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2006年3月27日 (月)

「功名が辻」12 がんばれ六平太

   とうとう武田信玄出馬です。でも、キャストは発表になってないのでもしかして信玄本人は出ないんじゃと噂されてましたが。やっぱ出なかったよ。
   こりん星人、しつこいです。まだ一豊様に絡んできます。六平太にまで諌められてるんだけど、もうこれは理性でどうなるレヴェルじゃないようで。おかあさんにも意味不明。だってHは下手って言ってたじゃん、最初! ……失礼しました。夜のテクニックに自信のない殿方の皆様、元気をお出しくださいって、そうじゃない。
   陣地の周りをウロウロして捕まったり、鉄矢にこっそり「一豊様に逢いたいの」とお願いしてみたり。取り次げん! といっといてブツブツ一豊様に小りんが逢いたがってること伝えてしまう鉄矢は憎めないオッサンです。そんで、「やっぱだめだって」と小りんに言いに戻る鉄矢を陣幕の隙間から見て、結局会いに行っちゃう一豊様も憎めない人間だぁ。そこに、寂れたお堂があり、白髪の山伏っていうか旅の僧がいるわけだ。これが六平太の変装。
   「ご坊、この辺に若い女がいませんでしたか?」
   「その女とは、お前のコレか?」いやこんな俗な会話じゃなかったですが。鼻白む一豊様にいきなり錫杖で打ちかかる六平太。おお、原作の名場面再現! 
   これは、2ちゃん大河板でも考察されてましたが、幼い頃から想いを寄せてきただいじな千代を奪われた恋敵であるところの一豊にセフレ(! たしかに原作では愛情はないが交渉はあるみたいに書いてあったな)であるところの小りんも心を奪われてしまった、しかも、それは彼を一途に愛している千代への裏切り行為の結果であるということへのなんとも言えない怒り、嫉妬のような気持ちの発動であるようです。「山内一豊! 山内一豊! 山内一豊! 会うのはこれで3度目だ!」という台詞にその激情が現れているとか。半兵衛宅で引き合わせたとき、小谷城で信長暗殺計画について知らせたとき、そして今です。さらに、「魂を売れ」と、スパイを持ちかけます。今度は毛利方につく六平太に信長軍の機密を漏らすことによって、将来信長が滅ぼされたときの保険をかけておくのだと。しかし、千代の言うとおり正々堂々「日輪の下での働きで功名を得る」ことを目標とする一豊はそれを公言して申し出を断るのです。あ、もちろんこの問答の間じゅう彼らは死ぬ気の立ち回りをやってます。六平太はいよいよ本気で殺しにかかります。スパイになってって言って断られたらやっぱ死んでもらうしかないし。千代千代って真っ直ぐな目で言いやがって小面憎いし。でもすうっと殺意を引っ込めて、「信玄は死の病だ」とまたトップシークレットを教えてくれちゃって、去るのです。地に落ちた錫杖を足でひょいっと持ち上げて、あっさり去ってゆくのでした。嗚呼、男は辛いよ
   放送中は見落としてたのですが、ここでバク転3回という荒技を見せていたそうで、ここはなんとスタントなし、本人がやったそうです。香川照之、もう40男だそうで(わたし、まだ30代入ったとこだと思ってました!)。偉いなぁ。さすが、歌舞伎役者の血を引くだけのことはある。
   シリアスパートはとうとう将軍追い落とし。仏敵となった信長を見限ろうとする恩知らず義昭です。この作品では実力もないのに黒幕ぶってるバカ殿扱いですね。御簾からリンボーで出てきて明智光秀にすり寄る義昭、おかしい。三谷幸喜がんばりすぎ。頼みの信玄が死んじゃったという報に接したときのリアクションは、予想できたけど笑っちゃった。結局信長と光秀には勝てず、将軍の座を追われてしまうのでした。人生の半分を義昭を将軍に立てて幕府を再興することにかけていた光秀、自分のやったことに呆然、坂本城から琵琶湖を眺めつつ滂沱の涙を流すのでした。そりゃ、辛かろう。
   というわけで物語はちゃんと信長破滅の時に向かって進んでおります。次はえーと、小谷落城だ。黄金ドクロカップ、出ますよ、乞うご期待。家来の秀吉のさらにその家来の奥さんの千代さんが、信長様にもの申したりしないだろうな、ちょっと心配。

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