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2006年5月23日 (火)

ま、じ、め。-スラムダンクにはまれない-

   おかあさんが大はまりした「スラムダンク」を、お返しする前に豹太にも一応みせとこうと喘息でだれだれとした日を送っていた彼に見せました。で、しばらくして「どーだ?」と様子を窺うと、彼の目はその前に読んでたワンピースの方にもう戻ってました。 
   「面白くなかったのか!? バスケ嫌いか!?」ちょっと取り乱しかげんな母に、豹太は言葉を濁します。
   「ちょっと、ついていけないというか」ははぁ。
   「主人公が不良でちょっとコワかった?」じゃ幽遊白書もだめじゃん。
   「……っていうか」
   「ノリが合わなかったんだな?」
   さもありなん。おかあさんはもう海千山千なので自分で合わせましたが、融通の利かない豹太にはあの元気すぎるポジティヴシンキング(図々しくお馬鹿と言ってしまおう)がきついんだ。解るよ。おかあさんもかなり読み進むまでオイオイと思ってたもん。
   幼い頃だと、「いなかっぺ大将」が苦手でした、わたし。あの田舎者の大ちゃんが花の東京で田舎者ぶりをさらけ出して大騒動になるところが。田舎の人をバカにしたような話の作りもイヤだし、東京に出てきたのに場に合わせることを学ばない大ちゃんもお馬鹿すぎると思うし、ああすればいいのに、こうすればいいのにともう、考えすぎて疲れたのです(小学生のくせに!)。そういう昔を思い出しちゃってさ。
   豹太は気の小さい、身体能力の低い子なので、周りの迷惑や思惑を考えずに自分の好き嫌いだけで突っ走って、それが、結果として体力がある(能力がある)から許されてしまうという展開は辛いのでしょう。痛快と思うには、まだ頭が固いと。わたしもイヤだな、そう言えば。監督をオッサン呼ばわりして馴れ馴れしくする辺り、わたしはヒヤヒヤしてました。ああいうところは面白がれない。
   それならまだ、認められなくても努力で自分の才能を伸ばして、いつか自分を認めてくれる仲間に出会う、「おおきく振りかぶって」の方が好きというのはよく解ります。おかあさんもさ、小暮くんタイプの方が好きだし、彼が報われたあの3点シュートのシーンは感動したよ。自分でも、一番にコートに出て手が鉄臭くなるのをいとわずネットを張り、用具の準備をしたもんだが(バレー部だったんだよ)、それと実力は別物で、モチロン公式戦には1度しかでられなかったし。スポーツの世界は厳しいよね。だから合唱で少しは人より勝ってる部分があると思えたから学業も仕事もそっちのけで合唱にはまったんだけれども。
   まじめな努力が報われると言うことは、ちゃんと「スラムダンク」でも描かれてはいるんだけど。まだそこまでは彼には解らなかったのでしょう。

 

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コメント

『スラムダンク』ちょっとお兄さん向き漫画ではないでしょうか。それ以前に単なる好みの問題?お母さん色に息子を染めちゃいけませんぜぇ。
『いなかっぺ大将』は確かにいくばくかの蔑視が見受けられ、今は地上波で流しにくいでしょうね(原作も文庫化されていません)。
わたし的にはかなりイカシタ昭和のギャグ漫画と思うのですが。
笑いと涙とど根性、そして遍くちりばめられた下ネタ。
すばらしい。( ̄▽ ̄)v
因みに前のエントリですが、私も公共施設一斉月曜休館には反対です。

投稿: 科学の星@アマサイ | 2006年5月24日 (水) 10時54分

ううむ、おなかを痛めて産んだ我が子といえども別個体ということは重々承知して生ったんですが。最近、マ王やら、彩雲国やらに興味をもってくれたのでつい自分が面白いと思ったものは全部楽しんでくれると思ってしまって。彼の思想の自由は保障してやらないといけませんか。

投稿: まいね | 2006年5月25日 (木) 22時05分

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