

   不服ながらも自分に割り当てられた職務を全うしようとする郁ちゃんでした。

   そして、手塚はもう教官の部屋に上がり込んでいるし。
   そんで、笠原を外すのはおかしいと突っ込んでるのでした。つい先週まで、笠原がタスクフォースにいるのはおかしいていってたその口で。
   変わり身はやすぎ。
   でも、恋じゃないんだよね。

   訓練に余念のないタスクフォース、そこへ折口さん登場。おや、思ってたよりスレンダーで若かったわ。もう少し、おばちゃん入ったカンジかと思ってました。だって玄田隊長と同学年ぐらいでしょ? 声の落ち着きはキャリア組の大きいおねえさんという感じがぴったりでした。

   ドンパチが始まりました。
   良化委員会の制服については、よくものを知る方が「ナチスの制服そっくりで、印象操作っぽい」とか言っていてビックリ。あのいやらしい小豆色(色はどうでもいい!)の制服って、ナチス風なんだ? ナチスの制服なんて存じません事よ。皆さん物知りねえ。

   狙撃手の進藤一正……このときはまだ階級は下だったかしら。出てましたね(このひと渋くって結構好き)。でも、印象に残らない顔立ちでした。この作品、みんなのっぺりしたややイケメンばっかりで。体を動かす組織だからかみんな同じような年回りで、変化付けにくいんでしょうけど、もうちょっとなんとかなりませんかね。利き腕を撃たれてたのはこの作戦じゃなかったですか? カットされたのかな。その彼をかばって代わりに狙撃手をこなすというのが手塚の初陣だったと記憶してるんだけど(いや、初陣は先週済んでるか)。この手柄で、彼は必要時には狙撃班に引っ張っていかれるようになったんですよね? ……アニメだけでは因果が繋がらない! 

   小田原の作戦は今回1話で終わり。なんとか目的は果たしたところで連絡が入ります。
   告別式に参加の稲嶺司令が襲撃を受けました
   郁ちゃんの冒険は来週!

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2008年4月24日 (木)

今週のジャイキリ #64

   昨日の単行本5巻の熱もさめやらぬうちにモーニング発売日。こんなに幸せでイイのかしらと思ってると、GWでモーニング合併号でした。また間違って買わないようにしなくっちゃ。

   大阪戦、ブラン代表監督が見守る中で4人のFWの激しい波状攻撃が続きます。
   試合前の人物紹介でとぼけたところを見せていた窪田が、ウナギのような、じゃない「チョコマカとよくわかんねえ動き」でもう、ボールにゴム紐が付いてるかのように見事にボールを支配してるんですよ。ETUのディフェンス陣が実力以上に頑張ってしのいでるのに、ゴール前からはじき出したボールの全てがこの窪田に戻っちゃうんです。

   これはきつい。

   

緊張が保ちません。

   サポーターも、緑川も、「1回切って落ち着こう」と言ってます。たぶん、外に出して流れを止めるという意味なんじゃないかと思いますけど(また解説者の登場を期待しましょう)。
   野球は間を外すことの多いスポーツですよね。アウト1つごとに打者が変わるし、アウト3つで攻守は変わるし。甚だしいところで、投げるボールの1球ごとに、打者は打席を外したりもしますし。タイムを取ることもできますし。なんだかちんたらしてるなあと思わないでもないですが。
   それに比べたら、サッカーはホントに、球の奪い合いでずーっと手に汗握って息を詰めたまま見守るイメージがあります。プレーが切れるのは、枠から出たときと、なにかファウルがあったときだけ。でも、枠から出したら、相手にボールが渡っちゃいますし、枠から出さないように、出さないように回していくんだと思ってましたが。
   ボールを枠外に出すことで雰囲気を変える、そういう考え方もあるんですね。
   また、そういうとき、作中、選手達って自由にコート外に出てお水飲んでません?(そりゃ補給しなきゃ日干しになっちゃうかもですが) 
   ちょっと目から鱗でした。

   で、呼吸困難になりそうな攻防の中、とうとう緊張の途切れるときが来ました。
   清川があんまり依存心が強く向上心がないので苦言を呈した時もありましたが、そこでこのコに来るカァ!? そうか、ジャンプの往年のチームでの武闘大会もの漫画とか、「ドカベン」でも、アウト要員っていたらしいですね。登場人物みんなが完璧に強いと、ハラハラするところがない、野球では永遠にチェンジが来ない。だから、この子は惜しくも負けちゃう、アウトになっちゃう、そういうキャラクターが必要なんだそうです。
   で、片山に
   「俺 スピードじゃ勝たれへんわ」と唐突に負け宣言(ニセ!)をされて、ふっと気を抜いた瞬間に自分も抜かれてしまったのでした。

   あーあ。

   次週、ETUとうとう失点か!? ここで2週待ちはきついって!!

