2008年5月10日 (土)

「十字屋敷のピエロ」ネタバレ感想

   ゴメンやっぱり書きたいの~~~!

   これは「五辯の椿」で「ジョロウグモの理」な話なワケで(うわ~二重のネタバレ! おかあさん最低!)。

   何が怖いって、真犯人は、第1の殺人のトリックも犯人も全て解っていて、彼らの手で自分たちを始末させることを画策しておるわけです。
   さらに、自分にとって不愉快な人間を殺させて、そのために犯罪が発覚するように追い込むと。
   殺されるべき人間Aは、真実に気づいて、それ故殺されるのですが、それも、真犯人の誘導によるんですよね。
   その重要なヒントは偶然、その仮の探偵役Aの手に渡るんですが。
   じゃ、当初の流れでそのヒントが別の登場人物Bの手に渡っていたら、犠牲者はそちらになっていたわけ?
   Bはとくに真犯人に対して悪意を持っていなさそうでした。
   むしろ、唯一心を開ける存在であるように描いてあったけど。
   内心複雑なものがあったとでも言うのでしょうか?

   

真犯人が、仇討ちのために全ての犯罪を計画したとか、第1の犯罪のトリックを見抜いていたとか、そんなん軽い! 軽い! そのくらい、今となってはごく当たり前のミステリです。たぶん九分九厘そのヒントがAに渡るであろうところまで計算して持ち出していたとしたら。いや、それとも、Bに渡って、Bが真実に迫って危機に陥っても、真犯人にとっては大して痛痒を感じていないのかも知れず。
   どっちだろう? どっちでもいいのかな?
   怖い! 怖い! これは犯人が解ってから読み返すべきとか聞いたけど、怖くってもう読めないかも!

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「塩の街」 恋は地球を救う?

   脇カラムでも書いてますが、あそこじゃとっても感想書ききれない!
   また、脇は「リスト」形式なので、月が変わってレイアウトを変えるともう閲覧では見られなくなるんですね。わたしは管理者画面から過去のデータも(時間かかるけど)検索できるけど。書評がメインのサイトじゃないけど、ちょっと構成考え直そうかしら。

   「図書館戦争」ではまった有川浩さんは自衛隊三部作というのがあるミリタリー系な方なんだそうで。とりあえず、デビュー作でもある「塩の街」を買ってみました。これ、学生が選ぶ大賞の候補作にも選ばれたそうです。

   で、自衛隊三部作としては「陸」にあたるそうで。こんな話。
   群馬から歩いて東京に出てきた遼一は、行きだおれる寸前に高校生ぐらいの少女、真奈に拾われます。東京湾の埋め立て地にある日塩の結晶のようなものが落下してから、人間が塩になってしまう奇病が発生、もう日本だけで600万人も死んでいて、社会はまともに機能していないのでした。
   主人公は遼一だと思ってましたが、拾った真奈ちゃんと、「あたしの大家さん」秋庭さんの方だったのでした。
   「大家さん」って、偏屈なじじいだと思ってました。
   じゃなきゃ、同じくバイオハザードで世界滅亡する「BH85」みたいに訳知りなおばあさんとか。
   そうじゃなくて、秋庭さん、ちょっと不器用な、でも優しいお兄さんでした。「引き出しは多い」そうです。

   とってもくたびれながら、とっても無謀な旅をしながら、でも目は据わっちゃってる遼一君、人が殺せるぐらい重いリュックの中身を、「きれいで温かい海に返してあげる」ことが目的だそうで。
   それってさ、いわゆるドラえもん映画でいうところの敵UMA(ネッシーとか、未確認生命体)とほぼ同じ種族のUMAで、でものび太にはなついてて、クライマックスで敵UMAに特攻・相討ちで世界を救って涙のお別れという役回りのアレなんじゃないかと思うわけだ。

   真奈ちゃんのお節介に秋庭さんが呆れながら力を貸してくれて、遼一くんはなんとか海にたどり着きます。そこで開けるリュックの中身は。
   UMAなんかじゃなかったのでした。

   泣いた泣いた。

   これは中高生にはわかんないでしょう、ってゆーか、判って欲しくない。もっと上の年齢対象だな、たしかに。

   人間が、突如、塩の柱となってしまう奇病に取り付かれた社会の話です(ギリギリネタバレ)。

   いやもう、この第1章だけで爆泣短編として最高な所へ。

   帰りは秋庭さんと真奈ちゃんの哀しい2人旅です。
   そこで出会った脱獄囚のトモヤくん、自分は人体実験されて「発病した」と語ります……。この病気はあの「隕石」のせいじゃないの?

   「引き出しの多い」秋庭さん、また特技を披露してくれて、そして、妙に顔の広さを覗かせます。人質にされてしまった真奈ちゃんに、「もう他人だなんて言わない」と誓う秋庭さん、2人の関係が変わりだそうとする第2章。

   そして、トモヤくんのせいで旧友に探し出されてしまった秋庭さんが「ちょっとした大規模テロ行為」の片棒を担がされてしまう物語後半へ……。そう、これは「自衛隊三部作の『陸』」なのです。

   危機に乗じて自衛隊の立川駐屯地に潜り込んでニセ司令になってしまう入江さんがスゴイです。某所で有川作品のそれぞれでコワイ人を挙げて、誰が一番コワイかという話で、「塩~」の入江が最強ということになってました。ナルホド。「図書館」からは小牧2正が挙がってましたが、入江に対するには小牧2正では黒さと影響力が足りません。手塚兄ぐらいじゃないと。状況の違いはありますが、それでもその名の下に死へ追いやった人間の数では入江ニセ司令に勝るものはいないんじゃないかと。「空」と「海」は未読ですが。

   「見ると死んでしまう何か」といい、「最後には戦闘機」といい、藤田和日郎の「邪眼は月輪に翔ぶ」みたいな話でした。もう、あのミネルヴァと同じくらい理不尽な致死性ね。この辺、科学的考証を望みすぎると野暮らしいです。ホラーなんだから、「考えるな、感じろ」ということで。ま、「塩~」の方はナトリウムがどうとか、科学的根拠を入江ニセ司令が一応説明してました。

   「世界が滅びるその日まで人間は恋をしていた」ということで、美しい話なんじゃないでしょうか。わたしは楽しかったな。後日談の、真奈ちゃんに親身になってあげてた女性自衛官の恋とか、入江ニセ司令が死に追いやった人の遺族から逆恨みの復讐を企てられる(?)話とか、どれも後日談としてきれいに過不足なくまとまっていて。

   

買ってよかったと思いました。

   いやしかし、自衛隊というのは「アレが飛来してからコレが起きたんだから、とりあえずアレを除いてみたらどうでしょう」という具申も却下されるぐらい硬直化しておるのでしょうか。問題ですな。怪獣映画には疎いのでその様式とかはよう知らんけど。

   あと、社会が機能しなくなって2週間で日本が無法地帯になったって……信じたくないな、フィクションの世界でも、日本だけは大丈夫だと思っていたかった。阪神・淡路大震災を経験された方、どうでしょう? 略奪はなかったというふうに聞いてますが。


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今週のジャイキリ #65

   盛り上がっております「ジャイアント・キリング」大阪ガンナーズ戦でございます。

   例によって気合い十分、敵FWに食いついて行ってるDF黒田ですが……。
   「釣られんな 黒田(クロ)!」
   「ハウアー見てろ!!」
   珍しくまなじりを決して叫んだ達海監督の声は届かず、切り込んだ片山に注意を取られた瞬間、190㎝超のハウアーの空中殺法が炸裂、豪快なワンバン・ヘッドを決められてしまったのでありました。
   これはクロちゃんだめでしょう。
   唖然とするちびっ子サポーター、ブラン代表監督、フロントオジサントリオ、「ちっ」と吐き捨てる達海監督、そして目を見開くダルファー監督と続けざまにアップになって、タイトルページ。

   「ゴォォォォール!!」
   「大阪ガンナーズ先制ーーー!!

