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2006年10月13日 (金)

へうげもの 佐介の粘り腰

   秀吉様の血を吐く告白「知っての通り上様を殺ったのは俺よ」を受け、哀しき天下人についてゆくことを決心した佐介くん、渋さに開眼してまたレヴェルを上げたかのように思えたのですが。

   山田さんがんばります。佐介くんの愛妻おせんの兄上中川氏が戦死、その葬式にまたきっと現実に見本があるんだろうな、リアルな肖像画が仏前に掛かってます(はいはいこれを元にキャラ設定して描いてたわけね)。これは前回のシーン。また、今回は小牧・長久手の戦の休戦の使者として相性の悪い家康のところへ出向くんですが、そこで会ったのは裏臭い(どうしてもこう変換されるんだよ)長益。
   「なれ合ってると思われるとまずい」なんて馬上で佐介くんを蹴飛ばす態度もスゴイですが、さらに、ライオン型被り物もかぶいとります。エロい下睫毛もまだまだ現役。ボストンだかメットだかに実際あるそうですこーゆー兜。どこから持ってくるのよこういう資料。史実を押さえつつ、この人だったらこれくらい平気であるだろう、と想像を開放するこの手法。

   

好きだあっ!!

   時代物はこれぐらいやらないと。おかあさんもがんばりましょう。

   今回は「せいいっぱい余裕を見せてもてなしました」という家康配下三河武士たちが度肝を抜いてくれます。

   やだこんな質より量のご馳走(玄米を大きく盛り上げて、真ん中に梅干し。2ちゃんでおっぱいご飯とか言われてました)。

   長益ちゃんマジ泣き入ってましたね。

   そんで、誰だっけ、酒井? のエビ掬いダンス(またこれが史実にもある彼の持ち芸らしい!)ドジョウすくいののパロディかと思いましたが。おかあさんもまだまだ教養が足りん。……そんな必死に踊られても(これが顔の肉が過度に揺れ動く山田絵で)。

   現実にそういう供応されたら2ちゃんの「サムかった披露宴スレ」に書き込みしちゃうぞ(おかあさん毎日楽しみに読んでます。ひとの不幸はハニ~♪)。 

   しかし、そんなヒドイ宴会にも侘びを見出せるレヴェルアップした佐介くん、もてなす心は確かに受け取ったとちゃんと使者の仕事はこなしたうえ、鯛の尾頭付きの下の皿を「お救い」してしまうのでした。……手癖悪っ!! 

   いやいや、先が楽しみ。そして、盗品ばっかりの古田コレクションが日の目を見る日は来るんでしょうか!? チョット心配。 

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捜し物はなんですか?

   ココログでアクセス解析というサーヴィスがあるそうなので試してみました。一日にお客さんが何人どの時間帯に来てるとか、常連で来てるひと以外に、検索でここを見つけて訪れてくれたひとはいったい何を求めていらしたのかということが解りました。

   意外とお客さん多かったです。
   知り合い4-5人で回してると思ってた。

   あと、検索ではやっぱり大河ネタ多かったかな。もっとまじめに大河レヴュー書きます。ごめんなさい。

   自分が想定してる方(コメント付けてくれてる方)でさえ、マンガ読み、小説読み、あんまりマンガは読まない方、ネットで知り合って顔も存じ上げない方、読めというので近況を知るためにがんばって目を通している旦那様とかもう興味の方向も知識もイロイロなので、ご存じなかったら申し訳ないとバカ丁寧に説明してると「長すぎて読む気がしない」と旦那様に斬って捨てられると。

   おかあさん、週刊文春で連載を勝ち取るため(またスゴイ野望だ)に短くも全方位な話題をがんばりますわ!

