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2007年2月28日 (水)

野生の王国 異種婚篇

   ご飯が終わって虎美が話を振りました。
   「今日学校で、先生が『ラマはなにとなにを引き合わせてできた生き物でしょう?』って聞かれたの」
   「それをいうなら『かけあわせ』!」
   「そう? それで何と何だと思う?」
   「馬とロバだろう? ん? そりゃラバか?? 母親が馬で? ラはどっからきたんだろう?」
   「馬と駱駝だって」
   「そうか。~はらくだの~♪」
   「あたしはライオンって答えたの」
   「オマエ、そりゃ無理だって。似たような動物じゃないとできないだろう」
   「先生も笑ってた」
   「実物を見たことないから馬系というのが解かんないんだな……それ、それはやっぱり、『あ~らこちらすらっとしててステキなのね。あたしをおよめさんにして~ん』とか言ってできたんだろうか」と、お子様を憚って言ってみると
   「人間がさせたに決まってるでしょ」とクールなお答えでした。
   ……人間がどうにかしてどうにかなるものなんだろうか。
   「旦那! コレ違いますよ、わしらのメスと違います!」といいながらそれでもその気になれば一緒なのか、それとも、なんかいつもと違ってイイカンジ~といってしまうのか?
   そんで、やっぱり妊娠期間とか妊娠の経過とかはジュンナマの子どもの時と一緒なんでしょうかね? それでなんか違うぞと感づいて不安になったりしないのかな?
   野生の世界も生む生き物と生ませる生き物の皆さんは大変ですね。

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2007年2月27日 (火)

大砲をぶっ放せ

   クラッシック界でイロモノ系名曲としてある方面に有名なのがチャイコフスキーの序曲「1812」だそうで。そうね、オーディオマニア方面?
   その昔、お付き合い中の旦那様に伺ったところに拠ると、ナポレオンのロシア遠征を題材にしていて、その当時破竹の勢いのナポレオンを撃退したことを記念した愛国的内容で、
   「クライマックスでは 本 当 の 大 砲 を撃つんだよ
   ぱ~どん?
   「その重低音を再現するのがこの道のツウの夢でね。でも、それをやるといっぺんで壊れるからやらない」???
   レコードはお持ちだそうですが、聴かせてくれないままそれは金沢の実家の奥深くにしまわれてしまいました。

   話をいろんなところで聞くと、その昔、自衛隊の軍楽隊(正式な名称は存じません)が、基地祭りかなんかでがその曲をやることになって(もうあの国は仮想敵国じゃないからいいのかな? イスラエルじゃあるまいし、芸術に恨みは持ち込まないの?)、丁度自前の大砲があるしって、気合い入れて大砲セットして、ぶちかましたって。
   あまりの轟音に、音を拾う機械ありますね、それの感度が飛んで、以降の曲が録音できなくなったとか、それ以前に曲としてのバランスがぶっ壊れちゃってたとかいろいろあったらしいですが、もう隊長(?)ご機嫌だったって。……自衛隊の中のひともなかなかカワイイですね。自衛隊とか消防隊とかの楽隊は、元々音楽好きなひとが安定を求めて入るんでしょうか、軍人さん、隊員さんからムリヤリ人数あわせで放り込んで鍛えるんでしょうか。……前者だな、やっぱり。「名曲」をやれて楽しかったでしょうね。

   というわけで、憧れは募る一方、ってところにこの前帰省中、クラッシックファンの早乙女おかあさんがつけていたTVでその曲をやっていたらしく、池辺晋一郎(?)が、ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)がフランス軍の象徴として登場し、それがさんざんに煽られ、吹き散らされて行く様子が分かりやすいでしょ云々と解説してました。
   面白かったです。
   それで、是非CD買って全曲聞いてやろうと思っていたので、昨日買っちゃったんですよ。キャニオンの、チャイコフスキーの交響曲1番とカップリングになってるやつ。指揮はエフゲニ・スヴェトラーノフだって、知らんがな。

   CDについてた小冊子には「チャイコフスキー本人もロシア人だけ聞いて楽しめばいいと思ってた」「通俗的」云々書いてありましたが。

   

いいじゃないですか

   ロシアのテーマ、かちゃかちゃした軽やか(いいのか? ロシアなのに)なのが何度も現れて、非常に小気味いいです。
   鐘は鳴るし(戦勝のミサの教会の鐘であろう)、シンバル鳴るし、大太鼓も。これは打楽器ががんばる曲ですね。是非真澄ちゃんとポッター隊競演でお願いしたい……って。

   大砲鳴らないじゃないですか。   

   ゴルァ!

   確かに、スタジオ録音でわざわざ大砲入れるのも大変だし。
   大砲は演出効果が主目的で(初演はお外の広場だったらしい)。
   実際やったら音が飛んでたいへんだったみたいだし(上記参照)。 
   ゲージュツ的なことを考えたらグラン・カッサ(大太鼓)で十分なんだけど。

   大砲撃たないなら「これは大砲なしヴァージョンですよ」って表面に書いといて!!

   叩き方が足りません! その昔、黒岩ナントカだったかな、偉い先生の率いる合唱団でヴェルディの「レクィエム」やりましたが、それにも最後の審判のシーンで大太鼓をだかだか叩くところがあるんですよ。
   「親の敵だと思ってやりなさい。破れてもいい」って、大太鼓のひとに指示出してましたよ。
   親(先祖)の敵じゃんか(ロシア国立管弦楽団。打楽器だけフランス人ってことないよね?)。
   もっと気合い入れて叩けよ。って、ああ、それでバランス崩すのか。

   新星堂! 金返せ!!(小鬼のトリオ@おじゃる丸風に)

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遙かなる名古屋

   昨日丁度NHKの朝の情報番組が「巻髪」を取り上げていて、春らしい風を含んだカンジ(エアリーってやつですね)に仕上げるコツとかやってました。
   おかあさんは、洗濯物を干しながらそれを流し見して、お出かけ時間を繰り下げて最近放置しているホットカーラーを引きずり出してまた性懲りもなくチャレンジ。だって、この前麓に降りたときマツキヨで巻髪ウオーター買っちゃったんだもん。
   くまなくスプレーした後は、セットしておいたカーラーで、今日はは内巻きに巻いていきます。前だけは細いカーラーで外巻きに。これでうっとおしかった左目の上もうまく流れるでしょう。その間にささっと白くして黒くして赤くするだけのお化粧を済ませて(コンタクトなのと実に小さい一重まぶたであきらめてるのとでアイメイクはほとんどしません)。
   カーラーを外すと、これは気合いを入れて巻けています。……直径5センチのループが顔の真横に。え~と、ワンピースの昔懐かしいアラバスタ王国の……侍従長? あのイガラムさんのような立派なカール……。……まあいい。ささっとブラシで伸ばし加減にしてお出かけしました。
   春浅い仙台、お天気は上々、花粉と埃除けのサングラスをして、いい気分で耳鼻科へ。それからお食事をして、虎美が踏んづけちゃったかで鼻に当たるブリッジとかいう部分が真っ平らになってしまったメガネを直しに行きます。メガネを預けて待っている間、ふと思いだして
   「カールはどうなっている?」と虎美に尋ねますと、
   「自分で見れば?」そうそう、ここには鏡がいっぱい……。
   覗いてみた鏡には

   

「ド ラ ゴ ン 桜」の矢島くんのママがいました。

   え~と、二人の東大挑戦者のうち、生意気な突っ張り風の男の子の方。彼の、間違った教育ママゴンそのものな感じの(この前は受験前夜に「勝負どころはやっぱりカツよ」と無理に脂っこいカツを食べさしてましたな)。高そうなごつい老眼グラスをして、髪がセミロングで染めててもしゃもしゃ巻いていて、って。……これはきつい。

   

嗚呼、遙かなり名古屋嬢への道。おかあさんがエアリーな巻髪を軽やかにゆらすイケてるママになるには何が足りないのでしょう?

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2007年2月26日 (月)

恐怖! ぬこ耳少女!

   確認が取れたから補足します。この前、虎美が耳鼻科に行く前、かかりつけの内科医さんに耳をちょっと見せたら、どうも耳だれが出てきてたみたいで。
   「あら、この子 ね こ み み でした?」

   

ぱ~どん?? かなこ先生、いまなんとおっしゃいまして? おかあさんの目が点になっている間に

   「あら、あら、膿だわ……」と前回の騒ぎになったわけです。

   その翌日に豹太のインフル騒ぎがあったので、調べられなかったんですが
   (耳垢が柔らかいひとをネコミミというのであろうか??)と疑問を抱きつつ想像で補っておったのです。
    昨夜、Googleに「猫耳 耳鼻科 耳垢」と入れてエンターしますと、出てくる出てくる、やっぱり耳垢の柔らかいひとを表す用語のようですが、今イチマイナーで「うちの地方では××という」とか、「○○が使いにくくて困る、外したところはひとには見せられない」なんて意見がゾロゾロ。たぶんこの○○とは耳に入れるイヤホンなんでしょうね。あと、
   「耳垢が柔らかい系の人間はだいたい脇も臭い。これは遺伝」っていや~んな報告が。
   虎美ちゃんには毎日お風呂に入ってファンケルで扱ってるアルム石の消臭クリスタルを塗ってもらいましょう。いや、それ以前に、外耳道炎で膿が出ていただけかも知れないし(今日、また見せに行って、お風呂OKの許可をもらいました)。

   それで、耳垢乾き系人間はやっぱり「犬耳」なんでしょうか?

