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2007年5月19日 (土)

娯楽はグローバル

   最寄り駅は急行も止まるノイエ・リリエンベルク(仮名・ベタベタですが)。計画的に商業施設が並べられ、もう、都会、都会。映画館も入ってる大規模スーパーとか、電鉄会社系列オサレビルとかに、駅から雨に濡れずに入れます。わたしの感覚だと、駅のホームから階段を上がった改札口のフロアからつながった大規模歩道橋は「2階」のイメージなんですが、そこから1フロア下がったバスターミナルと直結した各ビルのフロアのことは各ビルとも「地下1階」扱いなのがどうもなじめません。ホームは地下じゃないのに。

      改札    通路    大規模スーパー1階

      ホーム          バスターミナル・食料品売り場

   売ってる中身は「デパ地下」ものの銘品:食料品なんだから地下でいいのかな?

   さて、その通路を歩いていると、豹太が申します。

   「おかあさん『ハリーポッター』のマークがそこに」

   どんなマーク? と指さす先を見れば、それはサティのビル。映画館もついておって、壁にはワーナー&ブラザースのマークもしっかり入っております。

   ……わたしはガンダム世代で、高校時代は松竹映画見まくりでしたから、映画会社のマークというと富士をバックに浮かび上がる「松竹」のマークなのに(ま、あとはざっぱんざっぱんの東映ね)。ハリポタ、映画館で見てるんじゃないけど、おかあさん頭が固い人だから「時間かかりすぎ! 本編はまだか!?」とかいいつつ、早送りしないでタイトル全部見てるんだ。……しかし、ジブリ作品の映画会社じゃないところがなんとも。いや、それはそれで道に掲示してあったら気づくのか?

   子どもはなんでもしっかり見ておるのですねえ。

   このあと早乙女おかあさんと、「わたしのよく見た映画会社」について盛り上がってしまいました。  

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2007年5月18日 (金)

ダイエット開始のめやす

   ……最近、よく歩いた後なんか、膝が痛んですよね。実は今日も。昨日、用事で10分下って中学に行ってきたところです。帰りはバスというのはヘタレだったかしら? だって、帰りはけっこーきつい登りなんですもん! 

   体重は、自己最高を更新するばかり。もちろん、身長マイナス100なんかかるくぶっちぎってます(恥ずかしながら159センチ)。

   真剣にダイエット始めた方がいいのかなあ。

   引っ越してきて、戸建てで、階段のある毎日になって、2階の物干しに干し物にあがるだけで太ももがじ~んと言ってますからねえ。運動不足もマキシマム?

   ……何から始めよう?(おやつカット! おやつカット!) 

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2007年5月17日 (木)

「空飛ぶ馬」やさしいひとよ

   とむ影さんに貸していただきました。「空飛ぶ馬」北村薫。なんてスウィートな安楽椅子探偵

      窓を閉めて わたしがあなたの髪の毛を

                  撫でるだけでは物足りないわ     舞音

   元ネタは大岡信、「方舟」。第一詩集だったかな、からの抜粋による混声合唱組曲です。作曲は木下牧子で、80年代後半の合唱の演奏会ではあっちでもこっちでも演奏されてました。第2曲が「木馬」、アンデルセン童話だかをモチーフにした詩で、

   「やさしいひとよ 窓を閉めて わたしの髪を撫でておくれ」

   というテノールパートソロが途中にあるんですね。若者らしいどこかにさまよい出でようとする浮遊感を童話の空飛ぶ木馬に喩えた幻想的な曲でした。ただ、わたくしも大年増でこの曲をやりましたので、

   (甘えてんじゃねえ、バーロー、しゃきっとしやがれ。いい年をして。腹を据えてこっちを見ろ)と詠んだのが前掲の腰折れでございます。「その金の手で繋いでおくれ」なんつってもう、浪漫もたいがいにせえっつうの。う~ん、1,2年生だったらうっとりできたんでしょうか。こちらは卒業間近だったし。

   で、タイトルの「空飛ぶ馬」が、短編連作の最終話のタイトルで、その木馬の話に絡んでいると。その前の話がちょっとディープな男女の謎で主人公の女子大生がやりきれない気持ちになったところを救ってくれるのでした。

