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2006年4月17日 (月)

縄文の銀行家はあま~い!

   旦那様に型を買って頂いて1週間、やっと作りました。
   「ゴメンね、豹子、金塊の話、お兄ちゃんのギャグのせいですっかり忘れてたの」旦那様と一緒にお買い物に行った豹子はすまながりますが、はっきり言ってキミにそうそう期待はしてなかったので。だって、ザモール長町にいくんだと思ったんだもん。その途中の業務用食材専門店で本格的に捜すと解ってたら旦那様に懇切丁寧にフィナンシェ型についてご教授申し上げたのに。旦那様、変なところで凝りすぎ。
   とにかく、軽く洗って油分など落としてそのまま棚にしまい込んで、あんまり時間がたつと忘れそうなので、昨日、お昼寝から目覚めた午後4時に突然はじめました。
   フィナンシェのレシピはインターネットで手に入れて。アーモンドプードルは先週の特売日に近所のスーパーで入手済み。卵も製菓用マーガリンもちゃんと買ってあります。さて。分量を正確に計ることから始まります。
   卵白250グラムって何個分よ~~~~~!?
   昔は卵1コ50グラムでしたよね。今はLサイズが主流になって70ぐらいありそうです。でも、白身だけで250って、いったい何個分よ!? 全卵でも5コ……単純計算で10コ? とりあえず、デジタルスケールの上にトレイを置いて一個ずつ卵黄と卵白に分けて計ります。
   「おかあさん上手~」
   「昔採った貝塚だ」おかあさんそれ違うから。豹子が間違って覚えないうちにやめましょう。昔、実家ではちゃんと2段式の卵分け器があったんだけど(デミタスぐらいの大きさの2段式のカップ。上の段は大きな穴が開いていてそこから白身だけが下へ落ちる)。 今はかぱりと卵を割って、また閉じて白身だけをじわりと外へ出すことができるんですよ。ホント、年の功。
   3コでだいたい100グラムちょっとになったので、きりがいいからこの量で行くことにしました。昔はよくやりましたよ、うちにある型の大きさに合わせて比例計算して数量を全部直して作るっての。ガリ勉なお嬢さんだった中学生のまいちゃんは全部手計算しました。
   「250分の100だから、あ、キレイですね~40パーセント。だから小麦粉300グラムのところ120グラム、砂糖は100グラム、バターも100。アーモンドプードルは40グラムになりま~す」丁度買ってきたアーモンドプードルは1パック35グラムでした。いいや、このまま行こう(卵ホントに250でやるときはどうするつもりだったんだよ)
   「砂糖と小麦粉とアーモンドプードルを合わせてふるいます。豹子~お手伝いさせてやるぞ~」粉ふるいは万能漉し器を使用。この方が粉が散らからなくていいです。
   「マーガリンを溶かせ。レンジでチンだ」
   んまぁ! 奥様上記の数量をご覧くださいな。小麦粉が(アーモンドプードルコミで)200グラムもないってのにマーガリンが100グラムもあるんですよ! 小さなディッシュ(レンジにステンレスはNG、プラスチックに油汚れは悲惨なので瀬戸ものにした)にいっぱい溶かしバターです。それこそ、チビクロサンボの仔トラ1頭分ぐらい。いや~ん。わたし今度からフィナンシェがお歳暮で来たからと言って毎日2コも3コも食べるのよそう!
   ふるった粉に卵白を入れて、空気を入れないようにすりすりすり混ぜ(! ここがミソ! このケーキは泡立てなくていいんです!)、バターを足して隠し味のアプリコットジャム……のかわりにホットケーキシロップを垂らして、バターをぬっといた型に流し入れて200度10分です。
   嗚呼、幸せな香りが漂ってきました。泡が立ってないのでそれほどふくらまず、端っこだけかすかに茶色の色が付いて焼き上がりました。竹串で火の通りをチェックした後、外します。
   「貝殻の筋、付いてるか?」
   「おかあさん、大丈夫、付いてるよ!」はい、6コ焼き上がり。
   さて、この型、すぐに使えると思わなかったから、あとは最悪の事態を想定して買っておいたアルミカップに入れてまた同様に焼きます。
   「ホントは金塊の形なんだよね?」
   「まぁいい。縄文時代のお金だ」いや、縄文時代にはまだ貨幣経済じゃないです。
   「おいし~い」
   たしかにしっとりと甘くていいんですが、見るからに油ギッシュ。てかてか光ってます。オマケに、おかあさん手間を省いて、ダイドコロに転がってた上白糖で作ってますから、甘さが強い、あっさりしてません。ああ、しっとりしてるのはこのせいもあるのか。口の中でほろほろ溶けて、ま、最初にしては上々じゃないですか。
   旦那様はやっぱりご不満。
   「砂糖を控えなさい」
   「だから最初だから書いてあるとおりに作らないと」
   「和三盆を使ったらどうだ」
   「どこに行ったら売ってるんですか」
   ま、そのうちまた改良型にトライしてみましょう。
   さて、余った卵黄はなんに使ったらよいのかしら?

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コメント

卵黄は今朝めでたく卵焼きにしてみんなのお腹に納まりました。ヨード卵だったから黄色が強くって、それなのに黄身ばっかり3つも入ったから(全卵も念のため1コ使ったけど)ずいぶん黄色い卵焼きになりました。山吹色。これこそ金塊だわと思ったりして。

投稿: まいね | 2006年4月18日 (火) 23時28分

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