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2006年7月15日 (土)

「功名が辻」27 美しき刺客

   異次元空間に消えた原稿を思い出しつつもっぺん打ちます。
   サクセス・スクランブル……え~と今回の内容は、……忘れちゃったよ。鉄矢の吉兵衛が戦士を遂げた秀吉VS勝家の緒戦、もはや対決は避けられぬ、と盛り上げる両陣営。お市様は勝家としっとりらぶらぶムードになっております。「雪に包まれているうちに心が和んで」云々言ってて、福井県観光協会の皆さんはあのうるわしい大地真央さんをポスターやVTRに使われるとよろしかろう。片や秀吉くんのところは若手を閲兵、ねねさんがいつになく気合いを入れると思ったら、彼女のご縁の加藤清正やら福島正則やら。ここで名を挙げる(賤ヶ岳の七本槍ね)皆さんです。そしたら一豊様ったら「殿のそばで槍働きをするのはおれだ」ってジェラシー。あのね、あんたももういいプチお殿様なんですから、いつまでも現場にしがみつく課長さんみたいなこと言ってないの。
   先週のおかあさんの謎については小倉久寛が登場で一気に解決。弟いたんだ。「戦に赴く前に、たきというおなごの面倒を見てやってくれと手紙をもらいました」って、逢いに行って、「赤子が生まれてました」じゃないだろうなと思ったら、なんと自害して果ててたんですよ。作法に則って、ちゃんと膝下を紐でくくってのたうち回って裾が乱れてはしたないことにならないようになってて、短刀でぐっさり。なにも死なさなくっても。これは無理に哀しみを盛り上げようとしすぎ。
   「利家とまつ」でも詳しくやってましたが、膠着状態の事態を打開するため、秀吉軍は陽動作戦。「殿が陣を引けばよろしいのです。岐阜の信孝様を攻めに行くのです」「それで柴田が出ると引き返す? じゃ、道々の農家のものたちにまたにぎりめし用意させて。塩多めで」「街道にたいまつを立てましょう、夜を昼にするのです」黒田官兵衛と秀吉、もうあうんの呼吸。またうまく引っかかる佐久間盛政。どんぴしゃりで作戦ははまって柴田軍潰走。ただ、ここで致命的な利家の裏切りがあって事態は決まるんだけど、今年の大河では可哀相なぐらい無視される利家くん、出番はありません。「利家とまつ」で大河視聴をはじめたようなお若い方は「どうしてあの利家(とおまつどの)の出番がないの?」と今年は素で疑問に思ってるみたいよ。NHKも罪ぢゃのう
   逆になんにでも絡む一豊さま、今度はお市様救出の使者を拝命。残念ながら救出できたのは姫君だけ。史実通り(だそうです)天守閣を爆薬で吹っ飛ばす勝家夫妻(逆光が美しいシーンでした)、もう半狂乱の秀吉の所へ復命する一豊さま。当たり散らされることが解っていてものこのこ顔だして。そこが一豊さまなんだけど、嗚呼、お仕事って大変。またしても八つ当たりのタイフーンに晒されるのでありました。止めろよ、官兵衛(無理です、脚不自由だから)。
   そこへ「やめよ、サル」って、凛とした少女の声。茶々です。いきなり手を止めて
「おーきゅうなられましたなあ!」って、露骨にやに下がる秀吉、ヒヒジジイ! この時期以降のエロジジイっぷりに焦点を当てて第1回から役柄を作ってきたと思われる柄本明さん、プロです。
   わたしは「お姫様っぽい美少女の感じが良く出てる」と思いましたよ。実年齢は千代さんより上とか、とてもそうは思えませんでした。千代さんに形見の品をくれながらも、既にして「我はサルを破滅させてみせる」と恐ろしいことを口走っとりますが、千代さんがたしなめても「黙れ」と切り捨てる。後年のケンカ(原作にありますよ)が楽しみな顔合わせでありました。「美しき刺客」って、この前の竹中直人の「秀吉」のときのサブタイトルですが、今回も「茶々は母お市の方の命により秀吉を破滅させる目的で側室になった」という説を取るんですな。親の敵と思っていたヒヒジジイの思いも寄らぬ人間的な所に触れて、いけないと思いつつも深い仲になり子まで成すってのも罪深くも女の業っぽくっていいかなと思うんですが。豊臣家滅亡の最終局面はほ~らほ~ら滅びてしまえってうまくミッションをやりおおせたカンジよりはあんなに嫌ってた筈の男の血と名誉を残すことに専心する矛盾っぷりがどうにも人間の愚かしさというか歴史の皮肉っぽいドラマ性を感じるんで。まあ、おかあさんの好みはどうでもいい。
   周囲が複雑化してきておりますのにまだ愚直一点張りの一豊さま、来週は挫折との遭遇です。さて、どうなることやら。
   ……そういえば、六平太どうしちゃったんでしょう? 毛利で地味にスパイやってるんでしょうか?