   自分語りが先になったよ。失敬。

   確かにこりゃ女子大生作家が書いたと思われてもおかしくないです。

   主人公は女子大生、国文科の「わたし」。寄席通いが趣味という渋めのお嬢さん。初版当時国文科出たてだったわたしとは比べものにならないくらい本を読んでます。スゴイネ。珍しく早起きして大学に出てきてみれば、休講、途方に暮れてあくびをしたところを、この大学の先輩である噺家、春桜亭円紫との座談会に出てくれる女子学生を物色していた教授に見つかって、みごと白羽の矢。またそれが、彼女ごひいきの噺家さんだったから、もう渡りにボート! いや違うな、犬も歩けばうまい棒

   この噺家さん、なかなか頭の切れるかたで、教授の心の底に引っかかるややオカルト的謎を、話を聞きながら解き明かしてしまってくれる。たまりません。ものごしは穏やかだし、心配りが行き届いていきだし、こういう大人とたまに知的冒険できるって、スゴイじゃないですか。

   文庫のミステリだと、解説がひどいコトがたまにあると聞きますが。

   この本は巻頭にあって。

   「希有のカップルを誕生させた北村薫氏は」って、

        宮 部 み ゆ き の バ カ ~ ~ ~ ~ ~ !

   期待しちゃったじゃない

   二人組をあらわす外来語では、コンビ<カップル<アベック(死語!)と順に恋愛的親密度が強まるニュアンスでしょ!(あくまでも日本語文脈) ここでコンビとカップルの間にはフォッサマグナ級の溝があります。当然。漫画「Q.E.D.」の想くんと可奈ちゃんはぎりぎりカップル側に引っかかってるでしょうが、この作品の二人はカップルとは呼ばせん!!

   途中、妻子持ちというのがわかってこれはあり得ないかな、あったら引くなとは思ったんだけど。年の方は気になりませんでした。円紫師匠、今のわたしより年下だし。3話めは夏休みで、蔵王に講演で行くからついでがあったら聞きに来て、と誘ってるし。男女の話になる4話では、「恋人に立候補するのも大変」なんて言ってるから、師匠の方もその気があるのかとどきどきしたのに! 一般論かい! 最終話ではちゃんと1話で誕生日の話が出たのを覚えてて、お誕生祝いをしてくれるというのに!!! まだS&Mシリーズの萌絵と創平の方が何かしてるよ。

   じつに清潔な関係でした。ばか。でも、シリーズ続いてるって言うし。ヨコシマに期待します(おまえがバカ)。

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2007年5月16日 (水)

「大きく振りかぶって」アニメ化余話

   この春からアニメになっているセイシュン野球漫画「大きく振りかぶって」ですが。

   この23日に待望の8巻が出て、桐青戦の決着が明らかになるといってあっちでもこっちでも話題が盛り上がってます。

   この作品は、にゃいーう゛なピッチャーと俺様なキャッチャーのコミュニケーションのとれなさにやきもきするのもよいですが、その他、脇役がしっかりしてるので隅から隅まで面白いんですよね。

   たとえば、「クソレフト」こと水谷君。たぶんルックスは西浦高校野球部内でも上の方ですが、軽めの性格やパーフェクトゲームを台無しにするバンザイ落球(フライをバンザイするような体勢から取り落としてしまう、おまぬけ系エラー)をやってくれたり(「クソレフト」はそのときのキャッチャー阿部くんの怒りのモノローグに由来)、去年の優勝校との試合、チャンスで「次、点を入れないと!」って勇み立って「(次の打者は)オレかよ!とビビリまくったり、結構好意を持って注目されてる脇役のようです。必要以上に好意的に見ている人もおられるようで。気持ちはわからないでもないですが、わたくしはそういう美形に対するひいきの引き倒しは好きじゃないです。クソレはクソレで結構。それでもかあいい♪

