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2006年12月 2日 (土)

「のだめカンタービレ」オケの小ネタ

   単行本になるまで待てないので言っちゃおう。
   「のだめカンタービレ」、今度はアニメにもなるんですか? ま、ドラマが下手でマンガの人気の足を引っ張るようなことにならなかったのなら重畳。
   途中、オーボエ奏者、マジメな黒木くんが参加して話に更に幅が出てきたカンジですが、やっぱりそれはネタ提供者に妄想系エッセイスト、オーボエ奏者の茂木大輔氏が加わったから? 恋に目がくらんでリードのチェックが疎かになりコンクールで苦杯を飲むとか、予備のリードを借りて友情が育まれたりとか、これはやっぱりやってるひとならではのエピソードでしたね。わたしもオーボエというと「最初のA音を出す楽器、なんとなれば、一番音の調節が難しいらしい」ということしか知らなかったですね。目から鱗、いい経験をしました。虎美まで「おかーさん、リードってなーに」と聞いてくるし。
   今度はふわふわ頭ロランくんに活躍して貰って、人数の多い弦パートの中での仁義なき上席争いなんかを(あるのか?)赤裸々に描いて欲しかったりして。
   赤裸々と申しますと、今売ってるKISS誌上の回のお話。
   「まぶたの父」の登場に心を乱してやらかしてしまった千秋くん、今回は客演の指揮者のワガママに振り回されます。で、コンサートは成功、前より良くなったとお褒めをいただくのですが、それは千秋くんにしごかれたから、ということをもうオケのみんなは解ってるわけです。でも、まだかけだしということを実感してさらにへこむ千秋くん、次の練習に行きなくない。どんな顔していったらいいか解らない。その気持ちもオケは解る。人生経験はほーふだしね。いつものあの勝手なノリで一応心配しておるわけですが、さ、時間だ、オケが揃ったリハーサル室に千秋が登場……。
   そこで、あの赤モジャ、ノエミねーさんの足が少し上がります。
   どん
   足を踏みならします。
   どん、どん、どん、どん
   それは、得物(武器のことですよって、武器じゃねーよ、楽器)を持っていて拍手をできないオケのメンバーにとっての拍手なんです(コンバスなんかはぽこぽこと胴を叩いたりもしてますが)。コンサートの、アンコールの時なんかをごらんください。ヴァイオリンの連中はだいたいどかどかやってます。
   どん、どん、どん、どんどんどんどん……
   足踏みはオケ全体に波及し、へこんでいた千秋は度肝を抜かれます。
   「なんなんだ……」
   そこで、やっぱりフランス人らしいひねくれたヤジ。でも、好意的。
   「短くね」
   「いつものようにネチネチやって」
   「時間いっぱいあるよ」だったっけ……。
   あれですよ、「動物のお医者さん」で、ハムテルが犬ぞりレースの練習中、全然犬たちが言うことを聞かなくて自信喪失になってるときに、新しいメンバーの犬の喧嘩を引き分けてるうちに噛まれちゃった。それを見たとたん、チョビを初めとして前からのチームの犬が一斉に新入りに噛みついてハムテルを守ったシーン。「文字通りチームが一体となった」って書いてありましたか、そのシーン。
   千秋もマルレオケの仲間になれたんだと胸が熱くなりました。
   こき使われてるシーンでも、あのおっかないコンマスさんが「うちの常任指揮者を客に見えるところで雑用に使うな」と怒ってくれてますし。そうね、なめられちゃうよね。千秋のプライドも思いやってくれたんでしょう。
   なかなか、オトナのオケです。
   オトナの思いやりも見せて貰い、また、オケならではの感情表現を教えても貰い。   
   とても楽しみな作品ですよね。

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コメント

こんにちは。
どうでもいいですけど、ドラマの黒木君を見てつい、達彦さんと呼びかけませんでした?
こんなところでお目にかかれるとは…。

投稿: 波多利郎 | 2006年12月 2日 (土) 02時10分

 波多利郎さんこんにちは~
 なんと。達彦さんはこんどはそんなところにお出になっていたのですね。「純情きらり」といい、やはり音楽に造詣が深いのでありましょうか。
 そういえば、どことなく武士を感じさせるたたずまいが黒木くんをイメージできると言えなくもないですね。ただ、同じ武士でも石田三成とか本多正純とかの官僚型なイメージを持ってたんですけどね。ま、いいか。
 そう聞くと一回ぐらい見ておこうかという気になります。明日はまだやってますか?
 トラバも頂戴して。
 ドラマのBGMについての小ネタでしょうか。なるほど、がんばっているみたいですね。いよいよ見た方がいいかな? モーツァルトの25番、ちょっとどれかすぐには分かんないですが……のだめCD、クリスマスに買ってみますか。

投稿: まいね | 2006年12月 3日 (日) 13時59分

ぢつわ、録画してあります……
DVDに焼いて送りますよ?

投稿: とむ影 | 2006年12月 4日 (月) 13時31分

ごろにゃ~~~ん♪
漱石羊羹レギュラーサイズ箱入りでいかがです?
チョサッケン的にやばいようでしたらメイルででも。

投稿: まいね | 2006年12月 4日 (月) 14時49分

 見ました。う~~~む。「動物のお医者さん」といい、どうしてコメディマンガを実写ドラマ化するとああいうふうに演出過剰になるかな? 寒いというかイタイ寸前という感じでしたが。あの峰くんは時代を考えるとあんなもんなんでしょうか。沙悟浄はまんまで笑ったな。ミッチーの佐久間学(陶酔系音楽評論家)はそうくるか、と言うカンジ。
 ドラマは密度が濃いですね。「コンクール前なので練習はなしに」と新聞のTV欄にかいてありましたが黒木くんの失恋からライジングスターオーケストラの成功、千秋のトラウマ脱出までやると思わなかったです。これは、12月中に留学決定おめでとう、で終われますね。
 それで、まさかこの日にキヨラの寝違え事件がぶつかると思わなくって、虎美と、さらに「家庭内流行に乗り遅れてる? 俺」と豹太まで出てきて見てたら。
 [HOTEL]とあからさまにネオンが光ったあとベッドで煙草を吸うキヨラのシーンが……。
 「あんた、これはどういうことがあったか解ってる?」
 「そっくすでしょ」
 「解ってるんだな」
 「わざと間違えて言ってるんだからね」
 「いやそれはいいけど」
 小6恐るべし!
 「いや~ブラ1いいなあ。TSUTAYAにライジングスターオーケストラのブラームス1番のCD入ってるけど買ってみる?」
 「うん!」
  今日、行ってみます。
  あ、そうそう、モーツァルトの25番、やっぱりあれか。なんとなくせき立てられるようなメロディですもんね。こっちこそゆっくり聞いてみたいもんだわ。
(ということがあってからメンテナンスのため2日経過しまして)
  千秋のブラ1買いました。確かにあの4楽章は「歓喜の歌」でした。ライナーノートがまた遊んでる! キングレコード、神!
  「これ第九のおまーじゅらしいぞ。パクリではない」
  「ぱくりとおまーじゅはどう違うの?」
  「元ネタがわかってもらえたら嬉しいのがオマージュ、ばれると困るのがパクリ」いや、最近のミュージシャンには平気なのもいるらしいけど。

投稿: まいね | 2006年12月 7日 (木) 21時55分

はやくDVD焼かねば……

投稿: とむ影 | 2006年12月 8日 (金) 13時13分

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