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2006年10月31日 (火)

猫屋敷だより

   旦那様情報。ただいま学会が富山であるそうで、旦那様は宿泊費を浮かすために金沢早乙女家に泊めてもらっておるのですが
   「は大きくなってるよ」きゃ~
   「朝一でおとうさんが餌をやってるみたいなんだけど、足りなくておかあさんと俺が7時半に食べるときにムチャクチャ騒いでて、その時間にもやってるみたい」それで夜にもやっていたらそりゃ大きくもなるでしょう。本日のNHK東北ローカルお昼番組で、犬猫の餌は1日2回と言ってました。
   「小さいネズミを捕っては玄関先に提出するという猫らしい仕事をこなしているらしい」
   「それはもう飼い猫と言うんじゃないでしょうか」
   「いや、外猫。食事のお礼というか」
   「そういう作法は誰が仕込むのでしょう? やはり往年の早乙女家に飼われていた猫の子孫で、教わっていたのでありましょうか?」
   「とにかく玄関先にネズミが死んでいて新聞の集金の人が入れなかったらしい」
   そりゃそうだ。今時。しかし、地道にいい仕事してますね。茶々君、みどり君。
   「猫には虎美ちゃんが名前を付けたのよ。『りおう』って」と早乙女おかあさんがにこにこと。おかあさ~ん! え、なんで?
   おい、今度はおかあさんに付けさせてくれる約束でしょ! それになにその「おお振り」な名前!?

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しばわんこ切手出ました

   例によって早乙女家では毎晩いちゃいちゃと長電話しては必要な話やらそうでない話やらしています。この前は
   「しばわんこの切手が出たそうだ」って。
   「ああ、MOE誌で広報されていたような。でもたしか、写真付き切手なんじゃないかなあ。今度郵便局に行ったときに聞いてみます」
   写真付き切手、郵政公社としては究極の裏技として出したかも知れませんが、わたしとしては全然興味を引かれません。だって、年賀状に自分の子供を登場させるのも今は各方面障りあるというのにどんな写真を切手にすると言うのでしょう? しかも、額面のついた正式な切手としてではなく、ただの、切手の横に貼ってもいいシールなんでしょ? 意味不明。ただ、いろいろ企画としてヨン様切手とか出るに及んで、ああそうか、そういうフリーデザインテレカのような需要があるか、と思い至った次第。
   じゃあまあシールだと思って買いに行くかと郵便局に出かけて、窓口のおねえさんに聞いてみました。
   「しばわんこの切手が出たそうなんですが、ありますか?」おねえさん、一瞬固まったね。
   「わんちゃんの切手、ですか? わんちゃんは今のところ……ですね」
   「あの、白泉社の絵本のキャラクターで、固有名詞なんですけれど……」もう、おかあさんの声はmorendo(絶え入らんばかり)。めったとないことです。
   「あいすいません、いまのところわんちゃんの切手はこういうのしか出てませんけど……これなんか、シバですけど」って、犬の絵柄の記念切手の在庫をずらっと。
   違うんだよう!!
   だから「しばわんこ」と言う名前のキャラクターなんだって!!! NHKでアニメになったと言っても世間様的にはマイナーなんだなあ。
   おかあさんそんな犬のことを公の場で人様に言うときに「わんこ♪」って言っちゃうらぶりーな人じゃないですから!(本当か?)
   「そうでなければ、ゆうパックでお申し込み頂く写真付き切手の方かも知れませんけど」
   「ええ、さっきもその小冊子で確認したけど、ディズニーばかりみたいで」嗚呼、さすがディズニー、商機は逃さない。
   「……もう一度確認してきます」ととぼとぼと去りました。で、旦那様に訴えますと、
   「ああ、ゆうパックだったかも知れない。郵政公社じゃなく、別会社のあつかいだったような」
   「郵趣なんとかという会社ですね。彼らも民営化で大変なんでしょう」惜しい、郵趣サービス社でした。
   「今度見つけたら申し込んでおこう」
   「ありがとうございます」
   そのうち、「頼んでおいたから」という携帯メールが入り、期待しないで待つとほんの2,3日後に「ゆうパックです♪」とおねえさんが。A4版ぐらいのごつい厚紙台紙に挟まれた切手シートはほとんどがしばわんこの図版、半分以下を使って、お花のシンプルな写真の額面部分と、今までに出た絵本から取ってきた絵柄のしばわんことみけにゃんこのシール、それぞれ計10枚があしらわれていました。
   豪華台紙の方は、ええと、パート3? にあった手紙を書く回からの再録、独自レイアウトで、もしかしたら描き下ろし図版はなかったかも知れません。
   う~~~~~む、微妙、か?
   でも旦那様にはお礼を言っておいたのでした。価格については旦那様にお尋ねください♪(オイ)

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2006年10月30日 (月)

「功名が辻」43 東海道ドミノ倒し

   とうとう来ました、静かなる男、山内一豊くん一世一代の大芝居です。
   三成の大坂奥方狩りの魔の手が千代さんにも迫ります。千代さん負けじと「火を放て!」って。留守宅ボーイズ(爺や含む)大張り切りでお奉行を追い返します。ここら辺の息の合いっぷりが小気味よいです。さぞ常日ごろ奥方は慕われてるのでありましょう。
   そしたらガラシャ玉砕に腰が引けた三成くんが「もう人質いいから」と言ってくるのです。
   「人質取れって言ったのあんたでしょ!」とお使いに行ったお奉行。うんうん。キミは正しいよ。でも、三成くんも混乱しておるのです。三成くんといえば島左近が陪臣として有名だそうですが(ま、おかあさんたら白々しい。「影武者徳川家康」のもう一人のヒーローですね)、今回は出ないのかな、戦上手の島どの抜きなので三成のまったくの戦音痴っぷりが今回明らかに。
   「夜討ちは卑怯だからしない」もうおかあさんここで脱力しました。島津さんも呆れてましたね。
   「相手に非がある正義の戦だからぜったいこっちが勝つ」って、世の中そんなもんじゃないから。あとで忠告に行く宇喜多秀家はいいやつです。たしか前田家の豪姫の婿どのなので前田家はこのあと二百何十年八丈島に仕送りをするんですな。

   一豊様の方は、千代さんからのお手紙を、封を切らないで家康へ。三成の決起文の封を切らないってのは、三成側の条件を見て、悪いからこっちへ来たというんじゃないんですというアピール。三成なんかアウトオヴ眼中ですから、というものです。そんで、千代さんは「まえもっての約束通り、三成の虜になるぐらいだったら人質になんかならないであたし死んじゃいますから、ダーリン、がんばってね」とはうまいナァ。前もって約束してたかよ、大嘘つき。いや、大嘘じゃないけど、アピールうまっ。家康、それじゃもう奥さん死んじゃってるよなぁと言外ににじませつつ手紙持って歩いて来て、がしっと手紙を握らせる。いや、死んでませんから。でもうまいよ、西田敏行。で、三成の手紙は、これこれこういう名目で挙兵するから云々とあって、明らかに大坂で事が起きたのは判ります。千代、お手柄です(いや、家康のことだからニンジャ使って知ってるでしょそれ位、というつっこみが2ちゃんでありましたが。諸侯の前にみせられる証拠ですから、これは)。明朝、合議を致す! となるわけ。歴史タームで言う所の小山評定です。いえ、おかあさんも今年知りました。

   夜中、暴れるのは福島正則です。このドラマでは脳みそきんにくん扱いが酷すぎるようですが、今回も、心は大公の恩顧を忘れておらず、しかし三成はにくいということでジレンマに吠えておりました。荷車ひっくり返すし。それを一豊様は咎めない。自分ももうグルグル悩んだから解るんですね。静かに悩んでたのはマゴへージジュニア、信濃の守どのです。ジュニアだけあって、周りのオッサン連中にびびっております。それで、マゴへージの秘策をつい一豊様に喋っちゃう。
   「城を空にして徳川さまに明け渡せと」
   「ナルホド、さすがマゴへージ」意味を理解する一豊様。おバカじゃないです。

   翌日の評定、
   「奥方が心配でしょうから皆さん、ここから立ち去って大坂にもどってもらっていいですよ~ん」と家康が言うと、
   「そんなこと言わんでくれ! 心を決めたからには妻には串刺しにでもなって貰う!(オイ!) それがしは徳川殿にお味方いたす! 先陣を申し付けられよ!」だっけ? いきなり福島くん割り切ってます。そんで、チャンス、と思った一豊様、一応
   「信濃の守どの!」と、今、お城あげちゃう発言をせよと促すのですが、まだマゴへージジュニアはオタマなので、まわりの大蛇に呑まれちゃってるんです。動けない。そこで
   「それがし、掛川の城をそっくり明け渡しますから使って下さい。倉庫には食糧もあるよ。兵隊も使って」と言ってしまうのでした。あ~あ。アイディア盗用。キミはマゴへージの友情を裏切った……。
   すると付和雷同型の皆さん「それがしも」「それがしの城も」と言い出して、東海道は一気にドミノが倒れるように徳川がた補給基地街道になったのでした。あんたたち、こないだもそうやってモトドリ切ってたよね。豊臣忠臣は烏合の衆ですかい。
   おかあさんこの前の小夜の中山とごっちゃにしてまして小山も東海道のどこかだと思ってたんですが、ドラマの後の紀行でみたら東北新幹線の「宇都宮、小山」の小山なんだ! 家康、ずいぶん真剣に会津まで来てたんですね。この時代、会津って上杉さんちのお城があったんだ。上杉って信濃からすぐ米沢かと思ってた。嗚呼、おかあさんやっぱり上杉・武田関連が弱い! 来年勉強しよう。
   そんで、「じゃ、家康は江戸に戻って仕度するから皆さんで先に清洲に集合してて」って。もう、家康の狸さん! 一応みんなで大坂方面に戻りはするのね。ここから家康だけひとりで東海道を逆に下るのかと思ってました(きのうの紀行までほんの二十分ぐらい)。うまく豊臣家忠犬軍団は三成との激戦区に追いやられてしまうのでした。
   そんで時間稼ぐし。
   この前から家康の横によくいるちょっとかまっぽい家臣は井伊直政だそうで、役者の篠井英介さんは、「ゲロッパ!」のオカマの双子役だと思ったらやっぱり当たりでした。家康はまだか~! と福島くんに詰め寄られてどつかれてました。完全武装の軍議の場だったので鎧兜がゴンゴンいって怖かったかな。たしか黒田さんのあの兜、横に鉄板がどすんと置いてあるだけの形や福島くんの兜は見覚えがあるなぁと思ったら、やっぱり「葵~徳川三代」の使いまわしだそうで。そういえば、井伊くんは赤い鎧兜で、そうかこれが井伊の赤備えか、と知識と映像が合体する快感をこんな所で覚えました事よ。来週の戦闘シーンも「葵~」から持ってくるのだそうで。いいじゃん、使いまわせば。 

   ということで、どう見ても頭の悪い敵味方が戦わされるという感じの関ヶ原前哨戦でした。というような陣立てをしっかり見て来たように千代さんに語る六平太。
   「一豊様を守って。一豊様はもうお若くはないのです」お前、それを言うなら六平太だって若くないよ。千代さんは白髪もなくお肌もつやつやですけれど。「利家とまつ」でも、ヒロインは怪しいほどに老けないと言われておったのに。物語の前半では、千代はススだらけになったり泥まみれになったりとおまつさまよりちゃんと汚れておって好ましいと言われておったのに、物語が進むにつれてやっぱり魔女のようになって来たのです。ちゃんとかわいいおばちゃんになってよう。
   天下分け目、一豊様は叱咤激励してましたね。戦死しても、絶対その子を取り立てる、子がなくば親類縁者を絶対探して取り立てるから、明日は頑張ってくれ云々と。原作だと、姉川あたりですが、
   「俺のために死ねよ、死ねよ」と激励する云々書いてあったのを無視されて哀しかったのですが、ここで、現代人がビックリしない程度に言葉を足してそのニュアンスを出してくれていたのでほっとしました。ドラマとしてはここが山という認識なのですね。

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くやしいよう  -トラバの使い方-

   少し前の項、「お、め、で、と、う、ご、ざ、い、ま、すー!」にトラバがかかって、どこだろう、スポーツが趣味の人かしらと見にいくと、なんと新庄選手のおとうさまのブログからでした。応援ありがとうとかいうメッセージかと思えば、下のわたしのコメントにもありますが、「一連の報道、ネット上のコメントの中で新庄選手を批判するものがある。一所懸命物事を成し遂げた人に対し匿名の立場から心ない言葉を投げかけるのはどうか」、というような内容で。う~む、要約するとなんかニュアンスが違うかな? ま、左のトラバから原文をどうぞご確認ください。
   ビックリしちゃってさ。
   下でも言ってますけど、わたしって、新庄選手を悪く言ってましたっけ?
   「監督も構ってやれ」って、いや、新庄選手に構えとは言ってないつもりですが。胴上げした選手とか、新庄ばっか映したマスコミとかに。もしかして、もっと厳めしい人で、
   「自分だけが主人公であるかのように泣いてないでおまえが監督様を胴上げに行け」とか書いた方がおられたのかも知れませんが。おかあさん自分が自分の感情を第一にする人なんで、あの状態では自分も泣いちゃって自分の責務とか果たせないと思うんでそこまでは言いません。
   なんで新庄選手のおとうさまからそんな涙の反論(泣いとらん)を受けるのでしょうとビックリしてショックで、もう昨日の夜はなにも手に付きませんでした。いや、それでもその項には「そのつもりはありません」とコメント付けたんだけれども。まさか新庄選手のおとうさまのブログに釈明のコメント付けるわけにも行かないしさ。

   旦那様に涙のTV電話をして訴えたのですが、旦那様はきわめて理性的で公正な方なので「おおよしよし、まいたんは悪くないよ」というお返事が返ってくることはあり得ないのでした。おかげで頭が冷えましたけれども。ハートも多分にね。ふっ。
   「トラバとはいったいどういうものなんだ?」
   トラックバックという機能について疑問があるとの仰せです。わたくしはお友達のブログで関連した話題のときに自分のブログで話を展開する時、リンクを付ける為に用いるのだと思ってましたが、他の方はそのように利用しておられるのかどうか。わたし自身、そのまま人様のブログのコメント機能のところで延々ややずれた話を続けてたりしますんで。最近は、付けられるトラバもなんだか設定した言葉が引っかかると自動的に機械が付けてるんじゃないかと思うほど知らない方からほぼ無関係なトラバがついてますから。

   旦那様の解りにくいお話しを要約すると、自動的に「新庄」とかいう単語に反応して張られたトラバであるならタイミングで新庄選手のお父上が批判に反論した項と繋がってしまうこともあろう、ということです。
   「あんたのブログはそんなに大多数に読まれているの?」
   ああ、またしてもきっついお言葉。頭を冷やして考えましょう。新庄選手のお父上がわざわざ読むようなもんでもなかったですね。ここ1週間で新庄選手のことを取り上げたブログがどれだけあるか!

