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2005年11月25日 (金)

女帝誕生? ちょっと待って

   ちょっと悩んだんだけど、嵐は自分で受け止めるつもりで(でもやっぱりこわ~い!)。
   女帝論議が一段落付いて、「長子優先、女帝アリ」が結論として提出されたとか。オイコラ、こういうときは、アンゴル・モアちゃんどうぞ。
   「早すぎ。ってゆーか、拙速?」おかあさん頭に血が昇ってて4文字熟語になってません。
   毎日新聞に拠れば、研究会は既に非公式に’97年から始まっていたとか。それは英断。というより、昭和年間から始まっていてしかるべきでしょうよ、秋篠宮親王殿下以来男子のご誕生がなかったんだから。皇太子殿下にもはやお世継ぎが望めなくなってるぽい(最大限がんばって婉曲にしているつもり)今さら、遅きに失してると思いますけど。皇太子妃殿下も、秋篠宮親王妃殿下も40代ったら、ふつーはご出産適例年齢とは思いません。どーしても男系でいきたかったら生殖医療使いまくればよかったんです。あほらしい。殿下も自然のまま、自然のママと言いたかったらもっと早い段階で宮内庁と喧嘩しといてください。おかわいそうなのは妃殿下です。
   男系で2千6百年とか世迷い言を抜かすひとは、歴代の各天皇陛下がいくたりおねーちゃんを抱えておられたかを申し述べてください。いろんな王家が勃興しては衰退してきたヨーロッパは、キリスト教圏で、王は正式に結婚した相手に産ませた子にしか王位を継がせられなかったんですよ。だから、断絶したり、取って代わられてるわけでしょ。アジアの王朝がどこも長いのは、後宮を持ってて子供を産ませる相手は複数調達できたからです。大正天皇以来、皇后以外の女性を表向き(?)退けた日本の皇室が、これからも弥栄である保証なんてありませんことよ。もっと早期に、真剣に検討しとけ、バカ。
   皇太子殿下ご成婚が決まったとき、学習院に出入りしているという某音楽家が
   「殿下は子供ができない身体だからお世継ぎは無理だよ」なんてことをしたり顔に言ってました。それはデマであったことが証明されたんですが、もしそのようなことがあったのならはやめに開示してそれこそ真剣に皇統について皆で考えるべきだったんじゃないですか? 「もしかしてできにくいかもしれないから」と、解っていてのお立場上最大限のお言葉が「コウノトリのご機嫌に」云々だったら、おいたわしいとしか言えません。
   (とりあえずここで切っとこう)

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コメント

   ってことで、親王様がお生まれにくい環境にあることを認識してほしいですね。
   じゃあ、女帝復活? ってそれも乱暴な。西洋で常識だから日本でもってのは最近の間違ったグローバル化の代表でしょうが。わたしは女帝推進主義者でもないんです。
   ご 夫 君 は ど う す る の?(皇配とか皇婿とかいうらしいですな)
   西洋は、まだ王室が残ってる国がすこしはあるし、二十世紀になって廃位された旧王族なんてのもいて、中世以来やったり取ったりの婚姻外交が常識で、女王の夫によその王子とか大公ってのはアリです。貴族なんてのも同様。
   日本には貴族はもういません。近隣諸国も、王制のあるのはタイにカンボジアにブルネイぐらいですか? 清や李氏朝鮮の旧王族なんて、やば過ぎて引っ張って来れません。黒田清子さまだって、いろいろ探してやっと兄ぎみのご学友で見つかったんでしょう? 皇位の約束されている姫ぎみに近づこうという男性、政治的野心ナシで、なんて、プラチナの草鞋をはいても探せないですよ、イマドキ。
   道鏡の話は、あれは面白おかしく脚色されてるにしても、女帝の夫は問題です。西洋だってメアリ・スチュアートは女癖が悪くてしかも野心はあるバカと結婚したばっかりに苦労して、排除に成功しても政治的にも最悪のハンデを負ってしまったじゃないですか。ヴィクトリア女王は究極のぶりっこを演じて必死に取り繕ってたらしいし。女王の夫はお飾りでって、式典出席しかさせなかったら、現代のどっかの女王のご夫君は、バリバリの外交官だったのに
   「どーせオレはテープカットマシン」といって鬱になったらしいし(イヤホント、文春だったかに書いてあった現実の西洋の国の話よ)。
   実を言うと結構、皇統って途切れて、慌てて5、6代遡った天皇の、不遇の皇子の子孫とか引っ張って来てますよ。「日出る処の天子」、ご覧になった方多いと思いますが、推古天皇の後、誰が皇位を継いだかって、作中ひじょぉおに不遇だった地味な押坂彦人大兄皇子の子孫です。日本では、そっちの方が伝統です。無理に女帝を立てて、そのご夫君教育とか、処遇とか、新しい事考えると絶対手落ちがあると思うけどなぁ。西洋の常識、今の日本人の感覚にそぐわないって、そんでいいんです。日本は、そういうキリスト教国とは別の感性、伝統を持ったミステリアスな国であるという基礎を無くしちゃいけません。二十一世紀であるからこそね。女性の能力、尊厳を尊重しないというのではなく、現段階の法整備、受入側としてはまだ女帝を頂くに至っていないということで。
   皇籍を離脱した方が天皇になられた例は、あります。宇多天皇は、お若い頃源の姓を賜って臣下に下ってます。源定省と名乗られました。陽成天皇が廃されて、傍系の父、光孝天皇が帝位につかれた時で、後継者選びの密約があったのか、単に政治的配慮だったのかはわたしには解りかねます。後に復帰され、皇位を継いでおられます。まぁ、この方は皇子であって、5、6代も血が薄れた方ではないですが。光孝天皇じたい、父は仁明天皇でれっきとした皇子だし。
   ってゆーわけで、わたしはこのまま皇太子、秋篠宮両殿下に親王のご誕生がない場合、旧皇族から養子をとって皇位継承派です。できれば、敬宮愛子内親王殿下との縁組みを希望、同格のご夫婦として象徴天皇制を守っていただきたいけどね。スキじゃないひとと結婚しなきゃなんないってのは、ゴメン、そこんとこお立場として我慢して。
   と、系図好きのただのオバハンでもこれだけのことは考えてるっていうのに、有識者とやらは今まで何をやっとったのでしょうね。不敬とののしられ、悪魔と後ろ指さされてても国家の100年の体計をはかっておく。政治家って、そんなもんでしょお?
   

