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2006年12月16日 (土)

メガネは顔の一部です?

   ええと、この前の大暴れ事件の日、午後に担任の先生が電話してきて仰るには、
   「もうスッキリしてにこにこで理科の実験など参加してくれてたんですが、なんだか今朝の騒ぎでメガネの鼻の当たるところが曲がってしまって、なんとか直そうとしていて壊してしまったらしいんです。随分しょげていたみたいなのでおかあさん、怒らないであげてください」って。あーあ。
   たしかに元気いっぱいで帰ってきましたけど。
   「約束したから。野球しに行ってくる」って、お~い。そのままランドセルを置いて出て行ってしまいました。あうあう。しょうがない、明日の放課後だ、いや、明日は保護者面談の日だよ。たしか3時10分だから早く済ませて行こう、っていそいそ出かけますと
   「おや、早乙女さん、順番は4時20分とプリントをお渡ししたと思ったんですけど」……そのプリント、貰ってません。と、そこへ虎美の担任の理美先生が通りかかり
   「じゃ、次空いてますから虎美ちゃんのお話しさせてください」って、虎美のヤッカイな性格について盛り上がって、4時。それから20分隣の空き教室で展示されてる作文やら伊達政宗について調べ学習した壁新聞の発表を読んだりして時間を潰して、先生に最敬礼から面談を初めて……。おうちに帰ったら緯度の高い仙台はとっぷりと暮れておりました。しかも、「インフルエンザ! 予約だけして注射してなかったよ!」と帰りがけに医院を覗くと「子供は2回受けて貰わないといけませんから、早乙女さん、そろそろうたないと帰省の日程が苦しいですよ」って。慌ててとって返して猫科の人達をかき集めると
   「おかあさん、寒い、とっても寒い、今日は堪忍して!」って、大丈夫? 豹太は残して、虎美とおかあさんだけ注射。
   ……したらその夜豹太8度超の熱出すし。 
   なんだか熱っぽかった虎美もつきあって「気持ち悪いよう」って。嗚呼。おかあさんもなんだかだるいです。嗚呼、これが噂の副反応?
   そのまま水曜は寝倒して、木曜、豹太は学校に行ったけど虎美は休んで。どうするよと思ってるとまた約束して帰ってきやがって!!! おかあさんも自分が辛いから今日はいいかってみのがしちゃって。
   それで、金曜、満を持して「絶対! 約束してこないように!」と豹太を学校に送り出して、念のためお客様カードを手にメガネの相沢に電話を掛けたら……
   「部品をお取り寄せ致しますので準備ができましたらお電話をさし上げます」って!
   ……この三日間はなんだったんだろう?(壊した時点で電話を掛けましょう)いや、無駄足にならなかったからいいんだ、きっと……。

   とりあえず片翼飛行(?)でメガネを支えていた豹太は
   「ワンピースのカリファの真似がうまくなった」としなを作ってメガネをずり上げていましたとさ。
   今日、相沢から電話が来てたので、明日の午後取りに行ってきますよ。


   

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2006年12月13日 (水)

「功名が辻」最終回 フォーエヴァー!

   

堂々の最終回です。
   えーと、今回は史実パート多かったかな。
   脳溢血で倒れた一豊様の危機に、あの乱暴者の吟の次男がマナセ流で学んだお医者として再登場。もう、過去の縁者みんな出しとけ状態で。いや、新婚当時彼がママが死んだといってぐれて家出したときには「こいつ医者になるんだよ」って詳しいひとが某掲示板で偉そうに語ってて、まさかと思ったら。ちゃんと伏線回収するのね。「おつむに血の塊が」と実に時代考証してるなあという説明台詞でした。

   杖ついて千代さんに介添えされて、という一豊さまを見舞うモスケ。マゴヘージの息子のところが揉めてるから兵を貸してやるんだ、おまえもどうだ、なんて仏心からやばい相談を持ってきます。それを「いいえ! 今は家康様の天下、山内家は戦はしません!」とはねつける千代さん。おいおい、こんなとこで女大名。でも、それでモスケ家もマゴヘージ家も改易になったことを思うと、正しい判断だったんですね。友情って難しいなあ。

