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2006年1月25日 (水)

「旗源平」伝承ゲームはこう廃れる

   そうそう、去年のうちに書いとくべき話題。
   金沢の、昔からの遊びに「旗源平」というのがあって。オールシーズンやって良かったんだと思うけど、なんとなくお正月イメージがある遊びです。ものが「源平」だけに、大河ドラマで平家物語をやった2005年のうちに話題にしておくべきだったかと。
   ええと、室内ゲームで、必要人数は2人以上、2チームができる適当な数。源氏チーム、平家チームに分かれて、旗の取りあいをするというただそれだけ。旗をどのように取るかは、チームごとに選手のオーダーを決め、順に自分のターンでさいころを2つ振り、出た目によって決まります。目の出方により「梅が一」6または5と1(これを藩主前田家の家紋剣梅鉢に見立てて一番良い出目)でたしか中旗1本ゲットから、「シノニ」4と2(死にに通じるのでサイアクの出目)逆に自分から中旗献上まで細かく別れてます。ガイドブック見ながらじゃないととてもできませんだから廃れた)。最大の纏をはじめ、大旗、中旗(複数)、小旗(複数)とそれぞれ笹竜胆と揚羽蝶に染め抜かれたセットの紙旗(ジャパニーズ軍旗ですから縦長の幟旗)をやりとりする姿はなかなか耽美かも知れません。大中小の各旗はそれぞれ両替が効くのですが(ふつうの出目はだいたい小旗のやりとり)、最後の纏は両替不可のため、手元に大・中旗を切らしているときに梅が一なんか出されると、まだ小旗があっても纏を取られてゲームセットと相成ります。
   わたしが小学校で知った時点で既に廃れかけの伝承遊びでしたからねえ。熊本のウンスンカルタほどじゃないですが。子供たちが小学校に上がったら、早乙女のおじいちゃんたら「子供に伝えねば!」と使命感に燃えちゃって、結構立派なセット(各出目で取れる旗相当表つき)をどこからか調達して来ちゃいました。わたしも、遠い昔に遊んだことがあるわいな、と郷愁に誘われ、子供にてほどき。それが、仔猫ちゃんたちは意外と喜んで、やってるうちに出目とそれに応じた旗の数を覚えちゃったですね。ただ、かなりエキサイトしちゃって、厳格な早乙女おじいちゃんにお説教を食らったのが面白くなかったのかな。今年はやりませんでした。こうやって廃れてゆくのでしょう。

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コメント

マイ旗源平とは、こりゃ渋いねっ!自分が子供の頃にもクラスに持ってる子はいなかったと思うよ。おじいさま、さすがですわ。

投稿: きりん | 2006年1月27日 (金) 13時11分

そ~だよね。昔は児童館とか、学校に1セットってカンジだったのに。それは、21世紀を迎えて真剣に存続を危ぶんだ教育委員会かどっかで、カラーコピーした普及版を配ってたんだと思うけど。こっちはチョキチョキから始めました。竹ひごに一本ずつ巻いて。あ~手間だった(そういえばコレはどこへ行ったんだろう?)。
それとは別に、ちゃんと旗を立てるベース(木製。漆塗り)付きの立派なヤツを調達してこられて。おじいちゃん奮発したなぁ。これもありがたみが解るのは10年後か?

投稿: まいね | 2006年1月27日 (金) 22時08分

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