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2006年5月 8日 (月)

おんなのこが野球をすれば

   さて、女の子が野球をする漫画と言えば。
   昔懐かし「野球狂の詩」、水原勇気は四十路のおばさまになってもまだメッツで野球をしておるのだそうで。結婚したのか、子供いないのとか下世話な興味を抱いてましたが、モーニング連載中はそういうの出てこなかったな。ファンタジーとして割と楽しく読んでたのに、気がついたら追い出されてました。最近実在の球団が出てこないと思ったら、漫画にプロ野球選手出しちゃいけないことになったんでしたっけか? それでファンタジー世界と割り切れる(けどバカバカし~とも思う)ようになったのかな。架空の球団、例によって一芸ありまくりの選手たち、とプロ野球じゃないものになっちゃってて。そうそう、水原勇気はどうも体型がおばさまになってるようにお見受けしました。あれで未婚だったらちょっと。いつまでも華奢だったらやっぱ変?
   初期の花とゆめでやってた「赤毛のサウスポー」、一般的には全然無名でしたね。大リーグのお話しだったし。アメリカの原作付きだったと思うんだけど。なんで流行らなかったんだろう? 彼女は、パパが大リーグの名監督だったか大投手で、女の子版星飛雄馬(信じらんない! ATOK星ひゅうまを変換しないよ!)だったな。それに、アメリカならでは、ウーマンリブ団体が後援について女性投手を認めさせるという方向だったかな。
   同じく「花とゆめ」から「メイプル戦記」川原教授の名作。これは、日本プロ野球機構の性別条項撤廃を機に、女性球団を作り上げてまではじめた女の子野球もの。最後の方ぐだぐだになってたけど、ま、面白かったですよね。モーニングで舞城王太郎が、いろんな映画? 漫画? の企画を披露するページがあって、数号前のは「元カノ野球チーム」。高校野球のスーパーヒーローたちに振られた女の子たちが、思い上がってる奴らその得意の野球でぎゃふんと言わせるためにチームを結成した! とかいう企画。「なんでも一生懸命やれば楽しく思えてくる」というコンセプトは結構面白いと思いましたけど、2ちゃんねるでの批評は一言「メイプル戦記」。そりゃそうだ。ジャイアンツ(をモデルとした球団)のプレイボーイ4番打者の奥さんが、旦那に思い知らせるために入団してましたね。やぱ、なんでも少女漫画の方がすすんどる。
   さらに「花とゆめ」からそのものズバリ「おんな甲子園」。これは、家庭の事情で男装して育てられた女の子が高校で野球部に入る話。花とゆめはそうでなくても女の子が男装する話多いし。これは、気づいてる奴は気づいてるけど、主人公の好きな子は気がついてなくってドキドキ、とかだったと思うけど。女の子なのに男のカッコというらぶこめに焦点を絞るか、女の子が男の世界に挑戦、に焦点を絞るか。女の子野球モノにもパターンがあるわけだ。
   おかあさんご飯の支度で忙しくて、アニメを時々チラ見するだけなんですが、「メジャー」にも、小学生の頃女の子いましたよね? これは、チームの人手が足りないから、主人公にちょっと好意を持つ女の子に入ってもらっちゃうパターン。サッカー漫画でもありますよね? 「ブンブン」の「ケッタゴール!」(コレ可愛いんだ! 毎月楽しみにしてます)もそう。これはあんまり身体能力は期待されてないのかな? ま、あんまり穴にならない程度の。でも、チームのウィークポイントとして伏線になる程度には物語で意味をなしているか。
   そして少年漫画からは、前述の、タイトルをどうしても思い出せないお話し。たしか、豪腕ピッチャーだけど、その球を捕れる捕手がいない主人公を見初めた(?)女の子が、男装してキャッチャーを買って出てたと思います。途中から女の子であることがみんなにばれて、配慮してもらえるようになってたかと。女の子が野球というと必ずピッチャーだった流れに一石を投じてて好感を持ちました。だってさ、ホントはキャッチャーこそが女房役じゃん。それに、ピッチャーって試合中もっとも動くポジションなのに、女の子にさせるなんて大変。
   意外なところで、「お助け人走る」もキャッチャーが女の子でした。作者が弓月光でさ、コメディなんだ。私立の女子校が経営に行き詰まって、スポーツ特待生として男子を10人くらいだけ入れて、スポーツで有名になって立て直そうっての。おカマなコがうまくセレクションをすり抜けて入学、体育はからきしの彼に変わって、理事長の娘だったかな、体育万能のおてんばちゃんがそのスポーツ部に参加してうまく甲子園へも行ってしまう話。地元商店街のCM入りのユニフォームとか、別のユニフォームは大きな水玉模様で、とても紛らわしくて投球が打ちにくかったりというギャグが効いてて面白かったですよ。これは、人数合わせパターンのうちかなぁ?

   それで、女の子が野球をして、大丈夫なのか? ってのはごめんなさいセイリの話。「おおきく振りかぶって」のモモカンはトーナメント中は気合いでそんなもん止めてそうだし、もしあったとしてもダメージを感じてるところは想像できない。「メイプル戦記」は、団体だけに大変そう。ローテーション組めるのかな、なんか、集団生活してて「×子、明日のジャイアンツ戦行けるか?」ったら「うつっちゃいました。まだ大丈夫なはずなのに。すいませぇん」って。川原教授なら描きそうだよ。あ、でもあそこはセイリのない神尾(甲子園優勝投手ながらおかまウエィ(マルcミスター2)に目覚めてしまったヒト。心は女だからと言って入団を希望して許されるところが……)がいたよ。ホッ。 

   そんなふうに、特別扱いしても野球をしてもらいたいほどの才能もしくは根性がないと女の子は野球できないかと思えば、今はもう、ちょっと興味があるからって志願して入れてもらえる時代になったのであります。M山スパローズも、別に豹子を入れないと試合に出られないほど困ってもいないし。豹子には、実力がなければ相手にされない世界というのを思い知ってもらいましょう。ま、そんで、うちのかあいい豹子ちゃんのショチョーが野球の試合とかに重ならないことを祈っときましょう。さて、サニタリーショーツでも買いに行くか。    

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