   * * * < 今週のザッキー > * * *

   フロント兄弟の弱気を戒める後藤GMの解説シーンのあと、畑に石神と赤崎との2人がつくシーン。
   「そうそう 赤崎」
   「フォローしていけ!」と松原コーチが声を掛けていました。もう、枠線からはみ出してギリギリの所に顔半分だけ登場。
   両先生、ギリギリの出演ありがとうございました。
   その2P前にも、窪田に必死に詰め寄る杉江のコマにも入ってるし。いやー大ゴマもロングでの小さい絵も、どれもみんな細かく見て楽しいですわぁ。

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ジャイキリ5巻出ました

   丁度虎ちゃんがお花のお稽古の日で、麓に下りるから良かったわ。

   お昼ゴハンを食べながら2ちゃんで情報収集。高校生でしょうか、朝から「早く下校したい!」と定期的に書き込んでるひとがいて笑っちゃう。よしよし、放課後まで我慢しようね。わたしは研修中、昼休みに抜け出して雑誌の立ち読みに行ったことありますけど。高校生はやっぱり学業に専念しないと

   そして「全然売れない黒田の○○○!」というネタバレが。

   なんでしょう? また空きページのお遊びかな?

   で、駅の書店で購入後お迎えの時間までたっぷり読みふける時間をとるために早めにお出かけ。電車に乗り遅れないように携帯にアラームまでセットして、最悪のことを考えて駅に着いてから袋を開けました(カヴァー掛けてくれてありがとう、書店員さん)。

   

1冊まるまる名古屋戦。試合後、椿がブラジルトリオにモテモテになるくだりとかは収まりきらなかったみたい。

   前半黒田→後半椿という活躍する選手の受け渡しも上手くて。自信満々の不破監督率いる名古屋グランパレスが、押しているのに点が取れない罠に引き込まれていく様子が実に素人に分かりやすく描かれてました。

   よくよく過去の試合を観察して弱みを突く作戦を立てる達海監督、若い頃の苦手を克服しようと頑張った結果が報われる黒田、やっと「俺のせいで負けた」というトンネルを脱した椿、それぞれ輝いてました

   いや、能天気に見せかけて地味に指令塔つぶしをやって、「ご苦労、バッキー」と最後を持っていった吉田も、監督の言いつけを良く聞いて格上の選手に良く当たった清川も、体を張ってゼウベルトをマークし続けた村越も、全然守備しない吉田の代わりに最深部まで戻って何度もシュートをブロックした世良も、みんなみんな頑張ってましたよ。

   ほんとに密度の濃いよい試合でした。

   さて、謎の「黒田○○○」ですが。

   メジャーリーグでいうバブルヘッドマスコットみたいなもんかなあ? 旦那様が楽天のファンクラブ会員なので去年鉄平選手のが送られて来ましたが、デフォルメがされてないのに頭身だけ小さいから気持ち悪いんですよね。子ども達も欲しがらず、書斎の奥に埋もれちゃいました。日本人の「カワイイ」感覚に合わなみたいなんですよ。でもまあ、黒田○○○は、本人のキャラクターに合ってる気がしますから、本人のコアなファンには売れそうな感じ。ただ、そういうファンが黒田にはあんまり……。
   しかし、チームの雰囲気がよく解る小ネタだ。

   好評、コミックス表紙折り返し連載シリーズパッカくんですが。今回は、
   「ガキんちょは俺の敵だよ」(直訳)
   コータたち腕白なサポーターにもみくちゃにされております。解るな。かぶり物マスコットには折り込み済みでしょう。にゃんまげも、ひこにゃんも、Mr.カラスコも、おこちゃまたちの攻撃を避けることはできないのでした。
   ここは毎回平易な英文ですから、そのうち豹太に英訳させてみるのもいいかも知れません。4巻なんか、「私は隅田川に住んでいます」(教科書調訳)だし。

   その他の空きページネタは、わずか2コマの登場で連載当時読者のハートをわしづかみにしたドミンゴ選手のその後。うーむ、この作品の空きページは、ワンピースの各タイトルページにも相当するネタコーナーかも知れません。

   あ、そうそう、黒田、若い頃は髪あったんですね(ドミンゴについて語る回想シーンより)。刈り上げの短髪でした。じゃ、今の髪型はやっぱり男性型脱毛のせいなのかしら。

   さあ、6巻が待ち遠しいぞ。

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2008年4月22日 (火)

おくにが知れる

   本日の一発ネタ。

   

関西圏出身が解るきっかけ。

   * 大学の学年を「○回生」という。
      金沢の方でも、たしか○回生って言ってたような。だから、大学に入って上京したとき、みんな○年生って言ってて、大学でも年なんだ!? とちょっとまごつきました。