   一枚絵のタイトルページ、ゴール方面からの絵で、真ん中に立ちつくす杉江(お耳が目立つ!)、身を起こす失意の緑川、尻餅ついて、まだちょっと呆然? の黒田をはじめ、動きの止まったETUのイレヴンに対し、ゴールを決めたハウアーを祝福して手を挙げたり、もう駆けだしているガンナーズイレヴンが対照的です。

   めくると、両手を広げ、感無量のハウアー、そこに、パスを出した片山が駆けつけ、
   「今のパスは貸しやぞ!!」と実にオーサカらしいノリ。さらに、
   「なんやねんハウアー! 俺にももっとパスよこさんかい!」と畑。この2人が頭をぐしゃぐしゃと荒っぽい祝福を致しますと当然、
   「ボクの頭に触るなあ!!」とハウアーが怒るわけだ。

   ベタベタな展開です。笑ったけど。

   そしてさらに。

   「自己陶酔型の陽気なオランダ人」と欄外紹介文を更新されてしまったダルファー監督が、
   「ああ!! なんて美しい ゴールなんだ!」
   「ボクは 感動の余り 涙してしまい そうだよ!」とやると、すかさず、ソノダくんが、
   「ハンカチなら 用意してますよ ダルファー監督」と、こちらもベタベタ。

   なんて名コンビ。
   次のページに行ってもまだ漫才やってるし。

   達海監督! こいつらこれ以上調子に乗せちゃダメですよ!

   で、ETUはどうかというと、監督の直接の指示は要(カナメ)の杉江へ。
   「すまねえ」という黒田には、緑川が、
   「お前はしっかりやれてるよ」フォロー。
   「俺が片山さんに抜かれたから……」と下を向く清川には(こういうときにも石浜と2人で映る清川、仲良しさんね)、赤崎が、
   「ホラ… だから 言ったじゃ ないスか」と神経逆撫で

   ヤバイよ、ザッキー!

   「別に 絶対1対1で 勝てって言ってるじゃ ないっスよ」
   「ただ 足止める くらいは できるでしょ?」
   「そしたら 俺達だって フォローに 行けるんだ」
   「死にものぐるいで やれって話っスよ」

   FW生き残りが一段落つき、SB開眼がこの試合でなされるとしたら、次はザッキーの浮き上がりエピソードになるんじゃないかと心配!

   村越の場合、今までの期待と実績がプラスの状態からゼロに落ちて、そこからの這い上がりでした。椿はゼロがマイナスに落ちて、かな?
   ザッキーの場合、マイナス5くらい(元々生意気)がマイナス10(最近思い上がってないか、対して活躍してないのに!)にまで落ちてからのはい上がりっぽくって。周りも、今までの例だと好意的に引いてるか、心配してるぐらいだったのに、もう嫌われかけてるカンジがします。
   心配よ、心配だわ~~~~!

   と、おかあさんの余計な心配を余所に、村越キャプテンは、
   「そのくらいに しとけ」と場を収拾するのですが。

   「圧倒的に 攻められて 失点なんて」
   「去年 何度となく あったじゃないか」
   10番の大きな背中が映ります。

   「今さら 気に病むほどの ことじゃないよ」
   「さあ 攻めよう」と、吉田のアップ。力を入れて美形に描いてます。

   

かあ~~~~~~っこええ
   え~っと、往年のモーニング看板漫画、「蒼天航路」、官渡大戦で膠着状態を打破するために夏侯惇さま(他曹操下の諸将軍)が一兵卒として前線に出たエピソードを思いだしますね。まさか、あの偉大な将軍が俺達の前に下りてくるとは、と一兵卒の山ちゃんが半信半疑でいるのに、夏侯惇さまは自然体で一兵卒をやっている(マジメなんです)。ところが戦闘にはいると、さすが、凡人とは格が違う、100人力で雑兵を蹴散らしてくれる、それを見た山ちゃんの感想が、「かあ~~~~~っこええ」。
   凡人が、明らかに自分たちとは格の違う戦士を見たときの心からの感想ということで。
   いやでも、言ってることは、「ワンピース」の弱虫凡人代表、ウソップと同じくらい情けない内容なんですけど。

   一瞬魂を抜かれたETUのみんなも、ハッと我に返って、
   「そんなんでモチベーション上がるかー!!」と叫んでます。

   ああ、これだ、吉田のトラブル解決能力。初登場時の黒田と赤崎の乱闘をなし崩しにしちゃったやつ。
   別に本人も誰をかばおうとか考えてる訳じゃないだろうけど。
   いやな雰囲気はとりあえず消えたな。
   村越が正論で押さえ、吉田が不思議パワーで強制的にガス抜きする。ETUが去年2部落ちしなかったのはこういうメンタル面の調整をしてたからでしょうか?
   吉田、意外な使いでのある選手であります。

   さて、「これで 勝った気に なってんなら」
   「笑うぜ ダルファー」達海監督の顔も全然追い込まれた感じじゃないですよ。

   ここで視点の転換。シーズン開幕からETUを追うことにした女性記者、藤澤さんへ。ETU番としては先輩の山井記者から話を振られます。
   「さすがに あんたでも 知ってるだろ?」
   「ETUが 相手に先制される ことの意味」

   そうか、藤澤さんはサッカーに興味がなかった読者へのサーヴィス、「初心者代表」なんだ。(デリカシーがないのよっ!)と内心どつき回しつつも、藤澤さん(と読者)は大きなお世話な解説をしてもらえるんですね。

   いわく、「上手くいった 経験が乏しいから 正解のビジョンが イメージできない」。

   ナルホド。負け癖ついちゃってる上に、「ガッチリ固めてカウンター」戦術しか採ってこなかったから、劣勢を吹き飛ばす大攻勢をどうやってかけたらいいか判らないんだ。

   ヴィクトリーとのプレシーズン・マッチでも、2点まで取られちゃったら終わった気になってましたもんね。綱本さん(原作者)、考えて物語作ってあるなあ。
   あのときは、村越の奮起で何とかなってましたけど。
   さあ、どうなるんだろう?
   「だから 期待 するんじゃない」
   「 監 督 の 力 ってものに……」さすが、藤澤さんは読者代表だ!

   吉田がはじめます。
   「さっ」
   「そろそろ いくよ ナッツ」

   試合前から異様なテンションだった夏木の出番です。

   なにを指示されてるんだろう? ってとこで以下次号!?