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2007年2月25日 (日)

教養の使い道

   本日、「平成教育学院」を子どもたちと見ていて、またしても大正解して非常に面目を施したところで虎美が一言。
   「おかあさん、タレントになればいいのに!
   オイオイ、タレントの仕事はクイズで回答する事じゃないだろう。いや、今時はそうなのか???
   その昔、象印提供のクイズ「ヒントでピント」を家族で毎週楽しみに見ていた頃は、女性チームのキャプテン、作家の中島梓さんがほんとうに博識でカンも良くって、ああ、作家ってこういう人がなるんだ、こういう人になりたい、とか思ってましたね。でも、何書いてるひとなんだろう、作品は全然聞いたことないよって思ってたりして……。学生になって、友達に聞いて「グイン・サーガ」を手に取りましたが、あんまりあの手のファンタジー世界に強く引かれるものを感じず、1巻だけでご縁はなくなりましたが(なくなって良かった?)。
   高校の時の敬愛する個性派世界史の先生は「どうせ暇な主婦になってクイズ番組に出たときにしか役に立たないだろう」云々と皮肉を飛ばしながらいろいろ世界史を深く教えてくださいましたが、本当に、勉強したことがクイズ番組を見るときにしか役に立たないなんて。嗚呼、専業主婦になって、女性の学問を活かす道から降りてしまったのはわたくしですが、なにかわたくしが蓄積した学問を活かすお仕事はないものでしょうか。

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2007年2月24日 (土)

インフルエンザは突然に

   予防注射は打ったんだけどなあ。

   心地よいお昼寝を破る虎美の声。
   「おかあさん、おにいちゃんやばいかも
   朝から寒い寒いと言っていた豹太、いつの間にか熱を出していたらしく、体温計の表示は「38.9
   「ソラ飲め!」うちの子は喘息持ちなので、普通の熱冷ましではアレルギーか何かが出るそうで、専用鎮痛解熱剤「ソランタール」を処方されてます。いつもはその辺に転がってるんだけど。
   「ないよ」虎美がこの前飲んじゃったかな?
   「氷枕!」
   「もうしてる」
   「そうじゃない、ちいさい保冷剤を脇の下に入れるんだ!」

   なんで医者が休みの日に症状出るかなあ。
   タミフルは40時間以内に投与でしたっけ? 月曜まで42時間かぁ。……お金下ろしにいっとくか。
   朝起きたとき、「喉が痛い」って言ってましたね。お昼食べた頃「腰が痛い」って変な格好で横になってて。午前中はベッドの床板をめくって使用済みティッシュ(鼻水!) がこぼれて堆積したのを片づけてましたが、そんなものから感染するにしてもすぐ2時間で来るかな? M山小はまだ2人しか患者出てないって言ってたのに。

   インフルエンザでないことを祈ってますけど、祈る以外におかあさんがすることって他にありました?

   とりあえず、虎美がポカリスエットを買いにいってくれて、今40CCほど与えました。

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2007年2月23日 (金)

オタクの引っ越し 2

   今日はサカイさんが見に来る日なのに虎美ったら
   「胸がキューって痛いの」と朝からおむづかりのご様子。おかあさんもそのくらいの年頃から肋間神経痛が出て痛かったよなあととろとろと9時過ぎに近所の内科へ。レントゲン撮ったりいろいろして「なんともないからね」となった揚げ句
   「そういえば耳も痛いの」って、見ると
   「あら! これは膿じゃないの! これは先生のところではだめよ、耳鼻科さんに行かないと」って。……またうちに戻って診察券だけ取って、また麓の耳鼻科へ直行。なんとか午前中に間に合いました。
   点耳薬をもらって出ると、もう1時。
   「やばい! 2時にサカイさんが来るんだ」と、仙台市バス局の携帯サイトにアクセス、次のバスの時刻を調べると「当分来ません」って。
   怒り狂いながらM山小に事態を説明して、今日は休み、と言っていると
   「おかあさん、Y山南団地行きのバスが通過していった」
   がお~~~~~~~!!
   折しも天気予報通りが降ってきて。
   「ヘイ タクシー! Y山ミスティヒルまでプリーズ」
                           ……午前中だけでいくら掛かったんだろう?

   てなことをやってたら来てくれました。
   招じ入れて、パソコン3台、オーディオセットにVTRが三機、洗濯機と冷蔵庫は持っていかないの、ともう慣れた説明をし終わりますと、眉をへの字にしたサカイのお兄さん、携帯を取り出して、本部と交渉。
   「結論から申しますと、3月中にこの量は無理です」はいはい~。そういわれると思った。
   「それでご提案ですが、4月……10日ぐらいだと50万から60万でできます」って、新学期始まりまくりじゃん!
   「それまでホテルで暮らして頂くとしても、アートさんで7,80万掛かることを考えますと、まだおつりが来るかと」
   おつりが来たってそんな、ホテルが都合良く通学圏内にあるか~!?

   というわけで、
   「だ~りんと相談しないと分かんないから」と帰って頂きました。

   

嗚呼、アート引越センターさんありがとう!!
   お金がかかっても引き受けてくれるだけでもうウレシイ!

   がんばってゴミを処分して荷造りするからお願いね♪ 

   でもすごすご引き下がるアークさんと違って、代案をかなり具体的に出せるサカイさんもスゴイナアと思いました事よ。

   あ、来たとたん「これどうぞ」ってお米1キロもらっちゃったんだけど、
   「ごめんね、持って帰る?」って聞いたら「さしあげます」って。
   儲かっちゃった♪ ありがとう。

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2007年2月22日 (木)

オタクの引っ越し

   今、アーク引っ越しセンターのお兄さんが帰ってゆきました。
   「うちだと4月に入らないと無理です。段ボール、200ケースは行きますね。トラック2台になりますよ」って。泣きが入ってました。
   ま、先週A社に取ってもらって、一応押さえてあるからいいけどさ。
   「70万でやってくれるならそこにやってもらったらいいですよ」って。やっぱり大手はトラックもたくさん抱えてるのかしら、それとも、わずか1週間の時差かしら。
   「この時期、1ヶ月でってのはきついです」あら、そう。
   「参考までに、ここに入ったときも100コぐらいにはなったでしょう?」いいえ。
   「30,くらいかなあ」だって番号も振ったし。
   「そんな、ありえません!」て、オイオイ。
   「こっちに来てから増えたんだって。ここに入ったときは、学習机もなかったし、リヴィングでプラレールが5周は走れたし、物置部屋でもひとが寝られたもの」嗚呼、それはほんの6年前……。
   しみじみと頷いて、アークさんは帰ってゆかれました。くすん。
   とりあえず、明日サカイさんに来てもらって、A社のが適正価格であると旦那様に報告書を出しましょう。

   やっぱりオタクの引っ越しは運送屋さん泣かせでしょうね。オーディオマニアかつパソコンオタクとマンガオタクじゃなあ。かさばる、重い、貴重品。三重苦だよ。さて、どうなることか。話のネタに今後ご報告しましょうか。

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2007年2月21日 (水)

少年の好む絵柄

   迷彩を好む豚児に告ぐべきや せんそうにきるおようふくだと  
                                          舞音

   その昔は昆虫のプリントでおにゅうがく巾着セットを揃えた豹太も、もうお年頃、キャラクターのプリントものなんか鼻も引っかけません。そういう小学生の家庭科の実習は、好みがうるさくなって先生も大変ね、と思ったら、今は、エプロンやら、小物入れやら、キットは数社から選択できて好みの絵柄のものを作れるんだそうな。
   ……先生も大変。
   それで、豹太は最近の好みを出して、「迷彩柄!」ということになったのでした。つい先週も、家庭科の最後を飾る自由製作でクッションカヴァーをつくるといってまた迷彩柄のキルティング生地を買いに行かされて(存在します。緑にカーキという古典柄から、ブルーに白という氷原仕様? 他イロイロ)。

   おかあさんは内心(……いいのかよ、迷彩ってことは要するに軍服だろ? 戦争賛成とまではいかなくても、平和ボケが今現在戦争で苦しんでるひとのことを考えないでよく着られるなとか言われないかな?)とぐるぐる。ファッションとしての軍服はもはや1ジャンルらしいですけど、どうかなあ。いえ、フィクション世界の軍服に身を固めたエリート将校さんは好きですとも。

   でもまあ、ちい昔みたいに、理性的で血の熱い若者なら戦争に反対しなくっちゃという風潮もまたなんだかイヤだし。進んで人を殺したいとは思わないけど、戦争に関わるものみんな汚らわしいって考え方もある意味行き過ぎでしょと。

   戦争を知らないかあいい我が子には、それがちょっとおしゃれでカッコイイ模様に思えたのなら、そう思っていてもらいましょう。あくまで模様の一パターンとして。

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2007年2月20日 (火)

「風林火山」 6 流浪のひと

   必死の就職活動も失敗ばかり、見ていて痛々しい勘助くんであります。
   「こいつ、今川の家臣です!」との暴露に泡食った勘助でしたが、とっても器の大きい氏康くんは「こいつスパイにするから。勝手に殺しちゃダメよ」と言ってくれて、無事に逃がしてくれました。なんか、関東甲信越戦国三国志(あ、4国か)的内容になりつつあります。未だ登場のないナガオカゲトラくん以外はみんなそれなりに頭の切れるやつのようですな。
   2ちゃん大河板を見ておりますと、「このテーマで大河やってくれよ」という切なる願いがよく上がってまして、その最右翼が「島津! 島津!」と、「北条! 北条!」。北条早雲に始まる戦国時代の北条氏は結構需要があるようですが、「実はいわゆる北条早雲は生前には北条早雲って名乗ってないから(伊勢の新九郎どのだそうで)シロウトは解りにくい」というネックがあるそうで。はい、おかあさんもなーんも知りませんでした。そういう、濃いひとは知ってる、シロウトは何も知らん大河というのは難しいんでしょうね。やると意外に盛り上がったりするかも知れませんが。そういう大河で手薄な方向も今回カヴァーしたとみると、なかなか考えてあるかも知れません。

   そういう北条家を出て、さすらう勘助、今度は信濃に迷い込みます。今度は真田さんちに拾われます。真田さんはでも、今川や北条よりずっと小さい豪族とか国人とかのレヴェルの殿様で、「ウマを飼って食べていってる」云々。はあ、内陸は貧しかったんですねえ。今まで大河でよく取り上げられてた尾張とかって、交通の要地だし、平野も開けてたし、結構豊かだったらしいですね。それに比べると、ホント、ここで兵力を動員するのが大変ってのがよく解ります。そんで、山で、気候もアレだしね。大変、大変。

   「うちの殿は変人だから(笑)」で、すっかり気に入られてしまった勘助、少し心が安らいだでしょうか、れいの、おみっちゃんに惚れてた平蔵とも再会したし。そこへ武田が動きます。ここで真田さんのためと、自分の復讐のため、立て! 勘助。

   さて、武田家パートでは、「お嫁さんももらったことだし、そろそろ初陣?」 「まだまだ!」とやっぱりパパと晴信は不仲。それを三条さんなりになんとかしようと庭の紅葉にこと寄せて声を掛けてみます。
   「黒鹿毛のお馬に乗りたかったんだって」(例によって要旨)
   「素直に言えば乗せてやったのに」と、パパも嫁には甘い?
   三条さん、これでお役に立てる、とそのまま晴信に素直にお馬欲しいって言えば? って言っちゃって。パパはそんなに素直じゃないのよ。また、そのままおねだりに行く晴信。待て! そこでこけたら傷は深いぞ!! 誰もとめないのか!?
   「遅かった、その馬は今次郎に上げちゃったから」って、パパの鬼! おまえなんか今川に追い出されろ!! ここのにたぁ、とした笑いがもういやらしいっ!!
   ヒドイ言葉でなじられてとって返す晴信、三条さんが待ってて、「お馬くれたでしょ?」って。嗚呼。
   それでも、お嫁さんに八つ当たりしない、真実を告げてガッカリさせることもしない晴信! 偉い! 漢だ!! 顔は好みじゃないけど。

   というわけで、晴信の初陣が海ノ口城攻めになるわけだ。

   あの、成人のお祝いのくす玉割りのノリでひとんちを攻めないでくれますか?
   簡単に落とせるつもりでも、守る方は必死だし、攻める方だって一人は死ぬんだし。
   やだなあ、この時代の上の方は。

   というわけで、辛い二人の男を上げるための戦いが真っ向ぶつかり合うのでした。
   待て! 次週!!