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2006年7月14日 (金)

お前の母ちゃんでべそ

   劇的に終わっちゃったサッカーワールドカップドイツ大会ですが。
   やっぱジダン退場が。
   あのジダンの怒濤の頭突きの理由がどんどん明らかにされようとしてますね。どこだっけ、読唇術を心得たスタッフを動員してその瞬間の彼らの会話をよみとったTV局があるって……アホですか、あんたたち。
   わたしは門外漢(女性の時はなんて言ったらいいのよう?)ながら
   「あ~民族的なこと言われたなこりゃ」と思いましたです。「大相撲オリンピア場所」の項で「旧植民地出身なのにフランス代表というのはいかがな物か」なんて、ジダンに当てこするようなネタを出してしまってちょっと寝覚めの悪い思いをしてたりもしたので。でもやっぱり違和感を感じることは否定しない正直なおかあさん。

   世の東西を問わず、母親の名誉というものを重んずる文化はあるようで。「読むクスリ」上前研一郎、好きでほぼ全巻そろえてますけど、中国に技術指導かなんかで行った日本のオジサンが、中国人青年と仕事をするうちに心を通わせて、技術も砂が水を吸うように吸収して、あっぱれ我が弟子よ、と帰国するときにこの上なく強い精神的紐帯で結ばれているというような意味で「我が息子よ!」と言ったらその中国人青年の怒ること。彼らにとって「お前はオレの息子だ」と他人に向かって言うということは、「オレはお前の母親と不倫したことがあるよ。そういうだらしない女だな、お前の母は」という侮蔑の意味なんだそうで。嗚呼、なんという不幸。
   英語圏でいうと「サノヴァビッチ!」ですな。直訳で雌犬の息子。えっちな文脈でよく出ますけど、「雌犬」って、性的にだらしのない、男なら誰でもいい、というような意味合いかと。おかあさんも既に野良犬の少ない社会で育ちましたんで(飼い犬もそんなに身近でない)、発情期のメスの犬ってそんなに凄いのかどうかよく存じません。

   で、ネットでそのジダン関係の記事を検索しますと、なんだかおかあさんやおねえさんについて「娼婦」と言ったとか言わなかったとか。補足的に「ラテン諸国では軽い悪口のニュアンスで『お前の母は娼婦』っていう言い方がある」って。オイオイ。「日本語の『お前のかーちゃんでべそ』に相当する程度」いやいや。そりゃ、今の日本の口語において「お前のかーちゃんでべそ」は罪のない悪口ですが、昔の日本の社会において、女性がでべそであるかどうかはかなり親密な関係にならないとわからないかと。だから、「オレはお前の母親と不倫をした!」という意味になるのかも知れませんが。

   

そ り ゃ 怒 る よ 。

   で、相手のマテラッツィとやらは「オレは幼い頃母を亡くしてる。そのオレが人の母にたいして暴言を吐くことは出来ない」と言ってるようで。でも「じゃ、姉さんは?」と押して聞くと「……」わりと愛すべき人かも知れません。でも、やっぱ女性に言っちゃいけない侮蔑だったでしょうよ。
   で、ジダンの方は
   「(1,2度は堪えたが)3度目には、男だから身体が反応した」って、なんじゃそりゃ、えっちなこと連想しましたが、要するに、我慢できなくて頭突きをお見舞いしてしまったと。

