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2008年2月 1日 (金)

読んでから見るか、見てから読むか

   ただいまドラマ化されております「鹿男あをによし」、結局買って読んじゃいました。レヴューは左カラムで。先の読めないおもしろさはありましたな。

   「読んでから見るか、見てから読むか」は、往年の角川映画のキャッチコピー。おどろおどろしいTVCMとともに刷り込まれて、あの頃老いも若きも争うように横溝正史(森村誠一も?)のミステリを買って読み、映画館に見に行ったのでした。
   実際のところ、映画のCMは公開前から圧倒的勢いで流れておったので、待ちきれず買ってから見た人が大多数だと思いますが。映画というか、映像メディアは情報量が多いですから、それで物語はまとまっていると思って、見た後敢えて原作に当たろうという人はなかなかいないのでは? たとえかなり刈り込んであったり、犯人やらトリックやらの改変が行われておったとしても(「野生の証明」の原作の頼子はもっと小さい女児でしたよね。薬師丸ひろ子は可愛かったけれど)。わたしも、映画になったようなのはほとんど読んでますね。

   翻って、原作付ばやりの最近のTV連続ドラマ、「自前で脚本を作れないのか」とか苦言を呈しつつも、結局原作を読んでしまうのはなぜでしょう? その肝腎のドラマの方は見ないのに。「ガリレオ」は最終回だけだし、「鹿男あをによし」はまだ見てないし。TVドラマならただなのに、なんでわざわざ原作を買ってまで読んでしまうのか!?(おかあさんのケチ)  
   もともと3次元の実際の俳優に興味がないのかも知れません。目が悪くて、人の顔を覚えるのがヘタだし。昔、見ていた洋画も登場人物の女性が二人ながらブロンドだったときには区別がつかなくって話が全然解らなかったし。三宅裕司と渡辺正行の区別がつかなかったというのも懐かしい過去です。というわけで、俳優さん目当てということもないし。
   もともと小説という形態が好きなのかも知れません。ドラマの原作、だけじゃなく、映画や漫画のノヴェライズも好きだし。本なら集中すれば2時間もあればたいていのものは読んでしまうのに、連続ドラマとかは時間が取られますから。また、本なら後での読み返しも自由だしねえ。
   ドラマ化というものに信頼を置いてないのもあるでしょうか。とくにミステリなんかは、大人の事情とやらでとんでもねえ改変がされてることありますから。アヤツジの「霧越邸~」のときにはもうなんじゃこりゃ、作者はいったいどうしてこんなものにOKを出したんだろうと切歯扼腕でしたもん。

   てなわけで、ドラマなんぞ見るより原作を読んじゃおうという人間がここにいますが、じゃあ、ドラマ化なんかしなくてよいかというと、書評で取り上げられてたときにはへーほーふーんで、そもそもなんで興味を持ったかって、そのドラマの番組宣伝のために鹿がしゃべるというこの話で、しゃべる鹿を動物アンドロイドでもってこのように精巧にしゃべらせておるとかいう新聞の記事を読んだからって理由なんだから。

   

やっぱり小説の映像化はしてみるもんだ。

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