秋はおおたむ
本日は暇ネタ。
真剣に、これは専門医に診せた方がいいんじゃ、というころまでしゃべらなかった豹太ですが、しゃべり出したら立派なもので、幼児語のようなものは一切使わず、ベネッセの教材通りですが、「ぼくしまじろう、こんにちは、いっしょにあそぼうよ」などと公園でも臆せずしゃべり、M山のナンパ師と言われておったほどでございます。
しかしながら、虎美の方は、這えばスクワット、立てば歩み出す進化の速さの恐ろしさ。舌も回らぬのに2才ゴロ? からとにかくしゃべるしゃべる。それが、サ行がうまく言えないんだ。
「たくら、たちぃみ、たんたくろーす!」(順に、桜、刺身、サンタクロース)
う~む。舌足らずが可愛らしいというのは事実かも。たんたくろーすというのは目から鱗の語感でした。それからずいぶん、うちの中でサ行をわざとタ行で言い換えるのが流行って(今になって思えば、なぜサンタクロースの「ス」はちゃんと言えてたのでしょう?)。
さて、秋も深まって。新聞を玄関に取りに行って、戻って参りますと、旦那様が遅いご起床です。
「今日はどう?」
「寒(たむ)いです」
「おおたむだからな」
「いいえ、山から小僧が飛んでくるほどでは。まだこ寒(たむ)でしょう」
「いや、秋だから、autamn……」
「……さすがです」
以来、我が家では秋も深まればおおたむと呼ぶのでございます。
ずいぶん冷えて参りました。お集まりの皆さんもお風邪に注意!
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