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2007年2月19日 (月)

女は度胸

   最近小説はもっぱら消費する方にまわってしまったおかあさんです。やばいよ。この週末は、また新しいサイトを見つけて朝まで読んでいてしまいました。
   だって面白かったんだもん
   ご迷惑が掛かるとなんなのでリンクは張りませんが、小説のタイトルだけ。
   「闇から見る眼」と「闇を見る眼」、姉妹編で、前者はヒーロー側、後者はヒロイン側から描いてます(「なぎさボーイ」と「多恵子ガール」みたいな)。この辺のリンクの加減がもう最高。

   30才前後の密かにデキル課長、真崎京介氏は、実は内面がイロイロ壊れてるひと。少年期に実の兄(といっても異父兄弟らしい、その辺の家庭のジジョー込みの愛憎があるらしい)から性的虐待を受け続け、ついでに親友(男! 男!)まで手を出された揚げ句にその親友は恋人もその兄に奪われた揚げ句身を持ち崩して不審死したと。もうボロボロな心身をなんとか繕って仕事の鬼のように生きております。
   はい、ここまでで確認。鬼はおにーちゃんです。
   さらにそのアニヨメも(親友の前カノね)なんだか要するに自分がもててればいいひとなので、京介氏にちょっかいを掛けてくると。
   ストレスも二乗。
   さらに、親友の死に関係があるのではと睨んだ同僚女性に接近して監視しておったらしいのですが、その彼女は恋と勘違いしたあげく逆上、彼の愛猫を惨殺したらしく。もうストーカー入ってるカンジで。
   ストレス3乗ね。
   このひと、そういうひとを呼び込みやすいタイプなんでしょうか。
   わりにルックスはよいおかあさんごのみの細身のメガネハンサムであるように描かれていますが。

   そういうときにアルバイト採用した女性がヒロインなわけです。三十路前といってますが、事情があってフリーター生活をしていた模様。地味に単純作業はよくこなすひと。容貌はあんまり描いてないかなあ。ふつー。なんで京介氏の興味を引いたかというと、その愛猫の名前と同じ名字だったんです。
   その名はイブキ。

   伊吹嬢(ファーストネームは美並)は、見えるひとだったんです。霊じゃなく、ひとの感情とか、それ以前の気のようなものが、色で見えるらしく。さらに、それを巧みな人間観察と推理で補っておると。ある意味最強ね。でも、人間の負の感情のシャワーは負担なので、あんまり華々しいところは避けて職場を転々としておったと。それで、真崎カチョーはなんか繭作っちゃって得体の知れないひと、あの××さんはカチョーに恋いこがれちゃっててヤバイひと、と認識してたみたいですね。
   と、その××嬢に仕事を押しつけられてるのを見にいった京介氏は、伊吹嬢がただ者でないのを知り、このひとならもつれた糸をほぐしてくれるのでは、と構い始めるわけですね。

   苦労人だけあって、伊吹嬢はそういうあぶないひととの距離感も巧く、暴走しそうな京介氏をうまくあしらいつつ「なんか気になる……」と深い心の底まで探検についてってしまうのでした。

   これよ! これ! これ!

   「男は顔じゃないよハートさ、女も顔じゃないよノリだよ!」って歌が昔あったと思いますが。誰のだろ。マッチか? 桑田か?

   今の時代、女性は救いの王子様を待っておってはいかんのであります。たくましさと特殊能力(?)とで疲れた男性を癒やしつつガッチリハートをゲットでらぶらぶ世界を築いて行かなくちゃ(カワハラ教授の作品世界に近いか?)。いや、王子様に来てもらってもいいけどね。たまにはね。フィクションですから……。それでも
   「京介」「戻りなさい
   進退窮まった京介氏に掛けた言葉の男前だったこと。真夜中にもかかわらず拍手しそうになりました。

   文章のうるわしさがたまりません。
   男の子への性的虐待はもう男としてのアイデンティティ喪失にまで行きますから、相当精神的にキツイはなしです。娯楽にしていいのかっていうぐらい。それを、具体的で露骨な表現は極力なしで描いて見せているところがスゴイ。いい年の男として、頼みの綱の伊吹嬢に彼は欲情もしており、かなりやばいことも考えておるのですが「暴きたい」とかそういうタームでしか言わないのです。物語の凄惨さに比べて抑えめの言葉遣いがまた萌えであると。結構セクハラなこともやっておるし。またそれを微笑みつつかわす伊吹嬢もつおい。そうして、次の瞬間には京介氏が加害者に変わるか、とドキドキし、寸前でかわされ嫌われたかと京介氏と一緒なってへこみ、それでも手を離さないでいてくれる伊吹嬢にホッとし。

   

上がって下がって上がって落ち~る~♪(これは元ネタ「夢想花」円広志)

   翻って自らの「応募作脱稿しました!」とかいってひと様に送りつけたものを見てみれば。

   山場ないし。
   落ちないし。
   意味もないし。

   悪い意味の同人作品そのもの。

   海よりも深く反省。

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2007年2月18日 (日)

お引っ越しの前に

   アート引越センターのお兄さんが見積もりに来てくれました。
   「大丈夫、仕事柄いろんなおうちを見てますから、気にしないで」ト言ってはくれましたが。
   「カウントダウンを始めてください。奥さんが当日までにすることは、
    も の を 捨 て る ことです!」
                                            ……はーい。
   今度こそ、めざせシンプルライフ。

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2007年2月17日 (土)

トラバのアラシ

   まあなんでしょうね。最近トラックバックがよくかかる、わたくしのブログも有名になったものよ、と思ってたら、無関係のアダルトサイトですよ、失礼しちゃう。
   ということで、トラバはただいまリンク先を確認してからの許可制になっております(それでも結構ゆるいチェックのつもり。大河関連のタレントさんサイトも一応繋がりはあるかと思って残してたり)。日に2回はチェックしておりますが、即反映でなくってごめんなさいね。

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2007年2月16日 (金)

韓流の影で

   

韓流がもう定着したっぽくって。たとえばキムチチゲの素なんかはミツカンとか、もうだし汁メーカーが試しに売り出してみるレヴェルじゃなくなってて、マイナーな調味料メーカーがどんどん参入してて、もう、目移りがするぐらい。キムチミソ鍋なんてのもあって、ヴァリエーションを楽しんでますが、虎美は辛いモノが苦手なので、キムチチゲにするときは別のおかずを用意したり別立てで寄せ鍋にしたりと手間が掛かるのが玉に瑕。
   でも、煽りを喰らったのが別の鍋のもと。うちの近所のスーパーはお山の中という立地条件のせいであんまり広くないのです。コンヴィニより一回り大きいぐらいかな。そこで売り場をキープするのは大変で、ちょっと売れ行きの悪くなった商品はもう入らなくなってしまうのです。
   ということで「たまには担々ごま鍋にしよっと」と、同じピリ辛鍋でも中華の方にトライ、と思って探しに行くと、もうないのでした。ええ~っ!? こちらならまだ虎美も食べてくれるのに。挽肉のボロボロ感がまた独特で、好きだったのに。
   「自分で工夫して作ればいいでしょう? 素がないと作れないの?」とは旦那様。
   は い 、 作 れ ま せ ん 。

   目の前の箱で調べても「エバラ担々ごま鍋の素」を使ったアレンジ料理のレシピはいろいろヒットするものの、担々ごま鍋自体が見つかりません。もともとが担々麺をアレンジしたエバラのオリジナル商品なんじゃないかしら。あ、じゃあ、担々麺の作り方から自分で再現すればいいのか……いやん。豆板醤とかややこしい中華調味料つかうんじゃないの?

   あ、そうか、街に降りたときにダイエーとか、大きなスーパーの地下で探せばいいのか。きっとそういう大きいところなら細々生き残ってるでしょう。……って、今日また麓でお買い物してきたんだけど。しまったなあ。
   まだまだ寒さはぶり返しそうだし(昨日は吹雪だったの!)。今度こそトライしてみましょう。

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2007年2月15日 (木)

本日休息日

   昨日仙台はスゴイ降りでさ。PTAの会合があったから行ったけど、冷え切っちゃったわ。行き帰りはリューくんママがおベンツに乗せてくれたから濡れなかったんだけど。
   寒気がすると思って昨日寝たら、今朝起きられなくて、一日寝てました。スゴイ頭痛チョコの食べ過ぎで脳の血管が拡張して痛いのかしら?(でも食べる)   
   おかげで「姫の戦国」一気読みしました。
   午前中晴れてたのに、3時に外を見たら猛吹雪で。冷え切って帰ってきた虎美は熱っぽいおかあさんを湯たんぽ代わりに抱きついて「武装錬金」を読破しちゃいました。
   「パピヨンいいだろ?」
   「ビミョ~」
   「じゃあ誰が好き?」
   「斗貴子さん」が三巻時点で、10巻まで終わった後では
   「まっぴー(主人公の妹)でしょ!」って、どうもこの子は男のキャラに惚れ込むことがないような……。昨日のヴァレンタインも友チョコだけだったようだし。まだお子ちゃまなのかしらねえ?