   ま、これはある程度有名。気がつかないで、首都圏の設定の大学でも使ってしまってる作家さん、結構いますけど。編集、そこは突っ込まなくっちゃ。たとえあなたが関西有名大学の出身であったとしても。

   * ワイシャツに相当するふつうのスーツ下のシャツを「カッターシャツ」と表現する。
     言ってる人間が全然違和感を感じてないで使ってしまってるのが信じられないです。関西以外の方には通じてるんでしょうか?
     カッターシャツというのは、実は商品名だそうで。カッターが小舟の意味で、そういう小舟に乗るような水兵さんご着用のシャツという噂を聞いたことがありますが、今調べた限りではでてなくって。1次大戦の後だったから「勝った」にひっかけたとかなんとか(おいおい)。関西圏で、とくに学生服下に着るシャツとして認識されているとか(ウィキベディア)。
     これもまた、金沢でも意識せずに使ってました。シャツまで言わず、「カッター」って。ナイフのことももちろんそういいますけど、「カッターにアイロン」という時はワイシャツを指してました。でも、関西限定と知ってからは使わないようにしてたんですが……こういうの、方言とは違いますが、直します?

   マイナーなところで、トレーニングウエアを宮城ではジャスというとか、黒板消しを固有名詞で「ラーフル」と呼ぶ(九州?)とか聞きますけど、そういうの、東京とかに出てきて、これが普通じゃないんだ! って知ったらやめると思うんだけど。やめるまでもなく何となく通じてるから、注意されることもなく残るのかしら? その辺、関西人は母国語をかたくなに守る……とかいう話になるとまた場が荒れるしなあ。そこまでらんぼうに決めつける気はないんだけど。

   ということで、ま、作家さんの出身がうかがえる、ぐらいにしておきますか。

   ご本人が普段の会話で使う分にはまあご自由に、だけど、オールオーヴァージャパンに流通させるお話で、物語の舞台が首都圏とか登場人物がそこの出身のつもりなら、使うべきじゃないんじゃないの?      

  

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ダライ・ラマかく語りき

   最近お気に入りのサイトはここ。http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=57231

   

ネタ投稿サイトで、キレイな写真、面白い写真が撮れたよ、こんな事があったよ、面白い記事をネットで見つけたよという事があれば、会員が掲示板に投稿して、それをまた集まった会員やら通りすがりのひとやらが「面白い!」とか「これは××という花じゃないか」とか「こんな可哀相なことを写真に撮るんじゃない」、「あ、それ賛成」とか好きなコメントをつけて、おもしろがるところです。わたくしは毎晩カワイイ猫の写真をこれでもかこれでもかと開いて見てはにゃ~んとしております。

   テキスト部門も最近は力作揃いで、「それ同じネタ2ちゃんねるでも見たから」という批判もありますけど、わたくしでさえ2ちゃんねるは全ての掲示板を網羅して見ている訳じゃないですから(それでも、有名なセンスのいいネタはコピーされていろんな所に貼られるから、やっぱり見覚えがあったりしますけど)。やっぱりいい話は何度読んでもいいし。

   で、上に貼ったネタはやっぱりどこかで既に書かれた話(コピペと断り書きがある)らしいんですけど。

   「ダライ・ラマは嘘つきだ!」とこめかみに青筋立てて必死の中国共産党幹部と、「中国はオリンピックを開催するにふさわしい国です」と穏やかに仰るダライ・ラマ師を並べてみたら、そりゃ人間どっちを支持したいかは自ずから決まってくるでしょう。これがまた、「クレタ人のパラドックス」とインテリジェンスな指摘をしていたひとがいましたが、たくまざる皮肉になっていて(ダライ・ラマの言ってることがウソならすなわち、中国は五輪開催にふさわしい国じゃないって事よね、プププ)。

   これは本当に、質のいいジョークであると思いましたので、ここにご紹介する次第。

   でも、これに限らず猫ちゃんの写真や、家族のほのぼのネタとかもいいですから、どうぞお出かけください。

   しかし、ホントーにひでーな北京は(昨日の報道ステーション? 松岡修造がマラソンのコース試走をレポートしてましたが、競技者のことを考えてないコース取りだそうで。でも、特にマラソンは、モスクワの時の瀬古選手でボイコットがいかに選手生命に影響を与えるかを知り尽くしてるから、この大会は捨てろとかは絶対言えないでしょうね。土佐選手がヤケになったように石畳が固くって足が大変とか言っていたのが痛ましかったです)。悪コンディションを押してそれでメダルを取ったとしても、そのあと呼吸器障害や足の故障に悩まされたら以後の人生のなんだっけ、QOL? 人生のクオリティが下がっちゃいません? それも、シンデレラの姉上みたいなもんか、金メダルが取れたら足の1本や2本って感覚かなあ、凡人には解りません。