   さて、先だって2ちゃんねるで報告されてたのが、

   「2巻のクソレフトの落球が 修 正 されている!」

   前述の通り、水谷君のゆるさの象徴であるバンザイ落球なんですが、もう、「楽勝!」って感じでにこやかに構えたシーンからかすりもせず「ポットン」と落としてるところを、いちどグローブに当てたところで跳ね返って落とすように変わっているそうです。え~と、18刷かららしいですね。物好きの考察によりますと、アニメ化に当たってルール的におかしいところがないか洗い直したときに引っかかったのではないかとのこと。

   なぜ引っかかるかというと、元のヴァージョン、落下点にちゃんと入り、捕球姿勢に入りながら捕球できなかったというのは、守ってる側から見ると「取れたのに取れなかった」から「気持ちでエラー」なんですが、じっさいは触ることもできず落としてるんだから「ヒット!」ということもできるので。エラーとヒットの違いは、打者や投手の成績にも関わってくるので、きちんとしないといけない、ここはパーフェクトもかかってたので。ヒットとされちゃまずい場面であったのでしょう、エラーとして明白なように描き換えたんですね。たぶん。

   このせいで、アニメ化前後にコミックスを買って参入したファンと、それ以前から読んでたファンとの間に「クソレフト」の評価に温度差ができていたということが明らかになって、

   「あれじゃあそりゃクソレのことを実はデキるやつと思ってもしょうがない」なんて意見もありましたな。

   日本の近現代文学において、何度も手を入れる作家の場合同じ作品でヴァージョン違いがあったりして、それについて研究者の皆さんはああでもないこうでもないと考察をしておったりするのですが、わたくしはいままでその意義を正しく理解してなくて、問題をわざわざ作ってものごとを難しく解釈してると思ってました(それでも国文学科卒か!)。ここでヴァージョンの違いが登場人物の読者への印象をも変えてしまうということが実際あるのだということを知ってしまったことでございますよ。(文学)表現というのは面白いものですねえ。

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2007年5月14日 (月)

母の日には鎌を買って

   貨幣経済世界の人に進化した虎美ちゃん、最近お買い物をしたくてたまりません。何かといえば「あたしのお金で払えるよ!」無駄遣いをして反省するのも勉強のうちでしょうか。しばらく見守っていましょう。

   「おかあさん、母の日のプレゼントはなにがいい?」もう、肩たたき券とか、幼稚園でいっしょくたに買ったキットを組み立ててクレヨンで殴り書きしたカードつけて、といったレヴェルじゃないんですね。ちょっと期待しようかなと思うけど、これ以上ものを増やしたくないんだな。

   (口紅……つっても何色買ってこられるか心配だし。あんまり高いものじゃかわいそうだし。特に読みたい本も思いつかないし、ケーキはちょっと控えよう、太ってきたし)と、ぼんやり考えてるうちに母の日になりました。

   「おかあさん、ねえねえ何がいい?」って、ぜいぜいしてるし。なんで二人時間差で風邪を引くんだよう。

   「何も要らないから寝てな。おかあさんは今日は草むしりサンデー……」ん?

   「そうだ! 鎌! 鎌買って。解るか? こう、木の持ち手に丸い鉄の部分がついてて、引っ張ってザクって切るやつ!」

   「解ってるよう!」お金を持って、バス停2つほど先の園芸センターに行きました。

   「カーネーションもつけようと思ったけど、お金が足りなかったの」うん。カーネーションそんなに好きじゃないし、今だけバカみたいに高いから要らないの。ぴかぴか光る鎌を透明フィルムで包み、「おかあさんありがとう」の言葉とカーネーションのイラストの入った大きめのシールとピンクのおリボンつき。お店の方もがんばってくれました。

   「よしよし、ありがとう」と、さっそくその鎌でお庭の芝と言うには丈が長すぎ、笹と言うには葉が細すぎの茎の強い植物を刈り倒しました。バス停の脇で、人が何となく目をやるようなところに限ってもさもさ生えてるんだもん。困ってたんですよ。これがまたよく切れる! サイコー!! 勢い余って左手が傷だらけになったけどね。

   いや、プレゼントは役に立って喜ばれるものが一番でしょう。助かったわぁ。

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