   要するに単にタイミングの話であったと。

   あれだけ泣いてへこんでもうやめちゃおうとかお友達みんなにメイル書いて愚痴聞いてもらおうとかそんなことするわたしって最低とか思い悩んだのがバカみたい(スイマセン、それでとりあえず最近でいちばんわたしの書くものを読んでいるであろう人には出しちゃった。迷惑かけてごめんなさい)。

   新庄選手のお父上も、可愛い息子が貶められて哀しかったでしょうが、そういう「新庄の父!」という半ば公的(?)な存在の方にいきなり「努力したうちの息子を貶めた匿名の卑怯者」呼ばわりされたこっちの身にもなってくださいよ。相手は何万人いると思って仰ってるかも知れませんが、こっちはディスプレイの前ではひとりで、自分に向かって来た言葉だと思ってるんですから。

   被害者/加害者って、簡単に逆転するんですね。

   気を付けようっと。

   それで、トラバの使い方については@ニフティで見たところはリンクしたいわ、という記事のアドレスを自分でコピーして貼るという手作業しか紹介してなかったんですが、いったい誰がどのような条件でトラバ対象を選定しているのでしょう??? 謎だわ。

   それで、新庄選手のおとうさまにおかれては、そうじゃない、オマエのここのこの言葉が剛志を中傷誹謗しているとおっしゃるのならどうぞこちらにコメントをおつけになって。受けて立ちますわよ。

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2006年10月29日 (日)

いちばん怖いこと

   なんだか最近目がおかしいです。コンタクトを入れていてもごろごろしていつもなにかゴミが入っているような。ここ一二日はまぶしくてディスプレイや戸外を見ていられないし。メガネでも最低新聞を読んだりはできたはずなのに、もう、イスに普通に座ってキーボードを叩いて、打った字をディスプレイで確認するのにうんと目を細めないと見えない。視野に薄いもやがかかったようで、京極堂なんてとても読んでられない。
   まあ、こんなに目を酷使してれば。
   最近、ネットのオンライン公開の小説をだまって3,4時間読み込んだりざらにしてるので。コンタクト入れたtまま3,4時間仮眠したりとかも。
   やだまあ、失明したりしたら。
   おかあさん、趣味は目を使うものばかりで。
   本は読み上げサーヴィスとかのヴォランティアがあるそうだけど、マンガはどうしようもないし。だいたいネットのエロ小説なんか読んでくれる人いますか(やめなさい)。音楽だって、楽譜が読めないと新しい曲が歌えないわ(耳が良くないので聞いただけで音を取るのは無理なんですかといって楽譜だけで取れるかというと……しくしく)。
   しばらく大人しくしてることにしましょうか。

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ああっお大根さまっ!!

   木曜日は虎美は校外学習、学校の契約している畑にお邪魔して大根抜きにチャレンジ! です(その他、こけしの絵付け、牛の乳搾り体験と盛りだくさん)。
   ご機嫌で出かけたお嬢様は仙台市指定ゴミ袋に大物のお大根様を2本お持ち帰りに。
   「おかあさん! これは肉大根にしてよね!」嗚呼、調理法も指定ですか。いえ、お料理が苦手なおかあさんは大根と言ったらおでんか肉大根しかできないんですけど(おろし、豚汁の具は別として)。その夜のうちに水分を蒸散してへたらせるもとである葉っぱを切り落としてやすみ、翌日猫科のひとたちが野球に行ってしまってから大忙しで葉っぱを湯がいて、空いた鍋にお米のとぎ汁を入れて大根様の身の部分を放り込み……? お嬢様! 大根豊作すぎ。こんなの2本も入りません!! 1本は来週にでもおでんにします。ことこと煮立てます。おかあさん大根のあのえぐさがキライでさ。千趣会のお料理の本で「お米のとぎ汁で下ゆでするとえぐみが消えます」って書いてあって実践して以来、急いでないときは必ず下処理するようになったんですよ。
   ところが、昨日は野球のお茶くみ当番で。3時半にはお茶と差し入れを持ってゆかねばならないのです。慌てて、買ってきた特売の豚バラ肉&肩カレー肉(一口サイズにカット済み)をカレー鍋にぶち込み、焦げ目を付けた後に追い鰹つゆを大胆にぶち込みお水で大根が被るくらいをめどにのばし、煮立てます。
   「もう間に合わない~(T_T)」とまだ固い下煮中のお大根様を救出、ぬかをちょっと洗って落としてバラ肉鍋の方に投入。
   「まだあく取ってないのに~(T_T)」そしてとりあえず湧かしてみた麦茶をポットに入れてガスの火を止め、脱兎のごとくM小のグラウンドへと急いだのでありました。
   間に合ったけど。
   前半(1時~3時半)の当番のおかあさんに
   「大根生煮えで来ちゃったよ」と言うと、彼女は3年生のママだったようで
   「4年生は大根なのね。うちは里芋だった。もうどうしていいか分かんないからとりあえず干してきたわ」って。うちは去年はおばあちゃんにお裾分けの名目で押しつけました。宅急便あって助かったわぁ。
   その後、学校の裏手(=通学路)のママさんたちと会合があって、虎美が大根取ってきて、というと
   「それかー! 昨日リュック背負った少年が大根のはみ出た大きな袋を抱えて、10歩行っては立ち止まり、20歩行っては休んで帰ってた。もう、うちの近所そこら中に大根葉が落ちててさ~4年生か」
   はい、4年です。6年生は化石掘りだったそうで、豹太は貝の化石を2,3コもご機嫌でお持ち帰り。鮫の化石を掘り当てて鑑定回しになった勇者もいたそうな。
   「でさー、徒然草に、毎日健康のため大根2本丸焼きにして食べてたお殿様が、夜盗に入られたとき、どこからともなく色白のお侍が2人現れて助太刀してくれて、助かって、ありがとうございます、お名前をお聞かせくださいって言ったら『あなたが年来お召し上がりの大根の精でございます』つって消えたって言うけど、大根ってそれくらいありがたいもんらしいよ」と話を振ったら
   「大根の丸焼きってありえない!」
   「あんなもんどうやって焼くの?」と大騒ぎに。
   「実はそれが聞きたかった! そのうちに誰かが詳しいレシピ教えてくれると思ってたんだけど……普通大根は焼かないよね? あれ99%水分だよ
   「無理だって」と、おかあさんホラ吹きにされてしまいました。くすん。

   お大根さまの丸焼きのしかたについてご存じの方はどうかお教えくださいませ。
   おかあさんも大根のスピリットに逢いたいです。

   あ、それでいい加減な作り方をした肉大根ですが、帰ってからさらに1時間弱煮込んだら結構いいお味になりました。分量もなにもかも適当ですが、お試しアレ。うまいゾ。

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2006年10月28日 (土)

お、め、で、と、う、ご、ざ、い、ま、すー!

   遅れちゃった。北海道日本ハムファイターズ日本シリーズ優勝おめでとうございます!

   やりましたね。新庄が引退表明した4月の頃にはとてもプレーオフに出られるカンジには見えなかったのに、パリーグ制覇の上、日本シリーズまで。
   新庄ってスゴイナア。
   ネアカな向上心、目的を設定して自分や皆をノせてしまう、これがこんなに有効なこととは思いも寄りませんでした。
   札幌の皆さん、ホントに良かったね。
   しかし、みんなが新庄を胴上げするのはいいけど、ま、当然と言えば当然だけど、ヒルマン監督も構ってやれや。
   「シンジラレナーイ!」のパフォーマンスは時期的に流行語入りは間違いなしとしても、なんだか。選手には人気あるのかしら? 折しもプロ野球チームに外国人監督ラッシュと言うことで、毎日新聞と週刊文春で真逆のとらえ方がしてあったような。新聞は選手時代に日本球界にいなかったと言うことで「しがらみに囚われない」云々と、好意的、文春は江夏だっけ、解説者の側から、自分の成績のために選手の思い入れなどを無視すると金村? 5年連続の記録の掛かった試合を降板されて首脳部批判をしたといって処罰された選手を例にとって批判、外国人に限らずこんな監督ばかりじゃあ選手はくさると言ってましたが。どっちにしても日本球界が指導者をちゃんと育ててこなかったのは事実だな(わたしが王さんを好きなのは選手時代も監督になってからも、いっぺん地獄を見てはい上がってきたところ。プライドを捨て、努力して選手に寄り添って現在の地位を得たというのが立派じゃないですか。元気になってね)栄光の巨人軍の監督がもう火中の栗扱いだし。
   いいとこばっかり見てて反省しないとまだまだ空洞化は続きますよ。ということで。

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2006年10月27日 (金)

お医者にはなにしにいくの?

   頭いたいよう。
   豹太がとうとう12才時のジフテリア破傷風百日咳の三種混合予防接種を終えました。長かった。これで親が責任もって受けさせるべき予防注射はコンプリート。あの3ヶ月検診の時にこれから受けなければならない予防接種の種類と時期を書いた表を見たときには絶対わたしには無理だと思ったのに。感無量です。
   仙台は今月中との指示が出ていて、秋休みに入る前(9月末)にはもう説明書と問診票と親の承諾書が来ていたというのに、うっかり忘れたり体調を崩したり。気がつけばもう20日過ぎてるじゃないのよ! と慌てて昨日近所のかかりつけの内科医院に予約に行きました。
   「3種混合のラスト予防接種、今日予約して今日ってのダメですか?」
   「いいですよ♪」嗚呼、気安い。と言うわけで、豹太を連れていくと、同じクラスの少年少女が体温計を脇に突っ込んでみんな待ってたのでした。嗚呼、いづくも同じ秋のゆふぐれ(三夕の歌ですな)
   「豹太、破傷風は怖いぞ、土とかにいる菌が傷口に入ったら、高熱が出てムチャクチャ痛くて、最後には死に至る。しかし! この注射を打てばカンボジアにPKOに行っても、イラクに停戦監視団に行っても、ジンバブエに青年海外協力隊で行っても大丈夫!
   おかあさんったらホラが好き。
   「痛いの?」
   「まーふつーにね」
   しかし、かなこ先生(仮名)は細身の注射器を構えるなりぴゅっと一撃必殺(殺してません)、まるで「動物のお医者さん」で低血圧の獣医さんが狂犬病の予防接種をするシーンのごとく鮮やかに決めたのでありました。
   「プロだ。……プロだけど」
   「あははは、じゃ、しばらく様子見てください」てなわけで、豹太は今日元気に校外学習に行きました(ホントはそういう大事の前にはしたくないけど、もう日にちが迫ってるからさ)。
   てなことをきのうTV電話で旦那様にお伝えしたら
   「なにか不快なことでも?」
   「いいえ別に」
   「顔が怒った顔になっている
   「いいえ、ただにっこりするのが大儀なんです。体調が悪いのかも知れません」
   「じゃあ、早寝だ」
   「はい、切ります」
   って言ってたのに、なんにもせず寝ちゃって、3時過ぎに目が覚めて、慌ててお皿を洗ったりご飯を炊いたり、お弁当のネタのポークロール(ニンジンやインゲンを巻いてソースや焼き肉のタレなどで焼き付ける)を作ったりしてたら5時になってしまって、ヤケでそのまま起きててお弁当詰めて、子供を送り出してから寝直しましたが。
   おかあさんやっぱり風邪でした。昨日豹太を連れてったついでに診てもらえばよかったのに、もうソレすら大儀で。
   「まだ生きてますから。明日死にそうになったら来ます」
   「あはは、生きてなくちゃ困りますよ」かなこ先生ったらネアカで。町の内科にはホントにベストフィットな性格。
   頭痛いよう。旦那様って偉大だわ。TV電話にした甲斐がありましたね。

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2006年10月26日 (木)

「後宮」どろどろは淑女の愉しみ

   「のだめ」が目的で立ち読んでおります「KISS]誌において、わたくしもうひとつの目当ては「後宮」です。あの教科書で教えられない女房文学、後深草院二条の「とはずがたり」のコミック化です。これを知りましたのはたしか「クララ白書」で、高等部のお姉様たちが古典を題材にした劇を披露するためのトンデモ候補に上がってて、どんな話じゃと思ってたらその頃母の買ってたまじめ系婦人雑誌で取り上げられていて、息を殺して読んだという……まいちゃんのおませさん!(笑)
   えーと、院政期、一応じいさんは太政大臣という名門のお嬢様二条たんは幼くしてママに死に別れます。ところがママは後深草院(てことは隠居したしかし時代的にまだジジイではない天皇)のところに勤めてた女房(高級侍女ですね)で、院の初恋の人だったとかで、院は二条たんを娘代わりに育ててくれるんです。年齢差は微妙、あの時代のことだし、光源氏ー若紫ぐらいか? 実際1257年生まれらしいんで1243年生まれの後深草天皇とは14才違い。まだまだオッケーでしょう。院は16才で譲位してますね(かわいそ)。そうか、譲位後のつれづれを子育てで慰めたのか(よう知らんけど)。それが、14才で院の寵愛を受けることになり(怒らない、怒らない、当時としては適齢期)、さらに「雪の曙」氏(コミック中は実名で登場!)との二股愛、院の子を産んだ直後に今度は「雪の曙」氏の子を極秘出産、さらに有名な寺のやんごとないお坊様「有明の月」まで彼女に懸想して泥沼の4角関係に突入、そんでまた極秘出産。当時のことですから幼児は死にやすく、貴人もあっさり死ぬと。そんで二条たんは良心の呵責に耐えかね出家、そのあとおまいは伊能忠敬のママンか? といいたくなるほど日本全国を旅して回るパワフルな生活に突入するのでした、というようなお話。
   はい、鎌倉時代の文学で尼が旅行をするのは「十六夜日記」と答えたくなりますが、「とはずがたり」も正解に引っかかるので注意しましょう!(そんなマイナーなクイズ出ません)いや実際大塚女子大学(仮名)の卒業口頭試問に「鎌倉時代の紀行文を上げよ」ってのあったよ。「とはずがたり」が正解にカウントされたかは不明だけど。