                                 ……脚本上手すぎ。

   * * * < 今週のザッキー >  * * *

   前述の通り。アップで出てうれしいけど、これじゃ悪役です。試合に勝てたとしても、この先が心配。黒田ほど単純じゃないからチームにちゃんと戻ってこられるか。黒田みたいに、ちゃんと判ってくれてる相棒もいないみたいだし……。


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2008年5月 9日 (金)

「図書館戦争」 #4

   仕事にも慣れ、司令を守ってちゃんと任務で活躍もできた郁ちゃんですが、その図書隊配属を内緒にしてる父母に突撃されることに!

   オープニングで毎回「……その世界に飛び込んだ一人の少女がいた!」ってやってるんですが、そんな、4大出た立派な成人女性(芳紀22!) を「少女」ってどうよ? いや、心は乙女だからいいのか?

   週刊誌に載った写真は、稲嶺司令を見送って、
   「約束通りちゃんと仕事をしたって証言しますよ」って言ってもらってた救急車前のシーンのものでした。これでタスクフォース配属って判るかなあ? でも、郁がちゃんと仕事をしてることが判るシーンとなるとここになるのもしょうがないかな? あっちを削るとこっちもいじらないと、と、一つのつながりあった世界を刈り込むのは大変。

   

お父さんがなんだか伊東四朗でした。もうちょっとマッチョぎみかと思ってた。お母さんに恐ろしいトラウマを植えるほどの無茶をやってくれる人だから。(言ってもいいかな)でもお父さん県庁づとめなんだよね。普通に「公務員」って言ってて、3巻後半のいいところにどーんと出て、「うをっ、すごい伏線!」って無駄に驚いた覚えがあります。

   郁がまっさきに教官に助けを求めるシーン、レファレンスでお父さんに試されるシーン、みんな拾ってあってほっとしました。郁が「活躍」するシーンは……あったっけ、原作に。この辺忘れてて素直に楽しめました。「でかした!」と教官2人が駆け寄って、「ハッ」と気づいて振り返るシーンは笑ったな。

   最後のシーン、フローリングに横向きに掃除機を掛けてるのは誰だよ、と思ったら堂上教官でした。箒だったら絶対NGだけど。フローリングは目に添って掃除機掛けなくていいのかな? ぜったい目に添うに越したことないと思うけど。
   その後の、お父さんが残していった週刊誌、郁のところが折ってあるってのは、アニメだけの人は意味が分かったのかな? もう一言説明あってもよかったんじゃないかな。

   2巻の内容、忘れちゃった。この後は何が続くんでしょう。毬江ちゃんの出番は大人の事情でカットになった模様。じゃあえっと……ああそうだ、朝比奈氏と手塚兄登場だ!(たしかキャストも発表されてました)

   3巻内容までで終わりだとすると、手塚兄はあんまり活躍なしかな? そして、手塚兄への工作担当となる柴崎と手塚の絡みが丸ごとカットでおかあさん悲しい。

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「篤姫」 17 親の因果が

   えーと。どんな話だったっけ。

   篤姫ちゃんを大奥に入れるのは水戸派工作員としての役割がありました。ソレは何でかというと、れいのバカとの家定くんには子どもがおらんのです。病弱だし。バカだし。これは次のことを考えておかないと、というのが幕閣の皆さんのお悩み。で、将軍候補最右翼は江守斉昭くんの子で、一橋家に養子に行ってる慶喜くんなわけよ。
   太平の世も250年続くと、どこもひ弱になっちゃって、この時代の大名は養子のやりとりで家系図が入り組んじゃってます。また、あの家斉くんが何十人と子供を作っちゃったんで。その昔の嵯峨天皇も、多すぎる皇子皇女を源氏に下すことで乗り切ったんですが(この時はやっぱり荘園とかつけてやったんですかね? 当時はまだ朝廷にも財産があった)、徳川家も10代になるともう新しく家を興したりする余裕がなくって。もうそこら中の大名家に押しつけまくったと。ちゃんと嫡男のいるような所にまで。そんでそのうちを乗っ取ったようなところもあって。……そういう恨みも実は倒幕運動には影響してるなきっと。
   ええと、そういうわけで、「水戸家から将軍が出たら徳川家は終わる」とか不吉な予言をされてるという噂もある水戸家ですが、幕末(当人達はまだそう思ってない)には将軍を出す気満々なわけです。ひょっとして悲願? 幸か不幸か慶喜は相当頭も切れる若殿だそうで。

   とーこーろーがー。

   不吉な噂より慶喜くんのお世継ぎレースへの大きな障害がありました。それは

      

大   奥   。

   慶喜くんじたいが悪いというのではないのです。パパが悪い。あの江守斉昭くんが大奥から総スカンを食っておるのであります。

   それはなぜかというと、端的に言うと、エモリンが悪いです(江守ちゃう)。

   

徳川斉昭はセクハラ大王だったのです。
   ただ大奥のお女中達にえっちなことを言いかけるだけでなく、斉昭の兄嫁はその家斉の姫なんですが、そのお姫様についてきた上臈を

   

犯 し て 身 ご も ら せ た
                                 ……んだそうな。三田村鳶魚が言ってました。エンギョしか言ってませんが。って、江戸学の権威の著作の史料としての信憑性疑ったらなんもできませんか、そうですか。一応名前も残ってますけどね。唐橋さんだそうです。

   これは、ふつうにお殿様がそこら辺の町娘をピックアップしてヤリ捨てしたのとは違うみたいですね、大奥的に。

   何度も申しますが、大奥ではキャリア組とお色気組はきっちり分かれてます。お色気組は、ちょっとした簡易オーディションがあり(庭を順番に歩かされてそれを陰から見てるとか)、お目に留まるとお呼び出しがあって、その後の気に入られ方とか具体的戦果とかで出世していくわけですね。キャリア組は、はじめからその気で入ってきたひともいるみたい、女の園で、事務方、人事、渉外方面で働くある意味女性官吏として出世を目指すのであります。それが「お年寄」とか、「お客あしらい」とかいう職名だったと思いますよ。そして、キャリア組を夜にご指名するのは将軍さまといえども御法度だった筈。その権勢は、老中なんかが「もうちょっと支出控えてよ」と言ってきてもなんだかんだと上手いこと言って突っぱね、それが武勇伝として残ってるぐらい(色の方面を我慢してるんだから食欲その他ぐらい好きなコトさせろとか、女房の他に妾囲ってるやつに指図されたくないとか言ったらしゅうございますよ)。ちょっとした旗本ぐらいの収入があったそうな。それで、ついてる親分の名代として、お寺参りとかもやってたみたいですね(=江戸城から外出も可能)。御休息用のお屋敷も持ってたとか。お色気組にはチョットムリかな?

