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2005年12月21日 (水)

ただお茶を点てて飲んで去るだけじゃダメなのよ

   雪が積もるとお稽古に行くのも大変。かのダンディ・ドラゴン伊達政宗が生前ちょっと馬で立ち寄って「ん~ここの郭公の鳴き声気に入った。俺の墓ここに建てて」って言ったとか噂のK峰、J寺。歩いて15分ですが、その行程はほとんどが急坂。息せき切って飛び込んで、
   「おはよーございます!!」って挨拶したら、だ~れもいない。
   「今日はみんな遅いの。例の脅迫状のせいで子供さんを学校に送っていったから。M山はどう?」と、1年先輩の高橋さん。区をまたいじゃうんで結構行事とかはぶつからないんですけど、さすがに子供の安全に関わるようなことはやっぱ共通のようで。
   「ああ、K町もですか。あはは、お稽古あるからぶっちしてきました」と答えますと、玄関先で先生のお出ましを待ってた紳士が。
   「その『ぶっち』というのはどのような意味ですかな?」とお尋ねに。もう、ホントに、ごくごく丁寧に、いやらしい持って回った非難とかじゃなく、純粋に興味から出た問いのようで。
   「『ぶっちぎり』とでも言うような言葉の略で、つまり……『さぼっちゃった』んですわ」と、こちらも柄にもなくお品よく答えちゃって。
   「ははあ、そのような言葉が流行っておるのですか」
   「私どもの学生の頃の言葉ですわ、お恥ずかしい。『午後の講義はぶっちしよう』なんて申しまして。イマドキのお若い方はどう言うか存じません」おかあさん、もうシドロモドロ。嗚呼、さすがはお茶のお師匠のお客様です。わたくし自然と背筋が伸びてしまいました。……おかあさんもお菓子だけを目当てにしてないで品よく教養たかい奥様にならなくっちゃ。
   でも今日も紅芋パイをお土産に頂いて(先輩のどなたかが沖縄に旅行されたらしい)ご機嫌で帰ってきたのでした。おいしかったぁ。 

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