   人間関係はドロドロで、事件もスキャンダラスですが、そうそうきわどいシーンはなくって、息を詰めて読んだだけ無駄でしたが(古文の力も付かなかったしぃ)。これがコミックになるとすごい。あのドロドロがたまりません。だいたい、隠居した天皇なんてすることないし、権威はあるし、時代はラヴ至上だしでもう花折り放題。二条は一応お手つきですが、(正式な妃は当然いらっしゃるし)お気に入りの女房という公的立場なので「あそこの姫君を落としたいからお使いして♪」と言われれば文の使い、「あそこの女人と今日デートだから付いてきて」と言われればお床入りの直前まで付き従うと、もう神経にヤスリを掛けられるような日々なんですな。それでも初めての人というか前半生の全てみたいなひとなのでひどい院のことを思い切れない二条たん、思いを寄せてくれる雪の曙氏に揺れるのも解る! これは想像以上にレディースコミック向きな題材でした。絵は意外とシンプルですのでナマナマしくないです。「あさきゆめみし」よりは山内直美の平安もの(「ざ・ちぇんじ」や「なんて素敵にジャパネスク!」)に近いか。

   だいたいさ、男と女、やることはたいして変わらないのであとはシチュエーションのえぐさで攻めるしかなくなるんですよね。コミックも大人気だった氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」、元ネタの「とりかえばや」は男女の兄妹(コミックでは姉弟)が入れ替わって出仕するその危なさが売り。その男尚侍が女東宮を押し倒したり、女中将が親友の筈の宰相中将に押し倒されたりの同性愛なんだか異性愛なんだか分かんないぐちゃぐちゃ感が危なくも面白かったんですが、当時から良識派には冷たい目で見られてたようで。……やっぱ女房文学には同人ケがありますな。
   大学の時に図書館で発掘してしばらくうきうきして読んでた「我が身にたどる姫君」も、大臣が中宮と密通してできた姫がこっそり育てられてて、「わたしっていったいどこの誰?」と悩むという台詞がタイトルなんだそうで。各章のあらすじには「甥である宮が女帝を犯す」とかいうショッキングな内容があって目を皿にして見たけれど 「緋袴をさばいて逃げまどうみかど、しかし宮の情熱には抗いがたく、とうとう手の中に堕ち賜う、『どうかお嘆きなさいますな、これは前世の因縁です』……」みたいなシーンはなかったような気がするなぁ……残念。気がつくとみかどは宮を避けまくるようになってただけで(もっと深読みしよう)。そういうシーンは個々人の胸の中だけで想像して愉しんで、目に触れるものはシチュエーションを提供するだけなのであります。やっぱりこりゃ女性向け官能小説ノリでないかい。いえ、今時は女性向けでもそのシーンはちゃんと書いてありますからって何を読んでるんだ!?

   ま、そういうことで、日本女性は進化していないというか、大昔からどろどろ好きで、メディアはちゃんとそれに対応しておるのであります。……だからといってアニメ化しないように! いやしかしこんなもんまでコミック化して……そのうち壇ノ浦夜の何とか合戦とかも……(見たい!

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2006年10月24日 (火)

アメリカ人の憧れ?

   なんか書かずにおいたらむかむかして突然言いたくなったので。
   「ダヴィンチ・コード」、気がついたら関連本というか、バチカン側からの必死の反論書というかまで出ていて、いわく、「ここが問題だ!」とか言う本。流し読みしましたが、もう、必死感アリアリで。原作何ページのここんとこが事実と違うとか、もう、ネイチャーの論文かってぐらいの厳密さ。

   

そんな必死にならなくても。

   わたくしは、おフランスの、ルーヴルの館長を務めるような人が暗号を孫娘と語るにおいて「完璧な言語だから英語を使うようにしよう」なんて言った時点でもう娯楽作品と笑い捨てる準備ができてましたが。

   

フランス人がフランス語を使わないことがありましょうや?

   途中からフランス起源の言葉に乗っ取られたようになって、名詞が性も格変化も失ってしまった英語(それ故比較的学習が容易だけど)が完璧とは、こりゃ片腹痛いわ。

   彼らが英語で暗号を考えることにしていたのは、アメリカ人読者のために他ならないでしょう。物語の性質上フランス語かラテン語であるべき暗号でも、読者にとってワケワカメでは売れないじゃないですか。単にそういう理由でしょ。

   しかし、「ハンニバル」ではレクター博士にルネサンスの本家本元で研究者を相手に一席ぶたせたり、アメリカの知識人さんたちの教養や歴史についての憧れというものは根深いものがありますな。

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月9効果?

   「のだめカンタービレ」ドラマ始まったそうですが、見てません。怖くってさ。
   それより、16巻を枕元に転がしておいたら、虎美が興味を持っちゃって。
   「おかあさん、のだめの1巻を出して」即刻物置に行って出しましたよ。この前うまい具合に皆揃って発掘できて箱詰めしといたから。
   ただこれ、1巻は掲載誌の関係上(?)ちょっとアダルトネタ多いんだよな。物語が軌道に乗ると、ファンも怪しむほどに健全になってゆくのだが(本当に、二十歳過ぎのカップルがたまにキスだけというのは枯れすぎであろう。でも一緒なベッドに入ってることもあるので、やることはやっているのであろうか?)。
   とりあえず1巻では彩子の「セックスの相性もよかった」発言と峰くんのオナニープレイが小学生にはどうよ? な描写でありました。なにも言ってこなかったけどね。案ずるより産むが易し?
   これで虎美がもう少しピアノのレッスンをマジメにやるようになってくれれば。ソレとこれとは別?

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2006年10月23日 (月)

「功名が辻」42 矛盾する人々

   いつもぎりぎりになるから今週ははやめに。
   とうとう三成くん家康の留守に大坂城に入りました。関ヶ原前哨戦です。でもさー。「亡き太閤への義のため」つっといて、その人の道とか道義とかいうものを大切にするはずの陣営が、女子供を人質にってどうよ? それって道義に反してないの? 自分でやってておかしいと思わない? ま、そういう正しいはずなのに誰も付いてこないというのが三成くんの生き方を端的に表しとるわけやね。思えば哀しい人であるな。おかあさんもこの路線かも知れません。ま、そーゆーひとには島左近とか、大谷刑部とか、美しくも哀しい漢(おとこ)がついてきてくれますから。きれいに散ってください(まだ始まってません)。
   原作、史実両方にある重要エピソード、手紙作戦は大筋原作通り。一豊さま側からの派遣の家臣が検問に引っかかるのを誰かが機転を利かせて通してくれたエピソードは、丁度居合わせた六平太の手柄になってました。合い言葉は「女房の千代」ね。ま、コレはコレでよいか。康豊くんは派遣されてたっけ? という史実との齟齬は、あそうか、お玉ちゃんと絡ませるためね。
   人質作戦には脱出で対応と。千代さんは気合いと舌先三寸で追い返しました。長持ちに入って逃げたとか、原作ではいろいろ大名マダムたちの華麗なイリュージョンが紹介されてたと思いましたが、ちょろっとTVでもやって見せてくれれば良かったのに。プチ太閤記、下々の武将はこんな苦労をしてたのよという視点なので、ここぞとばかりにいつも光の当たらないところの奥方にスポット当ててあげて欲しかったわ。
   脱出不可能てゆーか、文字通り玉砕で対抗は細川家であります。
   ここんちはさ、そーじゃなくて、もう夫婦仲が崩壊してたから、最後のきっかけを欲っしてたんでしょ? 愛しすぎてるのに、それは方向性が間違ってて、お玉ちゃんを苦しめることにしかなってない。もう解放してやればいいとみな解ってるのにそれができない。愛の地獄です。ここで死んでもらうのが救いだと忠興くんその他細川家は直感したんでしょうな。女房との縁切りすら政治に利用するか、細川。ただ、お玉ちゃんの覚悟がちょっと意味不明。「死んでお役に立つ」って、それキリスト教の教義とずれてませんか? 泥にまみれても懺悔して許して許されて、それがカソリックじゃなかったかな? 自分からは命を絶つことはしない。ただ、あなたが私の命を絶つというなら許しましょう、というカンジ。
   その最期にはやっぱり康豊くんが駆けつけて、意味があるんだかないんだかの交流。オリジナルなラヴを入れて盛り上げるならもっと大胆に、遠慮しいしいではない方がましでした。俺のために生きてくださいぐらい大胆に盛り上げてくれよ、ここまで無茶な設定入れたんだから。愛に打たれ、逃げる決意をするお玉、打ち掛けを脱ぎ、縁に降りようとするその後ろから槍が胸を貫く、「お方さま、それは殿がお許しになりません」とかつぶやいてたりする下手人。振り向いて、壮絶な笑みで頷いて、「康豊さま、ごめんなさい」とか言って事切れる……ぐらいやれよ。
   そして無駄に悲愴な「自害」シーンね。あたしクリスチャンだから自殺はしませんというのを、じゃ、失礼してそれがしが刺しますから、という段取り。
   「首か? 胸か?」と刺すポイントを平然と聞いてくるところがお玉ちゃんの偉いところ。キモが座ってます。ここで首を、と言われ、斬りやすいように頭を前に倒し、髪が邪魔でしょ、片側に寄せてうなじを出したら、夫以外の男にはじめて肌を見せちゃった、と恥じらってほんのり赤くなっていた、と見てきたような伝説があるのはやっぱりフィクションですかい? そんなの言いふらしたらそれこそ忠興が生かしちゃおかん気がするな。
   「お胸を」と言われ、そのうなじのエピソードが頭を過ぎり、じゃ、とおもいっきり胸元をくつろげて、出たー! ハセキョーの胸チラ! ぎりぎり見えない線でそれでもエロス! と期待したけど、そんなのありませんでした。NHK! まちがっとる!!!(まちがっとるのはあんたのほうだ!)
   祈りを終えて、「そちらでは遠くて届きません、御座に立ち入るのは畏れ多いので近寄ってください」というのは、よく聞くエピソードのママ。膝で進むお玉、これがちょっとな。あんまりうつくしい動きではないような。両手をついてにじるのを期待しました。ま、そういうお茶の作法が完成するのはもうしばらく後であろう。そして、ぐっさりと。その後、手を下した家臣もその場で腹を切っておるようですが、じゃ、届かない云々は誰が聞いていて後世に残したのだ、やっぱり見てきたような講釈師のウソだったのか。疑問は残ります。

   というようなドラマがあって、燃え上がる細川家方面を見て立ちつくす千代さんでした。さて、一豊くん一世一代の芝居は来週!

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2006年10月22日 (日)