   そういう変な制度も、女の園を平和に保つための知恵だったのですね。天下第一の人に寵愛されるという特権を持つのだから、表に通じる権威は持つな、女性としての喜びの一切を放棄する代わりに男並みの出世を。誰だっけ、春日局の発案ですか? それをまあ200年もよく頑張ったこと。

   それはまた、大奥から他家へ嫁入りする姫君に従うお女中達にも言えたことだったのでしょう。天下一の権威を持って嫁入りする姫君は、迎える側には大いなる脅威で。それに、天下一の女性集団から選び抜かれた美貌と教養を備えた侍女達が従ってくるのですから。
   迎える大名家の奥向きも圧倒されます。大奥に乗っ取られるような気もするでしょう。将軍家という紐のついた女性が藩主の子を身ごもったりしたら、なんかむつかしいことになりそうだし。それに対し、「この人達はオンナじゃないですから。わたしの召使いで、そういう役目じゃないですよ」という建前でついてってるんでしょ? 上臈とか、年寄とかって。

   それに手を付けちゃだめじゃん。

   女性達の200年かけた融和工作を土足で踏みにじってるわけです。
   そりゃ怒るよ。
   なんでも、大奥側の抗議に、唐橋君は堕胎させられ、故郷に帰ったことになってたそうですが、真っ赤な嘘、水戸の方にコッソリ囲ってたって。
   そりゃ怒るよ。

   さらに、慶喜君の兄、水戸藩の跡取りくんには奥方(御簾中と呼ぶ)がおったのですが、なぜか自害を遂げております。このお嫁さんも、斉昭の毒牙にかかってのことと言われてます(相当な言われようだな)。

   とりあえず言えることは、慶喜くん、ママが37のときの子で。当時の大奥では30才を過ぎると、高齢出産を避けるために女性は夜は現役引退なんですよ。他の大名家もだいたいそうしてるはずですが、それなのに、慶喜くんは高齢出産の子なわけで。同じママから産まれたお兄ちゃんもいるし、別に斉昭パパはママ一筋だったわけでもないのに。
   要するに斉昭は30過ぎの奥方と、ルール違反をしてまで子作りをしておったと。

   

俺のうちで好きにして何が悪いというカンジが透けて見えませんか?

   やだなあ、そういうオヤジ。いくら頭が切れて教養があっても。エモリン酒乱の気があるそうで、またそういう役が似合わないとも言いきれないのが情けない。

   ええと、そういうわけで、水戸斉昭公は大奥で蛇蝎の如くに嫌われておって、その子である一橋慶喜公を将軍世子に据えるには若干の裏工作が必要と思われていたわけです。

   そのエージェントたる篤姫です、もう、金に糸目は付けない嫁入り支度をと言われ、田舎ものの無骨者の西郷どん、目を白黒。いろんないいものを見て鑑定眼を養ってました。
   そこでマスクド貴婦人が自分の嫁入り道具を持ってきてくれて、これを使えと言った?  それに、「お下がりなんて最低!」とうちの虎美と幾島が一緒になって憤慨してましたね。でも、当の篤姫は「お礼をいっといて」とスルー。最後うどんが「これは素晴らしい!」とかいってひとりで感動して見てて。
  「お礼を言われましたけど」と、マスクド貴婦人づきの滝山くんの報告を受けて「あの姫らしい」とうなずく貴婦人も意図が知れません。とりあえずこのレヴェルは押さえておけ、という親切心だったのでしょうか。
  結局GOサインが出たからには金に糸目は付けないということになり、もっと凄いお支度を作れということになったのですが。安政の大地震に被災、最後うどんが頑張ってそろえた嫁入り道具は灰燼に帰してしまったのでありました。

   あーあ。

   ま、そういうこともあるさ。

   あ、お国元の方で小松先生が亡くなって、尚五郎ちゃんが婿養子になる話がでてたんだっけ。せっかく上京して篤姫に再会して喜んでたのに、急転直下。でも、尚五郎ちゃんも腹を決めてまた薩摩に戻ることにしたのでした。

   斉彬パパは優しいですね。篤姫の成長を待ち、その気がないことを理解してちゃんと「友人の」尚五郎ちゃんに対面させてやり、聞き分けのない尚五郎ちゃんを優しく叱って現実に向き合わせて。ホント、史実の斉昭くんとドラマの斉彬くんとを一緒くたにして比べちゃイカンのだけど、パパになって欲しいのは即決で斉彬くんだな。

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2008年5月 7日 (水)

永遠の和久井映見

   「ちりとてちん」の総集編、絶対見るって言ってたのに、結局尻尾だけしか見られなくて。まあ、夏休みにもう一回あることを期待しましょう。

   裏ヒロイン天然の糸子ママこと和久井映見がきれいで。
   田舎のおかあちゃん役だから、そんなに美々しく着飾ってなくて、お化粧も控えめだったんだけれど、それでも光る清楚な美貌とお肌のきれいさ
   本放送中からしみじみうっとりとしておったのですが。

   和久井映見って、そんなにオバサンじゃないよね?

   たしかわたくしがお勤めしておった頃、三和銀行のCMキャラクターをやっておったとお思います。バブル期で規制緩和が進み、銀行もCMをやってよくなった頃で、各行満を持して人気のある女優さんを投入しておったのです。DKB(第一勧業銀行)はさすが、キョンキョンこと小林今日子、富士銀行は逆を行ってモックンこと本木雅弘であったと記憶してます。三和銀行は、初代があの三浦カズの奥さんの設楽りさ子でした。うーん、ツウ好みすぎなセレクト。それが、CMを担当中にカズとの結婚話が出て、それってどうよ? といわれてたのを、「おめでたい話だからおとがめなし」とかそういう話まで週刊誌でチェックしてました。それで、早々に和久井映見に交代したんだわ。それで、和久井映見も、ドラマで競演した萩原聖人と結婚したんだっけ。……三和銀行のCMキャラクターをやるとすぐ結婚するんだろうかと妙に勘ぐってしまったり。また、その頃カズがセリエAに行くとか、イマイチ活躍できなくてさらに余所の国のリーグに行ったり、その留守に浮気疑惑とかいろいろ騒がれて、萩原聖人も見かけによらず破滅型で和久井映見も苦労してるとか噂になって、……三和銀行のCMキャラクターをやると不幸になる??? とさらに悩んだり。折しも3代目は松たか子で、スキャンダルはないものの、一時期の人気が一段落してバッシングとかされてる頃でした。今はもう、バブルを経て金融再編、有名女性タレントを使ったCMなんて流してる余裕があるのは……JAバンクぐらいですか。

   というわけで、和久井映見はわたしと同じ年とまでは行かないけど、だいたい同じ世代じゃないですか。まだまだ朝ドラのヒロインのおかあさんなんて役が回ってくる年じゃないですよ!(調べたら、’70年生まれ。ほら。まだ四十路には間があります!)30代で「天花」でヒロインのパパ役をやった香川輝之と同じぐらい可哀相!
   って、38かあ。
   もしかして、はたちぐらいでヒロインを産んでたら、ぎりぎりアリかも知れませんね。最初は小学校から始まってるし(それこそ学生時代の回想シーンもあったことだし)。たしか、デビュー10周年で子どもを授かって終わりでしたから、ヒロインの喜代美ちゃんは最終回で28ぐらいだし。

   でも、わたしとしてはいつまでも「お嫁さんにしたいタレント№1」をやってたと思った竹下景子がCMでおかあさん役で出た時ぐらいのショックだわ。

   ま、和久井映見にはそのそこはかとない薄幸そうなところを失わないで、でも強く生きてほしいものです。地味に応援してます。

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2008年5月 3日 (土)

遙かなる羽田

   

