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2007年1月 6日 (土)

禍を転じて

   実家に顔を出すとノルマのように母の愚痴聞き。この秋、従妹の結婚式が東京であったとかで、それが大変な旅行であったという話。
   「その日がとってもすごい風で、手取川で電車が止まったのよ!」それは大変でしたね。手取川は石川県最大の川で、源平争乱時、あまりの急流に木曽義仲勢は手を取り合ってそろそろ渡ったと由来が伝えられておるぐらいです(当時橋はなかった?)。
   でも、それは東京新大阪間で大井川が不通になったようなもので(え~と、東京→新大阪間は下り? JR西日本の感覚では上りなんですが) 名古屋から新大阪に行くのに影響でるかい? というようなのがわたくしの疑問。要するに、母が実際乗る区間ではないのです。
   「手取川だけじゃなくて、富山の川もみんな鉄橋の手前で『風速が設定値を超えたので走れません』だったのよ!」ああ、去年(もう一昨年?)羽越線が酷いことになりましたから。そうでなくてもそっちはJR西日本だから、念には念をいれてたわけね。
   そうでなくても富山はある程度の規模の川の多い土地で、わたしが今そらで言えるだけでも庄川、神通川、黒部川……とJRは延々鉄橋を渡ってゆくのです。それが全部通行止めになったら、北陸線はもう全線不通みたいなもんですな。
   「もうダイヤがぐちゃぐちゃで、糸魚川から長野新幹線周りに変更になって、そんなのやったことないからみんなおろおろの乗り換えになって」
   いいなあ、あさま。わたし乗ったことないです。糸魚川まで新幹線来てませんから、さきに接続の在来線に乗り換えだそうですが。 
   「どうだった? あさま」と聞いても自分がひどい目にあったという話しばかりで、座席はスライドしたのかとか、車両入り口上部に電光掲示板はあったのかとか、トイレはどのくらいモダンだったとか、ふつうはじめての路線の最上級の列車にのったらうきうきすると思うのにそんなチェックポイントについてはなんもなし。
   「車両ははやてと一緒だよ」と、旦那様が助け船。知ってるよっ! はやてやあさまの導入時期はいっぱい図鑑買ったし。

   ほくほく線開通以来、金沢・富山方面JRは上越新幹線利用が常識となったようで、信越線~長野新幹線というのは死にルートと化しているみたいならそういう珍しい機会を楽しめば良かったのになあ。

   前回冬の帰省は新幹線が遅れたり、接続特急が埋まったり、その代替コースも止まったりとスゴイアクシデントに見舞われ、この荒天に子供二人抱えてちゃんとおうちに帰り着けるのかとの不安を押し隠し「うわ~こんな機会でもないと長岡の町なんか見られないよ」と言って「おかあさんって、の~天気!」と切り捨てられた身としては、母の姿はあまりにも(心まで年寄りになっちゃったのね)と哀しかったです。

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コメント

今調べました。金沢に近い順に常願寺川、庄川、神通川、黒部川、小矢部川。富山のひとも大変ね。

投稿: まいね | 2007年1月 6日 (土) 20時17分

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