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2006年10月12日 (木)

トリック オア トリート ジャパン

   お月見の頃忙しかったんで今さら。
   しばわんこの本のお月見の項で、「お供えされたお団子は子供がとっても良いことになっていましたが最近は廃れました」云々とあって、知らねーよそんな風習と思ってたら、毎日新聞のコラムでも取り上げられてました。
   古き良き時代のビフーね。

   10月になるとデパ地下は新しいお菓子行事、ハロウィンが大きく取り上げられますよね。かぼちゃランタンは色といい形と言い非常にいい盛り上げ材料です。子供が可愛く着飾ってご近所を「イタズラして欲しい? ご馳走してくれちゃう?」なんて聞いて回るなんて、微笑ましいじゃないですか。貰う方もウキウキだし、もう手元に小さい子ちゃんがいないご家庭も、思い思いの格好をした子供と触れあえるのって、実は心の慰みだったりして。いや、あそこんちは年寄りひとりだとか、ダメだあそこんち、陰気な若い男だけだって、向かいは男ばっか3人兄弟だってよとか、あのアパートの端のうちの子は毎年衣装を作ってもらえてないよ可哀相にとかって、ご近所の家族構成や顔を確かめるいいチャンスだったりして。
   この前のY山神社のお祭りで御神輿行列を見にどの地区でもお年寄りがそこここの辻まで出てたのを思い出しました。ま、若いご家庭は神社に寄進なんてあんまりノルマ感感じなくてそういう、御神輿が来たらなんか出さないと、と思うのがお年寄りのご家庭だけってことかも知れないし、逆に、単にお孫さんが参加されてるご家庭だったかも知れないし。そうそう子供は年寄りの慰みというもんでもないかも知れませんが。

   阿刀田高のエッセイでよく見たんですが(この人はエッセイのネタを使い回すんですよ。耄碌したと言われる由縁)、昔、お稲荷さんの祭礼で、ママが前もって神社にある程度の寄進をしとくと、証拠に小旗をもらえるんです。ソレを持って、神社の氏子である印の幟の立ってるおうちに行くと、小旗と引き替えにおひねりにしたお菓子がそれぞれもらえるらしくって。お祭りが近づくと子どもたちは、ドコソコのうちはケチだとか、うちの母ちゃん今年はこんなの用意してたとか情報収集に余念がなかったそうな。それで、隣町には子供のいない金持ちのうちがあって、そこへ行くと相当たくさんもらえるらしいんだけど、誰もその詳しい位置を知らない、行ってみたいけどチョット怖い、そんな思い出を語ってくれてました。彼は新潟の方の出の筈なんですが、日本全国そんなお祭りは聞いたことがない、自分の田舎だけかしら、それともそれは甘いものに飢えていた時代の子供の願望だったのかしらとかね。そうして、ママは子どもたちが楽しめるように小旗をたくさん調達しておいてくれたなぁというほのかな母恋いと。こっちもほわんとなる話題でした。

   彼はそうとは書いてませんでしたが、わたしはコレを読んでハロウィンを連想しましたね。小旗が通貨として流通してるっぽいから、意外と今流行りの地域通貨かもしれなかったりして。お菓子と引き替えに集まった小旗はやっぱりお稲荷さんに返すのかしら? 阿刀田さんのおかあさま、その辺教えてよう(霊界に行かないと無理)。

   そういう、小さい子に楽しみを与えようと言うやさしいチョットした行事はいくらあってもいいと思うんですけど。今はサツバツとした時代で、アメリカなんかでも都会は子供同士で貰いに行っちゃいけないとか言うようになってるらしいですが。なんとかアレンジして根付かせたらいいんじゃないかなあ。それこそ、退蔵地域通貨一掃行事としてでも。

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2006年10月11日 (水)

眉唾情報@インドVS日本戦

   今まで旦那様とらぶらぶ長距離電話をしておりましたが。
   「インド戦がスゴイ」
   「サッカー? 負けてるんですか?」
   「イヤ勝ってるんだが。今グラウンドを犬が走ってる
   「うわ~犬がくわえて逃げる魔球(マルシー江口寿史『すすめパイレーツ』)? インドの犬って狂犬病でやばいんでしょ!?(島耕作情報)ナニやってんだ!」
   「さっきは電気消えるし
   「それは東アジアの某国名物ホームが負けそうになると出る攻撃? インドもか。すげーな。
   旦那様! 次は牛が出ますよ! 牛の大群がゴールを囲んで入れさせない攻撃(いやディフェンス)!」
    さて、無事に終わりますかね? ガンバレニッポン!