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2007年2月14日 (水)

「風林火山」 5 優秀な若殿たち

   まだまだ不幸のズンドコ街道まっしぐらの勘助です。お兄ちゃんを斬ってまで臨んだ花倉の乱、目指す仇の武田信虎は姿を見せなかったのでした。
   とりあえず、仕官しようか。
   還俗しても、髪は約1ヶ月に1センチしか伸びませんから、とりあえずゴージャス帽子を被ってごまかす梅岳承芳あらため今川義元です。義元の義は足利義なんとかの義。将軍家と繋がってる由緒正しいボクの印です。きどってはいてもあの帽子の下は高校球児並の5厘刈りなわけです。笑おう。
   そのマルガリータ義元が、勘助に会ってくれます。よしよし、褒美はいっぱい上げるよ。でもそば近くに取り立てるってのは勘弁してよ。って、何?
   だっておまえ、謀反人討伐に尽くしてくれて、こっちは助かったけど、お兄ちゃん斬ったって?
   要するにそういうこと。
   「その顔を身近に見るのは不愉快だ」って、顔のせいにしますか。
   「憎き仇であるところの武田を討ちたい、それができるのはお館さまのみ」ってことは、仕官も方便ってことでしょ、と義元はカッパしてます。今川家としては、この先武田と同盟もアリなワケです。先週デスラー雪斎がお使いしましたから。それなのに、お家大事ひとすじじゃなくて、敵討ちのために今川家を利用させてってスタンスの勘助は、足並みが乱れる元なのです。それでも使いこなすほどの余裕はまだ義元にはないと(まだセヴンティーンだそうです)。だから、庵原の伯父様のところにいなさいよといってるのに、勘助はただ仕官仕官。
   去年の大河、いきなり1回目に親の敵であったはずの信長に一豊さまは押しかけ加勢して言ってました。「摩利支天のごとき気迫に惚れました!」云々。仕官にはこっちがストレートに効くみたい。お館命! なんでもします! って。その方が、新参者も元からの家臣になじみやすいし。やっぱ、何考えてるか分かんない新参者ってイヤじゃん。その辺、一豊さまは単純バカでトクをしてたんですね。
   だから勘助みたいのは困るんだって。
   それを、顔にこと寄せてやんわり断ってるのに、勘助は自分のコンプレックス直撃されて引くところを引かないで本音に迫っちゃった。それが
   「人の心も読めぬ」というくだり。2ちゃん大河板で教えてもらいました。こっちはいつの間にか勘助に感情移入してるから、ああ義元やっぱりお坊ちゃま、後年の横死もむべなるかなとまで思っちゃいますが、ここは勘助がお馬鹿。あとでジュケーニ様がフォローを入れてますが、「まだ年若い」お館、ここまで考えてしゃべれるなら大したものです。

   それで、福島さんは例の武田がわの重臣を頼って落ち延び、甲斐に匿われてたようですが、邪魔になったらしく、武田がわに攻められ横死。匿ったほうは晴信くんが庇ってなんとか命は長らえた模様。小山田というまだ若いイケメンが結構ブラックストマックでその福島さん謀殺に絡んでいて、なかなか今年はみんな黒くって噛むほどに味が出ますね。満座で父に命乞いをしてやった晴信は「此度は許そう」って言われてほっとしたら、許されるのはその家臣Aくんじゃなくて「おまえだ」って。父に逆らったことを許してやると。なかなかワンマンです。嫁取りを控えておるから、とでも言いたげに唐突に縁談の話をして会議は打ち切り。イヤですねこの親爺

   出ました三条夫人。この前の「武田信玄」では真っ黒だったそうですが、今回はまだなんの色にも染まっていないカンジ。晴信も気を遣ってやっていて、仲良し夫婦になれそうな予感も見せます。今回はどんな風に描かれるのでしょうか。

   ぐれております勘助は、ビーチで昼寝。そこへ、先週意味もなくフルネームがテロップで出た青木大膳という武将がやってきます。
   「どっかで見た顔だ。今川の家臣だろ、この前花倉で見たよ、顔にわらじはいた男」ヒドイ言いぐさ。義元も言ってました。一目見たら忘れられないって。花倉でまたランドリーがあって、ひょいと覗いた小屋で女の子を泣かしていたのがこいつでした。
   「花倉に加勢に来たときランドリーやったのがばれて叱られてさ。戦で乱取りやらないでどうするよ」って、ああ、こういうのがふつーのこの時代のアンチャンなんですね。「傭兵ピエール」ノリは日本の戦国時代にもあったんだなあ、なんだか哀しくなります。
   「今川に仕官させてよ。いいネタあるからさ」って、軽く言うな! 勘助でも仕官できなかったのにおまえなんか紹介してやるかよ! あら、勘助もここでむかっ腹たててたんでしょうか。
   「そのネタってなによ?」
   「北条家中に上杉のスパイがいるのよ」って、それはだーれ? 単純な青木くんは自分のだいじなネタをベラベラしゃべってしまって
   「じゃ、腕見せて。とりあえずあの二人斬ってみて」と、勘助に付けられてたお目付役をけしかけられ「おうおう」と相手してる間に勘助に逃げられてしまうのでした。お馬鹿。
   勘助はその足で北条へ。パワフルですな。いきなり若殿の剣術指南のところへ駆け込んで、道場破りみたいにまず剣の腕で食い込んで、若殿に取り次ぎを依頼。若殿氏康くんに目通り叶うや否や「スパイがいます! その名は本間江州!」って、おいおい。「時間をくれれば証拠を掴むから」といってる勘助をつれて「じゃ、本人に聞いてみよう」って殿! 腰軽すぎ! いきなり会いに行って「おまえ上杉のスパイなんだって?」と軽く聞きます。おいおい。逆ギレされたらどうするのって、ハラハラしました。
   「いかがお答えすればよいものでしょう?」ってあんたも何? その返事。ひらめいた勘助、「若殿は既にご存じで、江州どのを取り込んでおられる」
   ただ者ではない氏康くん、スパイを無力化していたのでした。
   そこまで手の内を明かしたからには、今度は勘助が危険。口を封じるか、こっちも取り込むか。
   「おまえ今川の人間じゃないの?」
   「違います」って言ってたら、その、お庭で剣術の稽古をしてる少年の顔が変わります。「ヒコジューロー」って言われてたのは、先週、お兄ちゃんの前に勘助と剣を交えていた福島さんジュニアじゃなかった? こんなところに落ち延びていたんだ……
   「このものは今川の家臣です! 花倉の折、我が父に斬りかかった……!」と、親の敵とばかりに言いつけます。
   あ~あ。目立つ男は辛いよ。

   絶体絶命の勘助くん、「殿こそ武田を討てると……」おまえ誰にでも言うのかよ。見苦しい言い訳が響く相模の空でした。

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2007年2月13日 (火)

ブックオフの使い方

   ええと、物置の片づけを初めて、なんとか「犬夜叉」が10冊見つかったので、その他、バラで買った要らない文庫本なんかと一緒にブックオフへ持ってゆきました。「犬夜叉」は、10冊溜まったら古本屋に行くという約束を心の中で自分としたので、常時10冊以下にしているはずなんですが、41巻に突入したとき、ちょっと余裕がなくってバラバラに段ボール箱に突っ込んであったコミックスを探し出せなかったんです。一念発起して箱を開けまくったら、あるは、あるは。30巻からちゃんと最新刊48巻まで揃って親子3人して読み返し倒して。神楽の最期と桔梗の最期(なんどめだよ?)に涙したところで本日、ブックオフに持ってゆきました。
   古本屋にコミックを持っていくのは心臓に悪いですよね。豹太の小さい頃興味を持って揃えた大きい判のコミックス、マイナーな出版社から出てるファンタジー系のちょっとお色気の、800円ぐらいしたコミックスを6巻ぐらいまで同時に処分して、2000円ぐらいになれば、と思ってたら「200円です」って。しばらく立ち直れませんでした。今日も、ま、200円だと思ってたほうがいいなと心の準備をして行きました。
   番号札を渡され、しばらくお待ちくださいって言われて、花とゆめコミックスのあたりをウロウロ、「マダムとミスター」があったので手に取りました。

   

遠藤淑子恐るべし

   この本、実家にあるのに。もうすり切れるほど読んだはずなのに。3巻末の短編、「なつやすみ」、田舎の親戚のうちに遊びに来た病弱な少年がカッパと仲良くなる話、実は瀕死の彼の書き綴っていたこうだったらいいのにという夢オチ、と見せて……。学生時代(もう卒業してたかしら、でも、そういうバブル期)に爆泣きした同じ話でまた鼻水を垂らしてしまった事よ。

   そして我に返ると
   「高橋留美子の『犬夜叉』、島田荘司の文庫本などお持ちの番号札9番のお客様~」と、一度で返事をしなかったらしく持ってきたもんの内容まで晒されて呼び出されていたおかあさんでした。聴覚神経シャットアウトしてはまってたのね。

   そして今回は「940円となりますがいかがですか」と比較的いいお値段がついたのでした。捌けやすい「犬夜叉」だったからかしら? ま、18点で900円って、ならすと一冊50円? やっぱ安く買って高く売るのが古書業界よね。

   

ブックオフは立ち読みをしに行くところと割り切ってたほうがいいのかなあ。
   そして、それを軍資金にe-Beansのジュンク堂やら丸善やらを荒らし、丸善で「姫の戦国」文春文庫版をゲットしたのでした。ごっちゃんです!(イヤその前に念のためブックオフに出てないかも確かめておくべきだったろう。ま、いいけど) 本のためなら仙台中の書店を踏破するも厭わず、のおかあさんでした。

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2007年2月12日 (月)

紅鮭戦隊シャケレンジャー!

