« 18歳未満のお客様はご遠慮ください | トップページ | 熱唱チューズディナイト »

2006年5月 2日 (火)

「功名が辻」17 ひとときの幸せ

   おお、おめでとう! 千代さんめでたく女児ご出産の回でした。
   シリアスパートは、信玄亡き後今度は上杉謙信が蠢動、北国街道をいかに守るかという戦略論のようでございます。青白く作ってるカタボリ様半兵衛どのが「絶対、挑発に乗って謙信との戦に参戦してはいけません、これは遺言!」とまた軍師らしいところを見せていましたな。「利家とまつ」だとこの辺で利家どのはがんばって、今では跡形もない七尾とかの能登の小さい城を取ったり守ったりしておった頃ですよ、たしか。ここで泥沼になってたせいで、柴田勝家や前田利家は本能寺の後に出遅れたんだよ。そう思えば、半兵衛どのナイス遺言(まだ生きてます)。
   信長様はどんどん天下人化しておりまして、濃姫がまなじりを決して
   「子も産めず、斎藤への人質としての価値もなくなった私が唯一役に立てるのは諌言だけ」とばかりに人の心を忘れてはならぬと申しますが、こりゃ、物語としてのアリバイづくりっぽいですな。信長様ちょっと当時としても危険思想持ってますぞという傍証みたいなもん。離反する人代表は光秀ね。最初、大地真央と和久井映見じゃあ大地真央が兄嫁だろう、実年齢から言って、とネットではさんざんな言われようでしたが、今となってはナイスキャスト、お市様のあの華! 濃姫のあのないがしろにされっぷり。もうどんぴしゃりではないですか。
   さて、もう臨月の千代さん、堀尾くんのところも跡取りが産まれたとかで、奥方連中も張り合ってるようですな。法秀尼どの来てるし、未亡人不破のおば上も「経験ないし」とかいいながら嬉しそうに手伝ってるし。やっぱりお産は幸せなイヴェントですな。身体を動かした方が安産とかいって、散歩にウロウロ出ると、また六平太。またちょろっと毛利だの上杉だのを調べてきたそうで。「時代は信長以降にむかって動いてる」「光秀、勝家、秀吉の3つどもえの勢力争い、誰に付くか考えておけ」ってさ。六平太は、じつは時代背景を語る役なんじゃないですか? 司馬っぽさをだすならアナウンサーどのに「話はさかのぼるが」とかやってもらうと司馬ファンにはたまんないらしいですけど。そんなに思い入れのないわたしとしては別にこの形でもドラマとして自然でいいかも。
   話し込んでるうちに産気づいちゃった千代さん、六平太が血相変えて担ぎ込むシーン見たかったけど、すぐに場面は転換して産屋に入ってました。
   一豊様転戦中で逢えたのは1年後だったそうですが、隠居した吟がいいおじいちゃんになっててもう。そうか、お産のシーンでひとり男がウロウロしてたのは吟か(いや、六平太も内心居ても立ってもいらんなかったであろう)。なんだか幸せを噛みしめるお千代さんでしたが、そうは続かないのであります。
   謙信軍との泥沼の戦になってる勝家陣営への加勢を命ぜられながらも半兵衛どのの言うとおりそれを拒否るために一芝居打って勝家と喧嘩、勝手に戻って来ちゃって「これで俺たち浪人だな。いや、信長様は軍紀に厳しい。命令に背いたからには斬首かも」と六平太はクール、クール。いや、斬首にならないって知ってるけど、どうすんの? と来週が待ち遠しいわたくしでございます。
   あさひの次の夫に指名された野口五郎がいい男です。「家柄いいし」って言って、でも、百姓女なんか嫁に貰えるかというような態度は見せない。あくまで「女房の縁で出世なんて恥ずかしい」というプライド意識なのが好ましいです。それで、あさひが心を閉ざしているといって千代さんに相談しに来て、千代さんご出馬。また雀の形態模写ネタかと思いきや、今度は赤ん坊の観察から、泣きたいときに泣け、とカウンセリング。それで、
   「でも、副田は名門だから泣くときは廊下へ行って懐紙で三度拭けってねねさんが言ったけど、おらは百姓だから野にいるときは手でかんでた」って。そこかい。「ねねさんが」ってところも細かくてよい。ホントに手鼻をかむ松本明子GJ。じっと背後で見守ってた野口五郎、たまらず飛び込んで、あぁあぁ、と抱きしめて、それはこれで、こう、と自分の懐から懐紙を出して拭ってやって。ああ、大丈夫、この人はいいひとだと思いましたです。いやいや、泉ピン子とせんだみつおを超えるかも知れませんよ。超えて欲しいな。
   とまあ、今週はこんなトコ。

|

« 18歳未満のお客様はご遠慮ください | トップページ | 熱唱チューズディナイト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138427/9862898

この記事へのトラックバック一覧です: 「功名が辻」17 ひとときの幸せ:

» 長浜 夫婦ゆったり二人旅 [うきうき日記]
4月30日(日) JR長浜駅に10時34分着、 ここから2泊3日の旅の始まりです。 気分はもう一豊・千代。 〜1日め〜 [:曇り:]時々[:雨:] 長浜城歴史博物館と、 ぼたんで有名な総持寺へ 巡回バスで行く事にしました。 ところが、 乗っているのは私たち二人だけ おまけに、 ボランティアのガイドさん付き   これはやばーいよ          < これは困ったものでございまする(千代) > 運転手入れても4人じゃん         ... [続きを読む]

受信: 2006年5月 8日 (月) 13時44分

« 18歳未満のお客様はご遠慮ください | トップページ | 熱唱チューズディナイト »