   

男 だ か ら 。

   いかん、イカンと思いつつ褒めてやりたくなってしまうじゃありませんか。
   でも、頭突きがでるあたり、身内の女性の名誉を守るのが男だと思ってるあたり。

   やっぱマッチョだよな。

   と思ってしまうのでした。でも、いや~ん、野蛮! とまでは決して思わないおかあさんもマッチョイズムに毒されているのでしょう。

   で、ユニフォームを引っ張られて(自由に動かせないためであろう)
   「そんなに欲しいならやるよ、試合の後で」と言っちゃったのがそもそもの発端とか聞くと、をを、エスプリが解ってる、ジズ(ジダン)はやっぱりフランスの子と思ってしまうのでした。ゴメンよ。フランス代表でいいのかと言っちゃって。

   「今大会のMVPはジダンを退場に追い込んだマテラッツィでしょ」と答えるフランスの監督さんも。やっぱ、フランスの男はこのぐらい言えないとネ。

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棚上げできるかな

   ココログの方のメンテナンスが終わりましたようで。ホントに更新できるかな? 火曜日にはまだ大丈夫よねと延々オンラインで打ってた「功名が辻」の感想がやっぱり更新できなくて電脳の異空間に消えてしまったという哀しい事件がありましたけれども(だから一度下書きをしてから切り貼りをするんが確実なのに)。これも念のため更新かける前にどっかに保存しておこうっと。
   去年辺り、ネットで拾った話題で「最近の少女漫画は性描写がきわどすぎる」というのがありまして。なもんむかしっから少女漫画には「究極の愛」のシーンはなんだかんだいって欠かせませんでしたわよ。ツウに拠りますと、少女漫画で最初にベッドシーンを描いたのは「デザイナー」一条ゆかり、雑誌はあのおとめちっくの総本山、「りぼん」でありましたそうな。あの「ベルばら」だって、オスカル様とアンドレの、アントワネット様とフェルゼンのそのシーンがきれいなイメージシーンではありますがございましてよ。少女漫画は80年代から恋の究極目標として大好きなカレとのすてきな初体験アンドそれ以降を掲げておりました。
   その辺についてはおかあさんもどりーむにどっぷりつかった青春を送った身としてどうこう言うつもりはないんですけれども。で、バブル期にレディースコミックというのが出まして、相当すごい流行り方をして、お勤めにすさんでたおかあさんもけっこーうわ、と思いつつストレス解消に読んでましたね。コミック界が広がってきた時期で少女漫画を卒業した女性が読むものを出版者側も模索してたんだと思います。中高生のときお世話になった作家さんがいろいろOLもの描いててそれはそれでいいモノは良かったし。昔は「花とゆめ」なんかも結構キャリアウーマンモノもあったんですけど、一時期以降学園モノでなけりゃファンタジーってカンジに少女漫画も描くもののジャンルが狭まったカンジで。そのOLものの受け皿と思えばそうそうエッチなことばかりというわけではありませんぞ。ドラマにもなった「悪女(わる)」、平凡な女の子のサクセスストーリーでした。ま、バブルがはじけたらエロしか残りませんでしたけど。
   そんなんじゃなくて。そのものズバリ「少女コミック」といって中高生が読むような体裁の雑誌で、恋が進行した結果としての性行為じゃなくって、もういけいけどんどんな性行為が描かれているのだと。「ワイルドでお金持ちでイケメンなカレに何故か恋されちゃった主人公がどんどんめくるめく愛欲の世界に誘われてゆく」ストーリーのためにどんどん過激な性行為が展開されていくんですと。スイマセン、おかあさん極端な例として話題に上がってる作品は紹介サイトで編集されたものを流し読みしただけなんで言うのもなんなんですけど。さいとうちほの一連の作品もその気がありますな。「こんなもん読んでるとイヤな相手でも行為を継続しているうちに気持ちよくなってくるものだというふうに思ってしまう、レイプは男の側の強い愛情の表現なのだと勘違いしてしまう」というご指摘で。ひいては「こんなモノを読んでると高校生でセックスをするのが当たり前という感覚になってしまい、結局は援助交際の買い手側であるオトナの男性の思うつぼ」なんて穿ったご意見まで出てきて。
    やっぱ、小学生含む(!)中高生が中心購買層の雑誌でやっちゃいかんよと。
    巨大掲示板でも取り上げられていて妙にそういうところも正義感のおありになる方が集まってたりしますんで「PTAはナニをやっている!」「少年漫画じゃ乳首が出ただけで問題になるのに!」「クレヨンしんちゃんをやり玉に挙げるようなバカなことやってる場合か」「どうせ女を卒業したような干からびた連中だし」といわれるにいたってもうおかあさん頭に血がのぼって。
   本日PTAの、地区の民生委員の大きいおねえさんたちとの懇親会で話題にだしたら。
   「そうなのよ。わたしも人から見せられて知ったけど、問題よね」
   「私たちがおかあさんの頃は、有害な雑誌の自動販売機が出た頃で、みんなで集まって運動したのよ。それで規制がされるようになって。あなたたちもやりなさいよ」ってうう~む。
   でも、ときどき「本当は恐ろしいグリム童話」(コミック版金瓶梅なんか連載されてる。えぐいですよ)なんか立ち読みしているおかあさんにそんなこという資格があるのかとふと我が身を省みると。おかあさんだって女の子の方から積極的にえっちな話よりは、イヤなのに、ああ、イヤなのに流されるぅ系のシチュエーションの方が好きなんだもん。
   ……おかあさんどうしたらいいのよう?