可愛い子は荼毘に付せよ、じゃない、旅をさせよということで、虎美を一人で帰省させることにしました。今年は連休が短いと言うことで(日曜が4日では振り替え休日がない! と思いこんでたひと。最近の祝日法は猫の目でいけませんな)、2日の夜のうちにたどり着く方法をまず考えました。
   「小学生の女の子一人で夜行バスはまずいでしょう」とわたくしが申しますと、
   「それはいけないわ」と、早乙女おかあさん。
   「でもゴールデンウィークはジパング倶楽部が使えないからおじいちゃんお迎えには行けないわよ」旅行好きの金沢早乙女家老夫婦はジパング倶楽部というJRのお年寄り優待制度を活用しておるのですが、当然ながら繁忙期は優待対象外。
   「はあ、それは結構ですが」虎ちゃん命じゃないのか、じじいめ(削除、削除)。
   「じゃあ、飛行機乗せてみますか」
   「それがいいわ」

   と言うことになった次第。もともと飛行機は飛んでる間は密室ですからね(運賃も高いし)、子どもだけ空港で預けて、空港までおじいちゃんおばあちゃんがお迎えに来るというプランを昔から用意してたみたいです。小さいころは、子ども達だけでもこれで来させなさいよという話は出ていました。

   で、そんな金ねーよという旦那様にお願いし倒してチケットを用意して貰い、勇んで昨日羽田を目指したのですが。
   「どうやって行くか解るの?」
   「新宿から山手線に乗ればいいんでしょう?」
   「ちーがーうー! 登戸で南武線に乗り換えて川崎へ出てそこから京急に乗り換えて」
   「品川から浜松町を目指してモノレール?」
   「京浜急行は羽田に乗り入れしてるんです!!」
   そんなの知らないもん! いくら東京に8年いたからって、おかあさん渋谷(と羽田)より南に行ったことないもん!(もっと遊んでおきましょう)
   鉄気の多いひとと一緒にしないで欲しいのよ(いや、首都圏の常識?)。

   地下鉄も増えたし、もう、昔とは様変わりしちゃってて(遠い目)。

   それでも、ノイエ・リリエンベルクから出る羽田直行リムジンバスは片道1300円の70分と聞くと、やっぱり電車にしよう、お荷物もないしということになり(仙台や金沢のことを考えたらやっぱり相場かも)。

   スイカに2000円ずつチャージして、出かけることにしました。
   登戸の乗り換えはこの前猫屋敷(西武ドーム球場)に出かける時やったから解ります。
   「今度は川崎方面の方に乗るんだぞ」と、すぐに来て快適、快適。
   久地、向河原、尻手……全然聞いたことない地名ばかり。もう、鉄路を信頼する他はありません。「川崎~」の声を聞いたときにはほっとしました。
   「京急の川崎駅は少し離れているそうだが」と、駅の案内に従ってのこのこと歩きます。目を上げると高架が見えて、なんとなく方向が解って迷いはしませんでした。
   「これで羽田空港を目指す……?」
   旦那様から携帯にメイルで送られてきてた乗り換え指示書には蒲田で乗り換えとなっておりました。もう、ぐちゃぐちゃ。うっかり品川に行っちゃう奴に乗るところで、娘と2人胸をなで下ろしたり。
   羽田空港線に乗ると、さすが、みなさん転がすバッグを従えておられます
   「みんな旅行に行くんだね」
   「そうだなあ」
   「しかし、空港ターミナルの第1と第2はどう分かれてるんだろう? 駅も違うのかな? この昭文社の文庫判都市図だと書いてないんだけど(空港内案内図も付けてください)」疑問を乗せたまま電車は終点に。

   そしたら明るいホームにはでかでかと、JAL系は第1ターミナルへ、ANAその他は第2ターミナルへという案内板が出ておったのでした。

   さすが!

   勇んで第1ターミナルへの出口を出ますと、もう気分は異世界

   「キレイだなあ」
   「うん」

   インターネットからキャッシュカードで予約した航空券、引き替え券だけを画面から印刷した紙を渡されてて、果たしてこれが航空券になるのかとても疑わしかったのですが、とりあえず発券カウンターを目指しました。
   「北海道・東北・北陸行きは北ウイング~」案内板を見てどんどん進みますが、娘はその情報をとらえられなかったようで、
   「おかあさん、本当に北でいいの? 北は北海道だよ?」
   「北陸にだって『北』はついておる!
   虎美は仙台で育ちましたから。金沢は「まず南、そこから西」のイメージで、とても北日本という感覚を持てないのでしょう。ナルホドなあ。でも、雪は降るじゃん、仙台より。
   わたくしも、れーせーに考えてみれば、緯度は多少上がるものの、西を目指す北陸線(に接続する特急白山や急行能登。最初は信越線で長野を目指す)がどうして上野発(北国行き)なのか長年疑問に思っておりましたのよ(要は中山道を基としたから)。
   阿刀田高もエッセイで犯罪者は北を目指すとかいって、上野駅にはそういう暗く厳しいイメージがあるように言ってやがりました。
   ま、そういえば、京都・大阪に繋がり、途中で富士の峰を拝む東海道新幹線の東京駅には明るいイメージがありますなあ。

   まあいい。
   こういうのはひとに聞け、とばかり、カウンターのおねえさんを捕まえてチケットのお引き換え番号の印刷された紙を見せ、
   「ネットで予約したらしいんですけど、この子一人旅ですので」と、早々に情報開示、指示を請います。高い人件費ですから、せいぜい遣ってやらないと。さっそくお子様一人旅受付カウンターに案内され、連絡先やらを書かされます。未就学児というわけではないので、うるさい誓約書などはなかった模様。キッズケータイの電源は切れ(管制の電波に悪影響を及ぼすから)と事細かに書いた紙がカウンターには敷いてありました。一人旅と解りやすくするための首から提げる飾り(幼稚園の<本日お誕生日>みたいなやつ)は、もう小学校6年、154㎝の大猫ちゃんにはおねえさんの方で気の毒に思ったらしく、「こちらのバッジだけ付けていただきましょうね」と言ってくれました。一応連絡先を入れたポケットの付いた首飾りは、カバンに付けることにして。
   「これで機内には一番にご案内いたします」と請け合ってくれて。
   「このお時間までにご搭乗カウンターにお越しください」と、切符を発券してくれました。
   「お母様はこちらを。ご搭乗までごいっしょできます」と、黄色いチケットをくれました。へえ~(古い)。

   これからお買い物&お食事タイムです。これが楽しみで早めに来たのよ。

   日本がバブルを経験したのは悪くなかったですね。あの無機質な羽田が、こんなに綺麗に変わりました。やっぱり空港ってのは非日常の場所ですから、わくわくしなくっちゃ。機能的なだけじゃなく、ちょっと贅沢で、綺麗でないと
   これでもかと並べられたお土産のお菓子のブース。「羽田空港限定」の文字が躍ります。そうよ! これでないと! 虎ちゃんと飛びついて、
   「これにしよう!」
   「うん!」
   なんの変哲もない焼き菓子に見えるけど、やっぱりいつもJRだし、「空港限定」には弱いです。
   「こちらの生タイプのパイには上質のチョコレートのクリームが入ってるんです」
   「……おかあさんも食べたい」
   「おうちにもお土産にすればいいじゃん!」と、虎美はこともなげに。おいおい、ここまでに電車賃1000円以上遣ってるんだよ。
   「これ食べられるカフェ入ってないんですか?」
   「あいにくございません」
   「これおばあちゃん用だから、買って、そこで開けておかあさんバリバリ食べるから、蓋をして持ってけ
   「おかーさぁん!」聞いてたおねえさん、
   「でしたら、封のためのシールを二枚お付けして、今はテープで留めるだけにしておきましょうね」って言ってくれて。
   嗚呼、日本のお店はいつの間にこんなに気が利くようになったの!?

