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2007年4月25日 (水)

「言っていいこと、悪いこと」 所詮葦の髄

   引っ越ししたてで眼が寂しかった時に、旦那様蔵書を漁りましたら。旦那様はちょっと読める気の利いた短い文を集めてある本がお好きで、そう思うと永六輔はドンぴしゃだったりしますが。「無名人名語録」でしたっけ、いろいろ読んだみたい。

   そんで、「言っていいこと、悪いこと」まあこちらもはいはいとおもしろく読めたんですけど、とある章で。

   「小学生くらいの子供に、お父さんに日頃いえないことを手紙に書いてもらったのを読むと『おとうさん、さわらないで』というのがあった。働いているお父さんの手は汚れている、だから触ってもらいたくない、そういう子供を我々は作り出してしまった。何ともお寒い限り」というような要旨。

   しばらく前ならそれでふんふんと納得したところだけど。

   …………それってさ、性的虐待を受けてるんじゃないの?

   誰にも言えなかったことを、機会を捉えてやっと、絞り出すように言った言葉を、そういう風に解釈されたんじゃ堪らないよ。

   永六輔さんって、いわゆる流行の上っ面に隠されてる深いところの真実を掘り起こして伝えてくれてる人だと思ってたんだけど、なんか、それすら自分の思ってる世界から出てってないんじゃないかと。「今時の子供」ってくくりでしかみてないというような。

   そういうわたしがいやらしいことしかいつも考えてないからそういう風に解釈してしまったかもだけど。

   なんだかなあでした。

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