   「俺、喘息あるからちょっとああいうところでは走れないですね。パスします」と言ったというランナーはやっぱり英断だったのかな。今このイデオロギー的な騒動がおきちゃったからには、それ以前に言明してたってことで、政治臭からは逃れられるし。

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「篤姫」 15 出しゃばる

   この前の日曜の分じゃないのよ。先週分。

   夢を捨てずに江戸藩邸に居座ることにした篤姫でしたが、今週は新たなる敵出来

   まだこの爺ぃ生きてたんだ!(失敬)

   なかなか隠居せず、お由羅なんていう毒婦(これも死語だよな)にたぶらかされて高橋パパの足を引っ張る先代藩主の斉興どのであります。お由羅もまだまだ健在。

   とくに直接何かを仕掛けてくると言うわけではないのですが、江戸到着より可愛らしい姿を見せてくれていた虎寿丸くんがあっけなく病気で死んだのも、そのあと失意から寝込んだ高橋パパがなかなか本復しないのもこの2人の毒やら呪詛によるそうな。

   んなアホな。

   現代人ならばからしいと思うようなことも、江戸時代人には本気の殺意と思えてしまうのでしょうか。心が弱っているときは、呪いやら恨みやらという負の感情を、あるものと感じて自分でそれを巨大なものと認識してしまうのでありましょうか。とりあえず、マスクド貴婦人英姫はもう自ら祭壇の前で真言(?)を唱えるという真剣さで病気平癒を祈願しております。
   「本を見ないでお経読んでるよこの奥さん」と、虎美が感嘆します。
   「この人も小さいころから苦労してるから、何十年同じお経を上げてたら、覚えちゃったんじゃないのか」
   病気平癒のお経を暗記しちゃう人生ってのも哀しいね。

   江戸藩邸のみならず、国元でもまた反お由羅ムーヴメントが勃興してくるのであります。
   こらこら、今そんなコトしてる場合じゃないでしょう。
   国元でそれに気がついて、若いのを束ねたのは大久保くん、ということにドラマストーリーではなっておりましたが、ドラマの方ではいかがなっておりましたでしょうか、ちょっとこの辺注意が逸れてて記憶にないですな。
   で、藩邸の方では、最後うどん(この誤変換はヒドイ!)西郷どんが、刺し違え覚悟でやばい計画を立てておったのでした。って、それはすぐさま養生中の高橋パパの知るところとなり、すぐさま呼び出されて。

   この辺がお殿様の辛いところ。辛いんだから病床の枕元にチョイと呼んで諭せばいいものを、最後うどん(このまま行ってみよう)は身分が低いから、見下ろしてしゃべんなきゃなんないんです。お寝間着の白上下に、カーディガン感覚で紋付きを羽織り、あの階段座敷(エライ殿様の座るところだけ一段上がってる)にのそのそ出てきて、襖を開け放ち(季節いつ? 寒いって! そういえば、「巧妙が辻」の朝日さんの前の夫とのお別れシーンもそうでしたね)、お庭に平伏する最後うどんにお言葉を掛けるわけだ。
   「バレバレだから。そんなコトしてくれるな。お前を見込んで江戸に連れてきた私の気持ちを無駄にするな」
   これで心の武装解除完了。さすが、お殿様は言葉の重みが違う。

   ところが、黙っておれない篤姫は、
   「今和泉のママが、喧嘩を一方からの情報で裁いてはいけないって言ったわ」って、わざわざ斉興じいじの隠居してる中屋敷? 下屋敷(江戸藩邸も3種類あります。高橋パパとか篤姫がいるのが芝にある上屋敷。郊外にあって、嫡男とか、ご隠居とかを住まわせとくお屋敷が中屋敷や下屋敷。場所柄広いから、お庭がキレイだったり、お馬の稽古をしたり。)に事情聴取しに突撃すると。

   なんて腰の軽い姫様だ(もとから!)

   直接よく知らないひとなんだから控えてろよ。横から口を出して、縁談が控えてるってのに、恨まれたりしたらどうするんだよ。

   という下々の浅知恵は通用しないのでした。

   まだ挨拶に行ってなくてゴメンねという名目でお屋敷に突撃、礼儀にかなったご挨拶のあとは、単刀直入、
   「お由羅さまって、うちのパパとかその子ども達を呪ってるって噂ありますけど?」と聞いちゃうんだ。

   

心臓!

