« おかあさんの舌 | トップページ | 浮気禁止 »

2006年6月14日 (水)

K峰より

   本日はお茶のお稽古。仙台市は濃霧注意報でミスティな毎日です。
   新しい年度を迎えてお稽古場も茶碗の入れ替えがあったようで、去年はなかった模様のお茶碗が水屋(支度をするための流し)に出てます。ブルーグレーの地に藍色の顔料で絵をつけたお茶碗もニューフェイス。模様は
   「チャイニーズチルドレン? いや、オールドメン?」唐子模様(これはおめでたい柄)と思いきやどうも違うような。ずるずるのお衣装を召したお年寄りがひーふー七人。
   「これは七賢人といいます。竹林の中で昔の中国の哲学者みたいなひとが風流に暮らしていたんですね」と、先生。ここでおかあさんすかさず手を上げたぁ!

   「先生! 白雪姫は扉を叩いたりしなかったんですか?」♪はいほーはいほー……
                                    ……みんな、もっと笑ってよう。
      ここで7人全員のフルネーム言ったりすると嫌われますか(言えないけど)? 

   今日のお菓子はJ寺の紋菓子だそうで、伊達家の家紋、三引両(○の中に3本のストライプ)と竹に雀(竹が2本両側から丸く囲んでいる枠に雀が向かい合って羽を広げた図案)の模様の丸い落雁でした。格調高いかも知れないけど、10円玉サイズでは朝ご飯抜き(友達と喧嘩したと言って登校をぐずる豹太をひっつかんで送った後稽古場へ直行)のおかあさんのおなかは悲鳴を上げましたです。
   「賞味期限が来ちゃったからあなたたちこれをお持ちなさい」とくれたのは叶松寿庵の一口水ようかん&ゼリー。これよ~こういう役得を待っていたのよ~! 我慢しきれず、修学旅行の小学生の群がる瑞鳳殿のエントランスのベンチで食べちゃいました。冬中かけて改装してたとおもったら結構趣深い四阿だの渋い案内板など立てちゃって、企業努力してるじゃないですか。昔は小中学生向けでしょうという感じの子供だましなキャラクターの付いたキーホルダーやらボールペンやらの並んでいた売店も、なにやらゆかしげなテーブルとイスの並ぶ空間に変わってました(紙カップの飲料の自動販売機も設置されたみたい)。そこまでは無料なのでお手洗いを借りついでに入ってみました。
   売店は奥にありましたが、安っぽいキャラクターものは一掃され、渋いご当地の焼き物、塗り物などの工芸品の小物に絞られました。伊達家家臣トランプは結構面白そうでした。クィーンは、愛姫(政宗正室)、香の前(大河の時の猫御前? 賭け碁で秀吉からゲットした側室)、政宗生母のなんとか院、政宗の娘で松平忠輝室の五郎八姫というセレクト。白石和紙を、拓本を取る要領で型に密着させて凸部分にだけ染料をつけて版画のようなコントラストを味わうらしき拓紙というものの細工は気に入りました。ペンケース1890円、危うく買っちゃうトコでした。
   瑞鳳殿は仙台観光3大がっかりスポット(東照宮のようなゴージャスな桃山様式っていっても建物ひとつだけだし。日光は、陽明門だけじゃないでしょ? もう一つは、天守閣もなくただ展望台に有名な騎馬像があるだけの青葉城。これも、史料をもとに東北大工学部の協力でCGで再現してみせるシアターができたのでご覧ください。ちゃちい再建よりかえっていいかも)なので、テコ入れを計ったのでしょうか。いいぞ、その攻めの姿勢。開山400年を経た観光地も21世紀を迎えては、安閑としておれないのでしょうか

|

« おかあさんの舌 | トップページ | 浮気禁止 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138427/10526283

この記事へのトラックバック一覧です: K峰より:

« おかあさんの舌 | トップページ | 浮気禁止 »