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2006年7月10日 (月)

「武装錬金」はまったぜ!

   あ~。ナニから申しましょうか。結論、「武装錬金」はホンモノと。
   お中元を出しに行きました6日、乗ったバスがデパートと逆方向で(駅には着くけど中心街は外す方向)、ま、いいやと駅前のブックオフを先に回りました。
   「武装錬金」大人気(?)、最後の10巻除く各巻少なくとも1冊ずつ出てました。買って来いよ。若さのままに(違う!)3~9巻一気読みしました。スゴイ、スゴイ、凄すぎ。
   ○ アレだけ見事な散りっぷりを見せたパピヨンマスクが死んでない。
   ○ 2巻末に出てきた上司、キャプテンブラボーがまたイイ変人として活躍。
   ○ 次の敵はパピヨンマスクのご先祖様。やっぱりセンスが変。パピヨンマスクの変態っぷりははパワーアップ。銭湯で桶で「前」を隠して手放しで歩くのはいかがな物か。……おかあさんには出来ません(当然だ!)。
   ○ どんどん強くなる主人公、それは例の核鉄が特別だったせいで彼は非人間化……味方が敵となり彼は追われる身となる。
   ○ ご先祖様との確執から第三勢力となるパピヨンマスク、その他、「敗残の敵は味方」の法則でカズキシンパができあがり、最終局面に希望をもたらす。