   見てるこっちがハラハラするよ。

   ほら、じいじ怒ったし。
   お由羅さんも。ああ、こういうのが柳眉を逆立てるっていうんだ。

   でも、「じゃ、ただの噂だったんですね。ああ、良かった、じゃ、おうち帰ってみんなにそう伝えます」って、ああ、役者じゃのう。
   しかも、横に控えてた幾島が、
   「この姫様、縁談があって、将軍家に嫁ぐ身の上だからヨロシク」とか言っちゃう。

   これも心臓。
   「オイ! まだ内定してないのに言いふらして歩くな!」思わずTVに向かって絶叫してましたね。 
   でも、将来のお江戸のファーストレディと思ったじいじとお由羅は絶句、追求の言葉もなくまんまと篤姫を上屋敷に帰してしまったのでした。

   できすぎ。
   お庭で控えてたという最後うどんはもう感激で心酔し切っちゃってたけど。
   高橋パパも、話を聞いて気分ソーカイになってたみたい。

   その後、「これはアリバイじゃないからねっ、ホントにアンタのこと心配してるんだからねっ」と言わんばかりの「有名な坊様にお祈りして貰ったお札」とかがじいじから届けられ、お屋敷の中のあやしい雰囲気は一掃されたのでありました。

   で、高橋パパは復帰し、篤姫の株は上がったと。

   訳分かんないけど、篤姫の株を上げるということで必要だったエピソードなんでしょう、きっと。ものが精神的なものなら、本を絶ったら治るわけだし。その辺は理屈は間違ってないな。

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2008年4月20日 (日)

素朴な疑問

   なんと申しましょうか。もうこのCMは新作ヴァージョンに変わってしまって見られないのかも知れませんが。

   れいの、地球を監視に来た(?)宇宙人が地球の(ぶっちゃけ日本の)さまざまな事物に触れて「地球と呼ばれるこの星は最低だ……(大意)」とカッコつけておきながら
   「しかし、この地球の○○はすばらしい」云々となじんでしまってる所を見せる、という筋の、缶コーヒーのCM。ああそうだ、サントリーのボスね。

   カラオケやら温泉卓球やらいろんなものに価値を見いだしてしまった宇宙人ジョーンズ氏、このヴァージョンでは農村を訪問、恐るべき速度で両手で田植え(手植え!)をこなし、農家のおじいちゃんから「うちを継がんか」とか言われちゃって(にっこりとくだんの缶コーヒーを差し出す美人のお孫さん? 付)、任務と農村での生活とを天秤に掛けて心騒ぐ、といった趣向でしたが。

   

ごめん、田植えってまだじゃないかなあ?

   「さーみだれーの注ぐ山田に~しずのめーが裳裾濡らして
   たーまーなーえうーうぅる~♪」のが田植えでしょ? 昔は梅雨どきにやってたんじゃなかっけ? この歌、オチは「夏ーはー来ーぬぅ♪」だし。

   それが、兼業農家が増えて、ヰセキやらヤンマーやらが全自動田植機なんかを次々開発してくれて、ゴールデンウィーク中に片付けるようになっちゃったんじゃなかったかな? わたしが小学校に行ってた頃には、もう、連休明けには田植えが済んでるようになってたと思います。小学校低学年までは、まだ、田んぼの上を転がして印を付ける定規があって、その印に従って手で植えてるところが残ってました。田植機も手押し式でさ。

   だから、今でも田植えはゴールデンウィークにするもんだと思ってて、仙台に引っ越したときは、東北だからやっぱり寒いから6月に入ってからするのかしらとか思ってて(でも近所にはもう田んぼなかったから詳しくは知らないけど)、やっぱり5月ぐらいにはもう田植えをしてて、やっぱりもう品種改良が進んで寒くても大丈夫なのを植えてるのかな、それより兼業農家の事情が優先か、とか思ってたんですが。

   そんで、4月頭からやってる田植えCMを見ても、ちょっと早いんじゃないの? でも、このままGW明けぐらいまで流すのかなと思ってたら。

   もう、次のヴァージョン、時代劇での脇役篇になってました。

   ちょっとちょっと。田んぼに詳しくない小さいお子さん(に限らず)が、田植えは桜が咲いたらもうするもんだと思っちゃうじゃないの。

   それとも、もう地球が温暖化しちゃったから、田植えは4月にするのが常識になってるんでしょうか?

   郊外の農村地帯(田んぼが宅地造成されてモザイクに浸食されてく辺り)育ちの素朴な疑問でした。

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2008年4月18日 (金)

「篤姫」 14 父の愛

   やばい、周回遅れが2周目にはいるよ!