   ということで、ご近所にお土産用は日持ちのするクッキーをひと箱、おばあちゃん(&虎美&おかあさんつまみ食い)用に生パイの方もひと箱お買い上げ。

   ノルマを果たしたところでお食事。洋食、和食と見たところで、吹き抜けから階上を見上げると、
   「おかあさん、イタリアンもあるよ!」
   「よし!」と4階まで上りました。まあ、脇には、ミキモトはあるは、丸善はあるは。なんでも揃いますね。
   足を踏み入れたイタリアンレストランを見れば、大きなガラスケースに生ケーキをいくつも陳列しているし、真正面の大きな窓から、色とりどりのランプに照らされて雨にけぶる中飛行機がいくつも翼を休めているのが見えるし。いや、肝腎の食事の方は、スパゲティが何品かと、ハンバーグを中心としたディッシュがいくつかしかないんだけど。ま、美味しくはありました。アイスティーには大きなオレンジのスライスが入っていたりと気が利いてはいたし。
   隣のテーブルでは向かい合わせに座ったカップルが手を取り合っていたし。

   

これが空港ってもんよ。
   虎ちゃんもなにか感じてくれたでしょうか。

   ご機嫌で食事を終えた後、書店に入ってゴーストハント10巻やら今週の週刊ベースボールやら、買おうと思ってた本をいろいろ見つけて買って。

   搭乗手続きのフロアに下りてさっそく生パイをバリバリ食べてその後証拠隠滅して。

   「歩く歩道」に乗って小松行きの飛行機の出発ロビーに向かって。お手荷物検査をおかあさんも受けて、没収されたライターとハサミの山(透明アクリル板の箱に入ってる)にため息をついて。
   「桐生えりか(仮名)」なんて、幼稚園児さんなんでしょうか、お名前シールの貼ってあるような可愛らしいハサミが入ってるんです。工作の好きなお嬢ちゃんで、おばあちゃんちでもしようと思って持ってきてたのでしょうか、それとも、あんまり自然な感じで、いつものかわいいリュックの中に入れっぱなしだったのでしょうか。新学期になって、ご不自由はないでしょうか。
   「あたし、おばあちゃんちに行くときに空港のひとに取り上げられたの」と、幼稚園で自慢するでしょうか、それとも、哀しげに目を伏せるでしょうか。
   おかあさん、妄想爆発しすぎ。
   小さい子の、先の丸くなったハサミぐらいいいじゃない、いけず

   あとは「ご案内」まで少し。噂の「空弁」があるよ、と売店を冷やかしてあるいたり、小松や札幌ならエビカニがあるべき所を、農水産品が土産になるべくもない東京の空港では、やっぱり妍を競うのはお菓子なのか、キャラクターグッズなのか、代わり映えせんのうと偉そうにため息をついていたら、
   「小松便のお客様!」と案内が始まりました。
   「JAL××会員のお客様のみご案内です!」と、なにやらカードの優待会員の優先入場のようです。こういうのは、やっぱり行列がイヤなひとなのか、一番乗りが気持ちいいと感じるひとなのか。そういえば、虎ちゃんも一番にご搭乗なんじゃなかったのかと思っていたら、さっきの受付のおねえさんが飛んできて、黙って行列についていた虎ちゃんを見つけるなり汗かいて
   「ただいまよりご一緒させていただきます」って胸張ってました。いや、もう、その他のお客様のご搭乗始まってたし。
   で、いきなりチケットを自動改札に詰まらせてましたけど。
   「じゃーねー」と手を振り、窓から真正面に見えている飛行機が、どうも改札入ったところから直接繋がっているようなのでこれであろうと見守ってました。

   航空機の出発時刻ってのは、車輪が動き始めた時刻だそうなので。だから、飛行機は余りにも出発時刻に対して早い時刻に空港に出頭させられるのですが、ご搭乗手続きが始まってからは一気ですね。出発の5分前ぐらいには「お手続き最終です!」と殺気ばしった声で呼び出しがかかります。のんきにしてて乗り遅れるおとうさんならいいけど、最近はホラ、自分は乗らないで爆弾だけ乗せちゃうテロリストだったりしますから。もう、うるさいのなんの。電車と違ってこの辺は、時刻通りには行かないですね。
   ま、連休だし、雨降ってるし、どんな事情か知りませんが、虎ちゃんの乗った飛行機がボーディングブリッジを離れて後ろ向きに(できるんだ!)去っていったのは予定時刻より2分経過後でした。

   それから広いロビーを横切って、例によって時間つぶしのために各社高機能機を提供してあるTVを見ると赤いユニフォームの野球選手が映ってたので近づくと6-1だったのでがっくりしてまた遠ざかったり、おしゃれマッサージチェアが1回200円でおいてあったのをつくづく見たりして、帰ることにしました。って、飛行機を見送って振り向いたら、売店が軒並みシャッター下ろしてたのにビックリ。歩く歩道も「そろそろ止まります」なんて表示が出てるし。さすがの空港も、そろそろ閉店のようです。
   そういえば、最終便にしたんだった。
   まだまだひとはごった返しておりましたけれど、お兄ちゃんがお留守番してるので早く帰ってやらないと……とおもったのですが。
   来るときもまる2時間かかってたんだよな。
   これから2時間って、帰宅は10時?

   ……やっぱり遠いよ、羽田

   ここでテンション下がった結果、うっかり急行の次の停車駅は蒲田と勘違いして普通の駅で降りちゃったり、真っ暗になってたらJR川崎駅が解らなくて地下通路を彷徨したりして時間がかかってしまったのは内緒。

   帰宅すると、うちはシャッター全部閉まってるし、玄関まで鍵掛けてあって、それなのに豹太は起きてて「カリオストロの城」なんて見てて。

   お兄ちゃん寂しかったかな?

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2008年5月 2日 (金)

「図書館戦争」 #4

   小田原攻防戦の第2フェイズ、葬儀に出席していた稲嶺司令が良化委員会賛同団体に囚われてしまい、回収した資料との交換破棄を要求される回です。

   細かいネタ、車いすを無頓着に持ち上げるなと言う話とかはカットながら、郁ちゃん窮地にはちゃんと脳も使うエピソードその1、任務より食い気な女子隊員を装っての柴崎嬢を通じた暗号通信はちゃんと描かれてました。って、どうして立川に入ったことが解ったのかと思ってたら、フロントグラスを凝視して、前に見える高速の道路標識で確認してた模様。この辺はアニメの映像があってよかったです。左右の窓は外が見えないようにしても、前面だけは運転のために見えるようにしとかなきゃなりませんものね。囚われの身でも、ちゃんと情報収集してて偉いぞ。

   そして、地味に装備の行き届いている稲嶺司令、
   「義足がずれちゃって痛いんです」と、介護が必要な可哀相なひとの振りをして、手を打ちます。
   「司令の足が外れました!」詰めていた隊員がパソコンの画面を睨みながら叫びます。
   「司令の義足はある手順を踏んで外すと発信器が作動することになってるんです」って、柴崎、なぜお前がそれを解説する!?
   ただ者でない柴崎の正体はアニメでは明らかになるんでしょうか?