   2度目の発作があり、とうとう一豊様逝ってしまいました。いい夫婦の最後のシーンだったんじゃないでしょうか。そして、殿の魂がこの世を離れる瞬間何かを感じて「とのー!」って口走る吟、と見せて「寝ぼけてるんです」と別室で控える近親者一同。こういう時のお年寄りってのは神に近いですから。ホントに判ってて呟いたのかも知れず。この辺はギャグシーンと見せて深いですよ。

   さて、秀忠が将軍になるし。このオドオド梅雀がよかったな。ああ、この跡取りじゃ西田敏行も安心して隠居できないわって、一瞬で判りました。オカマチック直政は、史実じゃもう死んでたんでしょうね、もう出てこなかったです(ちょっと残念)。
   大坂夏の陣、冬の陣もあっさりと、しかしちゃんとやり。密度濃いですよ。原作だと、実の子じゃない2代藩主くんに遠慮して京都に住んだっぽい書き方でしたが、ドラマではイロイロ情報収集のために京都駐在みたいなカンジ。ねねさんの所に顔出してみたり、家康VS秀頼の二条城対面(歴史的イヴェントらしい)実現に向けて淀殿にばしっと一言言ってみたり。なかなか働いております。で、モスケ夫人、マゴヘージ夫人と尼同窓会やってたり(この二人が尼姿ながら結構いい服着てたのに、千代さんは実に白黒のマジ尼僧だったのはいったいどういう演出?)。

   もう疲れたから、死んだ人達を弔う旅に出ます。もういいと思ったら、迎えに来てね、と最後の旅の決意をして出る千代さん。砂浜を歩いてるって事は、また土佐に渡ったんでしょうか? それとも、これは縁の深い琵琶湖畔? 回想シーン、初めての出会いの足の怪我の手当をして、わらじを履かせてくれるシーンが、子役の杏ちゃんじゃなく、仲間さんで再撮影? されてました。一豊さまも若返ってて、ああ、カッコイイ。最終回らしくなってきます。そして、一豊さまがちゃんと迎えに来る、千代さんも、若返って、あのパッチワーク着物に戻ってる。おんぶして、歩きはじめて、ああ、良かったね、いい人生だったねと、幕。

   

良かったんじゃないですか。

   原作世界で気に入ってて、ぜひ描いて欲しかったところが多少落ちてた気もしましたが。21世紀の大河として、時に笑い、泣き、考えつつ見せて貰いました。
   いやほんと、あぶなが様には笑ったし。

   でも当分戦国時代、とくに三英傑はもういいから。
   こんなにいやらしい信長・秀吉・家康はもうないと思うな。

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2006年12月12日 (火)

13年目の仙台人

   それで、納会の準備でお湯を沸かしているとき、マンション暮らしでついた癖、「ガスを使っているときは換気扇を回す」が出て、公民館の給湯室の大きなレンジフードのスイッチを入れようとしたらですね……ない。きょろきょろしても見あたりません。ま、そんなに密閉空間でもないしとちょっと給湯室を出て、誰かいないかさがします。キャプテン翔馬くん(仮名)のママを捕まえて。
   「お湯を沸かしてるんだけど、ガスを使ってるときには換気扇を回さないとなんか気持ち悪いから、換気扇回したくって。スイッチどこだっけ?」とここまで言って、これは補足がいるかなと。
   「げろげろ~ってなるんじゃなくて、あの、なんか気になってスッキリしないの、精神的に、ええと……いずいのよ」

   嗚呼、おかあさんとうとうやってしまいました。

   仙台に来て13年、かたくなに金沢弁を守り通しておったのに。
   「いずい」というのは仙台方言の最右翼、それも、標準語に類似概念がないという点で有名なことばなのに! こんなの使いこなすようになっちゃったよ、どうしようおとうさん!(実父。父はよその方言を聞きかじりで使うことを酷く嫌うのです)