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豹太のガンダムデビュー

   最近豹太がナマイキに
   「アムロ行きまーす!」などと叫んでみたりしているので
   「お前はガンダムを知らないくせに意味を分かっていっているのか?」とややきつめにいたぶっておりましたが、折しも番組改編期、毎日しょうもない特番ばっかりなのでとうとう近所のTSUTAYAに行き、「ガンダムI」特別篇のDVDを借りてきました。ドコが特別なのか解りませんでしたが、ン年ぶりのガンダム、やっぱり面白かったです。

   ザクがコワイ! 普通の生活に突如乱入してきた巨大兵器というのが実感できました。大きいし、強いし。そうか、勝手に先走って攻撃しちゃったのか。豹太も
   「ザク強えぇ!」と唸ってました。虎美は早々に脱落してお風呂。
   普通の生活というか、戦争は始まっててそれなりに訓練や周知もされてたんですね。シェルターはあるし、避難の誘導もスムーズ。爆風に飛ばされたフラウが自然に頭を守る姿勢を取ってるのもナルホド。どんどん軍人が死んでいって、若い避難民であるアムロたちが戦いに手を染めていく辺りが手際よく描写されてますね。この後の「銀河漂流バイファム」も、15少年漂流記的ロボットアニメなんですが、最初の3話でキレイにオトナがたちが死んでいくのはこの作品の原案を応用してるかららしいですね。このガンダムはあとでよく批判を聞きましたがオトナと軍人がいやらしい(もうジオンも連邦も! アムロの実家に連邦の将校が入り込んで酒盛りしてたりとか)んですが、バイファムは逆に、軍人はちゃんと民間人や主人公たち子供を守って死んでくんですね(そこが切なかった)。敵も、戦ってる相手が子供と解ると退くような。そういう違いはありましたけど。
   そういう細かいストーリーの機微は豹太はスルーで、ただ戦闘シーンの迫力だけ楽しんでるみたいでした。ガルマとイセリナがいちゃついてる辺りは漫画を開いて読んでて(オイ!) マチルダさんが出てきても、「誰この人? 味方?」嗚呼、君は図体はでかくなっても思春期前と。ミライさんがドーム球場跡にホワイトベースを納める操鑑を見せたときには「このひと凡人だったよね?」って。「『民間人』だっ!」
    ランバ・ラルが出てきてグフが出てくると「グフだよ!」と反応はやいこと。おかげさまで
   「親父にもぶたれたことないのに!」と
   「ザクとは違うのだよ」と
   「坊やだからさ」の元ネタだけは理解した模様。もう、井戸水に開眼したヘレン・ケラーが「ウオーター!」と叫んだごとき感動の面持ちでした。バカ。

   P.S.
   「メガネ男子」で知ったれいの裏手ビンタ(触るも汚らわしい相手に対して行う平手打ち)、有名なブライトさんの「2度もぶった!」の2度目はコレでした。ブライトさん、相当頭に来たんですね。「お前は虫けらだ!」って言ったもんな。もう一回裏手ビンタ他の人にもあった気がするけど忘れちゃった。意外とポピュラーだったんだ。

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2006年10月10日 (火)

ヤングアダルト女性限定!

   スゴイトコ見つけちゃいました。
   例によって女性向けオリジナル小説を漁っていたおかあさん、昨日凄いのを掘り当てました! 勇んでご紹介です。

http://rinpun.blog58.fc2.com/

   鱗粉って名前。蝶の画像がトップに飾られててきれいです。
   既存作品のキャラクターを使ってない、主に高校生以上の女性すいません、Rー15明記がリンクの条件なんで。ね、しっかりした作者さんでしょ?)が読んで楽しむ事を目的とした ラヴコメ小説です。男子寮が舞台ですが、美少年愛の話じゃないみたいです。どっちかっていうと、インターセックス? と思ってたら、家の犠牲になったオスカル様的?