   いや、このカテゴリは「笑い話」に入れるべきでしょう。
   お片づけをしていたら、「ますのすし」のパッケージが出てきました。だから食べたらすぐ処分しないから片づかないんだってば。
   「俺ますのすし好きなんだよね。あのオレンジ? の肉が」
   「しゃけピンクというのだ」と訂正したところで、
   「シャケピンク!」と大受け。
   「シャケブルー! シャケレッド! シャケイエロー! 戦隊ものか!?」なんか異様に盛り上がっています。
   (そうすると後から出てくる6人目の戦士はキングサ~モンだな。支援メカがレインボートラウトで、子分の脇キャラに鮭児(ケイジ)なんてのを出しといて……)おかあさんも妄想が広がる広がる。
   でも、このまま放っておくとまたおかあさんホラ吹き~にされてしまうので
   「正しくはサーモンピンクな」と言っておきました。
   って、今書いてたら、ますのすしは鱒だからトラウトじゃないのよ。やっぱり結果的にホラ吹きーになるのかしら、コレ。

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2007年2月11日 (日)

早乙女ママ改善計画

   相当へこみました。
   昨日はM山スパローズのおかあさんたちの慰労会で、「6年生のママさんには記念品プレゼントもあるから是非おいで」と言われて顔を出したんですが。
   そりゃ、
   「早乙女さん首都圏にお引っ越しでしょ? いいわねえ」って言われて
   「都会に出てダサダサって言われるのが怖いの」といったのはわたしですが、「その頭をなんとかしなさいよ」とか「もっとスッキリした格好をすればいいのに」とか「とりあえず姿勢を正すだけでずいぶんちがうと思う」「だったら髪の巻き方を教えてあげてもいいけどちゃんと毎日できる?」とか思うままダメ出しをされたのでありました。

   そんなに雨あられと言わなくたって(T_T)

   デヴには人権がないのかよ、おかあさん中身で勝負したいひとなの、と顔は笑って心はやさぐれていたのでしたが、こう状況を書き並べてみますと、必ずしもデヴなのがいかんとはいってないような。身なりに構ってない、ゆるゆるの生活姿勢がいかんと。

   いや、そりゃ楽なのがいいに決まってますよ。
   でも、人としておかあさんずいぶん最低防衛ラインが下がってきてるみたいよ。毎日お化粧をするとか、お掃除をするとか、お皿は全部洗ってから寝るとか、使ったものは必ずしまうとか……。おいおいおいおい。

   心機一転。新生活に向けてがんばりましょう。毎日おしゃれな格好をするのはおいとくにしても。

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2007年2月10日 (土)

パワプロ恐るべし!

   豹太の親友(?)坂本くん(仮名)が秋に引っ越したんですが、掛かってくるくる。夕食の準備をしている頃に「坂本です」とカワイイ声の長距離電話。仲良くしてくれるのはいいけど、隣の県からだと電話代も高いんじゃないんですか? よう知らんけど。あんまりもらいっぱなしにしないでこちらからかけ直したりするよう指導してるんですけど。
   昨日も彼らがはまってる野球ゲームの攻略法の質問らしく、豹太は攻略本をひっくり返しながら指南。
   「ああ、それはね、○○の時に××に行くとフラグが立つから、それから週1回会ってると好感度上がるから。そのあと人気のない場所で昔の失敗の話をしてナントカのフラグを立てるとうまくいく」
   って、ギ ャ ル ゲ ー で す か い !?(*注 可愛い女の子と友好的な関係を築くことを目的としたゲーム。必ずしもわいせつなものばかりではない)
   おかあさん慌て半分面白がって、
   「お泊まりデートはあるのか!? クリスマスイヴェントはどんなんだ!?」と突っ込んでもスルー。
   「で、1年後に△△星に帰ると」って、相手は宇宙人!? いやほんとに宇宙人って設定の女の子出てきてました。

   ええと、実況パワフルプロ野球というのは実在のプロ野球選手をデータ化して、彼らを操って野球の試合を行わせてペナントレースを勝ち抜くゲームであると認識してたんですが、版を重ねるにつれて自分がゲーム内の架空のキャラクターになってプロ野球選手を目指すというものもあるそうで。その彼が大学の野球部で研さんを積む生活の彩り(?)としてマドンナ的存在が数人登場するわけですよ。他のキャラクターがほとんどてるてる坊主顔であるのに、彼女たちだけお目々ぱっちりマツゲばさばさの色鮮やかなコスチュームで。そして、休日などに「涼音さんと出かける」などのコマンドを選択してリラックスしたりやる気を養ったりするらしゅうございます。
   ……ただかわいくショッピングとかドライヴとかしてるだけだと思ってたんだけど。
   ちょっと子供がどんなゲームをしてるんだかチェックする必要あるんでしょうか。ま、彼の反応からしてギャルゲー的側面は限りなく少なそうですが。

 

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2007年2月 9日 (金)

我が心のブソーレンキン!!

   旦那様ごめんなちゃい!!
   え~と、1,2巻をTSUTAYAで立ち読みして激はまりした「武装錬金」ですが、ブックオフで3~9と立ち読みしてもうこれは完結巻を読まずにはおられない!! となって、10巻だけTSUTAYAで新本を買ったんですね。
   やっぱりよかったぁハァト
   で、その大団円にもつれ込む前段階として9巻も買っちゃって。
   この前の武装錬金アニメに埋み火を煽られて8巻も買っちゃって。
   この前街に降りたときに、「犬夜叉」を売りに行ったはずなのにブックオフで「武装錬金」を1~5あるだけ一気買いしちゃって(250円@1冊でした)。
   はにゃ~んとなって。
   今日6巻も買って来ちゃいました。残りはあと7巻だけです。
   どおすんのよ!? 引っ越し前で荷物を減らさなきゃならないのに!
                                       ……どうしましょう?
   でもやっぱり和月さんの懐に少しはお金を貢げてよかったぁ(わたし、れいの「るろうに剣心」はなんじゃこりゃ、と1巻でフェイドアウトしたんですけどね。てことで、元からのファンじゃないです)。

   

パピヨンがいい~~~~~!! んでもって、6巻で登場、斗貴子さんに報われぬ片想いを捧げる剛太がいい~~~~~~~~~~~!! あのタレ目が!! そのおばか炸裂な純情振りが! スウィート!! この世で少年の純情より(笑えて)美しいものがありましょうか! カズキにとっこさんが人工呼吸するのを阻止しようとして「さらば俺のファーストキッス」と涙ながらにカズキに人工呼吸を試みるところとか、肉体だけに作用する敵方の技を喰らって素っ裸になってしまったとっこさんを心配とエロスからじっくり見守ってしまってあとでとっこさんのお仕置きを喰らうところとか、純情が引き起こす喜劇的状況がもう堪りません。 

   ああ、よく笑った。

                          ……そして、物語は悲愴な中盤に入るのでしたが。

   これはもう、全巻揃えて布教するしかないと思ったので、腹を決めて揃えましたのよ(まだ揃ってないけど)。お心当たりの方は覚悟していらして♪

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むっすめはとっても芋がスキッ♪

   今までも虎美は、
   「下校の途中でお芋やさんが通ったの。でもお金をもってないからかえなかったの」と言ってたんですが。これこれ、持ってても買い食いはするでない。
   昨日、お洗濯ものを取り入れ忘れた夕方、慌てて取りに出て、もう日が長くなってきたわね~とか言ってると聞こえてきたのです。ぴぃ~という犬笛ならぬ芋笛が。ヴェランダから身を乗り出すと下の駐車場のところにお芋やさんが来てるじゃないですか。仙台の石焼き芋やさんは「い~しや~きいも~」とは言わずに超音波のような笛の音ダケを鳴らして通るのです。
   「おかあさん、この声は何?」と、豹太は興味がないせいか不安げ。虎美も「なんだろう?」って、あまりのどんくささに、いつもなら無視するおかあさんも不憫になって、お財布をひっ掴むとダッシュ! なんとかたどり着きました。良かった、停まっててくれて。
   「これはグラムで買うの? 本数で買うの?」とやや詰まりつつ尋ねます。おかあさんも石焼き芋なんて一生に1度か2度しか買ったことないんですもん。
   「1本300円、2本で500円」
   高 っ !!
   それでも、2本で虎美に1本やっといて、おかあさんは1本は多いから豹太と分けましょうと思ってたので
   「2本!」となぜかパーを出して(500円の意味か? 我ながら不明)買い求めました。

   

美味しかったです。虎美に1本やっといて、残る1本を袋の上から「チョップ!」と真二つに割り、おかあさんは上半分をゲット。切り口は黄金色でねっとり、あま~い。
   「焼き芋って美味しいね。レンジでチンするよりおいしいよ」ああ、それは「ガッテン」でも言ってたわねえ。お芋の種類にもよるらしいですけど。ほくほく系とねっとり系があるって。金沢の五郎島芋はねっとり系だったかで、関東のほくほく系しか知らない親戚のひとにあげたら珍しがられた(逆だったっけ?)とか母がこの前言ってました。 

   豹太は手が離せなかったのかしばらく近寄らず
   「お兄ちゃん要らないの? 食べたくないの?」としつこく聞かれていました。
   「たとえそうだったとしてもおまえにはやらん! 1本だけでも多いのに、食べ過ぎ!」きつかったでしょうか。しゅ~んとしてました。
   「俺猫舌なんだよね」と、さめるのを待ってた豹太がのそのそとやってきて、うん、うまいともくもく食べてました。やっぱり好きなのか

   これこれ、お芋の皮を残すんじゃないよキミたち……。昭和ひと桁に育てられると「芋の皮のすぐ際がうまいんだ」とか言われて、芋の皮を残すと注意されたもんですがねえ。しかし、エビのしっぽは回収するおかあさんですが、さすがに人の残した芋の皮までは食べる気になりませんな。生ゴミバケツ直行。ごちそうさまでした。

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2007年2月 8日 (木)

デパート展覧会の提携先

   変なところで趣味が田舎のマダムでありますところのおかあさんは、デパートの7階が好、き♪ あそこでやってる限りなくお手がるな展覧会(博物館学講座の先生は鼻で笑……いはしなかったかな)、学生時代から良く行きました。西武美術館ってのはまだアカデミックな方でしたかしら。故宮博物院展やってましたよね。
   この年末に藤崎でやってたのは「グレース・ケリー展」クリスマスにケーキを取りに行くついでに子供と旦那様を待たせておいてコッソリ見てきました。
   だって、グレース・ケリーの着用ドレスやお化粧品カバン類が展示ですよ! これは見ておかないと! って思ったんだけど。
   グレース・ケリーって、50年代の美人女優でしたね。お嫁に行ったら、もう、あの怒濤のサイケファッション全盛期、しかも、活躍舞台はフランス近辺。
   ……独身時代のドレスは結構今見てもおステキだったんだけど。
   サイケって、王族でも着たんだ?
   蛍光どピンクとか、目が潰れるイエローとかの、しかも、どろんとした変なシルエット。元女優で王妃(ってゆーか公妃)なら、もう文字通り踊る広告塔、赤十字とか、そういう慈善団体のパーティーで着用、とかキャプションはそういうのばっか。グレースさんご自身はこういうドレスが好きで着てたのかしら。ファッションの都の近郊にお住まいとしては、世の中の流行りを無視するわけにはいかなかったのかしら。思いっきりビミョーなお召し物群でした。そう思うと、美智子様も大変だったのね。ダサッ! といわれずに、マリーアントワネットか!? と突っ込まれずにそれでも国民の皆さんの期待に応えるってのは相当なプレッシャーだったのではないかと。ダイアナさんは、結構時代が開けてからだったしそんなにお召し物でバッシングはなかったような……。
   イロイロ考えさせてもらいました。
   で、グレースさんの趣味の作品も展示されていて。

   

もしかして、ぶっちゃけ刺繍は嫌いだった?