   主人公のおばかな青臭さはそのままに、敵も味方も変人・変態を取りそろえてレヴェルアップなのです。これは連載時のいわゆるアンケート人気は低迷していたが、オタク層に受けたという噂もむべなるかな。おかあさんバッチリ気に入りました。読めなかった10巻を買って読んで、そんでさらにそれに繋がる連載最終話とファイナル読み切りの入ってる9巻をまた翌日買って。……8、7、6と下ってこないよう気を引き締めていこう。
   なんてさわやかで無駄な殺生をしない主人公なんだろう。
   最後の強敵キャラクターも、そして永遠のライヴァルと化したパピヨンのことも彼は殺さないのです。その「偽善」(パピヨン談)っぷりで彼らの大いなる怒りを消して無力化して、危機は去るのです。これは少年漫画史上語り継がれていいエンディングだと思いますよ。打ち切りのあと読み切り3本で決着を付けたと言うことでじゃなくって!
   強大な敵を取り除くに当たって、必ずしも自分もまた強大で非情になる必要はないのです。これを日本の将来を担う青少年の心に残したいと思うわけです。必ずしも彼を屈服させる武力は必要ない……いるかな? お前の怒りはもっともだと、一緒に怒ってやってもいい。ただ、自分もまた守りたい大切なものがあるのだとひるまずに主張できれば。それは卑屈じゃないってことですかね。相手を、理解できない異形の者としてしまわず、理解・交渉のできる相手として見ている心の広さを好ましいと思います。それが、彼を絶望的な孤独な戦場から帰還せしめた理由だと思うので。
   人のせいにしないのはすばらしいですね。物語初期で、巻沿いにして悪かった、お前は関係ないと斗貴子さんに繰り返し「普通の生活」に戻るよう説得されますが、彼は自分で選んであなたを助けたのだから、自分も彼らを護りたいからと異形のものたちとの戦いに飛び込んでいくんですね。そういう能動的な運命の切り開き方が好きです。そして、絶望的な二者択一、異形の者と成り果てた哀しい戦士をもとの人間に戻すアイテム、それは、彼を人間に引き戻すアイテムでもある。それがこの世に1つしか存在しない。それを誰にどのように使うか、自分に託された判断を、彼は時間差(そして自分の、人類の敵であった変態マッドサイエンティスト:パピヨン)を使うことで両取りしようとします。信用するかよ? ついこの前まで世界を滅ぼすとかいってた奴をよ? オマケに自分の親兄弟ご先祖様をも××した奴なのに。手段を選んでられない事態とはいえそのお人好しさに唖然。またその期待に応えるパピヨンもパピヨンだ。脱帽。
   核鉄の暴走で異形の者と化したヴィクター、これが最終敵なんですが、カズキもまた、彼と同じ経過をたどることが予測されます。なんてヒドイ展開。自分を認めてくれたナイスなオトナが今度は自分を抹殺に来るのです。泣け! そして彼を庇って……。さらに泣け! ナイスなオトナをみごとに描いてくれました。そして、命長らえ、ご先祖様の作った秘密結社の目的や彼の腹を知ってさらに彼らから離反するパピヨンマスク。彼は人からホムンクルスへの変態(正しかるべき意味においての。トランスフォームね)を成し遂げ、さらにそれ以上変化を成し遂げます。ああそーか、ホムンクルスになったときに父を「超え」、さらにまたご先祖様を「超え」たんですね。彼にとってカズキは殺すべき敵ではありますが、自分が殺すまでは生きていて欲しい相手です。カズキが追われる身となると、彼に手をさしのべたりもしているのです。ナイスなライヴァル。ひとりで彼を元に戻すアイテムを作り出してもいるし。使えるマッドサイエンティストですな。最終形態は「愛される人面犬」(作者談)だし。いいぞ。
   日常の世界に飛び込んでくる戦闘、二転、三転するストーリー展開、ナイスで変態なサブキャラの数々。いやこれは名作でありますよ。読むべし!
   また、細かく舞台裏を明かし、反省や自慢を率直に語ってくれる作者和月伸宏氏の誠実さに感動。こういう誠を尽くした仕事をしてくれる漫画家さんがいるということを知ることが出来たこともひとつの財産と思います。「るろうに」はあんまり好みじゃなかったんですが、次回作期待してます。