   ええと、「いずい」というのは、そうですね、身の置き所がない、枕を高くして眠れないと言う感覚のライトなもの、なんだかしっくり来ない、入れ歯があってないのよ的感覚だと思います。その昔(もう昔になっちゃった!)仙台が舞台の朝ドラ「天花」をやってたとき、仙台らしさを出そうとして「いずい」とヒロイン天花ちゃんに言わそうと脚本その他が検討したらしいですが、その概念を口で説明できなかったので計画は没となったという話がまことしやかに伝わってるくらい。

   そんな難しい言葉を場面に応じて使えるようになってしまったわ。

   だがしかし。
   2次会で刺身をつつきながら
   「わたし岩手だけど、一関だから」
   「ああ、一関のひとってかならずそういうよね、一関は違うのよって」
   「わたし、岩手でも北の方で。××って、判ります?その近くの海の方なんです」
   「じゃ、海の幸には慣れてるわけだ」なんてお国自慢をはじめるママたちの会話をにこにこ聞きつつ
   (ああ、言ってろ言ってろ。細かい場所の違いがどうでもあんたらわたしにとっちゃみんなまとめて東ヱビスよ)と思っていたのはナイショ。別に見下しゃしませんが。南部とか津軽とか、いまでも溝があるとかは話のネタにはいいけど目の前で喧嘩されると(してないけど)引くよ。

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2006年12月11日 (月)

おねぼうひょうちゃんおおあばれ

   ……なんてカワイイもんじゃなくってさ。今朝は朝から疲れちゃった。

   3つの時刻をセットできるわたくしの携帯ちゃん、昨日は念を入れて6時45分から15分おきぐらいにセットしてたんです。時刻ごとに曲も変えて、もちろんスヌーズ機能(止めてもまた鳴る)つき。
   ……うにゃあ、アラーム鳴ってるよ、「胡桃割り人形」のあのコーヒーだかチョコレートだかの精の踊りの音楽は……最終防衛ライン、7時20分の音楽!(有名な「ペールギュント」の朝の気分は鳥の鳴き声までついて携帯に最初から入ってましたが、飽きられた)跳ね起きて、
   「豹太! 虎美! 起きなさい!!」虎美はそれでも素直に起きたのに、豹太はうにゃ~んと蒲団に潜り直してしまいました。まあ、5分は待とう。おかあさんは自分が低血圧寝穢いので二度寝の誘惑には寛容です……。
   「虎美! リューちゃんちに電話! 5分待ってもらえ!」虎美は同じクラス、マンションのリューちゃんと一緒に登校してます。……週に一度は「もう時間だけどどうしたの?」とリューちゃんママに起こしてもらってます。要反省! 今日は虎美は具合がよいようで
   「おはようございます。早乙女です。いま支度してるので5分待って頂けますか」と冷静に電話かけてます(こんなにちゃんと電話できる子になっていたのか、ちょっと感動)。
   そして豹太の蒲団を剥がしてビンタ一発!
   「起きなさい! 全然具合悪そうに見えないよ!」
   「うにゃ~ん」恨みがましいような保護を求めるような目つき。
   「ダメ! 学校行く!」
   「うーにゃ~ん」すいません本当に実話なんです。そこでおかあさんもお寝間着を脱ぎ捨ててゴーカイにお着替え、顔も洗わないで学校へ連行を決意します。だいたいこう言うときは遅刻が恥ずかしいのでおかあさんに引っ張っていって貰いたいという下心なんです。何甘えてるんだ、まだ8時10分、走らなくても30分の始業には間に合いますよ!

   「誰かにいじめられてるの?」などと聞きつつランドセルの背中を押して、もはや中高生が主な通行人となった通学路を急ぎます。ところが、もうとこの角を曲がれば裏門というところで豹変! 坂に付けられた転落防止柵にへばりついて離れなくなってしまったのです!!
   「またかよ!
   そういえば、2年生ぐらいの頃、オープンハーテッドでややマッチョなシュンくんと仲良くなったときには彼が毎朝「豹太、おはよう!」と背をばしんと叩くのが痛くって怖くって「シュンくんが暴力をふるう」といってこんな感じに電信柱にしがみついて登校拒否したっけ。よくよく聞いたらそんな原因だったのでわたくしはシュンくんに申し訳なくていたたまれなかったですよ。先生はそれも「ひとによっては取り方が違うこともある」ということでうまくホームルームの議題にしちゃってまとめたらしいですけど。
   泣きながら暴れる豹太を引きずって、「たーすーけーてー」と叫びながらあと10メートルが進めなくてあのときは本当に情けなかったですけど。

   

今 は 文 明 の 利 器 が あ る ん で す!