   タイトルの「Sincerity」って、誠実って意味ですか。にゃる程、これはエロエロなお話しではありませんぞ。
   DV親父の支配する山奥の家から脱出するために県下の有名私立高校の寮生になった透くんには秘密がありました。戸籍も親の扱いも男なのに、華奢だし極上ニャンコ顔だし、そしてなんと女性の毎月のものもしっかりあるのです。なんじゃそりゃ~!? プロローグで、おさななじみ(男)が寮生活を絶対! 反対! するわけだ。

   「貧乏枠(奨学生)」のため割を食って透くんのルームメイトは1年先輩の蝦原氏となりますが、それを知るとみんな哀れんでくれます。エビちゃん先輩は気さくで日本人とは思えない超絶美形ですが、T高の種馬と言われるほどの夜遊び人間だったのでした。
   カンが良くて、入学式早々透くんの身体の秘密に気づいて同情し、フェミニスト精神を大いに発揮し寮生活の便宜を図ってくれるのでした。って、それは先輩親切だけじゃないでしょぉ~? というラヴコメ展開となってゆくわけです。過保護な幼なじみはやっぱり厚い友情だけでもなかったし。甘甘で爆笑でハイパーテンションな三角関係なのでした。サイン・コサイン・ラヴサイン♪

   寮生活ものってやっぱりいいですよね。「摩利と新吾」に始まって、「クララ」&「アグネス」といい、「グリーンウッド」といい。そうそう、「ネヴァーランド」も。「プリンセス・プリンセス」もだ! 下宿屋なら「めぞん一刻」も良かったし、「人類ネコ科」ってのも楽しく読みました。現代日本だと、家を離れるだけの事情がおのおの入ってきますからドラマの要素に事欠かないみたいで。いちばんスゴイ理由は「クララ白書」のマッキーこと紺野蒔子嬢のか? 意外とエビちゃん先輩の中学時代に不祥事を引き起こして懲罰的入学ってのもこれから細部を明かされるとスゴイかも知れません。

   陰惨な過去を持つ透くんですが、意外と明るいです。「カードキャプターさくら」の山崎くんに匹敵する駄法螺吹きーで、「マナカナはクローン人間」だとか、「ジダンが引退するのは髷が結えなくなったから」、甚だしいところでは「松竹歌舞伎座には歌舞伎座の怪人が住んでいて『成駒屋!』などのかけ声を掛ける」なんてのを寮の先輩に吹きまくるんです(また、俺は口車に乗るのが趣味、という騙され好き先輩が喜んで乗る乗る)。もう、お菓子喰って涙が出そう。

   誠実かぁ。

   透くんを世話するうちに荒んでたエビちゃんは自らを見つめ直し、誠実であろうと変わりはじめるわけですな。そして、要所で彼らに絡む幼なじみせったんが、いかに誠実に自分を愛してくれていたかを透は知ることになると。
   15,6才の高校生であるということが信じられないほど彼らは大人の優しさを身につけているのです。うらやましいぞ。
   そして、ネットにゴロゴロしてるエロ小説では一瞬のうちに行き着くトコまで行ってそうな彼らの関係はGWに作った
   「※性交したら絶交」の誓約書の元に亀の歩みなのでありました(現在夏休み)。ソレが目的な作品だと、本番じゃなきゃいいのねと合衆国もと大統領みたいなプレイの開発に専心しそうだが、ほとんどお休みのキスとお触りぐらいで満足してるっぽいし。

   

先 輩 、尊 敬 し ま す 

 すっごく切なそうなその辺のジジョーも、へこんでる透を笑わせるネタにしちゃうし。オトナだよなぁ。

   おかあさん今朝4時まで読み返し、読み返し堪能しました。まだ連載中。どうかネットサーフィンのついでにお立ち寄りください。

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2006年10月 9日 (月)

「功名が辻」40 脳みそを鍛えよう!

