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2007年6月 7日 (木)

生きる値打ちもない

   「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない

   藤田和日郎の作品を語ろうとして、正しく上の警句を書くために検索をしました(けっこー訳者により表記には揺れがあるみたい。またあまりにも有名であるために、引用されまくりでどんどん変容してってるし)。書いた人はレイモンド・チャンドラー、しゃべったことになってるのは、作中の探偵、フィリップ・マーロウだそうで。おかあさんの好みの「気は優しくて力持ち……」に通じるものがありますな。いや、ほぼ同じ概念を語るに、日本語はなんと端的で語呂もよいことか。

   さて、おかあさんはさらに「……顔がよければもっとよい」というおまけが付くのであります(知性はいいのか?)。いいじゃん、別に。れいの警句を元にするなら

   「美形でなくては好きにはなれない。性格がよくなくては美形に値しない」とでも申しましょうか。麗しいお方はそれだけで注目があつまり、美点も欠点も加重採点されるのですからして、要求水準が高くなってしまうのです。フツーのわがままも「美しさを鼻にかけている」と許し難いものとなり、平均レヴェルのヘタレも「顔だけの腰抜け」と人間の屑扱いになってしまうわけ。嗚呼、美しさは罪ですわ。

   しかし、ハンサムでマッチョで性格もよくなくちゃダメだなんて……(ソレで本人はデブスなんだから)おかあさん男性に縁がなかった訳よねえ。

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