   向こうの王侯貴族の女性の手仕事っていったらお針関係でしょ(こっちもです。まつさんは陣羽織、千代さんはパッチワークが大河でも取り上げられてたし)。あのメアリ・スチュアートなんか今でも相当な刺繍作品残ってますよ。でも、一応一点レーニエ大公のヴェストが出品されてましたが……その良しあしはいまいちわたくしには理解できませんでした。
   それより彼女が打ち込んだのは押し花アレンジのようで、これでもかこれでもかともう退色して茶色の染みのようなお花の大きなアレンジ額が展示されてました。もう少し保管に気を配りましょう。やっぱり南仏のいい季候のところに放置されてたからかしら。多少近年の作になると色が残ってるのがあって、ナルホドいいセンスしてたかも。アレンジも、昔ながらの(?)花束風ばかりでなく、ちょっとポップな幾何学模様的なものもありナッツのようなものも使ってあったりと確かにこちらは才能があった模様。
   そして、会場を出ると押し花アートのキット類が展示即売されていたと。
   世の中金なのよ。
   あと、モナコの観光VTRもかかってたかなあ。
   そして、グレース・ケリーの紋章入りのハンカチやらタオルやらお皿やらがやはり積み上げられていて、買え、と。いくらいくら困ってる人に募金されるって……言ってたかなあ? ちょっと、要するにグレース・ケリーのファンにアピールしてるんでしょうか、ユニセフかなんかに名前を貸してるんでしょうか。偉大なるお妃は死んでからも大変。
   豹は死して皮を留む。
   うるわしの妃は死しても顔見せに駆り出さる?

   ま、それでモナコの国民の皆さんのためになってりゃ高貴なるお方としては覚悟の上かも知れませんが。

   というわけで、展覧会の後には何かしらのキットを売るのはもう当然なのね(トとむ影さんが布の展覧会のあと刺し子にチャレンジしたというお話しにトラックバック)。

   そういえばこの前は「おしゃれ工房作品展示会」で、リボンアートやら縮緬細工やらキルトにニットの貴公子広瀬光治氏の作品やら。当然またいろいろキット、その上テキストのバックナンバーまで売りに出てました。こいつはスゴイ。
   ……広瀬さん、ワイシャツも編んで作ったって聞いたときにもやや引きましたが、今回はカクテルドレスもシルクヤーンで編んであって。……2ちゃんねるの冠婚葬祭ドレスコードスレではニットはフォーマルには着てはいけないってよく言われてたのでちょっとオドロキました。作品自体はステキだったけど。

 

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「風林火山」 4 美僧も黒々

   スパイとして今川領に潜入しております勘助くんですが、ロクヘータと違ってれっきとした浪人もの(それって矛盾してます)として仕官希望の食客としての参入です。史実では花倉の乱の原因である今川家当主&跡取り候補の急死は死因すら明らかになってないんだって。そりゃ、先週みたいな描き方になるわけだ。福島さんの暗躍も証拠はないそうで。じゃ、偶然二人して食あたりかなんかで死んだのを機に、とか、もっと間が悪ければ、濡れ衣なんだけど、やられる前に立つ! って挙兵だったりして。なんか可哀相でもありますね。やっぱ、勝てば官軍、ハラショーの義元が天下を取れば、その辺の事情もいろいろ考察されたり、また、勝った方から公式見解が出てたんでしょうけど。マイナー大名は辛いよ。

   ってことで第二次跡取り候補は福島さんちのおねーちゃんが生んだ玄広恵探とジュケーニの生んだ末っ子、うるわしき梅岳承芳との一騎打ちになりました。そりゃ、正室腹が強かろうて。そこへ割り込む外戚福島氏、どう見てもこっちが悪者ね。顔も悪そう(ヒドイ)。梅岳承芳がわでがんばってるのはおかあさんのジュケーニと、どうもブレインであるところのデスラー総統、じゃない、裏軒のご主人、じゃない雪斎。京都時代からの側近、と見せて、ガイドストーリーの人物相関図によるとこれは勘助ママのおじさんである重臣庵原さんの弟であるらしく。……なんだ、やっぱりこっちも血縁か。血は水よりも濃い戦国大名家でした。家臣から嫁取るのやめろよ。ナルホド、徳川家が正室は京都から迎えたわけよね。そういうジュケーニも京都の公家の出なんですけど。しっかり根を下ろしてそういうバックを味方に付けたんだ、偉いぞ。○○姫(本名不明)。

   とりあえず、勘助くんが庵原さんちに身を寄せた理由が解り申した。なんだ親戚だったのか(そう言えばいってたかも)。ジュケーニの身辺警護をしたりといろいろ地味に工作してるというのに、嗚呼、政治は工作員の頭越しに決まってしまうのです。「福島には武田がついてる。そのためにこんなことをしでかしたなら、武田を外してしまえばいい」ナルホド。そこで、「お宅の若旦那まだお嫁さんいないんだって? ちょっと京都の方に口利いて、三条さんちからすごい姫様もらってきてあげてもいいよ」と。悠々武田までお使いするデスラー総統でした(伊武さんも21世紀にもなってこの役名で呼ばれるのも不本意であろうか)。実の妹とかじゃないところがまたうまい。そこまで密接に結びつくのもまだコワイ、この位の恩なら売ってもらっておくか、というところを狙ってきます。信虎お館も悪い気はしてない様子。あ、そうか、知らないうちに運命が決められてるのは今回晴信くんもいっしょなんだ。こういう対比の構図、今年はこういう進め方で行くのね。
   そんな外交を微笑みで許容する意外や外面如菩薩内面如夜叉というかんじの梅岳(勝手に略しますよ。なんでこの人は四文字名前なんだろう。こんな僧他にいたかよって、安国寺恵瓊? この時代の流行りかしら?)に対して、器量の点で全く勝負にもなってない玄広を担いだ福島側、満を持して挙兵したところが「たぶんこのなんとか山に武田が入るでしょう」と勘助が予測したとおりの布陣になるはずが待てど暮らせど武田が来な~い!! 戦の準備は整って、武田がわの対福島折衝役のおじさんが汗かいて「もう準備はととのってます! もう出ないと福島待ってるのに!!」とおたついてるのにお館は悠~然。裏工作は効いております。
   おたついてるのは花倉城のなかの福島勢も一緒。もう、玄広は見苦しく取り乱して。もう覚悟を決めてうって出るとさんざんに攻め立てられると。あらま。一回で終わったわ。そうね、武田家のエピソードじゃないし。うまい具合にここまで毎回チャンバラが入っております。玄広をつれて逃げる福島さん。待ち伏せする勘助。追いついて、主を逃がそうとする……山本貞久って、おにいちゃんじゃん! 兄弟また刀を交えることになるのでした。
   こういうの、殺陣を付ける人は悩むんでしょうか、腕の見せ所なんでしょうか。幼いときから、この二人のチャンバラシーンは何度もあるのです。子供の頃は、勘助苦戦の末勝ち、雨の日の回は勘助優勢のところ、一瞬の隙(兄が顔を見せる)をついて兄が優勢で引き分け、今回は……。両者の技量の向上具合とドラマでの位置づけとを勘案しつつ見せ場をつくってゆくと。今回は、どうしても兄を斬れない勘助が譲るのですが……
   「俺を斬れ」って、おにーちゃん!
   「俺には子がない。おまえが家督を継げ」って。
                                                         家督が欲しいんじゃないんだ。
   ただ、一個の人間として認められたいだけで。
   兄が憎いわけでもない。
   重なる不運で素直に心を通わせにくかっただけで。
   望んで敵味方に分かれたわけでもないのに。

   お兄ちゃんの言い分ももっともです。このまま逃げても、敗残の兵、よその国にまで逃れても、今の勘助と同じ、浪人から「使ってくれ、仕官させてくれ」と頭を下げて始めなくてはならない身の上となります。勘助はたくましいし、実力もあるけど、にーちゃんは自分の身の程を知っていたのでした。捕まって、処刑されるなら、自分の弟の出世のネタになった方がなんぼかまし、という究極の選択だったのです。ま、ちょと後ろ向きではあるけどね。
   申し出を拒否する勘助に「じゃ、俺ここで死ぬから。介錯は頼む」あとはテキトーにね、と、座り込み、鎧を脱いで腹を切るかと思いきや、頸動脈に刃を当てて引ききると。
   ここ、おかしいんじゃないですか?