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クラッツ-オトナのプリッツに挑戦

   やっと更新できるようになったって言うのに、明日っからココログのメンテナンスで2日もサーヴィス停止ですって。今日のうちにネタは吐き出しておかないと。
   さて、ビールの恋しい季節になりまして、おかあさんがレジの順番待ちをしながらボンヤリ店の隅っこを眺めておりますと、「濃厚おつまみスナックCRATZ」のPOPっていうんですか、店内用の小さなボード型看板がビールなどの冷蔵ショウケースの前にありました。下戸のくせに柿の種とかしょっぱい系スナックも好きなおかあさん、ついつい回り込んでその正体を確かめますと、なにやらチーズやらベーコンやらの味のしみこませてある噛み応えのあるスナックであるそうな。メーカーはなんと江崎グリコ、グリコって、ポッキー、プリッツの? じゃ、あれだなビアプリッツの太い奴みたいなカンジ、まずいことはないだろうと買って帰りました。子どもたちを寝かしつけて、ネットをしながらおかあさん夜のおやつタイム(コレが一番太るもと!) 
   クラッツ ペッパーベーコンの封を切ると、確かにスパイシ~な香りです。大きさは、ううむ、金太郎飴か輪切りの千歳飴ぐらいで時々フライドアーモンドがころり、ころりと混じってます。これはおつまみにいいねぇ。おかあさんの読書のお供にも。いや、表面に調味料が付いてますんで読書にはどうかな。指が汚れちゃう。でも、プリッツより固めでなかなか歯ごたえがありました。味が濃いからお子様にはだめですよ。おかあさんも、食べ終わった後牛乳が欲しくなったなぁ(この下戸のおばはんは小さい頃から柿の種やポテトチップのお供は牛乳なんです!)でも聞いたことなかったなと思ってたらこれは、昨年北海道地域限定で様子を見て、この春東北、関東、甲信越に地域限定でまた様子見中のお菓子だそうで。金沢の方はご存じなくって当たり前よ。日向ぼっこ中の若夫婦がこれを囓るたんびに顔だけ宇梶剛士さんになっちゃうCMはネットで今見たんだけどケッサク。今度お土産にしましょうか?
   って、昨日もまた買っちゃおうかな、とスーパーをウロウロしてたら、「ドイツワールドカップ記念! ジャイアントプリッツソーセージ味」というものもお菓子売り場に大々的に出ていて。あの黒赤金のカラーリングで。うわ、と手に取ると、ソーセージ味で、ドイツ産岩塩(アルペンザルツって名前がまたそれらしい。あ、実在しますね。商品名。国内有名スーパーには入ってるそうです)使用って。これもビアプリッツの進化形でしょうな。というか、クラッツの切る前状態なんではないかとまた買って帰って、今朝ちょっとさみしかった朝ご飯の補充的に開けてみたら。
   プリッツ<ジャイアントプリッツ<クラッツ
   という大きさの違いが歴然として存在したのでありました。堅さもね。江崎グリコ、なかなか攻めの展開をしております。今やってるプリッツのCMは正直どうかと思うけど、企業の姿勢は好ましいですよ。がんばってね。

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2006年7月 9日 (日)