「功名が辻」41 無事コレ名馬

   サクセス・スクランブルも大詰め、関ヶ原警報発令中です(ナニソレ)いやね、前回のラストシーンで、大戦の起きる予感に戦慄する千代であった、みたいなナレーションが被ってて、「おまえはエスパーか!?」みたいな突っ込みが2ちゃんねるでされてたから。「当時目端の利く人間なら天下分け目の戦いがあることぐらいいくらでも気がついただろう」と返されてましたが。暢気なおかあさんは例のあの国が何をやっても「あ~? なんとかなるデショ」とふつーにしていて。よっぽど平和ボケかも知れませんな。
  芸能人が、スキャンダルの会見で「世間をお騒がせして申し訳ない」とか言ってますが、意味不明だと思ってました。騒ぐのが仕事なんだし。あんたも、騒がしてきゃーきゃー言われるのが仕事なんでしょうが。ご迷惑って、別に、あんたの奥さんじゃないから浮気が発覚しても悔しくも恥ずかしくもないし、あんたを使ってCMもドラマも予定してないから計画がパーとかもないし。「法律や社会のルールを破りました、ごめんなさい」なら解るけど。
   三成くんの佐和山蟄居もそんな理不尽さ。「世間を騒がせた罪」ってどうよ? 武器を持って走り回ったのは七本槍ーズの方でしょ? 三成くんは命を狙われた被害者じゃん。オトナの世界の決着方法はわけ分かんないですね。ま、こういう事にして政治的に殺したから納得してよというやつか。この前の出家するから命だけはお助け、ってのと同じ方向性の助命。しかしそれは家康の方もうるさい三成を葬るためのわなだったわけです。このまましおしおと政治的生命を失うも良し、いきり立って挙兵してくれればこっちもこうるさい小犬ちゃんたちを使い捨てるチャンスと。王手飛車取りみたいな。ああ、家康はこの前囲碁の方をやってましたね。これが面白い、なんて言って……。
   そしてファンの皆様待望のの人、直江兼継登場です。三成と密談して上杉を引き込み、家康追い落としの計画を立てますが……。正直おかあさんこのひとに思い入れないし。この人を好きな人は「なんとか蜃気楼」のファンの人ですか? 「一夢庵風流記」の後半の主人公の想い人(違う!)でもありますが、おかあさんは前半の奥村助様の方が好きなんで(原哲夫の絵がまたせくしぃ~だった)。しかしこんな登場の仕方で良かったのかな? ふつーのご家来的な印象しかなかったですよ。有名な直江状(その直江くんが書いた家康を弾劾する書状)を読み上げて偽りの大激怒は西田さん名演技でしたが。それで上杉討伐の大義名分を掲げ家康は東海道を江戸へ下るわけです。
   おまえら! 気付けよ! 敵を残して脇へ進み、敵が動いたら急遽反転一気に殲滅! は今までの(このドラマの中でも2回はやってた!)秀吉の得意技じゃないか! 何年太閤の家来やってたんだ! 自分たちが同じ手法でやられてんじゃないよ!(って、三成は戦で取り立てられたやつじゃないしなぁ、嘆息)家康側についた小犬ちゃんたちも、うすうす気がついてたんですかねえ? それとも、まるきり家康の描いた絵に乗っちゃったんですかねえ。
   そして、家康の帰宅途上にある掛川城主、我らが一豊さまの出番です。
   さらに前の週で家康につくことをコッソリ白状した仏のモスケに対し、昇り龍のマゴヘージ(誰ですかこんな二つ名を付けて)がもう病気で余命幾ばくもなくなっております。俺はもうダメだなんて言ってたのは先々週か。とりあえず歌枕、小夜の中山のお寺に接待の席を設けた一豊さまはなかなか気が利いてる、と家康におだてられますがそのマゴヘージこと中村くんが、「俺病気なんですわ、お供できまへん」と泣きを入れてきたと急報が入ります。マゴヘージくんのお城は次の中継地なんですね。「領国の駿河、駿府」って、死にかけの床でこないだ言ってました。それ「敦賀って聞こえた、おかしいんじゃない?」って2ちゃんで話題になってて。すわ仮病? 中村氏は家康に不服従か? となるところ、前回死にかけの姿を見てる一豊くん(と視聴者)は違うんだよ、と泣きそうな気持ちになると。
   そこへ死にかけの身体を引きずってマゴヘージくんが罷りこす(マカリコス 目下の身分のモノがはるばるやってくるニュアンス)のです。
   巧く痩せましたね。すごく頬がこけて。死相出てるカンジ。
   「病を得て余命幾ばくもなく、内府殿のもとに参陣いたしかね」云々と、もう忠義100%のカンジで、ゴメンね、弟でも家来でも使ってちょうだいと全面降伏を申し出るのでした。もう死ぬから俺は太閤への忠義に生きるとか言っといて、でも「家は潰せん」と血を吐くような台詞を残して去るのでした。嗚呼、マゴヘージさえ家康に靡くのか。
   さて、煮え切らない一豊さま、どう動く?
   天下分け目の関ヶ原はまだでーす。

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2006年10月20日 (金)

またか

   ディープインパクトははめられたと思う人!?

   えーと興味のない方に解説。日本の競馬馬として勝ちに勝ちまくっていたディープインパクトというお馬さんが、世界一のお馬さんの競争の大会に出るためにフランスにこの前行ったのですが、前評判は上々だったのに負けてしまいました。騎手はおかあさんでも知ってるタケユタカ。それでも3位だけど。そしたら、本日朝のニュースで一斉に、ディープインパクトは気管支拡張剤を使用していたと判定が出て、反則、失格、3位賞金没収という事になったそうです。気管支拡張剤って、喘息の豹太じゃあるまいし。フランスの獣医に処方されたって、よく話を聞いて使わんかい。ホントにもう。脇甘過ぎ。

   絶対奴らのやり口だよね。タケユタカもいつもの飛ぶようなカンジがなかったって言ってたもん!(それと禁止薬物との因果関係はないかも知れないが)
   そんなに日本が勝つのが嫌なのかよ!!

                  ……おかあさんネットの陰謀史観に影響され過ぎかなあ?

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2006年10月19日 (木)

突っ込みたい!

   お風呂上がりになんとなくTVを点けたら、NHK教育ではメキシコの現代史をやってました。ディアスとかいうひとが、近代化を目に見える形にしたといって、目抜き通りにモニュメントをどんどん並べたと先生が仰る。
   「このカルロス4世の像の先には、おおきな二つのゾウがたっています」

   おかあさんすかさず声に出してしまいました。
   「ぱ お ー ん って?」

   嗚呼、何が哀しゅうて夜中の1時にNHK教育に向かって突っ込んでいるのでしょう。
   さみしいよう。
   (注:立っているのは緑のインディオという先住民族の像、その他、コロンブスと4人の伝道師、アステカの最後の皇帝、などなど)

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2006年10月18日 (水)

熊出没注意!

   ……というネーミングのお菓子が北海道土産にあります。黄色いパッケ-ジに熊の攻撃姿勢が黒の線描でプリントされててなんかとてもらしいです。ジンギスカン味よりはトウキビキャラメルの方が味としては美味しいかな。

   さて、所により熊さんが出没する季節となりました。今日「信じられないが、本当だ」スレッドで拾った話。

    北海道の自衛隊が小銃の射撃訓練をする際の標的は
 
    一般的な丸型と人型 そしてヒグマ型の3種類があるらしい   
    ちなみにヒグマ型の標的に対する射撃練習をするときは
    弾倉の最後の一発は撃ってはいけない、と指導される

    うろ覚えだが・・・本当かも

   サバイバルにうといおかあさんのためにはその最後の1発の使い道も教えて欲しかったわぁ。たぶん、熊は死んだふりをするので用心のためだと思うんだけど(ネタでなく! たしか、月刊ジャンプで大昔やってた北海道で熊に喰い殺された友達の仇を討つ話で、熊はある程度の手傷を負って倒れても、まだ余力を残しておいて、油断させ近づかせて最後に大逆転を狙ってくる、その時までは熊は手をうつむけにして待っているから、熊が力を失って手のひらを向けるまでは気を抜いてはいけないと言う話だった)。

   もしかして、熊に逆襲されて逃げ切れないときのための自害用? そんな、バカな。狼に囲まれた猟師が、弾も尽きて最後の一発は寄ってたかって喰い殺される前に自分に撃ち込むってショートショートは久美沙織が話題にしてたな。でも、熊の一撃の方が速そうだし。秘匿井熊(なにこの変換?)って生きながらにして食べ始めますか? ソレも嫌か。
   でなければ、熊は必ず二人ひと組で行動するので、たとえ目の前の熊を倒せても、近くに必ずさらにまた一頭いる、その一頭のための一発? 意味ないし。熊が二人ひと組って何よ(笑)

   てなことを考えながら今日は4年生(虎美の学年)の親子陶芸教室に行ってきました。おかげで学校への道が短かったわぁ。なんでもイロイロ妄想のネタになるものよ。

   「せんせいここわかんないんですけどぉ~」と声を掛けたら先生ノリがよく、
   「ここはこうしたほうがいいですね~」とほとんど作ってくれちゃいました。ラッキー。11月末には手元に届くそうです。自作’のマグカップでぬくぬくティータイムの冬を過ごせるといいですね。

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2006年10月17日 (火)

角度が違う?

   土曜、今季最終戦を翌日に控えてなんだかけほけほしていた豹太が寝る前に
   「トランザミン飲んどいた方がいいかな?」と呟きました。白と朱のカプセルは、喉の炎症を抑えるクスリとしてよく処方されてて、うちには飲み残しが少しありました。
   「飲んどけ」

   それが、おかあさんがネットサーフィンを終えて眠りにつこうとする明け方4時前(もっと早く寝たらどうだ!?)、咳がどんどんあやしい響きになってきたのです。
   こんこん、ぜぃぜぃ、こここここん、ぜーひゅーぜーひゅー

   

嗚呼、喘息だよ。

   ここ数年はなかったというのに。それが、台風や梅雨など気圧の低いときが危険な筈なのに、こんな秋晴れの低湿度季に来るなんて。なにかストレスでもあったのでしょうか。とりあえず、野球は病欠と連絡を入れて寝かせました。
   明るくなっても全然好転せず、とうとう休日診療所行きを決意、パジャマの上にブルゾンを着せてタクシーを止めます。あーもー何年ぶりだろう。舟丁に新しい急患センターができてからは2度目かも。うちはかなり区境に近いので、住所のT区より市中心部のA区やW区の診療所を紹介されることが多いですね。というわけで、W区にある救急診療センターを目指します。
   わたしは幼いころはほぼ健康優良児だったので夜中に医者に担ぎ込まれたことはなかったです。あったとしても、うちは車があったし、かかりつけの小児科医もいたし、ドア トゥー ドアでやっぱりパジャマに素足だったでしょうね。でも、初めて来た仙台で車を持たない子育て、病院の開いてない時間帯の急変はもうどうしたらいいか最初はパニックでした。お外に出るなら着替えさせなきゃならないのか、歩くどころじゃない我が子に靴を履かせるべきか、しょうもないことに頭を悩ましあまりリーダーシップを発揮してくれない旦那様にいらだち(ごめんなさい)、大変だったなぁ(と回想)
   もう修羅離れしましたので(救急車も回乗ったし)、ふつーにパジャマ姿の豹太を抱きかかえてタクシーを止めましたのさ。

   さて、診療申込書を書いて待ちますこと数分、今日は空いてました、すぐ内科処置室に呼ばれ、吸入の指示。10分は長いんじゃ? と思いつつ器具のあるカウンターに行くと、子供が飽きないようにおもちゃがいくつか、絵本数冊がもう準備してあるのです。ただ、喘息って小学校に上がる頃みんな卒業するから、今の豹太には物足りない物ばかり……JOMOの童話賞の入選作品集はおかあさんが熟読しました。

   あっという間に時間が来て「あ、ゴメン」放置されていた豹太は恨めしそうな目で逆流したよだれを(吸入時はこれが普通)ティッシュで拭ってました。
   処置室前まで戻され、順番を待ちながらドアを見ると「青山一夫」(仮名)へえ、前かかってたクリニックの青山先生と同じ名字だ、と思ってたりして。そういえば、青山先生の名前ってなんだったっけ? と思ってると名前を呼ばれて。

   「どうです? 楽になりましたか?」
   「おかげさまで露骨に元気になりました。憎まれ口もきいたりして」
   「こーえーがーでるよーになったー」 
   「じゃあ、ここは応急処置しかできませんのでとりあえず明日普通の医院でちゃんと診てもらってください。わたしの所ででも」
   はあ? と先生の顔を見ると

   それは6,7年前には週に3回通っていた青山小児科クリニック(仮名)の先生だったのでした。

   待合室に戻って
   「……豹太、青山先生だったな」と声を掛けますと
   「当然でしょ」あ、ヒドイ。
   「おまえ、気がついてたのか」
   「わかんないの?」いや、おかあさんおまえのことしか考えてなくってさ。 人の顔を覚えるのが苦手で。青山クリニックは先生が左にいて自分も座ってたから顔の右側から見てたけど、こちらは立って、先生の左の横顔しか見てなかったじゃん。
   「いや、けっこー頬がこけて顔変わってたって。もうカバじゃないカンジ」
   「……」
   いいえ、要するに、おかあさんはいつも他人のことなんかちーとも気にしてないのです。

   なんかちょっと反省したな。

   そして、週明けの昨日は、もう一山越えてY山中央の青山クリニックまで行く気はなく、近所の行きつけの内科医院でお薬をもらったのでした。おかあさんも結構ひどい風邪だったので一緒に診てもらいたくって。子供クリニックでおかあさんを診てもらうのはチョット(近年付き添いの方も辛かったらいっしょにどうぞと言われるようにはなってたけど)。

   ガンダム観てひと寝したらなんとか楽になったみたい。今日は元気に登校しました。

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2006年10月15日 (日)

アホ事件報告

   よんどころないジジョーで別居中の早乙女家では「今はみんなコレだよ」との旦那様のお話でぱそこんTV電話を使っております。
   パソコンにカメラとマイク/スピーカーをつないで、専用のソフトを入れて、通信回線で絵と音を送ってほぼリアルタイムでお話しができるのです。最初は音が出ないとか衛星中継ギャグみたいな会話になったりとか絵がお金のかかってない(製作進行に問題のあった?)アニメみたいだったりとかしましたが、慣れた最近は快適ですぅ。毎晩ほぼ同じ時間に二人してパソコンを立ち上げて、ピンポーン♪ 「旦那様から通信が入りました」というメッセージを待ってたりします。
   今日も、もう向こうに着いた頃かいと書斎のパソコンを立ち上げてコンタクトボタンをクリックして、応答がないのう、なんて思いながら別画面でオンラインゲームを始めて……10分ぐらいうっかり経過して。
   自分の携帯に呼ばれて慌てて別の部屋まで電話を取りに行って
   「今日は遅いね。TV電話は使わないの?」なんて暢気に言ったら
   「どうしたの? さっきから呼びかけてるのに」と言われてしまいました。

   ゲームを始めるときに、あんまりBGMが派手だったので(子供の安眠に邪魔になる?)と音を消してたんでした。
   「顔はずっと映ってるの怖い顔をして返事をしないからなにか怒ってるのかと思って」
   「申し訳ありませんです」
   「なにか設定が壊れたかと思ったのに」
   「ごめんなさいです。10分も。じっと待ってたんですか?」
   「だからいろいろ呼びかけたりしてたよ。お~いとかにゃ~とか」
   今はまってる小説の展開についていろいろ頭を悩ませながら必死にマウスを操って箱を台車に詰めておったのですが。ソレが深刻に見えたわけですね。旦那様焦ったでしょうか。
   返事をしない女房相手に必死で呼びかける旦那様の姿を思い浮かべてひとしきり馬鹿笑いしてしまいました。

   ごめんね

   でもおかあさんは夜中に子供の枕元でパソコンをいじるので、自分のパソコンの音は全部消しておく方なんです。ゲームでは多少損をしてるのかな。

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2006年10月13日 (金)

へうげもの 佐介の粘り腰

   秀吉様の血を吐く告白「知っての通り上様を殺ったのは俺よ」を受け、哀しき天下人についてゆくことを決心した佐介くん、渋さに開眼してまたレヴェルを上げたかのように思えたのですが。

   山田さんがんばります。佐介くんの愛妻おせんの兄上中川氏が戦死、その葬式にまたきっと現実に見本があるんだろうな、リアルな肖像画が仏前に掛かってます(はいはいこれを元にキャラ設定して描いてたわけね)。これは前回のシーン。また、今回は小牧・長久手の戦の休戦の使者として相性の悪い家康のところへ出向くんですが、そこで会ったのは裏臭い(どうしてもこう変換されるんだよ)長益。
   「なれ合ってると思われるとまずい」なんて馬上で佐介くんを蹴飛ばす態度もスゴイですが、さらに、ライオン型被り物もかぶいとります。エロい下睫毛もまだまだ現役。ボストンだかメットだかに実際あるそうですこーゆー兜。どこから持ってくるのよこういう資料。史実を押さえつつ、この人だったらこれくらい平気であるだろう、と想像を開放するこの手法。

   

好きだあっ!!