   というわけで、潜伏場所が割れ、
   「ここからは図書隊の流儀でやらせて貰う」って、じゃ、警察出てきた意味ないじゃん。
   「あんた達がここで日和らんと言えるほど、俺たちの関係は喜ばしいものじゃなかったはずだ」でしたっけ。圧倒的な日野の悪夢を読んだ後だからカッコよかった台詞だけど、アニメのこの流れだとただカッコつけてみたいだけに聞こえないかしら。やっぱり、「警察は何をしている!?」の悲痛な叫びがあったからこそのこの大がかりな自衛武装なわけでしょ? ま、いいか。
   ごめん、あんまり頭よくないんで、原作は面白く読みました。その余勢でアニメも見てます。原作への思い入れ故に、間違って受け取られておとしめられるかも知れないのが悔しいのです。この作品の設定自体がおかしいとまでは思ってませんが、お見苦しかったらごめんなさい。

   で、解ってる玄田隊長、ムチャクチャな手だてで状況を整えて、実行は堂上に任せます。武装を整えて、建物を出るまでの長いモノローグ。切り捨ててきた未熟な過去の自分と、あまりにもそっくりな郁。見ていられなくて、ついつい厳しく接してしまったことを認めます。そして、それでもへこたれない郁を、私情から司令の介護につけてしまって、この事態を引き起こしてしまったことへの後悔。
   「無事でいろ」
   って。
   これは自白したようなもんですよね。
   安否が知れる前も、何かせずにおれなくて「後方支援を見てくる」と歩き始める堂上に「あ、俺が」とお役に立ちたい手塚が声を掛けますね。それを制して、
   「行かせてやって」と言う小牧。わかってますねおじさんたちは。

   で、うまく部隊は展開できて、窓の外で銃の部品をかちゃりと言わせる。これ、郁だけが気づいて窓を見ますが、やっぱり、プロフェッショナルだから気づいたんですかね? 麦秋会と言ってましたが(なにその紛い中国服)、武器を取っての戦いには精通してないってことかな。場所が突き止められてはいないという油断もあるでしょう。示された3本指、3秒後という合図? 見逃してたら大変だ。合図に従って、窓がたたき割られ、総員突入、銃は発射するほどのこともなく相手を圧倒、拘束して解決しました。よかったよかった。

   で、救急車で運ばれる稲嶺司令にねぎらって貰って、ご機嫌の郁に、堂上も、「足手まといと言ったのは間違いだった」と不器用な褒め言葉を貰って……やっぱり素直には受けないのか。
   「あたしやめませんから! アンタを越えるんだから!」って。もっとかわいげのあるしゃべりをしようよって、ああそうか、ここに兄ばっか3人の育ちが出るのか。うちの子は気をつけようっと。
   「……お前は定年過ぎてもやめない気か(=俺を越えるのは永遠にムリだ)」という堂上の返事は解りにくかったです。

   ここで終わるのかと思えば、後日喫茶店で
   「よく考えたんだけど、やっぱりつきあえない。アンタのこと好きじゃないし」と手塚に正式にお断りをいれるシーンまでついてて。
   「ここでガッカリしてない時点でもうあたしのこと好きじゃないって解るし」そりゃそうだ。で、堂上教官から「笠原を知れば自分の為にもなる」云々言われたとネタを割ってしまい、
   「あんたあたしが好きなんじゃなくて堂上教官が好きなんじゃん!」とギャンギャン吠えられて注目を浴びてしまうと。
   そこで困らないで、「友達としてならお前は面白い奴だ」と笑う手塚も十分変な奴だと思いますけど。ま、いいや。セイシュンしてなさい。

   で、さらにもう一騒動。
   柴崎がケーキを提げてご帰寮。そして、「職場を見せて貰いに行くから」と両親からのお葉書も郵便受けから取ってきました。

   「どうしよう!!!
   叫ぶ郁で4回は終わり。原作1巻分を終えて2巻へ繋ぎましたね。

   これは必要があっての演出でしょうが、柴崎嬢、ひとの親書を勝手に回収してこないように。葉書だし。これは部屋ごとに集合ポストがあって配達されてるのを、玄関で回収してきたんでしょうか。いくら同室でも、自分のをチェックしたついででも、持ってくるのはマナー違反だと思うけどなあ。その辺、お節介もしくは無神経な振りでちゃっかり情報収集できるひと、という暗示なのか。郁はそういうの気にしなさそうだし。
   でも、現実、気にするひとは気にしますから。そういうシチュエーションのお住まいの方はやらない方がいいと思うな。ト、大学4年間寮生活のおかあさんのローバ心。そういう方向で見ると、2段ベッドが懐かしいです。おこたはなかったけどね、うちの部屋。

   次回は……両親がかき回すだけで図書隊としての事件はなかったのかな?(困った記憶力だ)

   学校図書館からラノベが撤去される事件での少年との交流がカットされたから、その写真が折口さんの雑誌に載って親バレというネタは使えないんですよね? どういう風に料理するのかな、楽しみ。

  

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2008年5月 1日 (木)

大河の顔になるために

   アマサイちゃんがいいネタを振ってくれたから今日は昔から暖めていた話題に挑戦してみよう。

   NHK大河ドラマと言えば、もう、TVドラマの王様のようなもので、これの主役を張ったらば、もう知名度は全国区、ギャラは鰻登り。ま、あまりにもはまり役過ぎてその後ご苦労なさる方もいらっしゃるようですけれど。

   じゃ、その主役にはどうやってなるのという話。事務所の力がどうとか言う方向は抜きで。

   事務所の力とどう違うのというレヴェルですが、やっぱりNHK朝ドラの主人公の相手役をやっておくのが一番の登竜門でしょうか。ほら、渡辺謙さんも、たしか「はね駒」でしたっけ、斉藤由貴の相手役だったはず。プロデューサーにんも視聴者にも覚えてもらえるし。今年のヒロインの相手役(?)の堺雅人さんも、「オードリー」に出ていたという話だし。失礼ながら、長嶋一茂の城島さんしか記憶にないですが。ま、そうして記憶の新しいうちの大河でいい脇役をやるんですな。そういえば、「天うらら」で相手役をやった「佐藤さん」こと鈴木一真さんも、2年後の「葵ー徳川三代」で小早川秀秋をやってましたね。その後も、金曜時代劇にちょくちょく出ているみたいだし、絶賛育成中?