   もうなんだか見るのが辛い「篤姫」視聴率はまだまだ20%をキープしているようです。

   せっかく江戸に到着したのに、義母上様からは「御台所なんてなれるわけないじゃん」と冷たく切って捨てられ、茫然自失の篤姫ご一行でした。
   英姫様は、じゃあどこのお嬢様かと思ったら、ご三卿の筆頭一橋家の姫君だとか。ああ、そりゃあ徳川家大事だろうなあ。ある程度遠くに領地を貰って藩を起こした御三家と違って、江戸城のお膝元で家を構えて云々とアヴァンタイトルで言ってたかも。

   ああそれなのに、ご幼少のみぎりの罹病で残念なお顔立ちになってしまったとは。そりゃ、ちょっと個性的な堅い性格になってもしょうがないか。いろいろごちゃごちゃ言って、高橋パパを圧倒してましたね。でも、そういう奥方を貰っても、「そなたはいつもそう言う」とか苦笑いで相手をしてしまう斉彬様はやっぱり大人物だなあ。二人っきりの時もマスク御着用で。そういう奥様をお飾りにしないのだから、エライよ(子どもも何人かは産んだらしいけど、ことごとく早死に)。

   でも、小さいお姫様や寅寿丸くんがいたから、やっぱりそれなりにお手つきのお女中がいたんですね。そんなん彼らのある種仕事ですからしょうがないけど。しょーがないのよ、合名会社(いや、彼らは有限責任社員であろうか?)島津商店、領国経営はともかく血を絶やさないのが一番の仕事なんだから。

   閑話休題。
   そのおっかない義母上様に、いきなり夢をぶちこわされた篤姫様、それだけで引き下がったりはしないのでした。直にお話を聞かないではおられない、と、面会を何度も要求(しつこいよね、だいたい、この子)、しまいにゃ御簾越しなんてイヤだとばかりに御簾をはねのけて、去るマスクド貴婦人を追う。

   話が前後しました。ここまで、篤姫ちゃんは義母上様のお気の毒な事情を知らなかったのです。幾島も。
   そりゃー配慮が足らんだろうさ。
   そんなもん、屋敷に入るなり事情通が「これだけはお含み置き下さい」とかいって注進しそうなもんだが。そういう不文律というか、公然の秘密とかも流してもらえない「外様扱い」ですか。失敬な。やっぱり、情報は武器よねえ。
   で、「なんでも……だとか」と、今更に女性として哀しい事情を聞かされる篤姫様でした。

   これは篤姫としては失態なんだけど、そんなん挽回しようがないし。
   ま、つまずいた挙げ句にそのマスクを剥いだりしたら永遠に許してもらえそうもない失礼なんだけど、御簾をめくって後ろ姿を見たぐらい、事故だろ。王朝の昔から、御簾はそういう事故があるものさ。

   で、御座の間、だっけ、義母上様がひとと対面する部屋に押しかけて、座り込んで、とうとうその辺の事情を話してもらっちゃうわけだ。冷静に見るとパパ上が頑張ってるだけレヴェルで、まだまだ本決まりなんかではないことは事実だそうで、前途多難と思い知らされただけだけど。

   あと、この回はやっと参勤でパパ上が江戸に来られて。またご機嫌で呼ばれる前から行ったんじゃないかな(そういう腰の軽さはどうよ? 軽々しくないかな? ま、少女漫画的ヒロインとしてはあり得る率直さだけど。「しばわんこ」では、「お手紙を書く」の章で率直なのも素直でいいけど子どもっぽいよとみけにゃんこが代表になってましたが。にゃんこレヴェルかい)。
   そこで語られるのは、今和泉のパパが亡くなったこと。
   それは秘しておくようにとの遺言だったけど、娘を思う親心を知る故敢えて伝えたとのことでした。

   篤姫、ショック。

   ねえ。将軍様の御台所になるってんで送り出して貰ったのに、そんなのまだまだで、ただ藩邸にいるダケの身で。事情も知らないで突っ走ってお義母様に失礼しちゃって。しみじみ薩摩を思い、このままでは終わらぬと決意を新たにする篤姫でした。

   ……と、こんなとこだったかな?

   気持ちは分かるんだけど、行いがなんともハラハラさせられるので、心から楽しみとは言いづらいです。「ああっバカ、そこでそんなコトするカァ!?」と毎週これ。これが大河ヒロインかなあ……。女性が中心の大河って、……こんなんだっけ? 「春日局」は見てないんだ。「花の乱」はただ(画面が)暗くて雰囲気がおどろおどろしかった記憶しかないな。まあ、虎美が付き合ってくれるようになったから、それだけは良かった。

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今週のジャイキリ # 63

   今度から木曜は忙しくなるなあ、と。

   

今週は表紙&巻頭カラー。控え室で、イレヴンを前に戦術を説いて気合いを入れてる達海監督の姿という劇的な表紙絵でした。赤×黒のストライプのユニフォームに、達海監督一張羅のモスグリーンのジャケットって対照的ですね。最初から設定してあったのかしら。