   時代物はこれぐらいやらないと。おかあさんもがんばりましょう。

   今回は「せいいっぱい余裕を見せてもてなしました」という家康配下三河武士たちが度肝を抜いてくれます。

   やだこんな質より量のご馳走(玄米を大きく盛り上げて、真ん中に梅干し。2ちゃんでおっぱいご飯とか言われてました)。

   長益ちゃんマジ泣き入ってましたね。

   そんで、誰だっけ、酒井? のエビ掬いダンス(またこれが史実にもある彼の持ち芸らしい!)ドジョウすくいののパロディかと思いましたが。おかあさんもまだまだ教養が足りん。……そんな必死に踊られても(これが顔の肉が過度に揺れ動く山田絵で)。

   現実にそういう供応されたら2ちゃんの「サムかった披露宴スレ」に書き込みしちゃうぞ(おかあさん毎日楽しみに読んでます。ひとの不幸はハニ~♪)。 

   しかし、そんなヒドイ宴会にも侘びを見出せるレヴェルアップした佐介くん、もてなす心は確かに受け取ったとちゃんと使者の仕事はこなしたうえ、鯛の尾頭付きの下の皿を「お救い」してしまうのでした。……手癖悪っ!! 

   いやいや、先が楽しみ。そして、盗品ばっかりの古田コレクションが日の目を見る日は来るんでしょうか!? チョット心配。 

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捜し物はなんですか?

   ココログでアクセス解析というサーヴィスがあるそうなので試してみました。一日にお客さんが何人どの時間帯に来てるとか、常連で来てるひと以外に、検索でここを見つけて訪れてくれたひとはいったい何を求めていらしたのかということが解りました。

   意外とお客さん多かったです。
   知り合い4-5人で回してると思ってた。

   あと、検索ではやっぱり大河ネタ多かったかな。もっとまじめに大河レヴュー書きます。ごめんなさい。

   自分が想定してる方(コメント付けてくれてる方)でさえ、マンガ読み、小説読み、あんまりマンガは読まない方、ネットで知り合って顔も存じ上げない方、読めというので近況を知るためにがんばって目を通している旦那様とかもう興味の方向も知識もイロイロなので、ご存じなかったら申し訳ないとバカ丁寧に説明してると「長すぎて読む気がしない」と旦那様に斬って捨てられると。

   おかあさん、週刊文春で連載を勝ち取るため(またスゴイ野望だ)に短くも全方位な話題をがんばりますわ!

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2006年10月12日 (木)

トリック オア トリート ジャパン

   お月見の頃忙しかったんで今さら。
   しばわんこの本のお月見の項で、「お供えされたお団子は子供がとっても良いことになっていましたが最近は廃れました」云々とあって、知らねーよそんな風習と思ってたら、毎日新聞のコラムでも取り上げられてました。
   古き良き時代のビフーね。

   10月になるとデパ地下は新しいお菓子行事、ハロウィンが大きく取り上げられますよね。かぼちゃランタンは色といい形と言い非常にいい盛り上げ材料です。子供が可愛く着飾ってご近所を「イタズラして欲しい? ご馳走してくれちゃう?」なんて聞いて回るなんて、微笑ましいじゃないですか。貰う方もウキウキだし、もう手元に小さい子ちゃんがいないご家庭も、思い思いの格好をした子供と触れあえるのって、実は心の慰みだったりして。いや、あそこんちは年寄りひとりだとか、ダメだあそこんち、陰気な若い男だけだって、向かいは男ばっか3人兄弟だってよとか、あのアパートの端のうちの子は毎年衣装を作ってもらえてないよ可哀相にとかって、ご近所の家族構成や顔を確かめるいいチャンスだったりして。
   この前のY山神社のお祭りで御神輿行列を見にどの地区でもお年寄りがそこここの辻まで出てたのを思い出しました。ま、若いご家庭は神社に寄進なんてあんまりノルマ感感じなくてそういう、御神輿が来たらなんか出さないと、と思うのがお年寄りのご家庭だけってことかも知れないし、逆に、単にお孫さんが参加されてるご家庭だったかも知れないし。そうそう子供は年寄りの慰みというもんでもないかも知れませんが。

   阿刀田高のエッセイでよく見たんですが(この人はエッセイのネタを使い回すんですよ。耄碌したと言われる由縁)、昔、お稲荷さんの祭礼で、ママが前もって神社にある程度の寄進をしとくと、証拠に小旗をもらえるんです。ソレを持って、神社の氏子である印の幟の立ってるおうちに行くと、小旗と引き替えにおひねりにしたお菓子がそれぞれもらえるらしくって。お祭りが近づくと子どもたちは、ドコソコのうちはケチだとか、うちの母ちゃん今年はこんなの用意してたとか情報収集に余念がなかったそうな。それで、隣町には子供のいない金持ちのうちがあって、そこへ行くと相当たくさんもらえるらしいんだけど、誰もその詳しい位置を知らない、行ってみたいけどチョット怖い、そんな思い出を語ってくれてました。彼は新潟の方の出の筈なんですが、日本全国そんなお祭りは聞いたことがない、自分の田舎だけかしら、それともそれは甘いものに飢えていた時代の子供の願望だったのかしらとかね。そうして、ママは子どもたちが楽しめるように小旗をたくさん調達しておいてくれたなぁというほのかな母恋いと。こっちもほわんとなる話題でした。

   彼はそうとは書いてませんでしたが、わたしはコレを読んでハロウィンを連想しましたね。小旗が通貨として流通してるっぽいから、意外と今流行りの地域通貨かもしれなかったりして。お菓子と引き替えに集まった小旗はやっぱりお稲荷さんに返すのかしら? 阿刀田さんのおかあさま、その辺教えてよう(霊界に行かないと無理)。

   そういう、小さい子に楽しみを与えようと言うやさしいチョットした行事はいくらあってもいいと思うんですけど。今はサツバツとした時代で、アメリカなんかでも都会は子供同士で貰いに行っちゃいけないとか言うようになってるらしいですが。なんとかアレンジして根付かせたらいいんじゃないかなあ。それこそ、退蔵地域通貨一掃行事としてでも。

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2006年10月11日 (水)

眉唾情報@インドVS日本戦

   今まで旦那様とらぶらぶ長距離電話をしておりましたが。
   「インド戦がスゴイ」
   「サッカー? 負けてるんですか?」
   「イヤ勝ってるんだが。今グラウンドを犬が走ってる
   「うわ~犬がくわえて逃げる魔球(マルシー江口寿史『すすめパイレーツ』)? インドの犬って狂犬病でやばいんでしょ!?(島耕作情報)ナニやってんだ!」
   「さっきは電気消えるし
   「それは東アジアの某国名物ホームが負けそうになると出る攻撃? インドもか。すげーな。
   旦那様! 次は牛が出ますよ! 牛の大群がゴールを囲んで入れさせない攻撃(いやディフェンス)!」
    さて、無事に終わりますかね? ガンバレニッポン!

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豹太のガンダムデビュー

   最近豹太がナマイキに
   「アムロ行きまーす!」などと叫んでみたりしているので
   「お前はガンダムを知らないくせに意味を分かっていっているのか?」とややきつめにいたぶっておりましたが、折しも番組改編期、毎日しょうもない特番ばっかりなのでとうとう近所のTSUTAYAに行き、「ガンダムI」特別篇のDVDを借りてきました。ドコが特別なのか解りませんでしたが、ン年ぶりのガンダム、やっぱり面白かったです。

   ザクがコワイ! 普通の生活に突如乱入してきた巨大兵器というのが実感できました。大きいし、強いし。そうか、勝手に先走って攻撃しちゃったのか。豹太も
   「ザク強えぇ!」と唸ってました。虎美は早々に脱落してお風呂。
   普通の生活というか、戦争は始まっててそれなりに訓練や周知もされてたんですね。シェルターはあるし、避難の誘導もスムーズ。爆風に飛ばされたフラウが自然に頭を守る姿勢を取ってるのもナルホド。どんどん軍人が死んでいって、若い避難民であるアムロたちが戦いに手を染めていく辺りが手際よく描写されてますね。この後の「銀河漂流バイファム」も、15少年漂流記的ロボットアニメなんですが、最初の3話でキレイにオトナがたちが死んでいくのはこの作品の原案を応用してるかららしいですね。このガンダムはあとでよく批判を聞きましたがオトナと軍人がいやらしい(もうジオンも連邦も! アムロの実家に連邦の将校が入り込んで酒盛りしてたりとか)んですが、バイファムは逆に、軍人はちゃんと民間人や主人公たち子供を守って死んでくんですね(そこが切なかった)。敵も、戦ってる相手が子供と解ると退くような。そういう違いはありましたけど。
   そういう細かいストーリーの機微は豹太はスルーで、ただ戦闘シーンの迫力だけ楽しんでるみたいでした。ガルマとイセリナがいちゃついてる辺りは漫画を開いて読んでて(オイ!) マチルダさんが出てきても、「誰この人? 味方?」嗚呼、君は図体はでかくなっても思春期前と。ミライさんがドーム球場跡にホワイトベースを納める操鑑を見せたときには「このひと凡人だったよね?」って。「『民間人』だっ!」
    ランバ・ラルが出てきてグフが出てくると「グフだよ!」と反応はやいこと。おかげさまで
   「親父にもぶたれたことないのに!」と
   「ザクとは違うのだよ」と
   「坊やだからさ」の元ネタだけは理解した模様。もう、井戸水に開眼したヘレン・ケラーが「ウオーター!」と叫んだごとき感動の面持ちでした。バカ。

   P.S.
   「メガネ男子」で知ったれいの裏手ビンタ(触るも汚らわしい相手に対して行う平手打ち)、有名なブライトさんの「2度もぶった!」の2度目はコレでした。ブライトさん、相当頭に来たんですね。「お前は虫けらだ!」って言ったもんな。もう一回裏手ビンタ他の人にもあった気がするけど忘れちゃった。意外とポピュラーだったんだ。

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2006年10月10日 (火)

ヤングアダルト女性限定!

   スゴイトコ見つけちゃいました。
   例によって女性向けオリジナル小説を漁っていたおかあさん、昨日凄いのを掘り当てました! 勇んでご紹介です。

http://rinpun.blog58.fc2.com/

   鱗粉って名前。蝶の画像がトップに飾られててきれいです。
   既存作品のキャラクターを使ってない、主に高校生以上の女性すいません、Rー15明記がリンクの条件なんで。ね、しっかりした作者さんでしょ?)が読んで楽しむ事を目的とした ラヴコメ小説です。男子寮が舞台ですが、美少年愛の話じゃないみたいです。どっちかっていうと、インターセックス? と思ってたら、家の犠牲になったオスカル様的?

   タイトルの「Sincerity」って、誠実って意味ですか。にゃる程、これはエロエロなお話しではありませんぞ。
   DV親父の支配する山奥の家から脱出するために県下の有名私立高校の寮生になった透くんには秘密がありました。戸籍も親の扱いも男なのに、華奢だし極上ニャンコ顔だし、そしてなんと女性の毎月のものもしっかりあるのです。なんじゃそりゃ~!? プロローグで、おさななじみ(男)が寮生活を絶対! 反対! するわけだ。

   「貧乏枠(奨学生)」のため割を食って透くんのルームメイトは1年先輩の蝦原氏となりますが、それを知るとみんな哀れんでくれます。エビちゃん先輩は気さくで日本人とは思えない超絶美形ですが、T高の種馬と言われるほどの夜遊び人間だったのでした。
   カンが良くて、入学式早々透くんの身体の秘密に気づいて同情し、フェミニスト精神を大いに発揮し寮生活の便宜を図ってくれるのでした。って、それは先輩親切だけじゃないでしょぉ~? というラヴコメ展開となってゆくわけです。過保護な幼なじみはやっぱり厚い友情だけでもなかったし。甘甘で爆笑でハイパーテンションな三角関係なのでした。サイン・コサイン・ラヴサイン♪

   寮生活ものってやっぱりいいですよね。「摩利と新吾」に始まって、「クララ」&「アグネス」といい、「グリーンウッド」といい。そうそう、「ネヴァーランド」も。「プリンセス・プリンセス」もだ! 下宿屋なら「めぞん一刻」も良かったし、「人類ネコ科」ってのも楽しく読みました。現代日本だと、家を離れるだけの事情がおのおの入ってきますからドラマの要素に事欠かないみたいで。いちばんスゴイ理由は「クララ白書」のマッキーこと紺野蒔子嬢のか? 意外とエビちゃん先輩の中学時代に不祥事を引き起こして懲罰的入学ってのもこれから細部を明かされるとスゴイかも知れません。

   陰惨な過去を持つ透くんですが、意外と明るいです。「カードキャプターさくら」の山崎くんに匹敵する駄法螺吹きーで、「マナカナはクローン人間」だとか、「ジダンが引退するのは髷が結えなくなったから」、甚だしいところでは「松竹歌舞伎座には歌舞伎座の怪人が住んでいて『成駒屋!』などのかけ声を掛ける」なんてのを寮の先輩に吹きまくるんです(また、俺は口車に乗るのが趣味、という騙され好き先輩が喜んで乗る乗る)。もう、お菓子喰って涙が出そう。

   誠実かぁ。

   透くんを世話するうちに荒んでたエビちゃんは自らを見つめ直し、誠実であろうと変わりはじめるわけですな。そして、要所で彼らに絡む幼なじみせったんが、いかに誠実に自分を愛してくれていたかを透は知ることになると。
   15,6才の高校生であるということが信じられないほど彼らは大人の優しさを身につけているのです。うらやましいぞ。
   そして、ネットにゴロゴロしてるエロ小説では一瞬のうちに行き着くトコまで行ってそうな彼らの関係はGWに作った
   「※性交したら絶交」の誓約書の元に亀の歩みなのでありました(現在夏休み)。ソレが目的な作品だと、本番じゃなきゃいいのねと合衆国もと大統領みたいなプレイの開発に専心しそうだが、ほとんどお休みのキスとお触りぐらいで満足してるっぽいし。

   

先 輩 、尊 敬 し ま す 

 すっごく切なそうなその辺のジジョーも、へこんでる透を笑わせるネタにしちゃうし。オトナだよなぁ。

   おかあさん今朝4時まで読み返し、読み返し堪能しました。まだ連載中。どうかネットサーフィンのついでにお立ち寄りください。

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2006年10月 9日 (月)

「功名が辻」40 脳みそを鍛えよう!

