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2006年4月25日 (火)

「功名が辻」16 男って!

   今回はいっぱい人が死んだなぁ。
   プチ太閤記「功名が辻」、本日シリアスパートは有名な長篠の合戦。鉄砲3段撃ちも出ます、当然。なんだかこれ、最新の研究ではなかったことになりつつあるそうで、でも、大河ドラマフリークとしては、信長、秀吉が出たら長篠の合戦で馬がダァーの鉄砲がバババーン! を見ないと気が済みませんから。皆様のNHKです。外しません。
   そこに、先週登場、秀吉の妹婿源助どん(役名解りました)が作事奉行としてからみ、戦の悲惨さを盛り上げるところが大石オリジナル。
   源助どん、ネーミングがいいですね。史実では武士っぽい名前が残ってるそうですが、大河はドラマなので、毎回アレンジして使ってるみたいです。古い大河ファンに言わせると「泉ピン子とせだみつおの時は(「おんな太閤記」、わたしもこれで大河にはまった)涙を絞った」ものだそうですが、その時も、最初の夫(なんやしらんが腹切ったらしい)と離縁させられた2度目の夫を混ぜてたそうで。金沢にいた頃、大根は「源助大根」だったんで、源助と聞くと(下手な役者とまでは行かなくても)泥臭い純朴なひとが想像されます。利吉だとまだちょっとはしっこそうでしょ? こういう、小技。いいです。
   で、大工の腕を買われてって指導者じゃないんですかい? とにかく、源助どんはれいの「馬防ぎの柵」(バボ-サクと音読みせず、いちど和語に開いて言ってる神経の細かさがスキッ!)を半日で築き上げるためにたっての願いで長篠は設楽が原に呼び出されちゃうんです。
   「戦にはいかなくていいって言ったじゃん!」あさひはヒステリー。
   「男として、おれの工事の才能が求められたなら行ってみたい」と源助どん。あら、嫌々じゃないのね。
   「命に替えても源助どののお命は保証します!」と言っちゃう一豊様。真面目すぎ。黙ってられなくて口添えして、あとでねねに叱られる千代さん。芝居が細かい(このドラマは現代の感覚で命が大事とか言ったり上のものにも平気で突っ込みを入れたりすると、かならず上級者から叱られるそうです。2ちゃん情報。細かいね、作る方も見る方も)。
   源助どんの工事テクとは、丸太の脇を削いで接合面は平面にすることで密着させて強度を出すことでした。こういう細かい裏技でも、やってくれると説得力が出ます。無事に仕事をやりおおせた源助どんを、約束通り秀吉も一豊様も長浜へ帰します。ちゃんとお供までつけて。偉いじゃん。ところが、歴史に残る合戦に参加した達成感のある源助どん、途中で戦場に戻って来ちゃうんです。
        バ  カ  ー  !
   一豊様のお供も、不意を食らって追いつけません。待て、待てって言ってる間に敵の真横まで出ちゃって、流れ矢に遭い死亡。
        あっけなさ過ぎ。
   おまえ、なんで自分がだいじな身の上だってわかんないんだよ。
   もう百姓の源助どんじゃないんだよ。秀吉様の妹婿殿なんだよ? 一豊様と千代さんが命に替えても守るって言っちゃった人間が勝手にふらふらするんじゃないよ。自分は本望かも知れなくても、周りが迷惑するんだよ。お供も殴ってでも止めろよ。
   源助どん、百姓根性が最後まで抜けなくて失敗しました。
   迷惑しました。
   一豊様焦燥。腹切ってくるって言うし。それがまた、千代さんには六平太が先に帰って教えてくれてるし。取り乱す千代さんに「俺は千代をずっと見てきたから解る。子をはらんだのであろう」って、ホントに解るのかよ。距離を取って腕を押さえて(見とがめられたとき用心か、単に撮影の都合かひしと抱いたりはしない)、「死んではならぬ、一豊のためによい子を産め」と壮絶な笑顔。香川照之最高! 一生ついて行きます!!
   話を元に戻して。トップシークレットを明かして「赤ちゃん共々旦那様と死にます」と宣言、もう二人して死ぬ気であさひに謝りに行って、刀出したらいいところで秀吉乱入。外聞もなく泣きながら平謝りで。ホント、ウマイナァ。
   あさひが可哀相、とイロイロ考える秀吉、「あなたと同じ性格なら新しい女でなんとかなるんだけど」って言っちゃうねねさんもスゴイ。「それもいいか」と野口五郎を新しく見つくろう秀吉、ヤダよと言いつつ野口五郎に縁談持っていって断られて目を丸くする一豊様。面白ー。「うちは名門だけど俺才能ないし。これで出世したら秀吉の妹のおかげって言われるのヤダ」とはなかなかいい根性。野口五郎いい役もらいましたね。
   そのあさひに呼び出されておそるおそる千代さんが行くと「なんか笑わしてよ」って。「腫れ物扱いも疲れるんだってば」はい、あさひさんはホント百姓女(いかん、サベツ的だったかな?)。「ほら、そのオドロキ顔がおかしい」と言われて、必死に顔面模写のバードウオッチングネタで笑いを取ろうとする千代さんで、なんとかホッとして今週は終わり。千代さんのバードウオッチングは原作にネタがあります。でもこれは、半兵衛どのと文通をしてた、「雀がどうとか延々書いたりしてるんだって? 半兵衛どのもおまえのファンだって」、なんて文脈だったと。うまいアレンジですなぁ。
   不破のおじ上も亡くなって、あの爆発アタマが回想シーンで出て人が死ぬシーンだってのにニヤニヤしてしまったじゃないですか。大石、恐るべし。来週も見ます。

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