   切腹は、あれは90%は様式で、ただ腹切っても死ねないですから、首を落としてやるのが介錯、これが致命傷で、それゆえ介錯は温情でもあるのですが、頸動脈すっぱりはほぼ即死ですから介錯いらないって。介錯っていうか、首取って、持ってけってことだよね。

   勘助、今回も悲痛な幕切れとなりました。
   なんのための仕官・出世よ? 去年よりよっぽどきついわこれ。

   そして、せっかく手なずけた虎だからうまく使いましょと微笑む梅岳承芳意外とダークでした。こわいけど見たい。

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2007年2月 6日 (火)

謹んでお詫びと訂正を

   亀の歩みながら引っ越し準備に入っております。本棚を整理してたら、出てくるじゃありませんか、「武器事典」新紀元社。アジアンなファンタジーを書こうとしてた時ですか、「最遊記」の悟浄さんの武器がなんだこりゃと思ってた頃ですか、ヨドバシの書籍コーナーで買ったような気がします。世界の神話の登場人物の一覧とか、こういう資料本は意外やヨドバシで見つかることが多いです(ゲームオタクの参考書?)。いや、読んでみると結構時間を忘れます。

  そこで、懸案事項を解決。「功名が辻」のほんの1回か2回め、千代さんがまだ子役だった頃、近江から美濃の不破の伯父様のうちを訪ねていく途中で、千代ちゃん人買いに捕まったじゃないですか? その時、ちょい役の蜂須賀小六さんがトゲ付きボールが鎖で棒についた恐ろしげな武器を持っていて、「モルゲンシュテルンだ」とわたし受けてたと思うんですが。よそのサイトなどを見ると、「モーニングスター」と表記されてるわけで。英語かドイツ語かで言ってることは一緒じゃん、とは思ったものの、なんだか寝覚めが悪くって、ほぼ1年引きずってきてしまったんですが。ま、資料が出てきたから調べよう。

   

ごめんなさい。わたしが間違えてました。

   トゲ付きボールを鎖で棒にくっつけた武器は「モーニングスター」です。鎖でくっついてる分ボールが動いて反動で破壊力が増すんです。13~14世紀ヨーロッパと書いてありますんで、ま、16世紀の日本に流れてきててもおかしくはないと。

   

モルゲンシュテルンは、トゲボールを直接棒にくっつけた棍棒スタイルの武器です。こちらはドイツで生まれ、13~17世紀ヨーロッパで使われてたようです。血なまぐさいですね。

   こっそり原稿を直すって事もできるんですが、正々堂々をモットーにしておるわたくしですから、ここはひろくお集まりの皆さんにも認識を改めて頂こうかと思って。

   じゃ、よろしくて? トゲボールを鎖で棒に付けたのがモーニングスター、直接棒に付けたのがモルゲンシュテルン

        

試 験 に は 出 ま せ ん。

   ああそれから。「秀吉」でその蜂須賀小六がバズーカを持っていたのはいくらなんでもやり過ぎだろうといわれてるとそのとき言及したと思いますが、その「手持ち大砲」もありました。「抱えの大筒」といって、珍しく出典は「和漢三才図絵」とあります。これは国文科の演習でも根拠に使う由緒正しい江戸時代の百科事典です。年代が1603~ときっちり数字を書いてあるのが江戸時代の開始にあわせてみたのか意味不明です。和漢三才図絵の発行年は1712年ごろまでに30年ぐらい掛けて徐々に編纂ってなってますからとりあえず編纂してる彼らはもう見たことない部類だったんじゃないでしょうか。れいの金崎の撤退戦は1570年ですから純粋に数字を並べるとフライングですが、ま、あってもイイじゃん。ドラマだし。

   それより、解説文が丸々1段落ずれて編集されてたり、この本の方がけっこー信頼度低いですね。ほぼ五十音順にイラストつきでジャンルごとに並んでるのは便利だけど、鵜呑みはやめようっと。

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2007年2月 5日 (月)

スリッパが欲しいよう

   ええとね、子供が学校に上がりますと、おかあさんは学校に呼ばれることがありますね? 幼稚園だって、PTA総会やら、運動会やお遊戯会の前に衣装打ち合わせ、卒業式やら面談やら。それで、いちいちおうちのくたびれたスリッパを袋に詰めてもっていくのもあんまりオシャレじゃないし、と、携帯用スリッパを買い求めましたのよ。折りたたんでケースに入れて、ファスナーなんかでちゃっと閉められて、スマートです。ご機嫌で(玄関先に転がしておいたら見あたらなくって学校のを借りたこともありますが)使ってたんですが、ほら、わたしったらPTA役員を何度もいたしましたでしょ?(オイオイ) 人様より学校に行く機会が多いから、すり切れちゃって。もう新しいスリッパが欲しいようと、かねて思っておりましたの。

   それが、折りたたみの携帯スリッパって、その性質上かかとが薄くって。東北の小学校で3学期に廊下を歩いてるとつめた~い!!!! 今度は底の厚いスリッパ希望!! だったんですが。
   ……当然ながら厚底折りたたみ携帯スリッパがあるわけもなく。出かけるたびにうろうろとスリッパ売り場を冷やかしてはしゅんとして帰途につくこと数年。
   わたくし本日発見致しました! コカコーラレッドのビニールレザーの折りたたみシューズ! お値段は3600円とちょっと張るけどデザインもまあまあ。かかともあってしっかりしてます。これは長くつかえそう。例によって生協の通販、旅に便利なグッズ特集でしたが、参観日に学校に履いてっていけないということはないでしょう。これぐらいいいでしょ~ね~旦那様~♪
   ただ、やっぱり折りたたみ式なので靴底は薄いんだな。チッ。

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絶版本の行方

   大河で今川家のゴッドマザー寿桂尼さんに興味を持ったので、確かこの人の話だったと思って永井路子「姫の戦国」をセブンイレブンの本屋さんに注文しようとしたら。

   「カートに入れられない本の選択がありました」って。エラー表示です。

   なんで? なんで? そういえば、上下巻の下の方の画面にお買い物かごに入れるボタンがみつからなくって、ムリヤリな操作したんだけどさ。

   よく画面の情報を見たら

   

下巻は絶版・品切れ本で、お取り扱いできません表示だったんですよ。

   よく、人気のない本は上下分冊にすると上しか売れないとか、マンガの単行本でも、巻数が進むたびに一回の刷り数が減ってゆくので目立たなくて手に入りにくくなるとか聞いたんですが。ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」も、ベストセラーになったはなったけど、難解なんで、下は上の半分しか売れなかったとか聞きましたよ。きっとハリポタが上下セット販売なのも挫折者を織り込み済みなんですね。

   そんなに難しい話なんかい。

   どうしよう? 上だけ買って下が手に入らないんじゃ欲求不満だし(その昔、金曜日に書店にでかけ~♪ 氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」を上だけ買って帰って速攻読み終わっちゃって、週末悶絶の限りを尽くし、まだコバルトの珍しい時期だったから近所の本屋には置いてなく、週明けのあれほど待ち遠しかったウィークエンドはなかったですねテュリャテュリャテュリャリャ~)。
   大きな本屋さんなら書店在庫があるかしら。つい最近の本だと思ってたのに、出版は文庫で1997年でした。おっと、10年一昔。マイナーネタだしな、絶版もむべなるかな? じゃ、「この世をば」も、大河原作にならなかったらそろそろ絶版かもね。
   街に降りたときにでも、ジュンク堂に行ってみましょうか(荷造りが先!)。

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結婚式にはドラマがいっぱい

   朝一で大笑いしちゃったわ。
   今朝はマジメに起きてお洗濯をし、生協の注文票もマジメに記入してさてネットでもするかとパソコンに向かい、久しぶりにお気に入りサイトに行ってみたら。
   「消えた新郎」って、そんなヤバイ話。
   結婚式の撮影をよく引き受けるプロのカメラマンさんのブログで、なかなかの修羅場を「お客様は神様」の精神と渋いユーモアで描いてくれてる人気サイトなんですよ。
   なんでも、その結婚式は朝から新郎さんが挙動不審、でも、新婦さんは「あ、この人こういうニワトリちゃんなひとだから」といわんばかりに受け流してて、一番親しいひとがそうなのだから、とカメラマンさんも気にしないことにしていたら、「ごめん!」と一声叫んで新郎が席を外し……20分も帰ってこなかったと。さすがに介添えのひとが携帯を鳴らしてみたが、「圏外」って。いやな予感がして、新郎の持ち物をチェックすると、入っていたメッセージカードにはひとこと「今までお世話になりました」って……。

   だがしかし、苦笑もののどんでん返しがあり、無事結婚式は挙行され、二人は幸せになったのでしたって。いや~笑った笑った笑った。

   オチをご覧になりたい方はどうぞこちらへ→ http://ameblo.jp/dapanda45/entry-10024708000.html

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2007年2月 4日 (日)

アニメ「武装錬金」見たよ

   別件で誘導されてユーチューブというところに行ったら、「武装錬金」のアニメ版のオープニング映像や、1話が3分割されたものが公開されてました。いいのかしら?
   すっかりすさんでしまって、お気に入りの作品がアニメ化といっても「どうせ絵は激変してるし」「あの作品世界はTVアニメじゃとてもやれないからアレンジされて骨抜きだろうし」「気色悪い色塗ってんじゃねーよ」と全く期待してないおかあさんですが、簡単に見られるとなればトライしないわけにはいきません。
   「わ~動く! カズキかわいい! 学園っぽい! とっこさんシャープ! いや~~~~んパピヨ~~ン変態っ!!」
   すっかり楽しんでしまいました。1話の方は英語の字幕が入って、北米向けなんだかアジア向けなんだか。日本語のオープニングやエンディングテーマにローマ字と英訳の字幕と日本語カラオケ字幕(歌ってるところにちゃんと色がついてく!)がついてるのはそういう需要があるのかと。すごいな、ジャパニメーション。
   内容は、いいカンジにできてたんじゃないでしょうか。グロくなりすぎず、あの日常の中に入り込んできた恐怖が表現されてて。あのギャグもうまく取り込んであって。
   字幕で「斗貴子さん」を「Tokiko-san」、お兄ちゃんを「Onii-chan」としてあったのは作品世界にふさわしいと思いましたね。とっこさんは「おねえさん」であるところも魅力のひとつなので、まんま「Tokiko」じゃニュアンスがでないのよ。ビミョーに頭押さえられてる感、尊敬してる感距離を取っている感がね。そのカズキがとっこさんを守り支えてゆけるようになり、最後には人類とホムンクルスを救っちゃう成長がこの物語のキモでしょう。また、きっとオタクの世界では 日本における elder brother が「おにいちゃん」として younger sister たちから特別の愛着を抱かれていることもジョーシキなんでしょう。現実社会じゃ、そういうティーンエイジャーの女の子が一番強くってさ、ちょっと冴えない肉親なんかは(親爺もそうだけど)残酷な扱いを受けちゃってるわけだけど(れいの歯科医兄妹の事件はあにいもうとのきょうだいをもつご家庭ではホントに人ごとじゃないと思うな。うちもいつ豹太が暴発するかコワイコワイ)。
   2話もシルエットでパピヨン♪ が現れて「挨拶をしておかなくては」なんて言ってるとこまで公開されてて、でも続きはなくて「いや~っ!」と週末の夜に吼えてしまいました。
   ……DVDまだ出てない? おかあさんこっそり借りてきてみようっと。

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2007年2月 3日 (土)

絶滅危惧種?