   プチ太閤記もあぶなが様に続きサル太閤が逝ってしまうとさみしいですね。もうエンドマークがちらちら。次は狸さんとのつきあいです一豊さま、ガンバレ。
   またしても唐沢利家が友情出演してたそうですが、アヴァンタイトル(オープニング音楽前のちょっとしたパート)だったからおかあさん見のがしました。リクエストだから出すけど本編じゃないよ、という制作者側の意地が感じられます。大人げないのう。
   大人げないというか、もう、史実をこれでもかとひん曲げて。さっさと太閤の遺言に背いて多数派工作を図る家康、まずは有名どころで忠輝のお嫁さんに伊達政宗の娘を貰う話。これが、独眼流政宗で有名になりましたが、五郎八姫は正室腹の由緒正しい長女だもんな。テキトーに見つくろったらパパが伊達さんだっただけなんて言い訳できないでしょう(そんなこと言ってない!) 格としてはどっちが上なのかな? 正室腹のれっきとした嫡子や姫と、親戚筋や家臣から取ってきた養子、養女。人質兼任で結婚させるならやっぱ血の繋がった方を貰いたいと思うけどな。いざというとき惜しいのはどっちとか考えるとやっぱり。ま、義理堅い人だと実父への遠慮もあって簡単に切れないかも知れないけど。
   あからさまな挑発に乗る秀吉遺臣群。3奉行が違約を咎めに行くんですが、そこに一豊さま同行。奉行のうち2人が昔からの仲良しトリオ、堀尾(モスケ)くんと中村(マゴヘージ)くんなので違和感ないですが、ここが大嘘(真っ赤にしてみました)なんだそうで。
   一豊さまはこないだの小田原攻めで出世に遅れてるので、ここで彼らと同席する権限はないんだそうです。2ちゃんねる歴史オタクの目は厳しい。おかーさんすっかり絵面にごまかされました。
   「いや~モーロクして。忘れ申した」と西田家康のいやらしいこと! もう、どうしてこんなに小憎らしいジジイになったのよう! ねね様改め高台院の所には昔話とかいって接近してるし。ねねさんも淀が憎いからと言って狸にあっさり気を許すんじゃありません! やっぱこの辺が狸の年増キラーたる由縁か。実際、秀吉の若いお姫様趣味とは逆に、家康は下々(つっても下級武士ぐらい)の年増好みだったそうで。苦労人はやっぱり凡人とは違います。
   若いお武家がキレまくっとると思えば、話の内容からして彼らは朝鮮帰り。朝鮮は地獄だったそうな。オイオイ。最初は破竹の勢いだったんじゃなかったのか。ま、敵地の冬は普通大変ですな。また、大陸の人って、相手が弱るとかさにかかってくるらしいし(よう知らんけど)。日本におって金勘定ダケしておった人間に解るかとか、これはいろんな戦争でも出てくる愚痴ですね。第1次大戦のときのドイツ軍も、前線(特に対ソ東部戦線)は血みどろの消耗戦だったのに、国内の政治家やら資本家が勝手に無茶な講和条約を飲んで、地獄の戦後賠償とインフレに苦しみ、その恨みがユダヤに向いたとか。そうでなくても前線と管理部分は普通に仲がわるいと。このドラマでも、怒りは三成に行ってましたね。
   恨むなら兵力削減のために無茶な出兵をやった太閤を恨めよ、脳みそきんにくん軍団め。「狡兎死して走狗煮らる」は1800年前(当時)からの歴史の事実です。天下が治まったら、強力な家臣には死んでいって貰わないといけないのです。やっぱ教養は大事よね。
   「そう言うな、300隻の船を調達して撤兵に尽力したのは三成……」というような内容のことを行ってたのは小西行長だそうで。2ちゃねらの方にフォローしてもらいました。ありがとう。たぶんこれも事実だったんでしょう。可哀相な三成。太閤のムチャクチャの後始末を全部おっつけられて。ちなみに、橋之助さんは家康と三成をやったことのある数少ない俳優になるそうな。確かに、西田敏行に三成は無理だ。
   ここで、関ヶ原で三成を破った徳川が三成を貶めるプロパガンダをやり過ぎたのが後方支援を軽視する雰囲気を醸成したんじゃないですかね? 敵地に攻め込むのに補給が重要でないわけがないだろうバカ。お前たちが虎狩りなんかしながら調子よく攻め上れたのは日本にあって後方支援に努めてた近江組がいたからじゃないか。そういう脳みそきんにくんたちの理不尽な恨みをを巧く煽った家康の勝ち。そういう時の人間関係の調整役を育成してこなかった豊臣家の失敗(ええと、堺屋太一はその頃死んだ秀長がそれをやってて、彼の死によって豊臣体制は崩壊したと見てますな)。家康は、自分は兵を出してませんな。補給を軽視もしてません。若い頃から三河武士たちと地道にお金を節約して溜めて江戸城には黄金がザックザク。南洋に散った日本兵の皆さんは家康を恨んでください(違います)。
   あ、但し、彼らは
   「もう国元には一粒の兵糧もない! 粟粥でもすすって飢えをしのごうという我らに茶の湯だと!?」って言ってましたから、戦費は彼らの持ち出しで、ホントに近江組はなんもしてなかったかもしれませんね~。でも刀を取って戦うのは彼らの仕事じゃないし。
   だからさ、官僚は要るんだよ。これだけ大所帯なんだから。その官僚を重用して、身分も金も与えたように見せてしまったのが失敗か。命を張ってる方が大変だと思うのは人情なんだから。三成は三成で茶々の取り扱いその他で神経すり減ってたと思うけど。それでも遠慮して人の恨みを買わないように……できないのが才人か。人を使うって大変ねえ。
   進退窮まった三成は屋敷を襲われて辛くも脱出。一豊さまが一緒です。おかあさん見のがしましたが女装してたって。割と日本の武士はこういうとき女装を厭いませんな。裏臭い長益ちゃんといい。インドでは、追いつめた敵将に止めはささないそうで。ただ、女の衣装を与えると。そうすると、相手は恥じて自ら死を選ぶそうで。日本人はしぶといな。また、女(と僧侶)は殺さないという共通認識があったと言うことか。女装の三成、さすが歌舞伎役者、妙に色っぽかったらしいです。
   ここでまたウソ! 可哀相な三成ちゃんを逃がしてあげたのは史実では佐竹義宣くんだそうです。彼もそういえば西軍についたばっかに秋田へ飛ばされる人ですね。こんな頃から三成シンパだったのか。
   進退窮まった一豊さまwith三成ちゃん、目指すは家康邸。単純な一豊さまには解らぬ論理です。
   「内府(家康)どのは無駄なことはなさらぬはず」って、「猟師は懐に飛び込んだ窮鳥は撃たない」という紳士な理由でもないそうです。家康は確かに三成を迎えますが、家臣、えーと、本田くん? はやっぱり「殺さなくって良かったの?」って言ってましたね。今殺しちゃったら、だって、あと豊臣遺臣がまるまる残るじゃん。ここはつぶし合いさせないとね。嗚呼、家康ってレイコク。そして、解ってる三成ちゃんもクレヴァー。
   「家康を討つ!」って、決意してました。
   「味方に付いてくれますか」とストレートな問いに
   「自分ひとりなら豊臣だけど、山内家を背負ってるから責任ある。考えさせて」と即答できない一豊さま。見てるこっちがハラハラしました。
   「正直なお答え」と三成ちゃんも笑ってましたね。こりゃ~人質でも取らんと無理か、と内心算段してたのでしょうか。
   山内家パートでは、また六平太が山伏姿で「戦になるぞ~どっちに付くか考えとけ~」と警告に。どっちにする? モスケはもう取り込まれて家康方(但し、面目ないから隠居すると)、千代ならどっちだ? もっとよく考えて決めます、千代は家康どのと同じく狸じゃの~、と深刻な相談なのにどうしてあんたたちそんなに暢気なのよう!

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2006年10月 7日 (土)

「功名が辻」39 ミッション コンプリート?

   養子の拾くんを出家させちゃった山内家パート、とうとう千代さんは最後の手段に出ます。若いおねーちゃんをあてがって、庶子を産んで貰う作戦。遅いです。実行は、掛川へ行って康豊ジュニア国松くんを見てから。結構利発そうなお子なんですが。これが、国松おバカで拾くん優秀だとまた揉めてたでしょうね。康豊ジュニアも良いけど、愛する旦那様の子供と言う線も捨てがたかったのでしょう、ダンチョーの思いでお腹様候補を侍女から選び、話を言い含めて自分は不破のおばさまを訪ねていくのです。そうか、口実&相談相手か。
   穏やかな生活をしているおばさま、ふと
   「そういえば、一豊さまが浮気したとかいって帰ってきたことありましたね」なんて昔話。そういえば、あのとき君は~若かった~♪ いても立ってもいられない気持ちの千代さん、お庭に下りて、竹を相手に八つ当たり爆発。カワイイ。可愛すぎます。その頃一豊さまは、侍女に「お情けを」攻撃されて苦り切っておるのです。いいなぁ、こういう、好き好き攻撃されるばっかりっていう役も。

   反対に、好き好き攻撃してばっかりの太閤は、とうとう淀に愛想を尽かされます。こっちの拾は元服しちゃったから。
   「秀頼の養育に専念します」だってさ。またまた~と軽いノリで、自分への愛情を疑ってない秀吉に、きっつい一発。
   「太閤殿下は息が臭うございます」だったっけ? いや、確かにこの前オークラキョーの前とかで言ってたけど。確かに年寄りはノーローが進んで臭い人多いけど。
   お前、年寄りに対するいたわりとか、子まで成した相手への愛着とか、ないのか?
   淀が自分を愛してないのを悟った秀吉、口を押さえて黙ってひとりで廊下を進み、転んで、泣きながら失禁します。
   これはまた大胆な。
   ここまで老醜をさらすとは。
   柄本さん体当たり。
   「これより太閤の容態は急変する」って、ナレーションも冷淡。

   一豊さまは伏見に帰ってくると、
   「世継ぎは国松、逆らうものは家臣、妻と言えどゆるさん!」って。女性関係はヘタレと言えますが、旦那様としてはご立派なんじゃないでしょうか。
   「男ならいろんな女に手を出してみたいはず」という千代論理に、
   「俺は今まで槍一本で戦国の世を渡ってきたのに他の女に興味がないからといって俺を男らしくないと言うか!?」という怒りの一豊さま論理は気持ちよかったですね。世の中の浮気をしない旦那様はこの台詞をお守りにされたらどうでしょうか。うちの弟も、出張が多い仕事柄「港港に女がいるのであろう」とお嫁さんのご実家から言われてキレたらしいですが。その時にこのドラマやってれば良かったですね。

   そして、太閤逝ってしまいました。
   病床でやっぱり心から労ってくれるのは昔からの妻、というのはパターン過ぎるんですが、やっぱりじんとしましたねえ。信長が夢に現れて、怒ってるとうなされる話は実話なんでしょうか、どっかで聞いたなぁ。そこであのあぶなが様再登場してくれないかとネットで語られてましたが、それだと新カット撮影になるし。あぶなが様は秀吉相手には怒ってなかったと思うから。再編集なら、不破のおじさまのように再登場はできたでしょうけど。そこまでサーヴィスはしないか。

   今回のサーヴィスはこっち。
   NHKに今年一番寄せられた質問、「利家はどうして出ないの?」に対するお答えとして、今回アヴァンタイトルの元服シーンにちょい役で唐沢利明の利家が出ました。なんでも    「あまりに印象が強いため、他の俳優が利家をやったのではイメージが崩れる、もう利家は永久欠番にしよう」という方針だったのが、一豊さまと利家さんがプライヴェイトでお友達だったので「出てやろうか」「出てよ」で友情出演が決まったのだとか。ま、元々原作ではほとんど出番ないし(仮装パーティーも醍醐の花見もカットされたよ~NHKのバカバカ!)。

   その徹夜の看病に淀ったら、他人の目を盗んで
   「猿、市である」とさらに嫌がらせ。はやくこっちにおいで、ぐらいかと思えば
   「秀頼は豊臣の子ではない」って、あんたやっぱり浮気を~!? と。
   「秀頼は織田の子じゃ」と乗っ取り宣言。とりあえず他の男の子供を作るまではしなかった模様。アレだけ嫌がってたしなぁ。子作りはまじめに相手をしてやったのでしょう。衝撃を受ける秀吉。してやったりとその場を去る淀。廊下で、ねねとすれ違って、余裕の表情。ナニかを悟って走り出すねね。女の戦いだなあ。とりあえず、秀吉を失意のうちに死に追いやるという任務は遂行できた模様。

