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2006年1月14日 (土)

「喰いタン」ドラマ化……

   とうとうドラマになってしまいました「喰いタン」。イブニング連載中、「ミスター味っ子」の寺沢大介が作者ですが、最初はなんじゃこりゃと思ってたのがだんだんあの脳天気ノリに慣れて、実は最近イブニング誌で一番楽しみにしてたりして(「サトラレ」終わってたし)。
   時代小説家でありながら常識はずれの食いしん坊である高野聖也がその食い意地でゆくところゆくところ事件に出会い、食にまつわる知識と鋭敏な感覚で謎を解いてしまうという筋立て。食べ物のことしか考えてない傍若無人っぷりに踊らされる周囲の人々がもう失笑、爆笑のバカミス漫画です。毎回ひどい目に遭うのは秘書の出水京子ちゃんと後輩で警部補の緒形君(この人が手に余る事件を持ち込んでくる)。商店街のお店のコロッケとかのB級グルメやら、出前のお寿司とカウンターのお寿司との握りの違いやら、食に関わるトリックは結構興味深いですよ。結構力業で、まさしくバカミスの範疇ってのもありますけど(って、バカミスの定義って何よ?)。
   ドラマ化に際して、かなり改変が加えられ、期待度Min(Maxの逆ってことで)。役者さんが東山紀之なのはともかく、職業がホントに探偵ってどうよ? 高野が時代小説家であるのはちゃんと伏線になってて、自分の小説で犯罪に巻き込まれたおそば屋さんを助けてあげるエピソードもありますよ。それが使えなくなってしまうのは結構寂しいものがありますね。とりあえず第一回見たけど、緒形がナマイキなキャリア女性警官になっててすっごくがっかり。あの、口の利き方も乱暴で、必要以上に威張ってる、もうこれでもかっていう嫌な女で……そんなとこばっか漫画的でどうよ? 1時間の枠を持て余して(?)、探偵ものらしい細かいシーンが入ってるのが(原作との違いに敏感な身としては)見てられない。高野が人情家だという描写なんてイラン。もういいです。来週からはまた「世界ふしぎ発見」見ます。
   ドラマ化のせいか、最近原作漫画も殺人事件じゃなくなってて、物足りない感じもありましたから、いいや、とっとと終わらして、また爽快なバカミスに戻ってください。

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コメント

   あのねー一晩寝て頭を冷やしたんですが。
   高野の魅力(そんなもんあるのか!?)は、「ひょっとしてこのひと実は頭いいのかも」
「実はいいひとなんじゃ」とおもわせておいてやっぱり食欲しかないところを見せて裏切る凡人とかけ離れた感性なんで、初回はその宇宙人ぶりだけで突っ走って欲しかったです。
   さくっと猫を捜してきて、「追加料金目当てでしょ」と小生意気なことを言うお子様依頼人にお金を返してあげるよりは、そのお金を堂々と巻き上げてさらに最高級猫缶を猫から奪って食べるくらいの意地汚さを見せて欲しかったなと。

投稿: まいね | 2006年1月15日 (日) 22時54分

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