   選手達は気合いが入ってますが全員後ろ姿で。左、手前が11番夏木、手を膝に中腰になってます。その前が7番椿。手を後ろに組んで殊勝に「拝聴します」のポーズ。その前が、手を腰に「聞いてやるぜ」のポーズの黒田……は何番だっけ?(2番!)もう背番号は見えません。その隣、ユニフォームの色が反対色なのはキーパーだから。1番緑川は頭一つ大きいです。
   真ん中、達海監督を見せるために二手に分かれてまして、右側はユニフォーム脱いじゃってるので番号で誰だか解りません。おまけに手を膝に前屈みになってるので髪も半分隠れてて誰か解りません。期待で15番赤崎にしておこう。特徴的なメッシュは前から頭頂部だし。その前、20番は世良。あら、このコもっと黄色みの強い明るい色だと思ってた。赤くて暗めの色に髪を染めてました。そして、ホワイトボードの向こうから、頭頂部だけのぞいてるのは身長と言い、さらさらの長い前髪といい、10番吉田でしょう。

   表紙だけ見ててもいろいろ楽しめます(作中決してみられない威厳ある表情の松原コーチと言い)。 

   さて、物語はと言うと。
   カラーページいきなりこいつかよ。
   前回のカラーページは吉田のアップをたっぷり拝ませて貰ってご機嫌だったのに、今回はれいの髪型大事なハウアーと、ほっとけ! な黒田でした。

   

むさくるしい。

   左下の大ゴマは緑川が指示を出していて、かろうじてちぎって捨てたいレヴェルを脱してます。捨てませんけど。
   ページをめくると、れいの仲の悪い大阪のFW2人、片山と畑が揃って、
   「俺に よこせや ハウアー!」と攻め上ってきます。
   これは怖いな。
   くわ! と目を光らせたハウアー、ドッと擬音付で動きを見せます。ここでタイトル。

   眉をつり上げ、口をゆがませて相手をにらみつける達海監督の勝負の時の顔、そして、向かってやや右上方に目をやった平常心のダルファー監督の顔。
   めくるともう白黒ページでした。

   (来やがった!!)と、息をのむ黒田。この攻防は、
   「だらあーーーーっ!!!」っと気合い(ビックリマーク3つ!)でボールを奪った黒田の勝ち、かな?
   この「だらあー」は、関西圏を中心に言われる「あほんだらー」の略ですかね。出身地を問わずスポーツをするひとには普通のやや荒い言葉とみてOK? それとも、江戸っ子として、「やってやらあ」の略なのかな? とりあえず、コンチクショウみたいな、やや行儀が悪いけど気合いを入れるための言葉、ぐらいで。

   勢い余って転んだ2人、ボールは右へ転がっていきます。
   「セカンドボール!」緑川の指示通り、それをとらえようと走る2人、取ったのは窪田、ってことは足だけ描いてある人は彼についてる杉江ね。そこから片山に出されたボールは、サイドバックの清川が必死に邪魔してラインの外に出ちゃいました。

   と、気がつくとハウアーは恐ろしい形相で黒田を見つめています。
   「おいおい」
   「自慢のヘアーが 乱れてるぜ
   「俺様に 恐れでも なしたか」と不敵な顔で喧嘩を売る黒田(よしなさい! でも、待ってましたぁ!)。
   (……こいつ …またボクを挑発してるな……)と、御髪を整えつつ歯を食いしばるハウアー。
   「このツルツルが!!」と、黒田の頭をキュキュキューと揉み倒すのです!!!

   お前、それは男としてやっちゃイカンだろう!!!

   「審判!!」と黒田もアピールしてますし(? って無視されたけど)

   見てる方は楽しいからいいけどね。
   頭髪の不自由なひとにそういうことやっちゃイカンよ、ハウアー。

   さて、黒田は本当に頭髪の不自由なひとなのでしょうか? 今までの描写では、ツルツル光ってる処理がされたことはなかったですね。いつも、あやしげな横線が細かく入ってて。剃ってるんじゃなくて、刈り上げてるだけかも知れません。それも、薄くなったからと言う消極的事情じゃなくて、若い頃から五分刈り強制の学校かなんかでみっちり仕込まれてて、伸ばしたら自分でも気持ち悪い、収まりが付かなくなっちゃったひとなんじゃないかしら。それは、髪の毛までキメてこそプロとか、このツルツルとか言われたら怒るだろうな。彼は主義で刈り上げているのです!(いやそれおかあさんの妄想だから)

   妄想はおいといて。

   (この野郎め… 達海さんが 言ってやがった とおりだ)
   (足元はまるで 上手くねえ)

   先週わたくしが妄想したとおり、一度詫びを入れたからには黒田は達海監督のことは認めたようですね、敬称つきで心中語しゃべってます……でも「言ってやがった」ってのはまだ心中複雑って事かな?

