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2008年3月28日 (金)

今週のジャイキリ #60

   「すごいやつらは、敵のすごさを瞬時にわかりあう」

   今週号タイトルページのあおりです。
   「やあ 久し振りだね タケシ・タツミ」
   「ヘロウ ダルファー」
   見つめ合う名監督二人。いやここではてなマークはつけないでおきましょう。

   こういうときには敢えて「ミスター」をつけないのが礼儀なのかな?
   英文法の時間に習った気がするけど……忘れた。ちゃんとメモったはずなのに。シェイクスピアとか、チャーチルとか、歴史上の人物とか著名な作家、政治家にはつけなくていいそうですが、目の前にいる気安い人にもかえってつけなくていいんじゃなかったかしら、どうかしら。つけなくていい人に敢えてつけると、いやったらしい、慇懃無礼ってやつになるみたい。文法や儀礼に疎い(とコンプレックスを持ってる)日本人がやってしまいがちなミス。親称(ドイツ語で言うところの du ね)がある言語だと、いつまでも堅苦しい方で呼んでてしまうカンジ(いや、だって du の「段」は活用がむづかしいんだもん)。

   われらがタッツミーは、本場で監督をやってたんだからそういうことはなく、「ダルファー」と呼び捨てにしちゃうんだ。穏やかながら、ちゃんと目を合わせて、火花飛ばしてます(いえ、画中は飛んでません)。

   そして、その場に出くわしてばたばたおたつき、
   「見たまえ! 監督同士が試合前から火花を散らしてる!」と衝立の陰から目を爛々と見守っているのがブラン代表監督なのでした(そうか、火花を散らしてると思ったのはこの人のせいか)。

   「この試合に対する自信のほどは」と率直に聞いちゃうダルファー監督(ソノダ)に、いつものはぐらかし戦術、
   「まあ……なくはないような… そんな感じ」と答える達海監督。
   それを耳打ちされ、
   「ほほう…… 深くは語らずといった所か……」
   「まあ しかし……」と、急に「暗さ」を増した表情で、
   「取りようによっては 自信のなさの 現われとも 見えるがね」と不敵に笑ってみせるダルファー監督。ところがそれを、
   「取りようによっては自信の……」とそのまんま訳すソノダく~ん!
   「ああ!! そこは訳さなくていいよソノダくん!!

   なんですかあんたら。この前「この人達は阿吽の呼吸」とかいってしまったのに。ま、そういう言わなくていいこともいちいち通訳氏には漏らしておいて、腹の底をわかってもらっておくというのが通訳慣れしているひとのしゃべり方なんでしょうか。
   イヤ単なる漫才体質なのか。
   「危なっかしいな 君は もー」
   「スイマセン」と、それでも息はぴったりなのでした。

   おかげで緊迫した雰囲気1コマしか保たなかったし。しかも、作者もっかい仕掛けてくるし。
   「じゃあ 俺からも 質問していい?」
   「ダルファー あんた オランダ人 だろ?」すうっとまた顔に影の落ちるダルファー監督。
   「オランダってさ……」ここでページが切れるぅ! めくって!
   「人口より自転車の方が多いってホント?

       

バ   カ   !

   「!!」とまずソノダくん。
   耳打ちして(するな!)、
   「!!!」と絶句するダルファー監督。
   (なんという 緊張感のない どうでもいい質問だ!)云々と達海監督の内面を必死で量ります。
   「な……なんて言ってる!?」と慌てるブラン監督(まだいたのか)
   「……」(タメイキ)
   「訳すような 話じゃ ないっスよ」ダメだ、この通訳

   「立ち話は ここら辺に しましょうか」と、ダルファー(ソノダ)側から話を打ち切って、握手でお別れ。
   「お互いベストを 尽くそう」と、目を見て、力(心も)のこもった握手でした。
   カンファレンスでの初対面を思い起こさせるシーンです。

   そして、シーンは変わって大阪ガンナーズの選手たちが試合前のウオーミングアップです。相手チームの選手達もだんだん名前と性格が詳しく描かれるようになってきました。

   ……うわ~オーサカのひとだ。
   わたしのお気に入りの漫画「大阪豆ゴハン」や「誰も寝てはならぬ」に出てくるようなゆるくてお育ちのいいオーサカ人じゃなくって、いわゆる東の人間の想像する「オーサカ」のひと。テンション高くて、喧嘩っ早くて、ボケな人はボケで。ものいいがストレートで、面白い反応を返せない人にはレイタンで。
   これはすごいなあ。
   作者どこまで世界を練りあげてあったんだろう?
   お金持ちのチームがブラジル人をいっぱい入れたらこうなるだろう(名古屋)ってのも最初から作ってあったのかしら? 
   FW4人という超攻撃型布陣を取るならオーサカで、って、解るわぁ。金沢人なら譲り合っちゃって4人もいて無得点とかありそうで(我らがツエーゲンはどうでしょう? ジャイキリ世界に金沢のチームは今のとこ存在してません)。
   じゃあ、そのオーサカFW4人というところが崩しどころでしょうか。

   楽しみになって参りました。

   で、その頃達海監督が何をしていたかというと……
   先週からの伏線、置き忘れたジャケットを見つけて貰っていました。
   パッカくんお手柄
   ナルホド、「河童は 水が必要 なのね」って、そのジェスチュアだけでわかる監督もエライです。いいなあパッカくん。楽天のカラスコと絡んで欲しいなあ(無理です)。せめてベガッ太さんでは?(無理! ジャイキリ世界の仙台「も」2部です)

   って、まだ試合始まりませんでした!

   待て次号!!!!

   * * * < 今週のザッキー > * * * 

   登場ありませんでした。こういうときもあるさ!

   まあいい。昔のユニフォームとかが展示してある廊下とか、ポスター類、パンフの挿してある棚、さりげなく飾ってあるパッカくんのお人形など背景に雰囲気が出ていて楽しい回でした。

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