「功名が辻」26 サクセス・スクランブル

   出ました、タイトル。今回退場の鉄矢、役名は五藤吉兵衛、主君を叱咤して申します。「ここが功名が辻でございますぞ!」出世への分かれ道です。山内くん、ガンバ!
   鉄矢が意地を張って「だいじなのは殿、それがし妻を娶る気はござらぬ!」なんて言っちゃったので、ハートブレイクのえ~と、れいの嫁きおくれのお女中は実家に帰ってしまいました。もうホントウにいい爺さん(襟巻きなんか巻いちゃってさ)と化した吟に諭されて、なんとか彼女に会いに行く鉄矢、井戸端でかいがいしく働く彼女をのぞき見します。おお、古式ゆかしき恋のステップでございます、まずは「垣間見」。で、犬に吼えかけられて覗きがばれると。もう、手堅い進め方です。ついでに川にはまる。これでもかというベタな展開。うまく家に入れてもらって、父の形見の着物に着替えさせてもらって。ううむ、男性諸君、どうですか? ここまで、パパ、パパと来られたらちょっと引きません? これが女性で、貴女のことを見ていると死んだママを思い出すんですなんてくどかれて嬉しいものか。このマザコンがとアッパーカット食らわして終わりですよ。鉄矢も、彼我の年の差をやっぱり意識してしまいますってば。うまくいったって、若い嫁さんもらいやがってとかいって冷やかされるだろうし。鉄矢が煮え切らないのもチョット解る。
   やっぱり思いは告げられないまま去りかける鉄矢、しかし、勇気を振り絞って
   「勝って帰ったら迎えに来る」って。
   「あ~あ。これで死亡フラグが立ったな」ト、おかあさん訳知りがおに。
   「おかあさんフラグってなーに?」野球から帰ってすぐシャワーしてしまった豹太、今週はお風呂に入らず一緒に大河を見ておりました。
   「だいたい、ドラマとかで『戦争から帰ったら結婚しよう』って言ったらその人は死ぬことになってるんだ。その方が、死んだときの可哀相さが際だつからな」
   「じゃー達彦さん(朝ドラ「純情きらり」のヒロインの相手役。先週出征した味噌屋の若旦那)もしぬの?」と、豹子が横から。ううむ、さあどうでしょう?
   果たして今週、うっかりご飯にしている隙をついて砦を破られ(ここで、久しぶりに合戦に参加した吟が「炊事の煙を立てるな、馬鹿者!」と年の功っぷりをちゃんと見せ、色ぼけしてそういうところの突っ込みを忘れていた鉄矢との違いを際だたせてました)、秀吉くんに面罵された山内くんご一行は汚名返上の城攻めでシャカリキになり、一番槍をつけた(ちゃんと先週名調子を披露したあの「丸に三つ葉柏の紋所」の旗を立てて見せた)鉄矢は見事討ち死にしたのでした。
   話の途中で鉄矢の討ち死にはたしかにひとつのエピソードではあるんですけど、大河的に無名な山内くんの、さらにその家臣の死は、一般ピーポー的にほとんど盛り上げる材料に乏しいわけで、だから、老いらくの恋(ひでーな)を絡めてムリヤリドラマチックにしたわけで、大石さんも大変なわけで。いや、がんばったんじゃないですか? 子だくさんで、ちゃんとジュニア新一郎も活躍しているお家安泰の吟の祖父江家に比べ(ドラマガイドを見て確認。こんな名字だったんだ!)、登場時からずっと奥さんに死に別れたとかいってひとりでがんばってきた鉄矢、でも子孫はちゃんと土佐にいておうちもまだ残ってるってどういうことよ? 奥さんは子供を残してたのか、コッソリ再婚してたのかと思ってて、ああ、じゃ今話題のこのおねーさんと結婚して子供を残すのねと思ってたら。迎えに来るといっといて、祝言の前にすることはしたのかしら?(オイオイ)
   五藤家の家系図をちょっと拝見したいおかあさんでした。
   え~と、史実的には秀吉天下取りに向けて加速中。目端の利く家臣どもは、そうすると手柄を立てるチャンスがなくなるとばかりに必死。やっぱ、それくらいの知恵が回らないとあの乱世生きていけません。「明智どのは殿の恩人」とまで言っちゃって。コート死してソーク煮らる。天下が治まる前にもらうものはもらっておきましょう、と、茂助くんもマゴヘージくんも真剣でした。こういう視点は大河では珍しく、それだけでも今年は良かったんじゃないですか?

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がんばれM山赤足袋軍?

