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2006年2月18日 (土)

「結界師」細工はりゅうりゅう

   おかあさんは活字中毒です。大学に合格したとき、せっかく漫画とは手を切る決意をしたのに、バイトでひとり寮に残ってた夏休み、孤独と禁断症状に耐えかねて階段下の古雑誌処分スペースを夜中に漁り、花とゆめを拾い読みしてしまったのが運の尽きでした。そこで、川原泉、遠藤淑子、河惣益巳を知って現在に至ります。
   基本的には同じ本を何度も何度も読むのは好きだし、ネットで1時間も2時間も細かい字を追うのも苦にならないんだけど、時々新しい本の衝動買いがしたくなるんだな。立ち読みで済ませるのも最近は辛くなってきて(年齢的に、いい年して恥ずかしいのと、体力が続かない)。
   と言いつつ本日は「結界師」を読んできました。近所のTSUTAYA、試し読み本です。立ち読みなので主人公の名前はうろ覚え(覚えて来いよ!)。これはなかなかよくできた話です。主人公は中学生、家は代々妖怪退治のような仕事をしていて、才能があることは手に浮き出た紋章のようなモノで明らか。幼い頃から家業に駆り出され、ちゃんと仕事はこなしています。パートナーは犬の霊のようで掛け合いが微笑ましい。ライヴァルは、隣家の美少女、ちょっと年上で、家業も同じ。家同士に因縁があって(ロミオとジュリエットとまでは行かないが、仲はわるい)同じ妖怪退治に鉢合わせすることも数々。主人公の潜在能力の高さを認めてはいるものの、年齢的なこと、性格的なことイロイロ絡んで、主人公は差を付けられてると思っている。ちょっと恋愛未満なような感情もあり、さらに幼い頃、主人公がドジを踏んで美少女であるところの彼女に成長後も残る傷を負わせてしまったのでかなり負い目を感じている模様。
   うわ、完璧な設定だ。
   サンデーさん、「犬夜叉」やってて、昔「うしおととら」やってて、妖怪退治の宿命モノばっかりって思わないのかしら。そーゆー突っ込みは置いといて。
   主人公は、気持ちのいいバカで、ま、家業の重さは今イチ深刻に理解してないみたいだけど、それを解ってくるとなかなかいいオトコに育ちそうです。モノが妖怪退治ですが、話のノリは明るいのが救いになってます。1巻の登場人物では、1回キリのゲストキャラと思わせてまだまだ続きそうな天然ボケのパティシエの霊がいいカンジでした。絵も、書き込みの濃さが丁度いいカンジ。白すぎず、トーン貼り過ぎとかの暗い感じもせず。わたしは結構佳作と見ました。即刻買って帰るほどじゃないけどね。

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コメント

結界師、いいですよ~。サンデーの中で続きが楽しみな漫画の一つです。物語は収束しつつあり、のんびりしたところがなくなってきたのが残念です。

投稿: とむ影 | 2006年2月22日 (水) 17時24分

あら、そうでした? そのうちに新古書店でも行ってみようかな。

投稿: まいね | 2006年2月22日 (水) 21時41分

ブックオフ、駅前のにはなかったです。完結したらどっと出るのかしら? しくしく。

投稿: まいね | 2006年2月23日 (木) 23時50分

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