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2005年10月17日 (月)

「Q.E.D.」22おめでとう!

   

お、め、で、と、う、ご、ざ、い、ま、すー!
   「Q.E.D.」加藤元弘、22巻もスマートです。掲載誌が隔月刊(マガジンGreat)なのでいささかマイナーですが、人死にの少ない本格型ということで確実にファンの付いているミステリコミックです。
   主人公、燈馬想は15才でマサチューセッツ工科大学を卒業する天才児ながら、大学院に進むための論文を仲間に捨てられてしまった事件で自分の将来(まぁ、人間関係含む)に疑問を抱き、そのままアメリカを離れ日本の高校に進学し直します。そこで出会ったのが、お節介で行動的で猛獣の運動神経と警視庁の捜査一課の刑事の父を持つ美少女、水原可奈。彼もまた、美女の尻に敷かれて労働奉仕するグウェンダル型苦労人となったのでした。
   彼の魅力は人間心理に疎い専門バカさにあるのみならず、MIT時代の華麗な人脈にもありまして、かのビル・ゲイツをイメージさせる独占的プログラム・ソフト会社社長であるアラン・ブレード氏も憎めない敵役として準レギュラー登場します。彼の会社の主力商品、超有名OSの開発にも幼い想が協力したという設定で、有能な彼を虎視眈々と狙ってアランはイロイロちょっかいを掛けてくるのですが……ことごとく返り討ちと。今回は、そのアランがわざわざミラノに想と可奈を呼び出しておいて「指輪を見つくろってくれ」って。「金持ち友達は口が軽いからイヤだ。おまえらも誰かにしゃべったらうんざりするほど嫌がらせしてやるからな」って、この人、スネ夫入ってます。可奈はすぐにピーンと来たぁ。ワガママな天才児がそのまま大人になったようなこのひとのお世話係でもある秘書のエリーさんに、どうも年貢を納めるつもりのようで。そうだよなあ。もう、この人のお守りはあのひとにしかできないって。
   って、指輪を買って道に出たとたんに、銀行強盗に出くわして、人質にされてしまうアラン! 身代金はたったの1500万円!? そんなバカな!?
   アメリカ育ちの天才同士は危機管理もさすがで、誘拐事件は簡単に解決。彼らのなれそめなんかも語られて。初対面の時から感じるモノがあったのか。やっぱり若くして大富豪になるひとは決断力がすごいわ。そして、銀行にしてやられていた犯人さんたちを勝ち組がわから見下したりしない態度が気持ちよかった。やっぱり、成功者ではあってもこの人は親からもらったお金を転がして上流にいるんじゃなく、自分でモノを作って成功した人だったんだと。子供みたいでも、やっぱり憎めないいい人でありました。
   ってことで、血が流れなかったこと以上に、ハッピーエンドで、この巻はと~っても読後感が良かったです!!

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