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2006年11月24日 (金)

画伝 蒼天航路 須く見るべし

   旦那様から許可をいただいたので、予約に行っちゃいました。
   先月、同時発売の筈だった「バガボンド」の画集の方は、ちゃんとご近所TSUTAYAに山積みに入ってたんですが、「蒼天航路」の方は予想通り遅れ(締め切り守ろうよ、GONTA-作者-さん)、人気の広がりの違いなんかを鑑みて、これは予約をしておいた方が無難かなと思ってたんで。

   それに、今週のモーニング誌のカラーページで(発売延期以来細々と毎週進捗状況という名のアオリ記事をやってたんですが)大々的に広告をかましていたんです!
   夏侯惇さま(出ませんでした。ATOKのおばか! いや、真剣に三国志パッチというもの-あるのか?-を当てるべきか?)はイタリア~ンな鼻ピアス姿でお出ましで。もう、濃い顔にお似合い。呂布は「ガッチャマン!」と2ちゃんねるで端的に表現された鳥の羽で飾り立てたスタイル、諸葛孔明は初期型(この作品では孔明は赤壁の前と後でスタイルが変わります。赤壁の最中に非日常的交感をやって曹操に「負け」、「超能力」を失うといった趣向とみえました)のオカマスタイルだし、カクカクはえ~と字を拾うのがめんどいな、唯一曹操を絶体絶命に追い込み、それゆえ迎えられた鬼才の軍師です。奇計を思いっきり直前やら最中やらに当の上司である曹操にひっくり返されて惑乱する様がらぶりーでしたのでたぶんおかあさん以外の読者も贔屓です。その賈クが例によってマゾヒスティックに自画自賛しておるところやら、みんな本当にらしくってサイコーな宣伝マンガでした。満を持して登場させたツウ好みのキャラクターが誰も彼もその画集を読んでくっちゃべるだけで全然宣伝に値する事を言ってないんですね。めげる作者に、最後に若だんな姿で乱入したあの例の空きっ歯泣き虫軍師、荀イクね。彼が立て板に水で宣伝文句を歌い上げ、うれし泣きさせておいて「宣伝料50両ね」って。巧いよ。

   というようなスバラシイカラー宣伝マンガを見てしまったからには、予約するっきゃないでしょうと。おかあさんその昔勢いでフジリューの「封神演義」の画集も買いましたから、こういうの買うことにそれほど抵抗はないです。若い頃は「ファイブスター物語」の副読本も出る度揃えてたぐらいで。

   でも、その懐かしいオールスターのうち、最後のジュンイクの名前が度忘れで出なかったのが残念で。
   もう、初登場のときのショタっ気あふれんばかりのカワイイ少年の頃から、黄巾の討伐で味方もろとも砦を燃やせという非情な献策に涙を滂沱と流すシーン、「全てを見聞きしてそして忘れて戻って参りましたぁ!」というカワイイ空きっ歯な再登場シーンも、対呂布戦、真冬の水攻めで地に墜ちる曹操の名を憂えるやっぱり涙の献策も、漢王朝の落日を憂えて曹操と道を違えてしまうあたりも、心を病んで曹操の空っぽの器という贈り物の意を図りながら死んでゆくシーンも、みんなありありと思いだせるのに(おかあさんのネタバレ馬鹿!)嗚呼、その名が思い出せない苦しみ。水曜にモーニング買って、今日の午前中、TSUTAYAの看板を見るまで出てこなかったんだから(出てきて良かった)。

   おかあさん、真剣に脳のトレーニングが必要かしら?

   それより、もう一度「蒼天航路」を読み返した方がいいかもね。

   あ、オールスターじゃないわ。おかあさんを一気買いに引きずり込んだ張本人、「遼ライライ」のパイナップル張遼さまが出てないじゃないのよ。本編に期待するか。

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コメント

   本日、お買い物のついでにそのご近所TSUTAYAに立ち寄りまして、シリウスとアフタヌーンを立ち読んだ揚げ句に青年コミックのコーナーへ移動、迷宮ナントカという立ち読み用見本に手を掛けた瞬間、
   「あ、早乙女さん」と声を掛けられて。お店のスタッフでした。
   「ご注文の本ですが、入荷が29日に変更になりました。よろしいですか? では、入荷次第お電話させて頂きます」って……。
   おかあさん、面が割れています。
   覚えられています。嗚呼、やっぱりいつも頭を覆っているこの楽天のバンダナが? それともこの楽天のグランドコートが?(今日は野球のお茶くみ当番だったので防寒に着ていたって、発注したときはちがう服だったよ) いや、存在全てがもうお店の全スタッフの知るところになっているとか……!? ほぼ毎日行ってりゃなあ。
    反省!

投稿: まいね | 2006年11月26日 (日) 17時40分

 本日また夕方立ち読みに言ったら「いらっしゃいませ~」と横を通っていった店員さんが戻ってきて、「今日やっぱり入荷しませんでしたから、明日になると思います」と囁いていかれてしまいました。おい、「迷宮ナントカ」よませてくれよう(買えよ)。
 フラワーズでは「ブロンズの天使」堂々の完結。自分で調べてこの結末は解っていてもショック大きかったです。いや、史実だと「プーシキンの詩才を理解していなかった社交界の花である妻の不貞がもとで決闘死」を少女漫画で描くとこうなるのかと目から鱗。このわたしの美しさがいけないのね系ぐらんどろまんな不倫ってこう描くのか。

投稿: まいね | 2006年11月28日 (火) 21時29分

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