   不毛な人生よのう。
   いや、本気で親の敵の性技に狂わせられてたり、心から愛してしまってたりして悩むよりかはスッキリ! なのかもしれないけど(いや、親の遺言とはいえ気持ち悪い任務だったと思ってそうだが)。
   たまにこういう攻めの姿勢の淀もいいかも知れません。

   そして、「長かった~」と知らせを受け、寝乱れた姿のママ縁まで出てきて朝日を遠く望む家康。西田敏行も名演技。あ~今年は見応えがあるなぁ。
   狸さん、これからがんばってください。

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おかあさま お手をどうぞ

   通学路の 猫は構われるが仕事
                                  舞音

   季語がないよ。じゃ、これはブンガク的な川柳って事で。

   今週は忙しかったなぁ。水曜がPTAの委員会、木曜が豹太の学年行事、今日が明日の運動会準備。明日! 雨天決行で地域の体育協会主催の運動会なんです。民生委員さんたちが世話人で、ご町内対抗、大人も子供も参加でサランラップとかタッパとかそういう「豪華」景品がでるやつ。会場は体育館と言うことになりますが。

   学年行事のプリントが来たときは目を見張りましたね。
   「親子ダンス教室 チャチャチャを踊ろう!
   動きやすい格好、体育館用のシューズでどうぞというのに、実家の母が作ってくれたひらひらスカートを出してきて。やっぱり社交ダンスはスカートがヒラヒラしないと。なにげに気合いの入っているおかあさんでした。

   体育館に赴きますと、ダンスの先生とおぼしきお姉様が、ゴールドのピンヒールに膝丈ながらへムのヒラヒラ切れて垂れ下がったダンス~というスカートで立っています。さすがだ。
   水曜のPTAのあつまりは、夏からこっちの活動報告で、6年の学年委員は
   「ダンス教室を明日開催すべく準備中です! 先生の事前講習でもうまくできなかったので、コミュニティセンターに3回集まって自主トレをしました」って。すげーな、気合い入ってると思ってたんですが。

   最初は準備運動、膝回し、柔軟から去年学芸会で子どもたちが歌った「NO MORE CRY」を使って「ディスコ」のステップで簡単に。
   「ディスコのステップは3つです! 右出してチョン、左出してチョンの足踏みと、それを3歩横にずれるもの、さらに、横に動きながら1回転するもの」音楽なしでカウントだけの練習から、手を多少付ける中級、さらに音楽に合わせて自由に動くまでやってちゃんと20分。そこで10分休憩が入ります。

   次は、とうとう「チャチャチャ」。役員さんが前に出て模範演技。音楽は、リコーダーでよく昔やった「ソードレミファソード、ド。ラーレミファソラーレ、レ」のあのメヌエットを、アレンジしてリズムをチャチャチャにしてあるモノでした。「ソーォドレミファソードォ、ド」ってカンジね。ウラ拍が効いてます。
   これがね、ひどかったです
   3回自主トレしてそれかい。
   足がもたもたしてるところへ、いわゆる日本人のシロウトのダンス、手が伸びきってなくて頼りなげなアレでした。見本の先生が本当にプロフェッショナルな肘の伸ばし、指の先まで張った手をしてるだけに差は歴然でした。
   ステップというか、動きは向かい合って左右に足踏みするものと、手を片方外して外した方を外へ向けて足は引いて後ろ足に体重をかけるもの、逆に、繋いだ手を進行方向にぎゅっと出して背中合わせになるようになるものとやっぱり3種だったんですが。
   おかあさんもダメでした(役員の皆さんごめんなさい)。
   後半2つの「開き」系の区別がたぶん付いてなかったですね。
   「3つ目のステップはニューヨークといって、ニューヨークで生まれたものなんですよ」って、いつもなら食いつくようなウンチクも耳を通過していきます。
   え~ん。
   豹太はさすが若いだけあって曲がった手足、とろくさい手振りながら音楽に乗って
   「おかあさん、次はこっちに開くんだよ」などと申します。それなのにおかあさんは拍のカウントさえもできずに足をもつれさせるのみ。
   それでも最後に一曲通して踊れて、いい汗(冷や汗込み)かきました。

   しかし、息子と手を取って踊れるなんて、粋な企画を立てますな。学年委員さん、どうもありがとう。ごめんね、ぼろくそに言っちゃって。
   お仕事で来られないご家庭(そういうのは子供同士やってた)、ママと娘が手を取ってたご家庭もありましたが、うちは満足したからいいもん(オイ)。

   「おかあさん、おとうさんと踊ったんだからできるんじゃないの?」
   「そんな経験あるものか」
   「だって、結婚式では二人で踊るもんじゃないの?」豹太やその恐ろしい常識はどこで手に入れた「常識」なんだ?
   「おとうさんとおかあさんは着物で神社で結婚式を挙げたんだ。踊るわけがないだろう」
   「ああそうか。昔VTRで見たっけ」

   イマドキの小学生の考えてることは面白いですねえ。

 

 

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2006年10月 5日 (木)

山羊のおしごと

   小人閑居して不善を為す。おかあさんまたネタに詰まって2ちゃんねるを物色。軍事板からは「戦場・戦争中のほのぼの話」という掲示板を探し当てました。だって、生と死の交差する場所では信じられないような話が拾えたりするんですもん。
   これはよそのジョークサイトで拾った話ですが、その昔のフォークランド紛争時、アルゼンチンのミサイルが英国海軍のなんとか言うりっぱな軍艦を撃沈したらしいです。そのミサイルおフランス製で。おかげでそのエグゾゼミサイル(このなんとも言えん語感がたしかにおフランス)、戦後大人気で3倍の値が付いたとか付かなかったとか。しかし、それはミサイルが高性能だったんじゃなく、当時お昼時で、イギリス海軍は水兵さんたちのためにフィッシュ&チップスを製造中で、そのテンプラ(違う!)揚げてる最中の厨房に被弾したため大火災となったからというのがホントの理由だったって。
   まさか! と思って、わたくし2ちゃんねるの「軍事版信じられないが本当だ!」という掲示板にお邪魔して、
   「とても信じられないのですが、お集まりの諸兄に真偽のほどを明かして頂きたく」と下手に出てお尋ねしましたら
   「なんで初心者のための質問のところに行かないんだよ」とブー垂れながらも「一応本当」とご回答頂きました。イロイロ専門的補足があったと思ったけど忘れちゃった。意外とミリタリーオタクの皆さんも親切で。やっぱホラ、オタクは基本的に「語りたい」から。
   「戦争中のお船の中で揚げ物なんかするんですねー。英国海軍ってビスケット囓ってラム飲んでるかと思ってました」と書いて「大航海時代じゃあるまいし」と呆れられましたが。

   それで、その「ほのぼの話」で今日拾ったのは「イギリス海軍にはマスコットとしてヤギ少佐がいる」って話。ああ、「信じられないが本当だ」でも見ましたよ。旧日本の帝国海軍にもヤギのお裾分けがあって、海軍さんたち悩みながら結局「美味しくいただきました」って返事して呆れられたとか。……英国海軍の伝統としては……失礼、長い航海中女性の代わりに使うのだそうで。
   現代のヤギ少佐の任務内容がそれとは書いてなかったですが、そのヤギ少佐、この前の閲兵式で暴走して「勤務態度不良」として降格されたとか。
   この話をトラックバックしていたブログでは「1年戦争の時の初登場時のシャア・アズナブルの階級が少佐であった。ホワイトベースのメンバーはアムロなどほとんどが曹であったように記憶している。彼らはヤギ以下であったわけだ」云々。こんなとこにもガンダムさん。ブライトすら少尉だもんな。大佐は艦長(キャプテン)をつとめるからキャプテンなんだとどっかでやってましたが、当時は知らなかったから、艦長のブライトが少尉でも若すぎるとも地位が低すぎるとも思わなかったですねえ。見始めたのが映画の哀戦士からだし。
   また別の所では「このヤギ少佐の任務はなんだったんでしょう? ヤギだけに重要書類の処分でしょうか? じゃあ情報部ね」なんてカワイイことを書いてありました。そうか、現代ならヤギに喰わせられるか。イギリス海軍の機密書類って羊皮紙なんじゃないかという先入観がありました。この前、「ジパング」では機密書類はバケツに突っ込んでその中で焼却してました。お船の中って火の用心も厳重なのね。……いや、焼却にくらべたらヤギの喰うスピードなんて実用レヴェルじゃないと思う……。

   うちの子どもたちにもこの話は披露しましたが勤務内容については「撫でて和むためにいるんじゃないか」といっときました。
   ロイヤルネイヴィーの広報の方、笑って許してくださいね。でもって、ヤギを軍に所属させておいて有用であるところのカッコとした理由がおありでしたら是非お聞かせください。

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工夫が足らぬ?

   もはや新内閣が始動しておりますが、「ゆーせーみんえーか」、あれってなんだったんでしょうね? 郵貯と簡保が握ってる多額のお金を国が直接使えるようにしたかったって事?

   郵便事業の凋落はもはや目を覆わんばかりだそうで。お勤め時代まで筆まめまいちゃんとして有名だったわたくしも、年賀状以外は本当に筆を執らなくなりました。郵便局モニターをしていた頃聞きましたが、だから砂漠に種を蒔く気持ち絵手紙教室などを開いてお手紙を書く習慣を消さないよう努めているのだとか。ううっもらい泣き。ま、時代の流れは変えられませんから、せいぜいしんけんゼミやZ会など通信添削会社と仲良しになっといてください。あと、「全員プレゼント」という名の限定品誌上通販ね。最近はあれも高額になって、切手じゃないそうです。いたいけな少年はあれで郵便為替というものを知るのだそうな。いけないおかあさんは同人誌の通販でげふんげふん。チェックを何度もして、厳封して赤いポストに入れるときのドキドキする気持ちを大切にして欲しいものです。

   郵便局のおじさんたら
   「アメリカなんか、あの国土で民営化してもっと安くできてるとかいいますけど、西部なんかだと町のドラッグストアにこの町はこんだけだから、なんて一週間に一回いっしょくたに投げ込んでいって終わり、って配り方なんですよ。日本の郵政とはレヴェルが違うんです」とぐちぐち(前世紀末に聞いた話なので眉に唾してね)。
   「だ~めじゃん! それをCMで流せばいのに!」

   「……日本は狭い島国だと思われていますが」と地球儀のアップからはじめちゃどうかね?
   「総面積ではイギリスやイタリアよりも実は広いのです」とヨーロッパ主要部なんか映したりして。
   「宗谷岬から西表島までは直線距離で××キロメートル、これは、インドに当てはめればヒマラヤ山頂から○○までに相当します」なんてね。詳しい数字は正確に入れてもらって。ヒマラヤ山頂はインド領じゃないとかの突っ込みはスルー! 実際どの位かな? 
ボンベイとか、スリランカとか有名な都市にかかってるとGOOD。もちろん美しい観光映像出してさ。
   「それだけの国土を、葉書は50円で旅しているのです」
   次のカットは冬がいいな。猛吹雪の中を、郵便配達人に扮した渡瀬恒彦か高倉健に行ってもらいたいです。スキーはいて、肩掛けカバンにはのマークがしっかり入ってて。吐く息が凍ってフードや襟元が真っ白になった姿で、とあるうちにたどり着くんですよ。そしてひとこと渋く
   「郵便です」と。
   雪でかすかに湿った葉書を出てきたおばあちゃんに差し出すと、またそのおばあちゃんが嬉しそうに受け取って。裏は孫のつたない字と絵で
   「おばあちゃんげんきですか おたんじょうびおめでとう ながいきしてね」とか書いてあって。もう、それはやっぱ健さんにも見せて、
   「いつもありがとう」と甘酒なんか差し出して。
   「いや、いけないことになってるんで」なんて押し問答した後、結局貰って、でも、肩の雪の解けきらないうちにまた彼は吹雪の中出ていくんだな。
   「ごちそうさまでした」

   去りゆく健さんに雪が降り積む、そのほぼ白い画面に静かにテロップで

   「わたしたちは50円の心を大切にします。
                            郵便事業にご理解をお願いします」
   で、どーよ?

   子どもたちの通ったO幼稚園は郵便局に義理があったのか、毎年敬老の日にはおじいちゃんとおばあちゃんに葉書を出すので2枚持たせてくださいとかやってました(母の日はレタックスだった!)。
   「もう死に絶えていたり、駆け落ちもので出せなかったり、別れていて2枚で足りない場合はどうするんだ」と野暮な突っ込みをしたおかあさんでした。おじいちゃんズはそれは喜んで、金沢早乙女家は今でもリヴィングに飾ってあったりしますが、小学生になったらあっけなくその習慣はなくなってしまいました。ごめんよ、郵政公社。

   「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」というくらい時代の標語を郵政公社のおじさんたちに捧げます。

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2006年10月 4日 (水)

「風林火山」流行のヒロイン萌え

   買ってしまいました。来年の大河の原作本。作者は井上靖です。お色気は期待できません(関係ができた後で善後策に追われる話はイロイロと)。
   おかあさん武田信玄はコレが初めてです。あの有名な大河「武田信玄」も見てません。高橋なのさんのパロディ「プリティお晴」は意味分かんないながら見てましたが。武田信玄ものも、10年に一回ぐらいはやったらどうですかね? これも古典でしょ、敵に塩を送るとか、川中島の合戦とか。あ、だから来年やるのか、20数年ぶりだけど。
   当時の時事問題として、若くして親父を追い出して実権を握ったとか、奥さんは貴族から貰って三条さんといって、年上で、仲はあんまりよくなかったとか(侍女のお八重さんがコワイとか)、諏訪氏のカワイイ側室がいて、(彼女は初恋の人にうり二つだとか)彼女が勝頼の生母だとかイロイロ聞いてますけど。やっぱちゃんと押さえとこうかなと思って買ったんですが。
   ……コレじゃ足りないよう。
   「風林火山」は、彼のの軍師山本勘助の話なんですね。勘助がスカウトされて甲斐に入った頃にはもう晴信は武田家のお館だし、最後に川中島で勘助が討ち死にしても晴信まだ生きてる(たぶん)し。
   そんで、山本勘助がれいの諏訪御寮人(この作品では由布姫)に強い執着心を覚えて彼女の側室生活を安んじつつ軍師として活躍すると。
   今年の大河で言うところの、六平太の役所。今年の大河はシバリョウが千代さんへの思いを募らせていった結果、後期の六平太のアツイ横恋慕という事態を呼んだらしいですが、来年は主人公自らがヒロインに翻弄され、身を尽くし心を砕いてお仕えする様を見よというわけだ。

   ついて行けるかなぁ。

   ピントをあてるところを絞ってる割りに女性は良く出てきます。三条氏は一瞬ですが、さらに天然系油川氏が。晴信エロジジィ伝説はしっかり押さえてますな。
   これはこれでいいかもだけど、おかあさんには早急に武田信玄の生まれてから死ぬまでを全体的に述べてくれる作品を読んでおく必要ができました。誰のがいいですか?