   プチ太閤記もあぶなが様に続きサル太閤が逝ってしまうとさみしいですね。もうエンドマークがちらちら。次は狸さんとのつきあいです一豊さま、ガンバレ。
   またしても唐沢利家が友情出演してたそうですが、アヴァンタイトル(オープニング音楽前のちょっとしたパート)だったからおかあさん見のがしました。リクエストだから出すけど本編じゃないよ、という制作者側の意地が感じられます。大人げないのう。
   大人げないというか、もう、史実をこれでもかとひん曲げて。さっさと太閤の遺言に背いて多数派工作を図る家康、まずは有名どころで忠輝のお嫁さんに伊達政宗の娘を貰う話。これが、独眼流政宗で有名になりましたが、五郎八姫は正室腹の由緒正しい長女だもんな。テキトーに見つくろったらパパが伊達さんだっただけなんて言い訳できないでしょう(そんなこと言ってない!) 格としてはどっちが上なのかな? 正室腹のれっきとした嫡子や姫と、親戚筋や家臣から取ってきた養子、養女。人質兼任で結婚させるならやっぱ血の繋がった方を貰いたいと思うけどな。いざというとき惜しいのはどっちとか考えるとやっぱり。ま、義理堅い人だと実父への遠慮もあって簡単に切れないかも知れないけど。
   あからさまな挑発に乗る秀吉遺臣群。3奉行が違約を咎めに行くんですが、そこに一豊さま同行。奉行のうち2人が昔からの仲良しトリオ、堀尾(モスケ)くんと中村(マゴヘージ)くんなので違和感ないですが、ここが大嘘(真っ赤にしてみました)なんだそうで。
   一豊さまはこないだの小田原攻めで出世に遅れてるので、ここで彼らと同席する権限はないんだそうです。2ちゃんねる歴史オタクの目は厳しい。おかーさんすっかり絵面にごまかされました。
   「いや~モーロクして。忘れ申した」と西田家康のいやらしいこと! もう、どうしてこんなに小憎らしいジジイになったのよう! ねね様改め高台院の所には昔話とかいって接近してるし。ねねさんも淀が憎いからと言って狸にあっさり気を許すんじゃありません! やっぱこの辺が狸の年増キラーたる由縁か。実際、秀吉の若いお姫様趣味とは逆に、家康は下々(つっても下級武士ぐらい)の年増好みだったそうで。苦労人はやっぱり凡人とは違います。
   若いお武家がキレまくっとると思えば、話の内容からして彼らは朝鮮帰り。朝鮮は地獄だったそうな。オイオイ。最初は破竹の勢いだったんじゃなかったのか。ま、敵地の冬は普通大変ですな。また、大陸の人って、相手が弱るとかさにかかってくるらしいし(よう知らんけど)。日本におって金勘定ダケしておった人間に解るかとか、これはいろんな戦争でも出てくる愚痴ですね。第1次大戦のときのドイツ軍も、前線(特に対ソ東部戦線)は血みどろの消耗戦だったのに、国内の政治家やら資本家が勝手に無茶な講和条約を飲んで、地獄の戦後賠償とインフレに苦しみ、その恨みがユダヤに向いたとか。そうでなくても前線と管理部分は普通に仲がわるいと。このドラマでも、怒りは三成に行ってましたね。
   恨むなら兵力削減のために無茶な出兵をやった太閤を恨めよ、脳みそきんにくん軍団め。「狡兎死して走狗煮らる」は1800年前(当時)からの歴史の事実です。天下が治まったら、強力な家臣には死んでいって貰わないといけないのです。やっぱ教養は大事よね。
   「そう言うな、300隻の船を調達して撤兵に尽力したのは三成……」というような内容のことを行ってたのは小西行長だそうで。2ちゃねらの方にフォローしてもらいました。ありがとう。たぶんこれも事実だったんでしょう。可哀相な三成。太閤のムチャクチャの後始末を全部おっつけられて。ちなみに、橋之助さんは家康と三成をやったことのある数少ない俳優になるそうな。確かに、西田敏行に三成は無理だ。