 

   すちゃっと携帯を取り出して、リダイヤル一発(そんなに学校に掛けまくっているのか)、教務主任の小金沢先生(仮名)を呼び出し
   「先生、早乙女豹太の母でございます! 今プール門の前まで来てるんですけど、行きたくないと言って牡蠣のように柵にへばりついているのです! たすけ……あ、逃げたっ!」力の緩んだ隙に豹太逃走しました。ダッシュして、なんとか100メートルぐらい戻ったところで豹太を捕まえますが、もう限界。手に力が入りません。
   「小金沢先生ちゃんと話聞いてくれるって言ってるから。まずは学校に行くだけでも」と羽交い締めにして足払いを掛けたところに小金沢先生登場。本日もダブルのスーツがダンディです(でも足はスニーカー)。二人がかりでなんとか校内に引きずり込み、「教育相談室」という名の小部屋に連れて行きました。担任の先生も現れ、「お話は聞いてみますから」とやっとおかあさん解放されました。

   おうちに帰って顔を洗ってご飯を食べ、洗濯機を回して脱力していると電話。居留守を使おうか、一応番号をディスプレイで確認すると、M山小。
   「小金沢です」ああっ、先生済みません。
   「あんまりうまくしゃべってくれなかったんですが、どうも、寝坊をして、遅刻をするとクラスの子にイロイロ言われるのがイヤだったみたいで」
   「大変申し訳ありません!」いや、おまえが暴れなければ遅刻じゃなかったって。どうしてそこでン百メートル駆けどおしに駆けてギリギリセーフ! ウォーミングアップも終わってご機嫌で1時間目バリバリっていうふうに行かないかな? おかあさんは豹太のそういう積極性のなさが理解できないです。
   「ゲームとか、野球とかで疲れも溜まってるみたいですし……」
   「お恥ずかしい次第でございます! 以後気を付けますです!」という事に落ち着いたのでした。

   1年の時の学年委員長さんの子供もある種問題児でさ、ガラス割ったり喧嘩したりで、「PTAの仕事以外にも週に一度は呼び出されて学校に来てるよわたし」とゴーカイに笑ってたのを見てるんで、PTA役員の子供は必ずしも優等生でなくてもいいとは思ってるんですけど。

   嗚呼、学校に顔出しにくいよう。

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2006年12月10日 (日)

オトナの対応

   本日はM山スパローズの納会がありました。近くの公民館の大広間にお弁当、子どもたちはおにぎりを並べ、近所の老舗のお肉屋さんの鶏の唐揚げやら腕自慢のおかあさんたちのお手製のケーキやら駄菓子屋で詰め合わせて貰ったお菓子の袋やら、八百屋さんをやってるコーチからの差し入れの編み目のメロン(完熟)やらを山盛りに大宴会です。いえ、その前に監督講評、今季の成績発表(世代交代の時期とは言え13勝31敗はどうよ?)、個人別成績優秀者の表彰などもありました! それから、学年ごとに一人一人が今年の感想と来年の抱負、チャレンジしてみたいポジションを述べてました。豹太は試合には出られないけどマジメに練習に出ていたことを褒められてました。虎美は「ピッチャーやりたい」と無謀なことを言ってましたが「ピッチャーはどのポジションより投げる距離が短いしね」とエスプリの効いたフォローを入れて下さる方がいらっしゃいました。投げる回数は一番多いと思うのだけど。コーチが、受けにいったグラブにボールがかすらない段階からはじめたにしては進歩したとあとでフォローに来て下さいました。それって、最初が酷すぎる……。
   さて、2次会の席上、随分お酒の入ったヘッドコーチがと化したらしく、親についてきてた子どもたちがおびえてコーチたちの間から逃げ出してきました。
   「ママー」と、勝手に自分たちだけで別室で盛り上がってたおかあさんたちのところにやってきます。
   「このひと太い! この人の陰に隠れよう!」とカワイイ声がして、わたくしの背後で動かなくなるではありませんか。

   

おい、きみは誰の弟だ?

