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2008年2月13日 (水)

瀕死のメディア

   ええと、脱出ゲームをしておりますと、様々なアイテムを拾って使ったりしなければならないんですよ。で、攻略掲示板では、手持ちの品を明かしながら、どうしたらいいか尋ねるわけ。
   「CD何枚か拾いましたがどうするの?」

   怒ってはいけません。(精神的に?)幼いひとも結構来ているみたいで。
   「それはCDじゃないんだよ」

   富豪の祖母の遺産分配のため、祖母のうちを調べて遺言書を探すという設定のゲーム「Inherit」、おばあちゃんちですから、そこら中に意味深に落ちてるその円盤はCDじゃなく、アナログレコード(LP)なのであります。当然でしょ(裸でおいとくなという突っ込みはなしで)。
   で、そのレコードは、最初に入ることのできる鍵のかかってない部屋(リヴィング?)にステレオセットがあるので掛けてみると、みんなジャズなのですが、それを掛けたからと言って隠し扉が開くわけでなく……単にゲーム中のBGMとしてお楽しみくださいというだけだったみたい。こういうのは珍しいです。

   ま、脱出ゲームというジャンルでは、拾ったDVDをセットするとヒントが映されるというしくみのゲームもよくあるんですけどね。iPodという場合もあって、さすがにおかあさん操作が分かんなくて詰まっちゃった。

   しかし、素でLPレコード見たことがない世代が出てきたんだ。
   うちの猫科のひとに聞いてみたら
   「あるよ! 知ってるって!」
   「それは放送室でかね?」二人とも、親の趣味のせいか小学校の放送委員会に所属してた経験があります。
   「ううん、おじいちゃんち」
   「お父さんの昔の部屋にいっぱいあった!」ナルホド、旦那様はオーディオマニアでありました。

   これはホントに、オープンリールのテープレコーダーを扱えるヤツがいなくなるな。

   わたくしも、実際触ったことはありませんです。大塚女子大学の視聴覚教育講座も、昭和63年度からは「8ミリ映写機の取り扱い」がなくなって「コンピュータプログラム作成」に変わって阿鼻叫喚でしたもん(その年次わたし4年でした。この単位を取らないと学芸員資格とれなかったんだって!)。そのうち博物館学実習に「アナログ式記憶装置の取り扱い」の時間が必修になるな。「フィルム式の写真の撮影と現像実習」はありました。あのころはそれがこんなに貴重な経験になるとはつゆ知らず……。

   ものがコンピュータシステム業務になると(自慢げでゴメンナサイ)、平成元年入社の時点で、もうコンピュータプログラムはカードに穿孔してメインフレームに「食わせる」ものじゃなくなってましたね(研修の時に見たVTRでは本当にお腹を開けてカードの束を入れてた)。柔らかい大きい8インチフロッピー納品でした。
   「昔はこうだったんだよね」と先輩が、黄色い厚紙をぺらぺら振って見せて、そのカード穿孔機が会議室の隅っこに一台だけ博物館の展示物のように残ってましたっけ。昔のSFじゃ、丸い穴の空いた紙テープがじゃんじゃん出てくるシーンがお約束だったのに。紙テープなんて、見たことありません。今でもあるのかしら?

   で、「1万年経ったら石に彫ったものしか残ってなかった」って、つい最近どっかで聞いたブラックジョーク。大丈夫なでしょうね? その辺。

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