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2006年2月20日 (月)

ブランドタオルの使い道

   その昔、小金持ちさんのご子息の家庭教師をしていました。渋谷のマンションはメゾネット、リヴィングのお椅子はゴブラン織りの布張り。世界観が違うのでとっととクビになりましたが。そこのうちのトイレのタオルは、なんだかはでな色彩のヨーロッパブランドのふかふかタオルであったなぁと。
   我が家のタオルをいま畳んでおりましたが、やっぱりおトイレタオルはブランドモノ。これがまた、どうしましょうの黒字に極彩色の花柄。……なんでトイレタオルはブランドモノになってしまうのでしょうか
   高校時代、体育の後で顔を洗ったタオルを手に教室に駆け戻り、クラスの子に飛びついて話題に加わろうとしたら
   「ちょ、イヤだっ、雑巾顔につけないで!」って言われちゃって。
   ま、ロッカーに入れっぱなしだったから多少匂いはついてたかもだけど。
   多少くたびれてたカンジはあったけど。
   ケッコー内部進学者なんかは田舎の上流階級を気取ってる方もいたので(中学時代ひどくそれで疎外感を感じた)、貧乏人とバカにされたような気がしました。父に泣きついて、当時(たぶん今も)金沢に二件しかない百貨店の名古屋資本の方へ行って、ブランドモノのタオルを買おうと思ったのですが……当時のことだから、ブランドモノのタオルって、贈答用のごついゲストタオルぐらいしかなくって。小さいおしぼりタオルサイズのモノにすれば良かったのに、気負っていたのでついそのごついゲストタオルを買い求めました。
   使えませんでした
   持っていったんだけど、豪華タオルは毛足が長く、ごつい上、サイズも日本のあの手ぬぐいサイズより大きいので手で絞れないんですね。手が小さいんで、回りきらない。また、あれは乾燥機で乾燥させる想定だったのでしょうか、糸はそれほど柔らかくなく、干し方が下手だとごわごわしたままで、たいそう触り心地が悪かったです。
   セリーヌ、使えねえ!
   今も持ってるけど、サイズが違うからタオル棚にもうまく入らないし、いつもハブになってます。
   時代が下って、洋ものブランドのトイレタリーというものが贈答において一分野となってしまうと、日本人の好み、江戸時代からの決まったサイズ(手ぬぐいサイズ!)というものが作り手にもご理解頂けたようで、現在は手ぬぐいサイズの洋ものタオルも出ておりますようで(思うに、ライセンス生産とかで日本のタオルメーカーが作っておられるのであろう)。多湿な日本で使いやすいように、毛足をバカみたいに長くどっしりとったものでなくジャストサイズになってきたようだし。今わたくしがたたんだところのマリオ・ヴァレンティノのタオルも、旅館でもらってくる白いタオルとほぼ同サイズ、薄さも同じくらいでありました。
   でもやっぱ、好みもなんもなくひとから頂いたちょっといいタオルの用途は、ダントツでおトイレ用だわよねえ。
   「絶対コレあたし用にして!」と家族で取り合いになるようなセンスのいいタオルのおつかいモノ、あなたは見たことがありますか?(とここでホットマンとかのリンクを貼られたらどうしよう?)

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コメント

 先日頂いたお返し、箱の横に2500と書かれてあるからこれって2500円よね、などと軽いチェック。中にはペランとした小ぶりのバスタオル。いかんせん許せないのがその箱で、なんと桐風のごっつい木箱。木箱の分のコストも入れたらもっとゴージャスなタオルなのに。この木箱、捨てるのも大変!などと貰い物に向かって酷評の嵐、結局バザーに出品される運命となりました。
 「お返し」って難しいね。

投稿: エゴ若 | 2006年2月21日 (火) 22時29分

   あらら。エゴ若さんも災難。しかし、箱の方が高そうなお進物というのもある意味本末転倒な。いや、見栄っ張りな方にとっては正しいのか。しかしこのご時世、木箱は迷惑ですな。早乙女のおじいちゃんはたき火が趣味で(おい!)可燃物はみんな燃やして暖を取ってしまうので(近年はたき火禁止な世の中になり、煙がちゃんと処理される? ボイラをお勝手に設置。お風呂のお湯は自分で沸かして、今年は灯油が節約できてるぞとか宣う)そういう箱もるんるんで燃料にしてくれますけど。
   でもま、意外とそういう一見安そうなタオルでも「遠赤外線をナニする粒子を練り込んで」たりとか、「炭の粒子を配合して」身体によかったりとかしません? うちには「抗菌加工でいつまでも清潔」なやつが回ってきたのでありがたくおトイレタオルに……やっぱりトイレ行きか。
   昔、ギリシャの哲学者を倫社で習ったとき「世の中のひとからコレは誰が見ても不要と思うものを出してもらって山にして、その中から自分が見てコレは使えるというものを持っていってもらうと意外や何も残らない」という話を聞いたんですが、リサイクルショップってそんな感じ。わたしはカーニャが産まれるとき、彼女用の大きめのふわふわピンク、カワイイ刺繍入りバスタオルをそこで調達しました。まだ本人は喜んで使用してます。エゴ若さんのそれもきっとよいひとにもらわれて……いかないかな?

投稿: まいね | 2006年2月22日 (水) 10時35分

私もトイレタオルは普段使いのものよりリッチでゴージャスなものを!と思ってしまいますが、その昔一人暮らしをはじめた頃のトイレタオルの恨みが残っているのよ。
学生で一人暮らし、家族が品物を整えてくれたのに文句を言っては罰が当たるのでしょうが、
「これ、、わかるようにしといたから」、って、いわゆる旅館のような白いタオルに、マジックででかでかと‘トイレ’って……おとうさん、あんまりでした。

投稿: とむ影 | 2006年2月22日 (水) 17時22分

あはは。そういえば、実家の母も、自分で畳んでてわかんなくなるのかトイレタオルには「T」と、それでもただ書いたのでは色気がないと思ったのか刺繍を入れてました。いや、そんなところだけ凝ってもしょうがないって。

投稿: まいね | 2006年2月22日 (水) 21時38分

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