   そーすると、「ロマンス」で相手役でなくほんまものの男性主役(朝ドラ史上初!) でデビューを飾った榎木孝明さんは大河の主役候補最右翼なんだなあ。演技力でも知名度でもコアなファンの数でも(オイ)資格十分だと思うんだけど、いかんせん、顔が彫りが深すぎて、日本の偉人というとチョット……(あの面立ちで秀吉や家康はムリだ)。今回も、鹿児島県人枠(失礼!)で尚五郎パパとして出演してますけど、別に榎木さんでなきゃならんという役回りではないですな、残念ながら。そのうちあっと驚く隠れた知将の役なんかで華麗なる主役を張ってくれることを期待。いやもう、「国姓爺合戦」の翻案とかさ、喜んで50回TVの前に正座試聴しますわよ。

   やや反則技ながら、「朝ドラのヒロインのパパ役」をやった香川輝之なんかどうでしょ? この人も堂々NHKの秘蔵っ子でありましょう。TVデビューが「春日局」の小早川秀秋だったそうで。まだ若手と思ってたから(当時30代後半)、「天花」で天花パパをやってテンション高い演技をみたときには可哀相とか思っちゃった。「利家とまつ」では秀吉役、「功名が辻」では六平太役をやって、大河歴はじゅうぶん。イヤな話ですが血筋もいいし(浜木綿子の息子で父はあの市川猿之助)。いきなり宙返りを入れた「功名が辻」での殺陣は記憶に焼き付いてます。戦国時代物でじゅうぶん立ち回りを披露してくれそうなんだけど……「功名~」のときに言われてたんですが、「利まつ」の視聴率があんまり(最近にしては)よくって、その中で強烈な秀吉像を演じてくれたから、どうしても「三栄傑(信長・秀吉・家康)」ものに出てくると彼が秀吉だと思っちゃうんだな。こう言うのはケン・ワタナベ効果というのだ。彼、当分時代物には出られないかも。
   (逆に、「利まつ」のせいで前田利家といったら唐沢寿明になっちゃって、「功名が辻」でも出演の問い合わせが殺到、しょうがないから特別出演したらしい)

   ということは、この前「純情きらり」で視聴者の心を鷲づかんだ「達彦さん」こと福士誠治さんが期待株? あのあと「のだめカンタービレ」で武士の雰囲気をもつ黒木くん役をばっちりこなしてたし。木曜時代劇や土曜時代劇でも出てますか。こちらも絶賛育成中。先が楽しみですね。

   だからといって「風のハルカ」の正巳(黄川田将也)や「どんパレ」の柾樹(内田朝陽)ではひよわな感じがするのでパス。「ファイト」の岡部(メガネ君からイメチェンして大人気のあのヒロインのストーカーファンの元同級生)の三浦春馬くんは……あ、子役で何回か大河出てますね。こちらも育成中かな? 
   「ちりとてちん」からは、そーこーぬーけーなこそーじゃくちゃんこと茂山宗彦くんが出て欲しいところです。彼は後述伝統芸能枠とも被るし。

   NHKの方で、低視聴率のため日和ると民放の人気者に白羽の矢が立ちます。
   近年では、SMAPの香取慎吾の「新選組!」、タッキー(滝沢秀明)の「義経」。「武蔵」の松岡昌宏もそうですか。おお、モックン(本木雅弘)の「徳川慶喜」を忘れてた。そうでなくても、ジャニーズ事務所は重要な子役供給源ですな。ま、潤いと見ておきましょう。ジャニーズのタレントはダンスの心得があるから、殺陣の飲み込みが早いんじゃないかという期待もありますが、いかんせん、腰が高くて細いから、和服が似合わないんだなあ。もう、平成の世に和風の美男子を期待してはいけないのかな? 
   ジャニーズでなくても、トレンディドラマの王様、王子様達が大挙して。これは結構成功してるのかな? 「利まつ」はよかったですよね。毎年アレじゃ困るけど。そうでなくても、民放で人気の出た俳優を脇で使うことはありますが、上手く言った例は……。「冬彦さん」ブームの翌年の佐野史郎の足利義材(花の乱)、「古畑任三郎」で人気が出たときの西村雅彦(秀吉) 。辰巳琢郎が人気の時の徳川綱教役(八代将軍吉宗)がいちばん上手く行った例でしょうかね。
   去年のGacktは、禁じ手でしょう。10年に一度ぐらいああいう冒険してくれてもいいな。ま、郷ひろみとか、ドラマ出演もする歌手を脇役で出したことくらいあるし。

   

和風の美男子というと、一時期多かった伝統芸能枠。これが微妙で。台本もちゃんと読めるし(漢字の多い大河の台本が読めない主役がいたという!)、発声はできてるし、立ち居もしっかりしてる。だからといってTVドラマである大河にふさわしいかというと……「武蔵」の市川海老蔵はもう記憶から消したいところです。「毛利元就」の中村橋之助はよかったけど、「北条時宗」の和泉元彌はかえってどんなに激怒しても声が裏がえらなくってちょっと困ったなんて話も聞きましたな。「風林火山」の市川亀治郎は……ちゃんとあれで武田信玄に育ったから凄い。あ! 亀治郎は主役じゃないじゃん! 内野聖陽は舞台俳優枠だ!

   えーと、舞台俳優枠では去年の山本勘助役内野聖陽。「俺じゃ格好良すぎないですか?」とオファーに反論したという伝説がありますが、いやいや、大河の主役を張るにふさわしい、けれど余りにも美化しすぎない精悍さが出てました。今ざっと見ましたが主役はあんまり舞台俳優からは出てませんか。松本幸四郎(「山河燃ゆ」古い!)は伝統芸能と分かちがたいですね。台詞回しと殺陣は不安がないと思いますが。TV慣れしてないというところが不安材料? そういえば、「新選組!」のときは、脚本家の意向で舞台俳優度が高かったそうな。ナルホド、皆さん上手かった。

   さすがにいきなり主役に抜擢はないですがモデル出身というのもあります。今のイケメン俳優じたいが、モデル出身なんですね。阿部寛、照英、谷原章介、もううっとり。ずいぶん脇を彩ってくれてます。阿部寛は、NHK時代劇の主役も張ってますから、そろそろ大河主役が来てもいいカモですね。

   こうやって見てきますと、大丈夫、将来の大河を担う若手はちゃんと育ってきてるんですね。あとは、原作だ。

   史実やら菊のカーテンやら視聴者の皆様のお好みやらいろいろ制約の多い中、魅力的な脚本を供給することが大河ドラマの次代への宿題ということで。

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黄金の日々

   5月になるからデザインを変えてみましたよ。

   って、登録パスワードがどこかに行ってしまったので、新しいデザインが落とせません。過去に使用したデザインのストックから季節ごとに再利用してます。代わり映えしなくてゴメンナサイよ。

   今年の黄金週間の予定は……虎ちゃんはおばあちゃんちで園芸三昧。夏はもう外に出ると命に関わるし、冬は冬で雪に埋もれてるしで「キレイな季節を見て貰いたい」とのおばあちゃんのたっての願いで実現しました。ま、猫も生まれたことだし、楽しんできてください。

   部活で予定が埋まっているであろう豹太は、昨日惜しくも春の大会が負けておわっちゃったので、ま、お友達と草野球とかお出かけになるであろう。最近は、児童館(?)で卓球にはまっているらしく。
   「それより俺、毎年ゴールデンウィークに風邪ひいちゃうんだよ!」って、ま、季節の変わりめだし。体調管理に気をつけて貰いましょう。

   わたくしの予定は……大掃除だな。

   とりあえず旦那様が出張だったというのにゲームして遊んで使っちゃったよ。もったいない。ごめんなさい、今からやります。

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«「篤姫」 16 一点突破