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2007年9月11日 (火)

命の重さ

   おかあさんがこの春お庭ができたのを期に買ったパティオローズ、ミニチュアローズよりちょっと大きいけど、普通のよりは小振り、中庭(パティオ)用というつもりのネーミングなんでしょう。せっかくなんだから2,3千円もはたいてちゃんとした苗木を買えばよかったのに、変なところでぶるってしまって。鉢植えで、600円ぐらいだったでしょうか。もう花も咲ききって、値引きになってたようなやつでした。花の色も、ホントは濃いめの赤、オレンジ掛かったようなのが好きなのに、何の変哲もないピンク、花の形もごくふつー。

   ちょっと後悔してたりして。

   ちゃんとお水も3日にいっぺんちゃんちゃんとあげて、うどんこ病には酢をスプレーし、アブラムシがたかれば必死で掻き落としていたんだけど、どうも元気がなくって。

   ま、帰省の前に助言を容れて固形の肥料を根本に足してやったらこれが大当たり、この夏の灼熱地獄をものともせず、別人のように元気になってたんです。にょきにょき伸びて、つぼみもいっぱい付いてて。これは楽しみと思ってたら。

   とりあえず咲いちゃったやつはすぐ切り取らないと栄養を食っちゃうそうなので、夕方お水をやったあと剪定ばさみでちょきんと切って、小さいコップに入れて食卓へ……と見てたら、なんだか茎のところが青紫色になってるじゃないですか。

   もう、日の暮れるのが早くなって、6時台なのに目をこらさないとよく見えません。でも、茎のところに青紫色の筋が走ってて。ついとはさみの先を当ててみるとその筋がみよーんと動くじゃないですか。のけぞって、丸まる。それは太さ1ミリぐらいのい、も、む、し!?

   なんか虫ですよ!

   帰省する前までたかってたアブラムシは、結局花壇用殺虫剤を買って虎美がこれでもかとスプレーしまくったので消えたんですが(それで夏休みを経て元気に復活した模様)、その隙を縫って新しい害虫がバラにたかっておるのです! 

   でも、まさかそのはさみでヂョキンと切ってしまうわけにも行かず(だってはさみが汚れちゃうじゃないのよ!)、はさみの先で一生懸命その芋虫を払いのけてその日は終わりにしたんです。

   で、台風が来て、これであの芋虫も飛んでいくわねと思ってて、昨日また暗くなってからお水をやりにいってみたら。

   まだいるじゃないですか!

   しかも、小さいつぼみが二つも、脇のところから食われちゃって空っぽになってるじゃないですか!!

   情けが徒になった!!

   許すまじ!

   ああ、でも、どうしてもはさみの刃に引っかけてバラの茎から引きはがした芋虫の命を絶つことができないんです。
   ちょっと手を動かせばいいだけなのに。
   体液が出るったって、あとでティッシュで拭けばいいだけなのに。

   こんなことで自分の手を汚すことを厭うおかあさんは山口の光市母子殺人事件の犯人は潔く死刑になれなんて言えないじゃない!!(例によって短絡してます)

   だって芋虫は自分ががんばって生きてるだけだもん。
   でも、前のときに情けをかけて枝から払い落とすだけにしたからこの被害が出たんでしょう?
   今心を鬼にして殺さないと、この秋のバラの花は全滅するかもよ?
   でも別にこのバラはこれでお金もらってるわけじゃないから、すこしぐらい虫食いがあっても世間に迷惑かけないもん……。

   今日も雨を口実にバラをみにいくのをやめてしまっていて。
   ……明日またいたら死んでもらおう。明日こそは。

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