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2007年5月26日 (土)

「風林火山」5月のまとめ

   ゴメン、なんかもう毎週レヴューあげる気力が無くって(5月はまだ1回あるっつの)。

   おかあさんの知識から落ちておりますところの武田信玄(&上杉謙信)情報を楽しみに序盤は見ておりましたが。おまけに東海あたりのお国事情が解って十分面白かったし。あ~あ、ハラショー義元もう出ないのかしら。

   かんじんの原作パートに入ってからが面白くないよう。

   ええと、戦国以前では、攻め滅ぼした敵から姫を取り上げて側に侍らすってのは常識ですね。戦国どころか、古代の采女制てのまでその意図があるらしゅうございます。日本の古代の感覚では、その氏族のお偉いさんの娘はその氏族の守り神的意味合いがあるそうで。正しくは、守り神と結婚して、その橋渡しをする聖なる存在。それを、大和朝廷が全部朝廷に出仕を命じ、氏族から取り上げて神の守護を得られなくすると言うか、簡単に人質的意味合いもあり、血の融合もあり、といういろんな目的があってのことだったとか。ま、そこまで考えなくても、本能的に、やった! 取ったぞ! とわかりやすい勝利の象徴だったんでしょう。

   だから、「炎立つ」でも、藤原経清の奥さんは敵に取られちゃってるし、「北条時宗」のママはあれか、婚約整ってから謀反だっつってパパを殺されたんだっけか。すんげえ恨んでて、時宗くんの心に影を落としてましたよね。「義経」のママの常磐御前はその事実がない(らしい)にもかかわらず、清盛を悪者にするために、清盛の愛人にされたと言われてるし。甚だしい場合は義経じしんも建礼門院を襲ったんじゃないかと言われてるし。

   要するに、由布姫の身の上は別に珍しくもないわけで

   ま、みんな同じような目に遭ってるんだからひとり悲劇のヒロインぶるなってのも無神経なものいいですが。

   大河の主人公はみんな公明正大ないいひとじゃなきゃならないみたいな世の中では、ちょっと苦しいでしょうかねえ。

   そこんとこを、前の「武田信玄」ではじつは純愛なのよ、運命なのよでごまかしてたのかなあと(見てないんですけど)。

   諏訪地方とその家臣をまとめるためには必要だったって方が納得できるんですが。

   やっぱ、本人の感情は納得しないかのう。死にたくない、運命に翻弄される生き方はまっぴらというなら去年のねねちゃんみたいに積極的に側室として武田を牛耳ってやるぐらいのたくましさが欲しいにゃん(にゃんはよせ)。気の強さの持って行く方向がまちがっとるというか。

   体はもう順応しておるようなことを例によって時代がかった言い回しでこの前晴信くんが朗々と言っておりましたが。わたくしはながら視聴しつつ隠れ赤面。言葉は格調高くてもそんなこと言うなバカ。密かに絶倫な晴信、そっちの方の攻略は完璧な訳ね。ああ、そうなるとなおさら心は沈むな、やっぱ。それでも、笛の音が優しくなったとか言われてるということは、少しは心を開いてきたのか。それは周りがそう思いたいからこじつけてるだけで、直にふれあってる晴信くんだけが「ま~だ恨んでるよ、参ったネコリャ」と思ってるのか。難しいですな。そういうおんなごころの難しさは、「時宗」のときもうっとうしいだけだったので、やっぱ大河には向かないかな。「大奥」でやってくださいと。

   というふうに、うまく描いてはいるようですが描かれている世界がどろどろではまりきれないのであります。嗚呼、ここで脱落してはいかんのだと思いつつ。

   上杉謙信出てこないし。

   新たな登場人物は、村上義清だって。武田晴信に土をつけまくるのはこの武将だそうです。知らねーよ。

   勉強と思って見ましょう。「毛利元就」も、見るまでは「アマコ? ナニソレ。大内? ソレおいしい?」状態だったですけど、面白く最後まで見ましたし。

   がんばって来月も見よう、大河。

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