   ここで、関ヶ原で三成を破った徳川が三成を貶めるプロパガンダをやり過ぎたのが後方支援を軽視する雰囲気を醸成したんじゃないですかね? 敵地に攻め込むのに補給が重要でないわけがないだろうバカ。お前たちが虎狩りなんかしながら調子よく攻め上れたのは日本にあって後方支援に努めてた近江組がいたからじゃないか。そういう脳みそきんにくんたちの理不尽な恨みをを巧く煽った家康の勝ち。そういう時の人間関係の調整役を育成してこなかった豊臣家の失敗(ええと、堺屋太一はその頃死んだ秀長がそれをやってて、彼の死によって豊臣体制は崩壊したと見てますな)。家康は、自分は兵を出してませんな。補給を軽視もしてません。若い頃から三河武士たちと地道にお金を節約して溜めて江戸城には黄金がザックザク。南洋に散った日本兵の皆さんは家康を恨んでください(違います)。
   あ、但し、彼らは
   「もう国元には一粒の兵糧もない! 粟粥でもすすって飢えをしのごうという我らに茶の湯だと!?」って言ってましたから、戦費は彼らの持ち出しで、ホントに近江組はなんもしてなかったかもしれませんね~。でも刀を取って戦うのは彼らの仕事じゃないし。
   だからさ、官僚は要るんだよ。これだけ大所帯なんだから。その官僚を重用して、身分も金も与えたように見せてしまったのが失敗か。命を張ってる方が大変だと思うのは人情なんだから。三成は三成で茶々の取り扱いその他で神経すり減ってたと思うけど。それでも遠慮して人の恨みを買わないように……できないのが才人か。人を使うって大変ねえ。
   進退窮まった三成は屋敷を襲われて辛くも脱出。一豊さまが一緒です。おかあさん見のがしましたが女装してたって。割と日本の武士はこういうとき女装を厭いませんな。裏臭い長益ちゃんといい。インドでは、追いつめた敵将に止めはささないそうで。ただ、女の衣装を与えると。そうすると、相手は恥じて自ら死を選ぶそうで。日本人はしぶといな。また、女(と僧侶)は殺さないという共通認識があったと言うことか。女装の三成、さすが歌舞伎役者、妙に色っぽかったらしいです。
   ここでまたウソ! 可哀相な三成ちゃんを逃がしてあげたのは史実では佐竹義宣くんだそうです。彼もそういえば西軍についたばっかに秋田へ飛ばされる人ですね。こんな頃から三成シンパだったのか。
   進退窮まった一豊さまwith三成ちゃん、目指すは家康邸。単純な一豊さまには解らぬ論理です。
   「内府(家康)どのは無駄なことはなさらぬはず」って、「猟師は懐に飛び込んだ窮鳥は撃たない」という紳士な理由でもないそうです。家康は確かに三成を迎えますが、家臣、えーと、本田くん? はやっぱり「殺さなくって良かったの?」って言ってましたね。今殺しちゃったら、だって、あと豊臣遺臣がまるまる残るじゃん。ここはつぶし合いさせないとね。嗚呼、家康ってレイコク。そして、解ってる三成ちゃんもクレヴァー。
   「家康を討つ!」って、決意してました。
   「味方に付いてくれますか」とストレートな問いに
   「自分ひとりなら豊臣だけど、山内家を背負ってるから責任ある。考えさせて」と即答できない一豊さま。見てるこっちがハラハラしました。
   「正直なお答え」と三成ちゃんも笑ってましたね。こりゃ~人質でも取らんと無理か、と内心算段してたのでしょうか。
   山内家パートでは、また六平太が山伏姿で「戦になるぞ~どっちに付くか考えとけ~」と警告に。どっちにする? モスケはもう取り込まれて家康方(但し、面目ないから隠居すると)、千代ならどっちだ? もっとよく考えて決めます、千代は家康どのと同じく狸じゃの~、と深刻な相談なのにどうしてあんたたちそんなに暢気なのよう!

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