投稿: まいね | 2005年11月25日 (金) 13時21分

   それとね、もうね、日本と言う国が、皇室を頂くに値しないと思ってます。おしのびで公園デビューをされた雅子様と愛子様を携帯カメラ持って追い回し、「これが御子様を受胎されたベッド」と行啓先のベッドルームを勝手に(しかもいやらしく逆算して!)マスコミ公開したり。いやもう、「象徴やってくのがイヤになった」って、出て行かれてもしかたないとさえ思うけど(済みません。どうかずっと日本にいて下さい)。
   内親王がたももう気前よくお嫁に出しちゃって、皇室はもう「卒業」されてしまえばいいんだと思ったりもします。そしたら、アイボとか磯野家とかに代りに日本の象徴をやって貰えばいいじゃん。彼らなら好きなひとと結婚したいとか、コミケ行きたいとか言わないだろうし。

投稿: まいね | 2005年11月25日 (金) 13時22分

 要するには、礼宮以降男子がお生まれになっていないから、このままじゃ天皇も皇族も途絶えちゃうってことでの苦肉の策なのでしょ?きっと愛子様に男子が生まれたらまた有識者が集って皇室典範をさっさと変えちゃうとかもあったりして?(是非そこまで生き続けて見届けたいものです。)
 それにしても、男系で続いていくのはオッケーだけど女系だと・・って言うのは、どうも男系の遺伝子のほうが優秀って言っているように聞こえるのは私だけでしょうか?ちなみに我が家は女系(私)の遺伝子のほうがよっぽど優秀ですぞ(^o^)

投稿: 川越母 | 2005年11月26日 (土) 15時19分

川越母さんこんにちは。女系の方が優秀ってそれはあなただから言えるのよう(^^;)。
ううむ、女系OKということは王朝交代ですよと、女帝、女系否定論者の方は仰る。言いたいことは解るんだけど、納得いかないかな。婿養子アリにして、その後そのご子孫が帝位を継いでゆくとすると、一応その起源はある天皇であるからいいんじゃないのかとわたしは思いますが、天皇家以外の男性が関与しているのがいけないのかな? だって、そんなこと言ったら、男系でだって皇后(次代の皇太后)はよその方なんでしょ? 女性は皇室以外をよしとして(してない人も昔はいたんだが)、男性はダメというのはやっぱり女性をただの産む道具としか思ってないということかな。そりゃいかんわ。ちょっと待って、考え直してみるから。

投稿: まいね | 2005年11月26日 (土) 20時37分

天皇家の長らく続く「血脈」というものを考えると、当然養子を,もしくは側室にお世継ぎを、という意見も一理アリ。でも昨今の男女平等、一夫一婦制の流れからいくと「有識者」の皆様が愛子様で・・というのもわかる気が。個人的には、今の世の中、皇室とて俗世の人々と変わりなく「普通の家族」と言う事なのかと。

投稿: 川越母 | 2005年11月27日 (日) 09時51分

そおか、「普通のご家族」なのか。そりゃむつかしいわ。

投稿: まいね | 2005年11月27日 (日) 11時35分

しつこくて申し訳ないです。「男系の意義はY染色体にあり」だそうですね。たしかにYは男にしかないが・・・また悩むわ。

投稿: 川越母 | 2005年11月30日 (水) 15時06分

ううむ、たしかどこぞの宮様がそう仰っておられたとは聞きましたが。それはさ、男系の特色ってのをひねり出すために言ってみただけなんじゃ? 男系のどこがよいかについてはわたしは「昔からそうだったから」としか言えないと思ってますね。「昔からそうだったから」変えないことに意義があるので、行き詰まったから、流行遅れだから変えるというのは軽々しいと言ってるだけの話。
たしかに旧何とかの宮の御曹司という方をお連れしてこの方を次代の皇太子にお立てするなんて言われてもぴんとかないでしょう。でも、それはそれなりにどうせマスコミとかで大特集するだろうし、血のゆかりとかはそのうちにどんどん感じてくるようになるんじゃないかな。