   「まーリョウコママ、息子の暴言は親が責任取らなきゃダメよね。死んでお詫びだわ」ぐらい言って下さいよ、真由美ママ(仮名)。それまでかしましく盛り上がってたおかあさん部屋は瞬時にアイスエイジ? いいえ、大爆笑でした。

   あまりのことに、おかあさん気の利いたことも言えずにただ笑い転げてしまって。こぼれた涙はみんなオトナとして見なかったことにしたみたいです。
   「早乙女さん笑ってくれて助かったわ」とただ笑ってごまかすリョウコママとこの先同志としてくらしとみどりの委員会を運営してゆける自信がわたくしありませんです。
   ちきんなよしとくん(仮名)はその後さらに2回もわたくしの背後を隠れ家にして、しかもなんだか受けたようなことだけは理解して全く同じ台詞をいいくさって挨拶もせず帰ってゆきました。

   

くやしいぃぃぃぃぃぃい!!
   ニッポン国に於いてはデヴに人権なし! 肝に銘じるけど、こう言うときはどう対処するのが正しかったでしょうねえ!?

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今週のへうげ

   なんだか着実にファンを増やしておるようでございます。「へうげもの」、今週はパートカラーです。なんかさ、最近のモーニングは真ん中のホチキスのところじゃないところにもカラーぺージを持ってきてませんか? 巻頭、前半、真ん中、後半と4カ所にカラーページが作れてお得♪ そのカラーも、出版不況以来広告にとられることが多くてそれでも漫画雑誌かと切歯扼腕しておったのですが。
   秀吉天下人となった時期的に、カラーページとくると、こりゃもう黄金の茶室っきゃないでしょ、と思ったんですが。
   「朝顔が見たいって言ったのに全部むしってあるってどういうことよ?」という秀吉の苛ついた声から始まります。そうか、あの有名なエピソードか!
   侘びスキーな利休、朝顔を咲き乱れる姿で観賞することはその美しさをぼやけさせてしまう、と朝顔を敢えて全部むしってしまって、茶室の中にただ一輪活けることでその美しさを凝縮させてみせるのですが。

   ゴメン、それ昼顔じゃないかなあ?

   

ピンクの朝顔もあるけどさあ。画伯の絵にはなんかこう、左介ちゃん風に言うと、「はきぃ」っとしたりりしさとはかなさの調和がないんですよ。昼顔は炎天下で見る分ピンクに艶なにじみがない感じで、丁度山田画伯の色の塗りの均一感がそれを思わせるんですよ。周りが白い覆輪? になってないのは考証の結果でしょうか。余計なことをゴメン。 

   そして、偉いひとは偉いひとでいろいろ揉めている一方、左介ちゃん改め織部くんは最近子分にした上田くんを連れて、制作中という噂の黄金の茶室を覗きに行きます。あ~あ、上田くんも、こんなのに惚れ込んでしまったために道を踏み外して。どんどん犯罪者一直線。ま、今回は不法侵入程度ですが。ちなみに織部くんは今のところ年貢の横領、茶杓やお皿の窃盗など前科3犯? 本能寺の時なんか持ち場を離れてますから現代の法律以外の所にも引っかかってるでしょうね。困ったひとだ。

   で、せっかくパートカラーなのに、黄金の茶室はモノクロ描写なのです。
   それもまた、前半の利休の心意気に通じますか。
   読者は心の目でその派手に見えて侘びという究極の世界を楽しむのでありました。

   しかも、分解可能でポータブルだし。茶室にはアリガチだそうですね。後年、ちゃんとした屋外型の茶室も分解して移築したとかいう話もどっか別のところで聞いたし。
   度肝を抜かれる織部&上田で<続く>。せっかく二人いるんだから、前科3犯の織部としては黄金の茶室を盗んじゃうんじゃないかと某所で期待されてましたが。それやっちゃ死期が早まるでしょう。いくらなんでも。

   次には何をやってくれるか楽しみです。

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