   納得行かん! 郊外は西友系列のショッピングセンターから帰ってきてお送り致しております。我らがM山スパローズは昨年老朽化したユニフォームを一新、上半身はコカコーラレッドに下半身はあーばんなライトグレイの組み合わせとなりました。靴下もそれにあわせてローリング社製の赤いソックスに変更。今は靴下の上から、くるぶしの上を縦に通るあのヒモのようなストッキングというもので押さえる組み合わせは下火だそうです。毎日試合がある時もあるのにソックス支給は1足だけってどうかなぁと思ってたら
   「おかあさん! 靴下に穴が開いたよう!」って、ほんの3日目で。
   泣く泣く繕いました。豹太は足の爪が巻き爪というのでしょうか、変わった生え方で切りにくいんですよね。本人が自分で切るのは無理でわたしが切ってやってますが、もう大きいからつい注意が遅れて、もう、たいへんな長さになってることが度々。やっぱり爪が長いから穴が開きやすいのかしら。
   ♪か~さんが夜なべ~をして。わたし、一生で今が一番お針に親しんでると思いますね。昨日はほつれてきた背番号を付け直したし。
   って、野球部のおかあさんたちにお聞きしたら
   「破れやすいよね。うちのは一日でだめにして買いに行ったよ」あ、なんだ。と、昨年夏、その郊外のショッピングセンターに入ってるゼビオスポーツに買いに行ったんですが、赤いローリングの少年野球ソックスが売ってないのです。そんなぁ。店員さんに泣きついて3足注文してもらいました。それも早々に穴が開いたんですが、とりあえず繕い倒してそれで去年はしのいで。
   そしたら今年、豹子まで入ると言い出すじゃありませんか。
   「靴下買いに行かなくっちゃ!」あら、そういえば今年は靴下が付いてこなかったわ! ユニフォーム返す前に確認しとかなくっちゃ。
   「今年はとうとうゼビオに赤い靴下が入ったそうですよ」と、れいの大地くんママ。やっぱりね。この前の大会で見たけど、この辺のチームはみんな靴下赤かったし。一昨年? ボストンレッドソックスがワールドシリーズ制覇したのが大きかったかしら(無関係です!)?
   「天晴れ波士頓赤足袋軍。おかげで買い物が便利になることよ。旦那様~今度郊外にお出かけのおついでに赤いローリングソックスを買ってきてください」
   と~こ~ろ~が。
   「ないぞ」と、携帯電話が鳴るじゃありませんか。
   「だって大地くんママが……じゃ、美津濃でもアシックスでも結構ですから赤いのを」
   「ない。サッカー用で良ければあるが」
   「だってサッカー用ってあからさまにゴム編みで縦縞ができてるじゃないですか。猫(ピューマだと思います)の横顔とか刺繍してあるし」
   「だってないよ。変わらないだろう、野球だろうがサッカーだろうが」
   「も、いいですから。今度またほとぼりが冷めた頃見にいきます」つって、とうとう今朝
   「靴下がないよう!」という事態に陥ったわけですな。昨日も試合だったんです。仙台は霧の梅雨。室内干ししても乾きません(エアコン壊れてるし)。とりあえずポリ袋に放り込んでドライヤーで熱風を送って乾かし、今日一日はごまかすにせよ。
   「靴下を買いに言って参ります」
   というわけでゼビオに行って参りました。
   やっぱりありませんでした。「あるじゃん!」と手に取ると、それは「ストッキング」なのです。ひざ下のところが輪になっていて、そこから足の側面に沿って2本ひも状のものが足の裏まで下りていて、それが足の裏で輪になって下から靴下及び脚を締めて固定するものです。これを見るまで、わたくし野球ウエアのボトムというものは昔のトレーニングパンツのように裾の所からゴムひもが輪になって足の裏にかけるように繋がっているものと思っておりました。なんでもやってみるものですね。
   ということで、もとめる赤い靴下はないのです(白や黒はあった。また、白地に赤くそのストッキングを着用しているように赤い筋が編み込みではいった「なんちゃってストッキング」も存在した!)。
   ここは(1)サッカー用の赤いプーマ社製ソックスを間に合わせに購入。
      (2)正しかるべきローリング社製ソックスを注文。
   さらに
      (3)練習用になんちゃってストッキングも購入。

   ということで対応致しましたのよ。ほんとに、よその赤足袋少年野球団はどうしているのかしら?

   

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更新中断のお詫び

   ええと、先週は更新が全く出来ませんでした。お楽しみにしていらした方には申し訳ありません。    旦那様が旅立たれたと同時にインターネットに入れなくなってしまって、これはなにかの陰謀か? と思ってたら、はしゃいでいろいろ見て回ってた先でウイルスに感染したらしく(そういえば最後の日になにか警告メッセージが上がっていたよ。英文だったのでテキトーにクリックして閉じちゃった)、緊急遮断処理が行われていたそうで。そりゃ、来る日も来る日も「ネットに接続できません」な訳だ。心配して損した。
   というわけで、週末、お帰りになった旦那様にチェックして頂いて晴れてまたネットに繋いで更新しているわけです。功名が辻、次の回に追いついちゃうじゃないのよ。
   これからも仙台生活を綴ってゆくつもりですのでお付き合いください。
   ……しかし毎日毎日、霧でどんよりはしているものの降雨はたいしたことなくって。今年はこんなんでお水大丈夫なのかしら?

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