   本日はミスティヒル地区会の来季の地区長選出会議です。来年度新入学のお子さんを持つおかあさんにも声がけしたのでもう小さい子込みで40人ぐらい来るかな~と、マンションの集会室を借りて40分も前から暖房を入れたりお茶を沸かしたり、うきうきして待ってたのに。
   とくにうちのマンションからは、「3年連続でうちから地区長出してるから、今年はうちかrは出さないように話を持っていくから」って言ったのが悪かったんでしょうか、班長と副班長と副地区長しか来てなかったです。
   ……もしかして、わたし、浮いてますか?

   「ってことで、来季はうちは除いて、ラズベリー、グリーングラス、リーフの3つで話しあって出して欲しいんですけど」
   しーん。
   「じゃ、大抽選会で」と言うと、副地区長がわたしの袖を捕らえるので。
   「だめよ、早乙女さん! ここは一応お話し合いをしてもらわないと」って、民主主義の形式だけは保たないとダメっすか?
   10分待ちましたが、おのおの自分がいかに大変な事情を抱えるか力説するのみで、手は挙がらないのです。
   「じゃ、いきますよ~。とりあえず、くじを引いて頂ける方は何人ですか? 本部役員が内定してる人はいいです。あと、過去に地区長を勤め上げた方も免除ね」
   って、12人でした。30用意したお椅子に一杯集まってくれて、それなのに12人って、あなたはナニをしに来た方?
   「うちは官舎だから2年で変わるんで」
   「その2年を実りあるものにするために志願したらどうだい?」
   んなこといってたら人生全てが仮の宿になりますぜ?
   「12人で正副2人出しますから6分の1、う~ん、高確率ね」と与太を飛ばしながらあみだくじを作成。回して引いてもらいます。
   「う~ん、あるるちゃん(仮名)ママ当たり! 副はごめん、ひろしくんママ!」あらら。あるるちゃんところは去年、ひろしくんところは今年班長だったじゃないですか。
   「ま、治まるところに治まったみたいですね」って、おいおいおい。
   こうやってやるひととやらないひとが別れていくんですね。
   「こんな席で自分から名乗り出るのは早乙女さんだけだから」って、それは褒め言葉にもなってません。
   「なんでなんで~?」
   自分がスッキリ勤め上げたからひとにもさわやかに押しつけられるんじゃないですか。寝覚めの良い総会を迎えるために、余力があるならやりましょうよ、PTA役員。

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2007年2月 1日 (木)

ただ愛があれば-うるわしの英国シリーズ

   先週の授業参観以降、土日を経過して風邪をこじらせて、寝付いておりました。火曜日にやっと起きられるようになって、お医者に行きさんざん愚痴ってお薬を出して貰って、ついでになにか読みながら甘いものでも食べてごろごろしようと足はTSUTAYAへ。
   こういうときこそ、いつもは買わないけど好きな作家さんのきれいな絵やワクワクするストーリーをみたいものだ、と、本棚を流し見て、今日は波津彬子さんの「うるわしの英国」シリーズにしよう! と勇んで女性向け大判コミックスの棚に進んだら。

   この前大幅ラインナップ変更があって、波津作品はスペースを失っていたのでした。

   こんなことになる前に実績をつくっておこう。文庫の「雨柳堂夢咄」は欠かさず買ってるんだけど。

   さて、フラワーズ誌(英語のスペリングがあやしいのでカタカナで堪忍!)でシリーズ(飛び石)連載している「うるわしの英国」、最新号にも載ってます。
   頃はヴィクトリア調(たぶん)、両親が亡くなって伯父さんの家に引き取られた幼い兄妹は、そこが幽霊屋敷と呼ばれる陰鬱なお屋敷であったのでへこんでいます。ホントに肖像画とか動くし、生きてる人間の大、大伯母さんも幽霊っぽい堅苦しく暗い人柄だし。妹はもう肖像画の前を通るのがコワイとかべそかいてます。お兄ちゃんも、学齢なんですが、こんな妹を一人置いて学校には入れない! と家庭教師を付けてもらうことになりました。
   この家庭教師さんがね。そんなに目を見張るほどうるわしいというわけではないのですが、気の持ちようが明るくて華やかなのです。彼女が現れると、あのうちじゅうにいるいやらしい幽霊の黒い影が姿を消すのです。って、この人は霊能力者ではない模様。笑顔が優しくて、誰もが気分がうきうきするようなことを言ってくれるのです。あの陰気な伯母さんにだって「想像してたよりお若いわ」って。チョーシがいいひとなんじゃないかと思いましたけど、一瞬。溢れる好意と善良さで、その場の雰囲気を変えてしまうカンジ。
   兄妹が怖がる肖像画も「ご先祖様だから目許が似てるわ」と見方を変えることを提案します。
   「このおじいさまも、幼い頃は○○くんみたいに利発で繊細な美少年だったじゃないかしら」(例によって要旨。すいません、このおばはんは手元にない話の感想を印象で書いてますので細かいところは違うかもしれません。だから興味をお持ちの方はご自分でご覧になって確認してください)
   「このおばさまも△△ちゃんと同じ色のリボンを付けていらっしゃるわ。きっと好みも一緒よ」と、血のつながりによる共通点から感情移入を誘うのです。そう言われて、子どもたちも好意を持って肖像画のご先祖たちを見つめるようになると、彼らも愛想良くなって、笑顔を見せたりもするんですよ。
   変わったのは伯母さんもで、40年喪服着てたっていうのにきれいな色の服を着るようになって「ステキ」とか言われてるの。それでも「40年振りに喪服を脱ぐことになって」とちょっと恥じらうのを「40年も思い出の中に生きようとしたそれほどの愛情が美しいですわ! どうかそのロマンスを聞かせて」とか臆面もなく言っちゃう。ううむ、その善良パワー恐るべし。
   要は、ものは見方なのだと。哀しい方、憎しみや恨みなど暗い感情に心を凝り固めてしまいがちですが、物事は明るく良い方向を見ようと心がけるだけで好転するのだと、物語の中で、その家庭教師さんは自ら語っています。こうなるといいのに、こうなって欲しいと自分で口に出し、何度も強く願うとそれは実現するのだと。
   邸内が「秘密の花園」並みに明るくなったところで物語は終わるのでなく、ここで一波乱。自分たちに興味がない筈の伯父様が急に帰宅します。
   「家庭教師なんか頼んだ覚えはないぞ! おまえは何者だ!?」って

   ここからのオチの付け方がスゴイ。この人の作品の傾向的に、とくに、このシリーズでは、この世のものでない、妖精とか、館のヌシであるところの幽霊とかが普通に出てきますから、そういうのかと思わせて。
   ホッとして、心が温かくなりました。だいたいこのシリーズはしゃれていて、和むんですよね。

   「雨柳堂~」もよいですが、このシリーズも病気療養中におすすめだと思いますよ。

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寒い時期に寒くないと

        好天もやがてあやしむ寒のうち 
                                       舞音

   今年は温かくていいわねえといっていられるのもほんの少し。あんまり温かくて「気象台観測史上初めて」とか言われるとちょっと心配になってきます。お山に雪がなくてお水大丈夫? 夏は逆に冷夏? って。去年はもう大変だったんだけれど。
   ほら、80年代はセントへレンズ火山の噴火にくわえ、エルニーニョという言葉が市民権を得て冷夏・暖冬が続いて、なんだかいや~んな世相だったじゃないですか。やっぱ、ふつうに夏は暑く、冬は寒くないと。水着やスノーウエアが売れないし、としまえんプールやスキー場が困っちゃう。……クール・ウォームビズは大成功か?

   その昔、朝のワイドショウとかマジメに見てたとき、この道何十年の農家のおじさんが登場していて、
   「寒の期間の気候はその年の一年の気候に相当する。毎年それを調べてその年の気候を予測しているからうちは農作業にまちがいがない」って言ってました。「それで今年は?」なんてリポーターに聞かれて
   「5月ぐらいから気温がずっと低い」なんて言ってて、おお、これは覚えておこう、なんて手帳にメモった気が。

   その年は、れいの1993年でした。平成大凶作の年です。

   生まれて初めての東北の夏が宮沢賢治の詩で知る「サムサノナツ」、10月にもなって、まだ田は青々として穂には実が全く入ってない、恐ろしい夏でした。

   それでその「寒の時期気候占い」を自分でもやってみようと毎年思うんですけど……気温とか、付けるのが面倒になって。去年は結構当たりましたか? 仙台はあんまり暑くなかったです。プール開放があんまりできなかったと思うし。
   今年は「温かい。信じられないぐらい温かい」って事かな? ま、油断してるとこの前の新学期寒波にやられるわけですが。今度は節分寒波襲来らしく。日本海側にお住まいの皆さんはお気を付けて。

   しかし、21世紀にもなって気候のコントロールどころか正確な予報もできんのか。
   あ、そうそう80年代のシラケは、戦後30年も経ったのに火山の噴火で景気を左右され、遠い国の戦争で油を絶たれて景気を左右され、全然大したことないじゃん俺たち、ってのが根底にあったんでしょうか? ま、プラザ合意以降その鬱屈の分がターボになって無茶な経済発展を示した、ってことになるんでしょうが。

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牛乳依存症……

   参ったな。豹太が牛乳を飲むは飲むは。
   「俺、牛乳依存症かも」って、そんな病気あるかい。
   お昼に買ってきた1リットルの紙パック、今日は半ドンで帰ってきた豹太が駆けつけ1杯やったとは思ってたんですが、野球から帰ってお風呂上がりに1杯ちょうだい、といわれて冷蔵庫から取り出し、彼が自分のカップに注いだのを返してもらったらそれがもう軽~い! ちょっと! もう200mlなさそうじゃないですか!
   「シチューに使うんだから!」と、まだ口を付けてないカップを取り返して計量カップに注ぎ、なんとかシチュー分は確保しました。そのあと、晴れて残りをカップに注ぐともうパックは空っぽ。おいおいおいおい。
   「いいよ、ごはんがすんだらまた買いにいくから」とは言ったものの。
   男の子だからなぁ。噂に聞く一日一リットルの年頃が来たのでしょうか。確かに最近身長は伸びてきていて、とりあえず4月に比べて5センチは伸びているような。でも、どっちかっていうと横の方に行ってるみたいなんだ。この前制服の採寸をうちでやって、ぐらまらすな女子中学生? なスリーサイズに苦笑したところです。
   成長期というところでほっといてもいいもんでしょうか? 

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