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2006年7月 9日 (日)

「功名が辻」26 サクセス・スクランブル

   出ました、タイトル。今回退場の鉄矢、役名は五藤吉兵衛、主君を叱咤して申します。「ここが功名が辻でございますぞ!」出世への分かれ道です。山内くん、ガンバ!
   鉄矢が意地を張って「だいじなのは殿、それがし妻を娶る気はござらぬ!」なんて言っちゃったので、ハートブレイクのえ~と、れいの嫁きおくれのお女中は実家に帰ってしまいました。もうホントウにいい爺さん(襟巻きなんか巻いちゃってさ)と化した吟に諭されて、なんとか彼女に会いに行く鉄矢、井戸端でかいがいしく働く彼女をのぞき見します。おお、古式ゆかしき恋のステップでございます、まずは「垣間見」。で、犬に吼えかけられて覗きがばれると。もう、手堅い進め方です。ついでに川にはまる。これでもかというベタな展開。うまく家に入れてもらって、父の形見の着物に着替えさせてもらって。ううむ、男性諸君、どうですか? ここまで、パパ、パパと来られたらちょっと引きません? これが女性で、貴女のことを見ていると死んだママを思い出すんですなんてくどかれて嬉しいものか。このマザコンがとアッパーカット食らわして終わりですよ。鉄矢も、彼我の年の差をやっぱり意識してしまいますってば。うまくいったって、若い嫁さんもらいやがってとかいって冷やかされるだろうし。鉄矢が煮え切らないのもチョット解る。
   やっぱり思いは告げられないまま去りかける鉄矢、しかし、勇気を振り絞って
   「勝って帰ったら迎えに来る」って。
   「あ~あ。これで死亡フラグが立ったな」ト、おかあさん訳知りがおに。
   「おかあさんフラグってなーに?」野球から帰ってすぐシャワーしてしまった豹太、今週はお風呂に入らず一緒に大河を見ておりました。
   「だいたい、ドラマとかで『戦争から帰ったら結婚しよう』って言ったらその人は死ぬことになってるんだ。その方が、死んだときの可哀相さが際だつからな」
   「じゃー達彦さん(朝ドラ「純情きらり」のヒロインの相手役。先週出征した味噌屋の若旦那)もしぬの?」と、豹子が横から。ううむ、さあどうでしょう?
   果たして今週、うっかりご飯にしている隙をついて砦を破られ(ここで、久しぶりに合戦に参加した吟が「炊事の煙を立てるな、馬鹿者!」と年の功っぷりをちゃんと見せ、色ぼけしてそういうところの突っ込みを忘れていた鉄矢との違いを際だたせてました)、秀吉くんに面罵された山内くんご一行は汚名返上の城攻めでシャカリキになり、一番槍をつけた(ちゃんと先週名調子を披露したあの「丸に三つ葉柏の紋所」の旗を立てて見せた)鉄矢は見事討ち死にしたのでした。
   話の途中で鉄矢の討ち死にはたしかにひとつのエピソードではあるんですけど、大河的に無名な山内くんの、さらにその家臣の死は、一般ピーポー的にほとんど盛り上げる材料に乏しいわけで、だから、老いらくの恋(ひでーな)を絡めてムリヤリドラマチックにしたわけで、大石さんも大変なわけで。いや、がんばったんじゃないですか? 子だくさんで、ちゃんとジュニア新一郎も活躍しているお家安泰の吟の祖父江家に比べ(ドラマガイドを見て確認。こんな名字だったんだ!)、登場時からずっと奥さんに死に別れたとかいってひとりでがんばってきた鉄矢、でも子孫はちゃんと土佐にいておうちもまだ残ってるってどういうことよ? 奥さんは子供を残してたのか、コッソリ再婚してたのかと思ってて、ああ、じゃ今話題のこのおねーさんと結婚して子供を残すのねと思ってたら。迎えに来るといっといて、祝言の前にすることはしたのかしら?(オイオイ)
   五藤家の家系図をちょっと拝見したいおかあさんでした。
   え~と、史実的には秀吉天下取りに向けて加速中。目端の利く家臣どもは、そうすると手柄を立てるチャンスがなくなるとばかりに必死。やっぱ、それくらいの知恵が回らないとあの乱世生きていけません。「明智どのは殿の恩人」とまで言っちゃって。コート死してソーク煮らる。天下が治まる前にもらうものはもらっておきましょう、と、茂助くんもマゴヘージくんも真剣でした。こういう視点は大河では珍しく、それだけでも今年は良かったんじゃないですか?

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