   

そんでホモに走るのはいつ頃なのよ? 並行してたのかしら。いや~ね。

   

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2006年10月 3日 (火)

人のふり見て

   最近おかあさんのお気に入りサイトは、「親の顔が見たい!」実在の珍名を集めたサイトです(正式名称じゃないのでこのままぐぐっても出ませんよ、たぶん)。よくもまあこんなヘンな名前をつけたもんだと腹が立ったり呆れたり。人様の名前でそんなに昂奮するわたしもおめでたい? だってわたしはちょっと変わった名前で苦労したんですもん。「関係者の声」として、そのサイトに挙げられている「わたしは名前で苦労した」ひとの実話でも、「名前負けね」と言われてそれ以来自己紹介では自分の姓しかいえなくなってしまった子美人じゃないのに「美」の字が入ってることがコンプレックスで名前を漢字で書けなくなった子、二とおり読める漢字でマイナー読みの方であるために物心付いてからずっと訂正しまくりで心がすり切れてしまってる子。皆さん御苦労なすってるのねともらい泣き。

   嗚呼それなのにどうして、「ありふれてる名前じゃ可哀相」、はともかく、「簡単に読めたら負け」とまで行ってしまうのよう!? そして、敢えてわたしが言おう! 

   イタイオタクの皆さん! お気に入りのキャラだろうが漫画やアニメのキャラクターの名前を我が子に付けるんじゃない!

   それも、翼くんやさくらちゃんのような傷のないヒーロー、ヒロインならともかく、ちょっと問題のある脇役、悪役の名前を……。甚だしい例で言うと、今流行りの(もはや遅い?) デスノート、死をもたらすノートを手に入れた(そしてそれを使って悪人狩りをはじめる)主人公の名前、実在してその子がいじめられたら可哀相と深謀遠慮で作者が付けた今の日本人にはあんまりない名前をなぜわざわざ我が子に付けるぅ!? もうね、なんて言ったらいいんだろう。

   でも、そういうふうに親の無神経さをあげつらってるうちに、参加してる方も荒んできて。たぶん、そのいかにも洋風な名前はサッカーの名選手かも知れず、アルセーヌ・ルパンの変名にもあったんですが、どうやら最近のガンダムに癖のある脇役で出ていたようで。そのガンダム世界なりの偏った信念の激しい口調の名ぜりふがあったらしいんですが、いきなり「この名前についてのコメント」欄にそれを書き綴られちゃって。……どこのアジ演説かと思いました。気持ちは解るけど、「ガンダム○○の△△からとったのか? ……(その名台詞)なんちゃって。その台詞マンマお返しするよ」程度の書き方なら、ああ、ガンダムオタクか。いけませんなぁ、そんなヘンな(言動の)キャラクターの名前貰っちゃっていいのかとこっちも一緒になって憂えることができるのに。ビックリしましたよ。

    紹介されるのは非常識な人で、それを面白がったり、評価して楽しんでいるこっちは常識人だと思ってると、そうではないと。気を付けなくっちゃ。

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2006年10月 2日 (月)

クラッシックタイトルは略語で?

   大学2年生の春、わたくしはサークルの同期の子に勧誘されました。
   「日曜日にNHKでやるレッスンに参加しない?」東京の主立った合唱サークルはみな参加していて、そういうよその団のひとと交流もできるし、オーケストラ伴奏の曲をさせてくれて(その年の曲は聴いたこともない曲でした)、ヴォイス・トレーナーはプロだし、なんだかとてもタメになるらしく。そんなことよりわたくしは憧れのJくん(サークル同期)に逢える日が増えるのは良い、とばかりに勇んで参加しました。とってもタメになりました。Jくんは来てなかったですが。
   実家に、草柳大蔵とか言う人の書いたOLさんへの指南書みたいな本がありまして、「職人さんみたいに自分だけのツールを持って、その仕事のプロフェッショナルになろう!」とか、「課長さんに叱られてもその場で泣いちゃダメだよ」なんて事がジェントルに書き連ねてありました。活字に飢えていたまいちゃん@高校生は時々読んでたのですがそれには日曜に自堕落になることを戒めて
   「金平糖の中の、色つきの粒だけを寄り集めてみなさい。ほとんど真っ白の中に、ほんのわずかしかないように見える色つき金平糖も、集めればかなりな数になる。そんな風に、日曜を生かして別なことに使ってみれば自分をもっと磨くことができる」と、陶芸をはじめたいと飛び込みで作家さんの所に弟子入りをお願いして断られちゃったお嬢さんが、日曜ごとに焼き物の窯元巡りをしてとうとう3年めかには日本中回り終わって、お弟子さんのすることはみんな判るようになって、2度目にその先生の所に行ったときにはすぐさまからだが動いて入門を許された話をしてました。

   前置き長っ。

   おかげで東京で4年も女子大生をやっておきながら、日曜はほとんどそのレッスンに費やし、渋谷と言ったらNHKまでの道しか知らない合唱オタクになってしまいましたが。当時の若手音楽家とは結構一緒に演奏してたりして。
   「マツオヨーコは舞台衣装がタカラヅカふうなんだよね」
   「タタラミチオ? あのひと見るたびに顔変わるよね」
   「今回ソリストはサトウシノブでなくてよかった。彼女だとあの陰にコーラスが3人は隠れちゃう」なん偉そうなこと言ってましたよ。錦織の健ちゃんは残念ながらわたくしが現役を引退してから有名になった人です。おしい。

   で、サークルではあり得ない都内の大学のオケ連中との共演もありまして、総練習は彼らと一緒でした。大きなリハーサル室はNHKにもそうそうないので時間を決めて交代で使ってて、スケジュール表を見ながら確認してたんですが。
   クラッシックの曲名って、シンプルで長いじゃないですか。ダレソレの交響曲第何番ナニ調。ぐっと簡略化してふつうは誰の何番といいますね。ベートーヴェンの第九、モーツァルトの40番。キャッチフレーズは普通省略で。それをね。当時はマーラーでした。
   「オケ : マラ4 アンサンブル」と書いてあって。
   「……マーラーをつづめて書くのはやめて欲しい。まらって、古語? みんな平気? 知らないのかな」
   「わたしは方言だと思ってた」と沖縄出身のコとボソボソ。
   「やっぱ、解る?」
   「……うん」
   「女子がそういうこと言うもんじゃないっ!!」
   後ろに座ってた男の先輩に顔を真っ赤にして怒鳴られました。先輩も解ってたんじゃないかぁ。
   これは婉曲なセクハラだったんでしょうか?

   「「オーケストラは素敵だ」でも、茂木さんが「ダフニスとクロエ」を学生に「だふくろ」と呼ばれて気持ち悪がる話が出てました。やっぱ。こういう略語は学生の本分? なんでもひっくり返す隠語だと(作中ではマッサージをサジマツとされて妄想の世界に羽ばたく茂木さんでした)オトナの世界っぽいですが。

   合唱では、4大レクィエムが見事にその餌食にされてます。「モツレク」はモーツァルト、「フォーレク」はフォーレのそれぞれレクィエムです。「ドツレク」はブラームスのドイツレクィエム、「ヴェルレク」がヴェルディのレクィエムですが、これを「ベルレク」にしてしまうとベルリオーズのレクィエムに……ま、そう取る人はほとんどいないでしょうが(知名度が違いすぎる)、紛らわしいことは事実。べッリーニがレクィエム書いてたらどうなるのかなぁ? そーか、ベリレクか。

   作中、メンコン、チャイコン(メンデルスゾーン、チャイコフスキーのそれぞれコンチェルト:協奏曲)は耳にしたことあります。ショスタコーヴィチの8番が「タコ8」ってのは巧まざるユーモア。あとは答えが文中にないのはニクイ! 
    はちゃこん   ハチャトゥリアン の協奏曲
    ばるこん    バルトークの     〃
    もつほるこん  モーツアルトのホルンの 〃

   ってトコですかね? 恥かかないように、その他分かんなかったのは挙げてないです。買ってね

    最後、略語のワーストワンとして、「美しく青きドナウ」の「青ダニ」を挙げてありました。確かにコレはちょっと。クラシックファンの早乙女おかあさんは「ブルー・ダニューヴ」とエレガントに仰っておられましたよ。

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2006年10月 1日 (日)

「功名が辻」38 養子の立場

   とうとう秀次切腹です。謀反発覚、秀吉に召喚されて進退窮まった秀次に、マジメだけが取り得の一豊くん、申し開きをせよだの必死に説得致しますが、そこへ千代! 駆けつけてきた千代! (山口百恵の往年の名曲「絶体絶命」のメロディを思いだしてください)「ここで御髪を下ろしてゆかれませ!」って出家して命乞いですか。
   思えば出家ってのは日本古来、唯一のドロップアウトの受け皿でしたねえ。壬申の乱勃発前夜の大海人皇子とか、源平争乱時の牛若丸兄弟、足利幕府の将軍の次男以降とか。「ワシャ政治的野心なんもありませんから(だから命ばかりはお助けを)」という意思表示。代々そうしてきたから、逃げ込んできた貴人を守るノウハウもあったんでしょうね、きっと。「へうげもの」ではその筋で明智くんを匿おうというミッションが展開されてましたが(どうも内部分裂でコンプリートはされなかった模様)。
   秀次くんも、命が惜しいワケじゃないと、最後の関白としてのご奉公、「太閤殿下に直言」して散ります。いいのか、こんなにカッコイイ殺生関白で(誤変換して気が付いた、この人のあだ名の「殺生関白」は、普通の藤原貴族の「摂政関白」にかけてあったんだ!)。女房子供全部連座して虐殺ってのも、最後に逆らったからという理由付けなら納得。女狂い、酒浸りの揚げ句殺生して回るような甥の不手際を隠すためなんて、行き過ぎでヘンですもんね。ま、その理不尽さが老境の太閤の危なさを表していたのかも知れませんが。
   そして、山内家パートでは、どんどん凛々しくかわいく成長する拾くん。ちゃんと、留守宅の掛川方面では地道に働いて家臣の信頼を得てゆく康豊くんがアリバイとして描かれていて、「このままだと将来家臣が割れる」という吟の主張も納得いくものに……。いや、おかあさんは「拾は捨て子にしても、康豊の子だってどうせ千代さんにとっては貰いもんじゃん。一豊さまの隠し子が出てきたならそっちが絶対優先だろうけど、後になってひょっこり現れた康豊がそんな偉いかよ」と不満。そんな、3親等でも血が繋がってりゃ有難いですか、と、女系天皇論議で旧竹田の宮の子孫でも持ってこいと言ったその口でおかあさんったら。やっぱりまがりなりにも9ヶ月見守ってきたらヒロインには愛着が湧くもんですね。
   というわけで、決断の時。こういうときには旦那様が出るんだ?
   「今まで戦乱の世でいろんな人を殺してきた業が溜まっておる。その業を清めてもらいたい」って、持って回った言い方を。いきなりこんなこと言われても困ります。兄弟が5人ほどもいれば、身体の弱い次男とか三男とかにやってもらう方面だよね? 今まで偉い武将になるんだって育ってきた子にそれはないって。
   これが秀次みたいに文化系の子だったら、お前はお坊様の方が向いてますでいけたんだろうけど。本人武勇の方もいけてたみたいだし。
   イヤだと言ってのけた拾くんも、とうとう「家長としてのご命令なら」と、観念して受け入れます。やっぱり捨て子だと言うことを知っていての潔さでしょうか。そりゃ、あからさまに「拾」って付いてりゃなあ。よその子は「鶴松」とか「仙千代」とかなのに。千代さんのバカ。
   ただ山内家の門前から捨て子としてお寺に直行よりかは、「山内家の養い子がこの度出家して当寺に入る」方が、お寺の待遇は良かったでしょうから、お千代さんがしたことは拾くんを傷つけただけではないでしょう、一応素読なんかも仕込んでもらったみたいだし。って、そういう損得の勘定だけじゃなくってさ。
   「良く食べよく眠り良く笑えとの母上の仰せでございます」に、
   「武士はむやみに笑ってはならぬ」と言っておきながらからからと笑う一豊さまもおバカ。でも、こっちも突っ込みながら笑ってしまう、罪のない微笑ましいシーンだったのに。そういう温かい日々を過ごせたことは、拾くんのこれからの人生にきっと温かい財産として残ってゆくことでしょう。
   素読で思いだした!
   拾くんの素読、一カ所イントネーションおかしくありませんでした?
   え~と、思い出せない! 今の言葉にもある言葉と近い音の並びで、でも違う言葉だから、切り方が違うのに、その、現代語のつもりで切って読んでたような。スタッフさん、突っ込んであげてくださいよ。例えると「いとけない」を「いと、けない」って読んでたカンジ。論語、あの年頃じゃ知らないんだろうなあ。

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