投稿: まいね | 2005年11月30日 (水) 20時02分

知らぬ間にすごいコメントツリーに。
>研究会は既に非公式に’97年から始まっていたとか。
>もっと早期に、真剣に検討しとけ、バカ。
いや、戦後、占領軍が引き上げてからすぐに検討しているはずですよ。非公式中の非公式に。宮家をあれだけ潰せば、タネの絶対量が大幅に減少するのはわかっていたわけだし。
出しどころ?を狙っていたんですよ。現天皇が無事2男児をもうけたから一旦引っ込められたのでしょう。
直系男子だけじゃ100年も持たないのは明らかですから。

投稿: 科学の星@アマサイ | 2005年12月 1日 (木) 13時40分

あ、科学の星@アマサイさん、参加ありがとうございます。あら、そんな昔から? やっぱり動くところは動いてたんですねえ。変なトコで血圧あげて、バカみたい(おかーさん血圧が3桁ないひとですから多少興奮しても血の巡りがよくなってかえってよいですわ)。

投稿: まいね | 2005年12月 1日 (木) 21時29分

皇室典範改正のための委員会がとうとう発足だそうで。敬宮愛子内親王殿下のお誕生日で可愛らしいお姿を公開しといてこれだ。もうこの線でまとまってしまったのかなぁ……。

投稿: まいね | 2005年12月 2日 (金) 10時18分

女帝でもいいんじゃない?という消極的女帝容認者です。

おおざっぱな話をしますが、
男系がよい、というのは、遺伝子の保持に関してですね。自分の子供には半分しか遺伝子は伝わりません。その子供なら、1/4。親族で結婚すればまた違いますが。で、どんどん希薄になっていくわけです。どの形質が元々だれのものだったかもわからなくなっていくわけで、何代か下れば、自分の遺伝子のどれだけが受け継がれて残っているのかわからない。もしかしたら全く残っていないかもしれない……でも、男性の場合、男性の子孫を追っていけば、それはY染色体に乗っかっている遺伝子は確実に残っているのです。

女系なら、ミトコンドリア遺伝子がずっと女系で続くのですが。

天皇を天皇たらしめているものが血筋であって、つまりは遺伝子であって、それがY染色体に乗っているのなら、母系を通さない男子での存続の意味があります。
そのどこの仮定が欠けても、理屈はとおらないはずなんだけど……単に男がえらいと思ってるから、女帝反対、男系を、って言う感じでしゃべってる人多いんじゃないの?という勘ぐりが捨てられなくって。

投稿: とむ影 | 2005年12月 3日 (土) 00時53分

ん~ネットで流れている噂レヴェルのものを持ち出してきてなんですが、明治天皇はすり替えられた説ってのもあって、明治維新の時に、長州が、傀儡として言うことを聞かせやすい某を引っ張ってきて据えたというもの。幼少期の明治天皇と即位されてからの東京での天皇とがあまりにも性格その他違いすぎるという話があって。ま、「影武者徳川家康」レヴェルの都市伝説なんだけど、その線で行くと明治以前に起源を持つ旧宮家は現皇室とゆかりがなくなっちゃうんじゃないかなとか、思ったり思わなかったり。
あと、さすがに旧宮家の御血筋まではこっちも全部は暗記してないので、養子をとって継がせている宮家の場合(たしかあったと思う)、Y染色体もなにもなくDNAのことは持ち出せないんじゃ? と口に出せない突っ込みを腹に貯めている今日この頃です。

投稿: まいね | 2005年12月 3日 (土) 03時20分

訂正。
すいません、遺伝子の話、間違えました。孫なら、1/4ではなく、0~1/2です。

え~とそれから、、私は、天皇は男系がよい、と思っているわけじゃなくて、男系というものは決まった資質がY染色体に乗っかっている場合、その資質を次の世代へ伝えていくのに都合がいいシステムである、ということが言いたかったのです。言い方が足りなくてごめんなさいです。

投稿: とむ影 | 2005年12月 3日 (土) 16時37分

わたしからも訂正。
調べましたが旧宮家の養子は宮家同士で男子をやったり取ったりしてるので、一応噂のY遺伝子は持ってるヒトがなってますね。失敬。
江戸時代の大名家みたいに娘がお嫁に行った先で産んだ男の子を持ってきたりしてたらもう切れてると解釈できますよね?(吉良上野介と上杉家の関係)

投稿: まいね | 2005年12月 3日 (土) 20時00分

さらに訂正。
遺伝子じゃないっつうの、Y染色体。おお恥ずかしい。

投稿: まいね | 2005年12月 3日 (土) 20時04分

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