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2006年7月26日 (水)

「功名が辻」29 新キャラ続々

   やばい。「へうげもの」と「功名が辻」と「女信長」がごっちゃになってきております。最近は「利家とまつ」に「秀吉」も混ざってもう、誰が誰やら。大河を好んでごらんの皆様もそんな感じでドラマ開始当時から「西田敏行は秀忠としか思えんのだよな」って、それは「葵 徳川三代」5,6年前の大河ですが。西田さんは「八代将軍吉宗」で吉宗役もやっていて、そのうち徳川将軍コンプリートできるんじゃないかって。それに引っかけて三谷幸喜の映画で「徳川ぜんぶ」っていう役名をもらったとか。オイオイ、7代は少年だから無理だろう。
   ところが、最近西田氏はぐんぐんあの三河の古狸っぽくなってきているのであります。今回も前半シリアスパートでは小牧長久手の戦いの前哨戦、秀吉が家康に、俺に頭下げろ、天下人と認めろ攻撃をしているのにしぶとく図々しくかわしているのでありました。柄本さんがオーヴァーアクションで必死に盛り上げてくれましたが、この辺はおかあさんもへーほーとパソコンでゲームやりながら「ながら視聴」。
   千代さんが新築中の大坂城をウロウロしているとさわやかな若武者に声を掛けられるんですよ。「お懐かしい! それがしはその昔お世話になった治兵衛にござる」って、あの、人質にやられた秀吉のオイですか。悲劇のバカとのと名高い秀次です。今回はその小牧長久手を表向きやっといて、そこで失態を演じた秀次くんを庇ったことで先々週以来出世から取り残されてた一豊さまがまた復活するところが物語的主眼と。
   「おわびなさいませ! 上様は秀次様を跡取りと思し召しゆえ厳しい言葉でご叱責なのでございます!」がんばるなあと思って背中で聞いてたんですが、その後のドラマの展開でしんみりと秀吉が一豊さまに長浜城を与え秀次の家老職に任じたところを見ると、庇ってたのは一豊さまであろうと。人様にレヴューをお見せするなら真剣に視聴しましょう。いや~、前回勝家がやられるきっかけの「中入れ」、軍を割いて別の敵を討ちに行くってのをやっちゃいかんというのは兵法の基本だそうですが、討ち気にはやって秀次はそれをやっちゃったのです。池田なんとかという彼の奥さんのパパも、ここで手柄立てれば自分の立場も向上、とばかりワシがついてってあげるよ、なんていろいろ思惑が絡んだんでしょう。現実世界においてはなんでも教科書通りにはやれないもんなんですね。
   秀吉は大激怒の面罵。そうですな。「泣いて馬謖を斬る」、ここは総大将の甥であっても無茶な進軍をしてしかも味方を置いて逃げ帰ってきたやつ(その池田のパパは戦死。森蘭丸の兄さんもたしか死んでました)を許してはいけません。でも、許しちゃったんだ。一豊さま、もしかして間違ってました?
   秀次といい、三成といい、茶々といい。その前に七本槍ーズも出てますし。秀吉の破滅(しとらん)に向けて役者が揃って参りました。さあ、大河後半戦いってみようかぁ!

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» 第29回「家康恐るべし」/功名が辻 [「人生のテーマソング」]
秀吉(柄本明)は自らの権威を誇示するため大坂城の建造に着手。茶々(永作博美)のための築城と見た寧々(浅野ゆう子)は千代(仲間由紀恵)に、茶々と同じ近江生まれとして近づき、様子を伝えるよう命ずる。すでに茶々から、秀吉を滅ぼすため生き残ったと明かされていた千代は板挟みとなる。同じ頃、千代は秀吉の甥にあたる秀次(成宮寛貴)と再会する。成長ぶりに喜ぶ千代だが、気負いばかり伝わる様子に不安も覚える。秀吉が次の標的とする東国では、家康(西田敏行)が粛々と領土を広げていた。秀吉は三成(中村橋之助)の言をいれ、家... [続きを読む]

受信: 2006年7月26日 (水) 20時07分

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