   とりあえず、その着眼点は正しいと思って作戦に乗ったようですね。ハウアーは身長がある分リーチや高さにおいて有利ですが、その分足元がおろそかになりやすいようです。そんなこと言ったら足の短い日本選手は重心が低い分ボールさばきが上手いって事になりますが、どうかな? とりあえず、

   (CBに身長(タッパ)なんて関係ねえとこ証明してやるよ!)と、黒田は不敵に笑ってます。ああ、そうか、真実どうかは問題じゃなくて、実際ぶつかる黒田がその気になって働いてくれればいいダケの話なんだ。

   つくづく監督は心理学者です。

   で、スタジアムに用意された部屋から観戦中のブラン代表監督は、お茶菓子のドーナツの感想とめぼしい選手への講評とをまぜこぜで語って通訳氏をまた混乱させてました。

   ナントカしのいでる序盤、またしても先取りキャラの松原コーチがぬか喜んだ事を申しますと「そう ありたい けどねー」と達海監督。ダルファー監督が動き出します。

   「見せてやれ! 我々の 誇り高き フットボール スピリットを!」
   「そして…
   「美しく 凶暴なまでに 完成された ダイヤモンドを!」

   ソノダくんこれも訳してるんですかね。ナルシス的かどうか分かんないですけど、多くの選手を意のままに動かす監督職はコミュニケーション能力ないといけませんね。ただ、それに華麗な修辞能力も必要かっていうと……やっぱり要るのかな?
   FW4人だから「ダイヤモンド」なのかな? 3人ならトライアングルですよね、普通。5人ならクインテット? ペンタゴン? ものの分野によるかな?

   「おお」
   「ダルファーが攻めろ攻めろ光線出してる」って、解るんですか、志村くん!?

   そこからは、怒濤の波状攻撃。しのいでもしのいでも、ボールはETU側に来ません。
   おーい、勝機が見えませんけど? 監督?

   * * * < 今週のザッキー > * * *

   綱本さんとツジトモさんのいけず!
   今週は、表紙、作品中ともにかけらもザッキー出演なし。吉田はカラーページ、顔が効果音で隠れつつもポケット手でちんたらしてる姿が1センチサイズですが描かれてるのに。ま、今回はDF中心の話だから。
   そのうち活躍してくれるでしょう。

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「図書館戦争」 #2

   オバQ電鉄またしても不通で2時間かけて帰り着いた旦那様をほったらかしにして見ました。アニメ版「図書館戦争」第2話。

   

展開早っ

   タスクフォースに配属になった郁ちゃん、次のシーンにはもう野外訓練です(普段の制服は女性はスカートみたいですね。それもカワイイ。もう6月との設定からでしょうか、白地にブルーで肩に切り替えの付いたシャツが爽やかでいいなあ。その分、コミックは私服が可愛らしいとそれぞれ見るべき所が違います)。
   射撃訓練では、コミック同様、射撃の下手な郁を、銃の重さに負けているのではと察して目標レヴェルを下げる小牧教官の指導シーンがカットされててちょっと不満(見せ場を減らすな)。
   熊出没事件があまりにもあっさり流されてました
   トイレに行くのにスコップ持っていくシーンは、残ってましたが(コミックでは婉曲化)。
   「手塚は気づいてたぞ」ってところ、そういえば、この台詞は原作にあった気もします。じゃあ、コミック版の情けない悲鳴を上げてしまって後で落ち込む手塚はオリジナルだったんだ、気がつかなかった。
   ……でも、今となっては、腹を抱える先輩達から一人離れてテントで膝を抱えるコミック版の手塚の方がかわいげがあって良かったなあ。気遣ってるのかいたぶってるのか分かんない優しい悪魔な小牧教官も。

   その辺が、堂上教官実は優し~い♪ という少女漫画仕立てのコミック版との違いでしょうか。

   やっぱり半年(?)で単行本3冊分ということで急ぎ足になってるのかな。バリバリ進みます。熊を殴った後はすぐ柴崎の笑い顔になっていて、もう彼らは基地に戻って図書実務に入ってました。

   物足りない。

   役に立たない郁ちゃんの描写もすぐにきちゃって、でも、あの柴崎出前のエピソードはカット、というか改変。堂上教官の配慮とは解りづらくなってました。どうよ? でも、前回最後のロビーのシーンと同様、郁ちゃんの涙が床に零れるシーンは良かったなあ。

   いやどうかな?

   先週は、あ、この監督ウマイ、と思いましたが、2週続きでやられるとくどいかな、郁ちゃんすぐ泣く子になっちゃうし。こう、「床に涙」が続くと原作での、泣かないひとが泣いた跡が床に残る、それを他人に知られたくないだろうとぬぐってやるというしみじみしたシーンの重みが薄れるかな(わたし、あのシーンの